VOODOO-MURDERSvs王国の“悪vs悪”の戦争で千葉は大混乱!背水の陣の2AWはビッグマッチで2大王座戦を実施へ!

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 23日、千葉・2AWスクエアで『2AW INFINITY〜2022 WINTER〜』が行われ、“VOODOO-MURDERS”横山佳和&クリス・ヴァイスが2AWタッグ王座を奪取した。

 2AWタッグ選手権は、現在2AWを支配しつつある悪の王国“THE RULE”の吉田綾斗&THE・アンドリュー“キング”拓真が保持し、所属選手の多くを打ち破ってきた。
 そんな中、プロレス界でも名高い悪の象徴たるユニット“VOODOO-MURDERS”の横山佳和&クリス・ヴァイスが襲来し、タッグ王座へ挑戦を表明。これまでは悪の王国に2AW戦士たちが立ち向かう“悪vs正義”の構図であったのに対し、今回は“悪vs悪”。荒れた試合になることは必至とされていた。

 試合はゴングが鳴る前にVOODOO-MURDERSが急襲し、王者組が先手を取られる形で始まった。
 蛇の道は蛇、悪の道は悪。両軍ともに確かな技術を持ちながら凶器の使用やパウダーでの目潰しなど多彩な反則攻撃を織り交ぜる高度な攻防を展開していき、正統派プロレスらしいタッグワークを競い合う連携技の応酬も見られた。しかし、最後はクリスがパッケージパイルドライバーでキングを沈め、VOODOO-MURDERSが王座奪取を果たした。

 勝利した横山がマイクを握り「おい吉田、この前ニセモノとか言ってくれたな。お前達がヒールの真似事して、お前達がニセモノだよ」と言い放つと、浅川紫悠と若松大樹が現れ、若松が 「おい!俺たちがこのタイミングで出てきたのがどういう意味かわかるよな?次お前らのベルトに挑戦、いやお前らからベルトを取り返すのは俺たち2人だよ」と挑戦表明。
 横山は「いつでもやってやってもいいけどよ、お前達じゃ俺らには勝てねーよ」と嘲笑するが、若松は「いつでもやるって言ったな?3月21日の後楽園ホールで、お前らからベルトひっぺがしてやるからな!最近のタッグ選手権試合反則ばっかだよ、でもあのベルトは強さの象徴なんだよ。 俺らが必ずベルトを取り戻します。応援よろしくお願い致します!」と熱い正義の心で食い下がった。

 これにより、3月21日に開催される『GRAND SLAM in 後楽園ホール』にて 2AWの2大タイトルマッチが行われることが決定。
 シングル王座である2AW無差別級選手権をかけた試合では、“THE RULE”の入江茂弘に真霜拳號が挑戦、2AWタッグ選手権をかけた試合ではVOODOO-MURDERSへ浅川&若松が挑戦することとなり、どちらも王者が防衛を果たすとベルトはすべて2AWから流出したままになってしまう。
 3月の後楽園ホール大会は、2AWにとって団体の威信をかけた正念場と言える。

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