「スーツ着て偉そうにしてる奴、今日という日を一生後悔しろ」退団者続出の全日本プロレス経営陣へ青柳優馬が激怒!
16日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『AJP Prime Night 2021』が開催され、青柳優馬が全日本プロレス経営陣に苦言を呈した。
全日本プロレスでは野村直矢、ゼウス、岩本煌史の3選手が年内での退団を表明。
野村は「他にやりたいことが出来た」とリングを去る旨を語り今後については一切語らず。ゼウスは自身のデビュー団体である大阪プロレス再興のための退団、岩本は来年からプロレスラーとしては一時休業に入るための退団とその意向を明かしている。
この日の大会では、3選手の所属ラストマッチが実施。全7試合中3試合が“送別会”的な試合となった。
メインイベントでは、野村の所属ラストマッチとして盟友・青柳優馬がシングルマッチで対戦。
練習生のころから一緒に数え切れないほど練習したであろうオーソドックスなレスリングから始まり、最近は使われる機会も少なくなってきた若手時代の技から繰り出していくなど互いの歩んできた歴史を1試合の中で振り返るかのような試合が展開。
野村がマキシマム(※変形デスバレーボム)、ノムレーザー(※スピアーからそのままエビ固め)、ダイビングボディプレスとかつての必殺技を繰り出していくと、青柳は野村がリングから姿を消していた2年の間に身につけた野村の知らない技(※エンドゲーム)でレフェリーストップ勝ちを収めた。
試合後、マイクを取った青柳は野村に「またいつか野村さんが僕の前に、僕らの前に戻ってくることを首を長~くして待ってますので、いつか気が向いたらでいいんでまた来てください!」と語りかけて明るく大会を締めたが、バックステージに戻ると表情は険しいものに変わる。
青柳は、「野村さんの前では敢えて言わなかったですけど、今日だけでゼウスさん、岩本さん、野村さんが退団して全日本プロレスからいなくなります。これもうどういうことか分かりますか?ねえ?あんま言いたくないですけど、今日というこの日、3人全日本プロレスから抜けるってこと、会社は重く受け止めたほうが良い。絶対。偉そうにしてる奴、偉いカッコ、スーツ着て偉そうにしてる奴。全員そうだ。今日という日を深く心に受け止めて、一生後悔しろ。死ぬまで後悔しやがれ。今日はそれくらい残念な日なんだよ。お客さんの前で敢えて言わなかったけど、マスコミの前では敢えて言わせてもらうぞ。今日という日を重く受け止めろ。分かったか。以上だ」と語り、足早に会場を後にした。