“坂口征二氏の長男”征夫が大仁田厚にアジアタッグ挑戦表明!秋山準は電流爆破参戦要求を拒否!?

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 DDTプロレスが7月1日、神奈川・横浜ラジアントホールで「DDT YOKOHAMA Unlimited SPECIAL」を開催した。伝説のプロレスラーで“荒鷲”の異名をもつ坂口征二氏の長男・坂口征夫が大仁田厚に、かつて父が保持したアジアタッグ王座への挑戦を表明。大仁田は電流爆破デスマッチを条件に受諾した。

 この日、坂口は岡谷英樹とのコンビで、大仁田、小嶋斗偉組とスペシャルハードコアタッグマッチで対戦。序盤、岡谷が大仁田をコーナーに立てられた有刺鉄線ボードにぶつけると、坂口はミドルキックを連打。小嶋はチョップ連打で反撃も、坂口と岡谷はイス攻撃。坂口が大仁田にストンピングを連発すると、大仁田はグリーンミストを噴射。さらに大仁田は坂口に机上パイルドライバーを一閃。岡谷が大仁田にプランチャ、小嶋は坂口にドロップキックを敢行。息を吹き返した坂口は小嶋をイスで殴打。そして坂口は小嶋の手にイスを持たせると、すぐさま神の右ヒザを叩き込んで3カウントを奪った。

 試合後、9月9日、東京・大田区総合体育館で行われる電流爆破デスマッチに秋山準の参戦を求めていた大仁田は「高木(三四郎)社長、大田区大会の秋山選手の返事はどうなったんだ。説明しろ」と迫ると、高木は「秋山選手からは返事がありません」と渋い顔。

 すると、坂口が「オマエの持ってるベルト、うちのオヤジが巻いてたヤツなんだよ。オメエみたいなヤツに巻かせるわけにはいかない。やらせろ」と要求。大仁田は「電流爆破なら、いつでも受けてやる」と条件付きで受諾。坂口は「上等だ。やってやろうじゃないか。電流爆破でも何でもやってやるよ」と応じ、大仁田は「高木社長が決めることだ。俺はそれに従う」とした。

 坂口の父・征二氏は1971年12月に吉村道明とのコンビで第26代アジアタッグ王座に戴冠。現在ヨシ・タツとのコンビで王座を保持する大仁田は、7月9日に開催されるFMWEの神奈川・鶴見青果市場大会でV4戦を予定。防衛を果たしても、今後全日本マットで王座戦が組まれることが予想され、現時点で坂口、岡谷組の挑戦は流動的。ただ、DDTでは8月20日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場で電流爆破デスマッチを実施することが決まっており、同大会での大仁田組と坂口組の対戦が浮上したといえそうだ。

 また、大仁田から電流爆破への出陣を要求されている秋山について、高木は「今の段階では秋山さんからOKの返事をもらってない。なんとか説得したいなと思ってます。大規模会場でやる電流爆破なんで、それなりの対戦相手をと思っています」とコメントした。

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