【試合詳細】12・16 全日本プロレス後楽園ホール大会 野村直矢vs青柳優馬 【世界ジュニア】イザナギvsスペル・クレイジー ゼウス&諏訪魔&宮原健斗vs石川修司&大森隆男&本田竜輝 岩本煌史&ブラックめんそーれvs青柳亮生&ライジングHAYATO

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『AJP Prime Night 2021』
日程:2021年12月16日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:596人

▼タッグマッチ
土方隆司(フリー)/●SUSHI(フリー)
8分28秒 エビ固め
[ヨシタツ・キングダム]植木嵩行(フリー)/○立花誠吾(フリー)

▼6人タッグマッチ
[TOTAL ECLIPSE]TAJIRI/●大森北斗/土肥こうじ
7分31秒 パワーボム→エビ固め
芦野祥太郎/佐藤光留(パンクラスMISSION)/○田村男児

▼6人タッグマッチ
[TOTAL ECLIPSE]ジェイク・リー/○羆嵐(フリー)/児玉裕輔(フリー)
9分14秒 ダイビングセントーン→体固め
渕正信/斉藤ジュン/●斉藤レイ

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
【第58代王者】●イザナギ
9分37秒 首固め
【挑戦者】○スペル・クレイジー
※イザナギが初防衛に失敗。クレイジーが第59代王者となる。

▼岩本煌史所属ラストタッグマッチ
岩本煌史/●ブラックめんそーれ
10分47秒 ファイヤーバードスプラッシュ→エビ固め
○青柳亮生/ライジングHAYATO(愛媛)

▼ゼウス全日本プロレス卒業マッチ「人生は祭」
○ゼウス/諏訪魔/宮原健斗
15分53秒 ジャックハマー→片エビ固め
石川修司/大森隆男/●本田竜輝

▼野村直矢所属ラストスペシャルシングルマッチ
●野村直矢
19分23秒 エンドゲーム→レフェリーストップ
○青柳優馬

野村直矢がラストマッチで盟友・青柳と死闘!ゼウスは明るく楽しく激しく全日本卒業!岩本がレスラー一時休業へ!スペル・クレイジーが悲願の世界ジュニア初戴冠!

第1試合


 土方と立花でゴングが鳴ると、手4つからバックの取り合い、首の取り合いを展開しクリーンブレイクから両者タッチ。
 SUSHIは植木のロックアップをかわして「ヘイらっしゃい!」とポーズを決めるが、植木も敬礼ポーズで対抗。SUSHIも敬礼ポーズで返すと植木はSUSHIポーズを取ろうかどうかの葛藤に苦しんだ末に「確保ーッ!」と敬礼式フライングショルダー。さらに植木がSUSHIの頭の寿司を掴むと、SUSHIも植木の胸毛を掴んで対抗。植木が自軍コーナーに引き込んで立花にタッチ。
 立花はSUSHIの寿司を掴みながら「あぁ~ん?」とヤンキー座りでガンを飛ばし、植木との連携攻撃を狙うが植木の敬礼式ブレーンチョップが立花に誤爆。SUSHIが追い打ちを狙うと立花が植木を突き飛ばし、植木がSUSHIに敬礼式フライングショルダーでぶつかっていく。
 植木はロープに飛ぶがSUSHIがフラップジャックで迎撃し土方にタッチ。
 土方はミドルキック、サッカーボールキックを連打しネックチャンスリー。さらに串刺し攻撃を狙うが、植木がブーメランアタックで迎撃し立花にタッチ。
 立花は土方へマンハッタンドロップからケンカキック。さらに串刺しケンカキックを狙うが土方がハイキックでカウンターし、スタンド式のシャイニング・ウィザード。SUSHIにタッチ。
 SUSHIはニールキックからトラースキック。土方がランニングニーで追撃するとSUSHIがコーナートップからダイビングヘッドバッドを発射も、タメが長すぎたため立花が余裕を持って回避。立花がケンカキックからエルボーを連打していくとSUSHIがトラースキックからTEKKAMAKIを狙うが、立花がひっくり返してエビ固めに捕らえ、そのままカウント3。

第2試合


 芦野と土肥でゴングが鳴ると、パワーで勝る土肥がショルダータックルで芦野をなぎ倒していくが、芦野はリープフロッグで追撃をかわしてからのアームドラッグと身軽さとテクニックで対抗。クリーンブレイクから両者タッチ。
 光留と北斗の対面となると、TAJIRIが「靴履いてない!」と光留が素足で試合をしていることを指摘し、TOTAL ECLIPSEの面々が軽快にタッチを回しながら光留のつま先へと集中攻撃。北斗は機動力の鈍った光留をコーナーに振って串刺しエルボーを狙うが、光留が回避してジャンピングハイキックを見舞い、男児にタッチ。
 男児は気迫のエルボー連打を見せるが、北斗はカウンターのローリングエルボーをヒットさせ男児を怯ませる。ここにTAJIRIが入ってきて2人で男児をロープに振ろうとするが、男児は2人をそれぞれショルダータックルでなぎ倒し、さらに土肥をバックフリップで撃退。男児は北斗にラリアットを叩き込むが、北斗は即座に起き上がってジャーマン・スープレックス。男児もすぐに起き上がって再びラリアットを叩き込み、最後は投げっぱなしパワーボムで北斗から3カウントを奪った。

男児「ジュニアタッグリーグ、優勝するのは俺たちだ!以上だ!」

第3試合


 渕とジェイクでゴングが鳴るとロックアップで押し合い、ジェイクが圧倒。渕はショルダータックルでぶつかっていくがジェイクはビクともせず逆に渕が痛がる。ジェイクがショルダータックルを狙うと渕がカニバサミからヘッドロックも、ジェイクがヘッドロックに取り返しながら児玉にタッチ。
 児玉、羆嵐と渕をヘッドロックでいたぶり、羆嵐はグーパンチから「パー!」のアピールも観衆からの支持は得られず。
 ジェイクに代わると、ジェイクは「フハハハハ!」と高笑いしながら渕にネックハンギングツリー。さらに渕を痛めつけようとすると、たまらずジュンが突っ込んできて突っ張り連打。ジェイクが軽くあしらうとその背後からレイが飛び込んできてショルダータックル。さらに投げようとするがジェイクが腕固めで切り返しつつ羆嵐にタッチ。
 羆嵐はレイへ串刺しラリアットからダイビングセントーンを発射も、レイはこれを回避しジュンとともにサンドイッチ式ショルダータックルで羆嵐へ何度もぶつかっていき、ダブルのチョークスラム。その間に復活した渕は、児玉にボディスラム、羆嵐とジェイクにヘッドロックからのグーパンチ。

 レイはジュンとともに羆嵐をロープに振るが、羆嵐はランニングクロスボディで2人まとめて圧殺。羆嵐はレイにバックフリップからダイビングセントーンを見舞って3カウントを奪った。

第4試合


 ゴングが鳴るとじっくりとしたリストの取り合いからヘッドロックの奪い合いを展開。イザナギのセコンドに付いていたデビル紫が介入の素振りを見せるとクレイジーはそちらを警戒。その隙にイザナギが一撃入れて場外に放り出し、場外ではデビル紫がクレイジーへ暴行しリングに放り込む。

 イザナギはコーナーでクレイジーの顔面を執拗に踏みつけ、串刺しジャンピングハイキック、トラースキックと連撃。再び場外に放り出しデビル紫に暴行させる。
 イザナギがロープに飛ぶとクレイジーは風車式バックブリーカーで迎撃しエルボードロップ。ここでデビル紫がリングに上がるそぶりを見せるとレフェリーはそちらを止めに行き、その隙にイザナギがクレイジーにローブロー。さらにクレイジーのドロップキックをすかしてコーナーに上るが、クレイジーが雪崩式アームドラッグで叩きつけ、場外に逃れたイザナギ&デビル紫へ場外ムーンサルトアタック。
 クレイジーはチョップの連打からドロップキック。さらにムーンサルトプレスを完璧に決めるも、デビル紫がレフェリーの足を引いてカウントを妨害。クレイジーはデビル紫にラリアットも、その隙にイザナギが組み付いて仙人の首固め。しかしデビル紫によってレフェリーが場外に放り出されていたためカウントは数えられず。

 クレイジーはイザナギを振り払ってムーンサルトプレスを発射もイザナギはこれをかわして仙人の首固め。しかしクレイジーは首固めでひっくり返し、上から押しつぶして3カウントを奪った。

<試合後コメント>

イザナギ&デビル紫
イザナギ「勝ったと思わされた。ハメられた……。あぁ、強いな。もう今回はもう、やられた。完敗ですね。完璧に獲られた。キャリアっつーか、スゴいですね、あー悔しい。紫、すまんな」
紫「ウガーーッ!」
イザナギ「んあぁ~!やられた!キレイにやられた!あんまり、闘いたいレスラーとか特に無いですけど、あのスペル・クレイジーなら、ガラじゃないですけど何回もやりたいです。そんな相手です。アッパレです。また来年から、紫、頑張ろうぜ。俺たち2人きりだけど、頑張ろうぜ」
紫「ウガーーッ!ウガッ!ウガーッ!」

スペル・クレイジー
「見たろ?1!2!3!俺はやってやったんだ。HAHAHAHA!俺がトップになったんだ!しかし!SUGI!スーギ!次の対戦相手はSUGIだ。彼は最高のハイフライヤーだ。SUGIとなら最高のルチャリブレの試合を見せられる。SUGIとの闘いを見逃すなよ?じきにまた後楽園ホールで会おうぜ」

第5試合


 岩本と亮生でゴングが鳴ると、ロックアップ、手4つで力比べ。岩本が亮生を相手コーナーに押し込むと亮生とHAYATOがスイッチ。
 岩本はHAYATOをショルダータックルでなぎ倒すが、HAYATOは追撃をリープフロッグからのアームドラッグでいなしてドロップキック。HAYATOがネックスプリングで起き上がると岩本はショルダータックルで起き攻め。めんそーれにタッチ。
 めんそーれは岩本とともにダブルショルダータックルを見舞い、コーナーで串刺し攻撃を狙うが、HAYATOはこれをかわしてめんそーれを担ぎ上げ自軍コーナーにやり投げのように叩きつけて亮生にタッチ。
 亮生とHAYATOは軽快にタッチを回しながら自軍コーナーでめんそーれを袋叩きに。さらにダブルパックエルボーから低空ドロップキックのコンビネーションを決め、HAYATOがロープに飛んだところをめんそーれがカウンターのドロップキックで顔面を打ち抜き岩本にタッチ。
 岩本は亮生に一本背負い、HAYATOにニーアッパーからのマジックスクリューを見舞い、ドラゴン・スープレックスの体勢もHAYATOが振り払ってドロップキック。亮生にタッチ。
 亮生は岩本の攻撃をリープフロッグやバク宙でかわしてドロップキック。さらにムーンサルトプレスを発射も岩本が回避。亮生は着地に成功すると岩本にロープへ振られた反動を使ってハンドスプリング式オーバーヘッドキック。亮生&HAYATOは岩本をロープへ振るが、ここにめんそーれが飛び込んできて亮生にトラースキック、岩本がHAYATOにラリアットを見舞う連携攻撃。さらに岩本のドラゴン・スープレックスからめんそーれのスネークスパイクがヒット。めんそーれはトラースキックから再びスネークスパイクを発射も亮生がこれを回避し、着地しためんそーれへHAYATOがトラースキック。さらにHAYATOが場外の岩本へスワンダイブ式プランチャで飛んでいき亮生に勝負を託す。

 亮生はめんそーれへ旋風脚、ムーンサルトプレス、ファイヤーバードスプラッシュと畳み掛けて3カウントを奪った。

亮生「勝ったぞ!そんなことはどうだっていい。今日は岩本煌史選手、全日本プロレス所属ラストマッチでした。ここでありがとうございましたなんて言いません。僕はこれからの全日本プロレスジュニアを見ています。まだなんにも持ってないですけど、僕に任せてください」
HAYATO「いわもっ!岩本煌史というっ!レスラーの!最後の試合の対戦相手が出来て幸せでしたっ!今日!我々が対戦相手であるのは偶然じゃない!岩本煌史という男の!レスラーの!最後の相手に!選ばれたのは偶然じゃない!運命だと信じてます!岩本さん!また会いましょう!」

岩本「まずは、2017年に全日本プロレスに入団させてもらって、今日が所属として最後の試合でした。5年間という時間ではありましたけど、僕は今プロレスキャリア10年目なので、今キャリアの半分以上をこの全日本プロレスで過ごしてきました。ホントに全日本プロレスのリングには学ぶことが本当にたくさんあって、今の自分のプロレスの土台っていうのは、ここ、全日本プロレスで培われたもので間違いないです。そして、この全日本のリングで学んできたものっていうのは絶対にどこでも通用するものだと思ってます。だから、亮生も、HAYATOも、他の若い選手とか……(※めんそーれがじっと見つめる)めんそーれさんも。絶対にどこに行っても全日本プロレスらしさ、それぞれの個性は出していけると思いますし、僕は自信を持って全日本プロレスのリングに上がる技術はすごいものだっていうのを自分の体で体感しました。亮生も、HAYATOも、最後の対戦相手になってくれてありがとう。めんそーれさんも最後僕のパートナーになってくださってありがとうございました。欲を言えばもっと、もっともっと、まだまだやりたい人はいますけど、この2人が対戦相手で良かったし、めんそーれさんが最後のパートナーで本当に楽しくプロレスをすることが出来ました。今日を以てプロレスラーとしてのリング上での活動は、文字通り一時休業とさせていただきます。これで、来年から他団体に上がるとか、どっかに行くとか、そういうのはホントに無いんで。ホントに休業しますので、リング上でお会いするのはホントにいつかわかりません。ただ、この全日本プロレスに集まってくださった皆さん、応援してくださった方、そうでない方も多分いるとは思いますけど、誰ひとり欠けたとしても今の僕は絶対ない気がします。全日本プロレスの5年間、僕は所属させていただいて僕はたくさんの経験をさせていただきました。5年間、本当にありがとうございました!」

<試合後コメント>

岩本煌史
「まずは全日本プロレスの選手・スタッフの皆様、そして応援してくださったファンの皆様、本当に5年間ありがとうございました!」

――全日本所属ラストマッチを終えていかがですか
「僕自身、“引退”って言ってないんで、悲しいとか寂しいって気持ちは僕自身なくて、まあまあ、ホントに休業とは言いましたけど引退とは言って無くて。いつ復帰するのか、復帰できるのかっていうのは僕自身そのときにならないとわからないんですけど、これで最後じゃないような気がして。なんだろな。いい意味で本といつもどおりって感じでしたね。ブラックめんそーれ選手とはね、入団するかしないかのときから……あぁ~!これ中島洋平だよね?中島洋平だよね?じゃあ後輩か、ブラックめんそーれは。まあ、今はいない中島洋平の話するけど、中島洋平さんは同じ境遇だったってのもあって、めんどみてくれてお世話になった先輩でもありますし、ブラックめんそーれ選手とは大森選手と組んだアジアタッグの試合は僕自身めちゃくちゃ楽しくて記憶に残ってる試合なんで。僕は好きでしたね、最後まで。ブラックめんそーれ選手が。で、対戦相手の亮生も1回世界ジュニアで戦って。そのときは僕が勝ってますけど、僕がどれくらいで復帰するかもわからないし、また全日本のリングで出会うかもわからないですけど、もしそういう機会があったときに『あぁ、あんときの亮生とは違うな!』ってなってたら嬉しいし、そんときにまた悔しいって気持ちが出れば俺はなんか、またやりがいを見つけられるのかなと思いますね。HAYATOに関してもまだまだ発展途上の選手だからね。伸びしろしかないからね。休業の間も、全日本プロレスのリングも、亮生もHAYATOも、ブラックめんそーれ選手も気にして見ようと思います。他の若い選手もそうですけど、全日本のリングは最優先で気にして見てようかなと思いますね」

――今後について
「退団の発表が、割と皆さん急なように感じたかもしれないですけど、僕は10月の頃にちょっと会社には伝えてて、発表があのタイミングになったという感じなので。それくらいから僕自身来年に向けて色々動いてて。なので、来年の1月から3月あたりで、諸々僕自信のSNSで発表・発信していければいいかなと思います。ただ、会見でもリング上でも言ったように、どっかに移籍するとか他団体に参戦するとかは、ホンットに、全く無いので皆さん安心してください。ホンットに、どっか出るとか考えてないですし、そんな話も来てません。僕自身、お約束します。リング上で会うのはいつになるかわかりませんけども、僕自身のたどり着かなかった目標、それを目指すために来年に向けて僕は動いてるので。その詳細は必ず明確化して分かるようにしていくので、それは続報をお待ちいただければと思っています」

――いつかまた全日本のリングに上がりたいと思いますか
「そうですね、僕自身もそんなワガママを言える立場ではないので。復帰することになりましたってときになって、全日本プロレスがそのときにまだ“プロレスラー・岩本煌史”を必要としてくれるのならば、僕は喜んで参戦したいと思ってます。僕自身ワガママを言える立場ではないですが、必要とされれば喜んで上がります。みなさん5年間、本当にありがとうございました!」

第6試合


 ゼウス&宮原&諏訪魔のチームで出陣も、1月3日に世界タッグ王座戦を控えている宮原と諏訪魔は試合前から仲違いを起こし、ゼウスは「俺のラストマッチやぞ(笑)」と苦笑。
 ゼウスと大森でゴングが鳴ると、ショルダータックルとチョップのぶつかり合いを展開。ゼウスがショルダータックルで制し両者タッチ。
 宮原と本田の対面となると、本田がショルダータックル。宮原が反撃のフロントハイキックを放つもこれが諏訪魔に誤爆しいがみ合う両者は一触即発。宮原はゼウスにタッチ。
 ゼウスは本田に逆水平チョップを連打してロープに飛ぶが、石川が場外から足を引き倒し、ゼウスを場外鉄柵へと打ち付ける。全員入り乱れた場外戦へと発展するも、諏訪魔と宮原は味方同士で睨み合いを展開しゼウスは孤立。
 石川はゼウスにニーリフトを叩き込み、自軍コーナーで軽快にタッチを回しながら3人がかりで暴行。石川が串刺しラリアット連打から「ゼウス!サヨナラ!」とダイビングフットスタンプもカウントは2。石川とゼウスのラリアットが正面からぶつかり合うも互角。ならばとゼウスがブレーンバスターで投げきって宮原にタッチ。
 宮原はフロントハイキックから得意のドロップキックコンビネーション。宮原は石川へヘッドバッドを見舞っていくが、石川がニーリフトを叩き込んで大森にタッチ。
 大森はニールキックからアックスボンバーを宣言してロープに飛ぶが、宮原がかわしてフロントハイキック。ゼウスにタッチ。
 ゼウスは大森に串刺しラリアットからベアハッグスープレックス。もう一度串刺しラリアットを狙うがこれをかわした大森がバックドロップからダイビングエルボードロップ。本田にタッチ。

 本田はゼウスにスピアーを発射も、ゼウスは正面からガッチリとキャッチしブレーンバスターを狙う。これを着地した本田はショルダータックルでゼウスをなぎ倒し、石川、大森とともにトレイン攻撃。本田がスピアーからフォールも、その横から宮原がブラックアウトで豪快なカット。
 宮原は「オイ!諏訪魔、行くぞ!」と犬猿の諏訪魔に連携攻撃を促し、2人で本田を攻撃しようとするが宮原のフロントハイキックが諏訪魔に誤爆し、諏訪魔が宮原へ怒りのラリアット。

 2人が場外で試合そっちのけで殴り合いを始め、ゼウスは再び孤立。ゼウスは3人がかりのトレイン攻撃を被弾しかけるが、これを回避して3人を次々とラリアットでなぎ倒す。最後は本田へチョークスラム、ジャックハマーと大技の連撃を見舞って3カウントを奪った。

ゼウス「今日の全日本プロレス、ゼウス祭りにご来場いただきありがとうございました!(笑)自分がこのリングに上がり始めて7年10ヶ月が経とうとしております。本当に本当に、皆さんに支えられた7年10ヶ月!皆さんのおかげでチャンピオンになれた7年10ヶ月!皆さんおかげで熱いファイターでいた7年10ヶ月!本当にありがとうございました!ゼウスは我道を進み続けます!また皆さん、このリングでお会いしましょう!声出せないけどワッショイやりますか!皆さんどうぞご起立お願いします!大きな声出すの禁止なんで普通くらいの声でワッショイやりましょう。怒られるのは自分が怒られるから。練習で、ワッショイ!(※観衆が遠慮がちに「ワッショイ」と口にする)……全然元気ないな!(笑)もうちょっと元気でやろう。もっと行ってまうか!コロナなんてもう終わってるからやるぞ!(笑)来年はコロナ明けるぞ!コロナなんてもう終わりだ!なんでか分かるか?!俺は超運はええから!自分が来年から大阪プロレスやるってことはもうコロナ終わるっていうこと。運はメチャクチャええんですよ。いいか?!ワッショイ!(※観衆が元気よく「ワッショイ!」と叫ぶ)もっと行ってまうか!ワッショイ!(※観衆がさらに元気よく「ワッショイ!」と叫ぶ)思い切り行ってまおう!ワッショイ!(※観衆がもっと元気よく「ワッショイ!」と叫ぶ)人生は祭りやで~!ワッショ~イ!ワッショ~イ!ワッショ~イ!コロナは終わり。来年は全日本プロレスも盛り上げます。そして大阪プロレス、日本一の!日本一の!エンターテイメントを目指します!この人生かけて!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

ゼウス&諏訪魔
ゼウス「みなさん!今日はありがとうございました!久々にね、テンション上げて試合することが出来ました!いつもテンションは高いけれども!今日はホントに最後の祭りやと思って気合い入れて試合しました。8年間、ありがとうございました!」
(※諏訪魔が登場しゼウスと握手)
諏訪魔「今までホント全日本のためにありがとう!感謝しか無いよ!道は違うけど一緒にまた盛り上げていこう。お互い協力関係ということで、よろしくお願いします!」
ゼウス「よろしくお願いします!こんな諏訪魔さんが入ってくるサプライズ、今日イチ嬉しいです!(笑)ありがとうございます!」
諏訪魔「ゼウス、ありがとう!」
(※諏訪魔が去っていく)

ゼウス「リングの上でも話したけど、全日本のファンの皆さんのおかげでやってこれました。出会う選手もいれば別れる選手もあり、その中で7年10ヶ月頑張ってこれました。三冠チャンピオンになり、チャンピオン・カーニバル優勝、世界タッグ戴冠、アジアタッグ戴冠……全日本で十分すぎる結果を得られたと思います。これから自分の生まれた団体である大阪プロレス、必死に立て直して、全日本に並ぶくらい、いや、全日本以上の日本一の団体にするんで、どうか皆様お力添えいただきたいと思います。全日本も、これからも最高の団体であることを願っております。そして大阪プロレス、何度も言うけれども、日本一のエンターテイメントを目指します!行くで!最後!人生は祭りやで!ワッショイ!ワッショイ!ワッショ~イ!」

第7試合


 手4つからグラウンドでの首の取り合い、アームドラッグの応酬から野村がランニングエルボーで先制し、ボディスラムからエルボードロップ、さらにスリーパーホールドで絞め上げる。青柳がロープブレイクすると、野村はコーナーを背にする青柳へ串刺しスピアーを発射も、青柳が回避したため鉄柱に自爆。青柳はエプロンからの奈落式スイングネックブリーカーで野村に大ダメージを与える。

 青柳はリング内でチンロックからギロチンドロップ。さらにエルボーの打ち合いを制してコーナートップからダイビングクロスボディ。さらにブレーンバスターを狙うが、野村がブレーンバスターで投げ返す。
 野村は串刺しジャンピングエルボー、ショルダータックル、ノーザンライト・スープレックス・ホールドからマキシマムを狙うが、青柳が着地してエプロンでの攻防に誘いエプロンに突き刺す奈落式DDT。
 青柳は野村をリングに戻してダイビングエルボードロップを見舞い、エンドゲーム。野村は足を伸ばして必死のブレイク。青柳は再びコーナーに上っていくが、野村が追いすがって雪崩式ブレーンバスター。青柳は即座に投げっぱなしジャーマンで反撃も、野村もすぐに起き上がってスピアー。両者膝立ちになりながらエルボーを打ち合っていき、野村が怒涛の連打で制してフロッグスプラッシュを発射も青柳が剣山で迎撃。青柳がロープに飛ぶと、野村はノムレーザーでカウンターし、左右のワンツーエルボーを連打。青柳はこれを振り払ってスピンキックを顔面にヒットさせる。青柳がロープに飛ぶと、野村は追走式のジャンピングエルボー。青柳が動けずにいるとさらにジャンピングエルボーを連打し、青柳がバタリと倒れ込む。

 全く動けなくなってしまった青柳にレフェリーチェックが入り、会場が青柳を心配する声でざわめき始める。野村は焦れて無理やり青柳を引き起こしていくが、その瞬間に青柳が素早い動きでバックを取り、高笑いしながらロコモーション式でジャーマン・スープレックス・ホールドを3連打。

 さらにロックスター・バスターで突き刺すも、野村はマキシマムからのフロッグスプラッシュ2連発。もう一度マキシマムを狙うが、青柳が空中でフロントネックロックで絞り上げ、ぐったりと倒れ込む野村へグラウンドで胴絞フロントネックロック。さらにそこからエンドゲームを完成させると、レフェリーが慌てて試合を止めた。
 
青柳「本日、後楽園ホールにお越しの皆様。空気を読まず勝ってしまい申し訳ありませんでした。声を出して応援したい気持ちはものすご~く分かります。でも、コロナはまだ終わってません。声を出したい気持ちを抑えて野村さんに温かい拍手をお願いします。野村さん、野村さんが今後どの道に進んでなにをするかは、野村さんの内に秘めといてください。ただし、今日来たお客さんに一言あってもいいですよね?お願いします」

野村「今日、全日本で最後のラストマッチで、青柳優馬というレスラーと試合できたことは本当に嬉しいです!青柳、ありがとう!そしてこの2年弱、僕はリングから遠ざかっていましたけど、SNSとかで自分のことを待っていくださっているファンの皆さんのおかげで今日リングに立つことが出来ました。本当にありがとうございました!全日本プロレス、僕は約8年間在籍していましたけど、この8年間は一生忘れません。僕の宝物です。そしてスタッフの皆さん、そして選手の皆さん、そして応援してくれているファンの皆さん、本当に8年間ありがとうございました!この8年という長い時間、僕は全日本プロレスに在籍していたことを一生胸張って人生を歩んでいきます。本当に今日はありがとうございました!」

青柳「今日、野村さんはラストマッチと言ってましたけど、ラストではないですよね?!ラストではないと、僕は信じていますよ。どうですか皆さん!(※大喝采が起きる)またいつか野村さんが僕の前に、僕らの前に戻ってくることを首を長~くして待ってますので、いつか気が向いたらでいいんでまた来てください。そして本日は後楽園ホール大会にご来場誠にありがとうございました。次回は12月26日、新木場大会が全日本プロレス年内最後の大会となりますので、みなさん応援よろしくお願いします!今日はありがとうございました!」

<試合後コメント>

青柳優馬
「今日、最後野村さんがラストマッチと。所属ではなくなりますし、次野村さんがどこで試合するか分からないし、試合を続けてるかも分からないですけど、それは野村さんの胸の中に秘めればいいと思います。マスコミが根掘り葉掘り聞くのはやめてあげてください。そこは、今日は、応援しましょう。とりあえず今日は全日本プロレス、ラストの試合。野村さんに、空気を読まず勝ってしまい申し訳ないと思ってるけど、僕は僕なりのやり方で野村さんを送り出せたと思うんで、僕の、僕だけの満足かなと。野村さんの前では敢えて言わなかったですけど、今日だけでゼウスさん、岩本さん、野村さんが退団して全日本プロレスからいなくなります。これもうどういうことか分かりますか?ねえ?あんま言いたくないですけど、これ、今日というこの日、3人全日本プロレスから抜けるってこと、会社は重く受け止めたほうが良い。絶対。偉そうにしてる奴、偉いカッコ、スーツ着て偉そうにしてる奴。全員そうだ。今日という日を深く心に受け止めて、一生後悔しろ。死ぬまで後悔しやがれ。今日はそれくらい残念な日なんだよ。お客さんの前で敢えて言わなかったけど、マスコミの前では敢えて言わせてもらうぞ。今日という日を重く受け止めろ。分かったか。以上だ」

野村直矢
「全日本で最後の試合、青柳優馬という俺の同期、最高のレスラーと試合できたこと、本当に僕にとって忘れることの出来ない1日になりました。本当に感謝の気持でいっぱいです。ありがとうございました!あと、僕が2014年にデビューしまして、そこから今までファンの皆様と、そしてスタッフの皆様、一緒に戦ってくれた選手の皆様、この方達がいて僕が戦えました。僕が長い間欠場していましたけど、やっぱファンの皆さんの声っていうのは、自分の目とか耳に入ってきて、本当に、本当にもどかしかったです。ただ、今日最後に試合できたってこと、これがファンの皆さんにちょっとでも恩返しという形に出来たのかなと、そういう風に思ってます。本当に、本当に、8年間本当にありがとうございました!(※深々と一礼)」

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