4周年を迎えた2AWを絶対王者・吉田綾斗が牽引!猛追するベテラン、若手へ「今の吉田綾斗を止めれるもんなら止めてみいや」
18日、千葉・TKPガーデンシティ千葉にて『有限会社 山﨑工業 プレゼンツ 2AW 旗揚げ4周年記念大会 GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が行われた。
メインイベントでは、吉田綾斗vs花見達也の2AW無差別級選手権試合が実施。
花見は近年メキメキと頭角を現してきた次世代エースの期待を背負う若手であり、かつて吉田が発した「俺が団体引っ張ってトップになる。けど、そういう意志の人間が1人じゃだめだ」という言葉を強く意識。花見は「俺が対抗馬になる」と団体を牽引する存在となるべく奮戦してきた。
それから数年を経て、タイトルをかけて向かい合うことになった両者。
花見は持ち味である熱い気持ちを前面に押し出したファイトで幾度も吉田を追い込み、新技も解禁してあわや勝利という場面を作り出すものの、吉田が王者としてガッチリ花見を受け止め、最後はバックドロップで勝利を奪った。
試合後、マイクを取った吉田が花見に一言「また、やろうな」と語りかけると、すぐさまリング上に現れたの最上九。
慢性的な腰痛の悪化により、吉田とのタイトルマッチを辞退することとなった5月のTKP大会。悔しい気持ちもぶつけるべく、挑戦表明へとやってきた最上。そこへ今大会で仁木琢郎のシングルマッチに勝利した佐藤耕平もリング上に。以前、滝澤大志が保持していた2AW無差別級ベルトを奪取出来なかった過去もあることから、吉田とのタイトルマッチを志願。当然最上も引き下がることはなく、最終的には次期挑戦者決定戦を行うことで2人は合意。
6月25日(日)『チーバトル167』にて、佐藤耕平vs最上九の2AW無差別級次期挑戦者決定戦が行われることが決定した。
また、本来であれば今大会では滝澤大志&若松大樹vs十嶋くにお&真霜拳號の2AWタッグ選手権も行われる予定であったが、十嶋が右足を骨折したことから欠場に。試合形式は通常のタッグマッチに変更となり、真霜はパートナー“X”を連れて試合に臨むことを宣言していた。
当日までXとして名前が伏せられていたパートナーは、GLEATのKAZMA SAKAMOTO。圧倒的な強さを誇る真霜とKAZMAはタッグ王者をねじ伏せてベルトへの挑戦を表明。先に挑戦表明を行っていたCHANGO&本田アユムも交えた3WAYでのタッグ選手権試合が決定した。
今大会の結果を受け、7月23日『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』にて、吉田綾斗vs最上九 or 佐藤耕平の2AW無差別級選手権試合、滝澤大志&若松大樹vs真霜拳號&KAZMA SAKAMOTOvsCHANGO&本田アユムの2AWタッグ選手権試合の2大タイトルマッチが決定。
浅川紫悠が退団となり、団体の大きな戦力が1人減ることとなった2AW。しかし今年は新規入団者もおり、所属の若手選手の台頭も目立ってきている。そして、王者・吉田は団体の顔として「今の吉田綾斗を止めれるもんなら止めてみいや」を合言葉に驀進中だ。5年目に入る2AWは、さらにアクティブにアドバンスしていくだろう。