【試合詳細】2・18 プロミネンス新宿大会 世羅りさvs藤田あかねvs鈴季すず 宮城もちvs松本都 世羅りさvs藤田あかねvs宮城もちvs鈴季すず

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『プレ旗揚げ戦~破~』
日程:2022年2月18日(金)
開始:19:00
会場:東京都・新宿グラムシュタイン
観衆:41人(ソーシャル満員)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
宮城もち
6分44秒 ノーコンテスト
松本都(崖女)

▼3WAYマッチ 30分1本勝負
○藤田あかね
12分36秒 みかんでポン→片エビ固め
●鈴季すず
※もう1人は世羅りさ

▼ボーナストラック 願い叶えてもらえるバトルロイヤル 時間無制限勝負
○宮城もち
10分40秒 エビ固め
●世羅りさ

<退場順>
藤田あかね→鈴季すず→世羅りさ

もちが旗揚げ戦での決意の改名を表明し世羅がもちの実母に生電話!もちのプロミネンス入りに反対の母は「自分の人生なんでね、自分が決めてしまったんだから」

第1試合


 都が宮城もちの生首(フォークが刺さったマネキンの頭部)を掲げて入場し、カルトピアを生歌披露も、しびれを切らしたもちが背後から蹴りつけて試合開始。
 急な襲撃で都の足にマイクケーブルが絡まって動けない中、もちは都の脱出を待ってから首固め、オクラホマロールなどで速攻を狙うがカウントは2。

 都はロケットパンチからボディスラム。さらに石黒レフェリーを巻き込んだ崖のふちトレインで終点までたどり着き2人でヘッドドロップ。都は「皆さん2022年あけましておめでとうございます!新春餅つき、行くぞ!」と叫び、もちのバラムチでもちを付きつつ石黒レフェリーがこね、都が石黒レフェリーを背負って2階建てボディプレスももちが回避。
 もちは逆エビ固めに捕らえ、都はマットから這い出てブレイクを宣言も、ハードコアルールであったためブレイクは認められず。もちはヒップドロップを狙うが、都がもちの生首を腹にセットして防御の姿勢。もちは立ち止まって生首を踏みつけ、その上に都をアトミックドロップ。

 もちは破壊されてしまった生首に再びフォークを刺し直していくが、その隙に都が生首の上にフェイスクラッシャー。さらに都がイスを持ち込み、石黒レフェリーの手を借りながらマンマミーアZを狙うが、もちがバズーカを突きつけて「汚え足を下げねえか!」と威嚇し、「これで終わりだ!都!」とバズーカを発射も、これが石黒レフェリーの股間に誤爆。さらに都がもちにカニバサミを仕掛け、前に倒れ込んだもちの顔面が石黒レフェリーの股間にヒット。

 さらに都がもちを石黒レフェリーの上にボディスラム。もちも都を石黒レフェリーの上にボディスラム。この流れが2往復繰り返されると、限界を迎えた石黒レフェリーがノーコンテストを宣言した。
この結末に納得がいかない2人は「どうしてくれんだよ!」「邪魔なんだよお前!」と石黒レフェリーを暴行しながら荒々しく去っていった。

第2試合


 すずはシャンシャンと音が漏れ出る巾着袋を2つ、あかねは画鋲がビッチリ埋め込まれたバットを、世羅は有刺鉄線竹刀&スチールイスを凶器として持参。

 ゴングが鳴るとそれぞれ持参した凶器を構えるが、世羅の竹刀&あかねのバットに比べてすずのリングベルだけリーチが短く、遠距離からすずが突かれる。さらに世羅がすずを有刺鉄線竹刀キャメルクラッチで捕らえ、その背後からあかねが世羅をチンロックで捕らえる数珠つなぎ。
 あかねはすずの手からリングベルをもぎ取って腹部にセットしエルボードロップ。さらに「地味にいてぇ」とぼやきながらリングベルの上にボディスラム。続けて世羅をハンマースローし、世羅がすずへスライディングダブルニーを見舞う形に。そしてあかねが「くるちゃんもなんかやる?」と問いかけると、くるみがすずへフットスタンプを見舞う。

 さらに世羅とあかねがすずへハンドベルを投げつけていくと、「野球みたいだね~」という会話から世羅が有刺鉄線竹刀でフルスイングするが、これがあかねにヒット。さらにすずが本部席のゴング横にあかねの頭を押し付け「やっちまえ!世羅!」と叫ぶ。世羅が木槌で思い切りゴングを叩くと、木槌の先がすっ飛んでしまい、あわや試合終了が不可能な状態となるが、なんとか木槌を修復することに成功。

 世羅があかねを逆エビ固めで捕らえ、その耳元ですずがハンドベルをシャンシャンと鳴らす騒音攻撃。さらに百火涼乱のダブルニートレインの連携攻撃から2階建てダブルニードロップも、世羅が勢い余ってすずを背後に放り出してしまう。

 これに怒ったすずが「ふざけんじゃねーよ!なんでベーンってしたんだよ!」と世羅に突っかかり、「今日はお前の大好きなコレを持ってきてやったよ!使えるようになったのかコレ!」と、ステープラーと次回大会のフライヤーを持ち出す。世羅がすずの額にフライヤーを打ち付けようとするが、やはり使い方が分からず苦戦していると、すずが「これはこうやって使うんだよ!」と世羅の額にフライヤーを打ち付け、「3月17日、新宿ハードパワー!みんな来てね~!」と大会告知も、会場名は“新宿HEAD POWER”であり間違いを指摘されたすずが照れ隠しに世羅へDDT。
 さらにすずがハイキックからスピアー、さらにジャーマンを狙うが、世羅がセラリズムバスターで切り返し、有刺鉄線竹刀の上にエアーズロック。しかし、あかねが画鋲ビッシリのホームベースで世羅を殴打してカット。
 あかねは画鋲ホームベースにみかんでポンを狙うが、すずがハーフネルソンフェイスバスターからバズソーキック。さらにグラン・マエストロ・デ・テキーラも世羅がカットし、すずを逆さ押さえ込みの形であかねに投げ落とす。
 あかねとすずがエルボーを打ち合う中、世羅がダブルラリアットを発射も空振りしてそのまま控室へと突っ込んで消えていく。すずがハイキックからスチールイスに登っていくが、あかねがゴツリと鈍い音の響くヘッドバッドで迎撃しオクラホマスタンピート。カットのために世羅がスチールイスからダイビングダブルニードロップも、これがすずにヒット。

 あかねは画鋲バットで世羅をぶん殴って排除し、画鋲ホームベースの上にすずをみかんでポンで叩きつけて3カウントを奪った。

あかね「おい、すず。画鋲痛かった?」
すず「痛いよ!」
あかね「次、4月24日、旗揚げ戦のメインで当たるやん?わしの画鋲ベースはこれだけじゃないぞ?まだまだあるからな。お前の身体を穴だらけにしちゃるからな!いやあ、なんか嬉しいですね。この2人に勝てるって。最高でした!次、3月17日……」
世羅「ちょっと待ったぁ~!」
あかね「なにーっ?!」
世羅「ちょっと待てよ!ずっと楽屋おったわ!試合の半分ずっと楽屋おったわわし。どういうことじゃ!せっかくこの3人で3WAYやったけどずっと楽屋おったわ!こんなんで終わるなんて許せないですよね?もう1試合やらせろやぁ~!」
もち「私もやりたい!」
世羅「もちさんも?」
もち「ノーコンで終わってんのよ」
世羅「あっ、そうなんだ。もちろん!いや、急遽なんで……4WAYでいいですか?バトルロイヤル?そうだ、1個やりたいやつがあって。願い叶えてほしいんですよ、ちょっと。こういう場がないと願いって叶えづらいじゃないですか。だから、最後に勝った人が願い叶えてもらえるバトルロイヤルぅ~っていうのはどうでしょう?じゃあバトルロイヤルで負けぬけ、勝ち残り。最後の1人が願いを叶えてもらえるやつやりましょう。すぐやりましょう、すぐ。一回はけまぁ~す」

第3試合


 世羅はスチールイスを、もちはバラムチを、あかねは画鋲ピッチャープレートを、すずがハンドベルを構える中でゴング。
 またも1人だけ射程が短いすずが餌食となり、3人でハンドベルをすずに投げつけて集中攻撃。世羅がすずを、あかねが世羅を、もちがあかねをヘッドロックで絞め上げる数珠つなぎとなり、世羅がすずにダブルニードロップ、もちがヒップドロップ、あかねがエルボードロップ。そして世羅が「これ置いていってみましょ~」とすずの上にスチールイスをセットしてそれぞれまた同じ攻撃を見舞っていくが、技をかけた方にもダメージが入って全員で悶絶。
 すずはハンドベルを手に持ち「これ1個いくらすると思ってんだ?!1個500円するから!差し入れ待ってます!」と切実な凶器事情を明かすも、無情にも世羅が奪い取り10個重ねて「5000円分を喰らえ~!」とセラリズムバスター。


 さらにあかねがフォークをすずの頭に突き刺し、その背後から世羅があかねの額を有刺鉄線竹刀でえぐる。怒り狂うすずがハンドベルを世羅に投擲していくが、世羅は有刺鉄線竹刀で打ち返していく野球的攻防を展開。世羅にハンドベルを次々と破壊されてうなだれるすずにあかねがボディスラム、世羅がダブルニードロップと追撃。残る3人が奪い合うように体固めに取っていくが、3人が互いにカットしたためいがみ合いエルボー合戦が開始。すずも加わろうとするが仲間はずれにされ、すずが体育座りで落ち込む。
 世羅がダブルラリアットを発射し、もちのみにヒット。かろうじて攻撃をかわしたあかねをすずがグラン・マエストロ・デ・テキーラで丸め込み3カウント。あかねが失格。

 さらにすずがもちにもグラン・マエストロ・デ・テキーラも、もちがエビ固めで切り返して3カウントを奪取。すずが失格。

 世羅は有刺鉄線竹刀でもちに殴りかかるも、もちはこれを白刃取り。しかし有刺鉄線が指にガッツリ刺さってしまいもちは悲鳴を上げる。世羅は「やっぱポンコツだぞ~!」とトドメの一撃を放つが、これをかわしたもちがDDT。さらにもちが有刺鉄線竹刀を奪って世羅の額をえぐっていき、メタボリックサンドを狙うが世羅がセラリズムバスターで切り返す。
 世羅はスチールイスをセットし、ダイビングダブルニードロップ。続けてイスへのエアーズロックを狙うも、もちが着地しながら世羅の顔面をスチールイスへフェイスクラッシャー。
 もちはもっちりバディシザースを発射も、世羅がこれをショルダースルーでカウンターしイスの上にエアーズロックII。体固めに入ろうとするともちが下から組み付いてエビ固めに捕らえ、電光石火のカウント3。最後まで勝ち残ったもちがバトルロイヤル優勝を果たした。

もち「よっしゃ!勝ちました!私が正直勝つと思わなかっただろ皆さん!そうだね。そうだともうよ。でも、それを覆すのが楽しいんじゃない。いいのね、1つ。願い。私、宮城もち……改名します!改名。名前変えます。ホントは“宮城もち”って名前をつけてくれた人がいなくなってしまったときに名前を変えるべきだったのかもしれない。でも伝えたいのはそういうことじゃない!プロミネンス、入ったからにはお客さんが見たいものをドンドン見せていかなければならない。そういうレスラーでいたいという気持ちを込めて正式な旗揚げ戦、4月に改名したいと思います!今日もこんな感じでしたけど、なんとか世羅からフォールを取った。勝ちは勝ち!ということで、今日は私が締めますし、3月17日のプレ旗揚げ戦第3弾も、もっと加速して行くよね!皆さん!」
3人「おぉ~っ!」
もち「そうだ!みやここも返事しとけ!」
都「うおーっ!」
すず「出るの?!」
もち「出るか出ないかは分かんないですけど、今日は出てくれたので特別に返事してもらって。ということで、もういいですか?締めますよ?私が締めるとこういう感じになっちゃうんで、今日参戦した人、淳士も!みなさん、楽しかったですか?ユニバーサルご視聴のみなさんも楽しかったですか?!(※世羅らに誤りを指摘される)……あっあっ、ユニバース!(笑)」
都「そこ絶対間違えちゃダメでしょ!やり直し!」
もち「そういうとこあるからな、私(笑)ユニバースご視聴の皆さんも楽しかったですか?!ハイ!プロミネンスはこうやってどんどん突っ走っていくので、目ェ離すなよ?目ェ離すなよ?お前ら目ェ離すんじゃねーぞ?Let‘s GO! PROMINENCE!」

エンディング


 もちによって大会が締められ、観客へ売店開始までのアナウンスが為される中で世羅が再びステージに現れ「WRESTLE UNIVERSE配信終わっちゃった?終わっちゃった……。でも今日来てくれたお客さんのためになんか喋ろうよ!早いなあ、終わんの!」と急遽トークショーの開催を宣言。
 プロミネンス勢が全員ステージに集まる頃にはWRESTLE UNIVERSEの配信も再開され、世羅によってもちが大会開始前にバズーカをぶっ放したり、試合中にコケたり、くるみのジャージを間違えて着ていたりというポンコツエピソードが暴露される。
 そして、もちの改名について話が及ぶと、もちは「元々したいなと思っていた。言っちゃうと、本名を入れたくて。本名を入れたものがリングネームになる」と既に頭の中では新リングネームが決まっていると語る。もちは地元の両親への愛が強く、両親からもらった名前をリングネームに入れたいのだと言う。

 しかし、あかねから「でも最近お母さんとあんま仲良く無い(笑)家飲みしてるときに絶対酔っ払ってテレビ電話するんですよ、お母さんに。それを嫌がられて最近電話出てくれなくなってる。煙たがられてる」という暴露があり、世羅の提案によってこの場でもちの母親に生電話をすることに。

 もちが「ぶっちゃけると、私がこのユニットに入ることに賛成してない」と親にプロミネンス入りを反対されていることを明かすと、世羅は「だったら尚更電話した方がいいじゃん!電話させてくれ!」と、世羅がもちの母親に挨拶の電話をすることに。

 世羅が「もちさんの後輩の世羅りさという者なんですけど、もちさんと一緒にプロミネンスというユニットをやらせていただいてるんですけど、もちさんのことは本当に本当に大切な仲間だと思っているので、絶対に無理はさせないので今後もプロミネンスでもちさんと一緒に頑張っていきたいんですけど、よろしいでしょうか」ともちの母親に挨拶。
 もちの母親からは「わざわざすみません~」と柔和な反応があり、プロミネンス入りに反対していることについて問われると「自分の人生なんでね、自分が決めてしまったんだから……」と返し、世羅から「本音は嫌だ?」と問われると「そうですねぇ」と返答があった。
 世羅は「後日ゆっくりお話をさせてください」と電話越しに頭を下げて通話を終えると、「せっかく名前を変えるならお母さんにも応援してもらえるようになりましょう!」ともちに語りかけた。

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