「俺たちのルーツを思う存分見せたい」WRESTLE-1育ちの4人が全日本プロレスの世界タッグを賭けて激突!

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 19日、後楽園ホールにて全日本プロレス『#ajpw MANIAx in 後楽園ホール』が開催。セミファイナルでは芦野祥太郎&本田竜輝の持つ世界タッグ王座に斉藤ジュン&斉藤レイが挑戦した。

 双子である斉藤兄弟は、宮城県出身の1986年12月19日生まれ。学生時代をアメリカで過ごした後に兄弟揃って大相撲・出羽海部屋に入門し、8年間力士として活躍した後に引退。そして2020年12月に行われた全日本プロレスの公開プロテストに合格し、兄弟揃って練習生となった。
 兄の斉藤ジュンは、身長193cm&体重109kg。弟の斉藤レイは身長192cm&体重119kgと未来の全日本プロレスのヘビー級戦線を牽引していくことを期待された大型新人。2021年6月に2人同時にデビューし、全日本プロレスでは4組目の兄弟レスラーとなった。(※他3組は百田義浩&百田光雄、征矢学&征矢匠、青柳優馬&青柳亮生)
 斉藤兄弟は今年1月より無期限アメリカ遠征へ出発。修行先ではMLWをはじめいくつもの団体に参戦し、北アイルランドにも足を延ばした。その斎藤兄弟が前日の18日に行われた全日本プロレス50周年記念日本武道館大会で凱旋帰国し、すぐさま世界タッグへ挑戦表明。中一日での王座挑戦が電撃決定した。

 試合は斎藤ブラザーズがパワーでふっ飛ばし、相撲を活かした突っ張りで押し込んでいく。だが芦野と本田は足への攻撃を集中させて動きを止めると、芦野がアンクルロックで捕らえギブアップを奪った。

 勝利した芦野と本田の前に、実力派タッグの土肥こうじ&羆嵐が現れ挑戦を要求。武藤敬司が設立したWRESTLE-1で育った4人での王座戦に芦野は「俺たちのルーツを思う存分見せたいと思いますよ」と答え、4人は感慨深そうにグータッチで答えた。

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