「女性版ダイナマイト・キッドを創ってもいい」初代タイガーマスクが2022年に新たなスターを育成宣言!

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 9日、東京都・新宿FACEにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスvol.14』が開催され、初代タイガーマスクが“女性版タイガーマスク”タイガー・クイーンに次ぐ新たなスター育成を宣言した。

 2021年、初代タイガーマスクこと佐山サトルはジャガー横田とともに“女性版タイガーマスク”であるタイガー・クイーンを育成し、プロレス界に衝撃を与えた。
 クイーンは今年7月のデビュー以来無敵の快進撃を続けており、初代タイガーが「40年前のタイガーマスクと同じ。これが僕が恩を感じているプロレス界に残せる遺産」と太鼓判を押し、ジャガーが「初代タイガーのクローン」と絶賛するほどのポテンシャルを誇る逸材であり、これからの女子プロレス界の歴史を塗り替えていくことに大きな期待を寄せられている選手の1人となっている。


 この日の大会に登場した初代タイガーは、「来年の2月に新しいタイガーマスク全集というビデオが出ます。ビデオをチェックしてるんですけど、なんとすごい動きでしょう。早くああなりたいものです」と軽快なタイガージョークを飛ばし会場の笑いを誘う。
 そして、「今年はタイガー・クイーンを生み出しましたけど、来年は寅年のめでたい年なので、次はなんと新しいダイナマイト・キッドを作ってみたいと思います。あの時代の素晴らしいプロレス、あのキレ、あの破壊力のあるパンチ、ダイナマイトのような筋肉、そういった選手を見たいと思いませんか?格闘技の方でもUFCを超える選手をつくるつもりでいますが、プロレスの方ではダイナマイト・キッド、小林邦昭、ブラックタイガー、彼らに負けない素晴らしい選手を作ってみせます」と“新ダイナマイト・キッド”の育成を宣言した。

 バックステージに戻った初代タイガーは、“新ダイナマイト・キッド”となる人物について「ある程度目星はついてますけど、それが実際なるか分かりませんが、必ず腕のある選手を作ってみせたいと思います」と答えるに留めた。
 そして「新ダイナマイト・キッドは男性か、女性か」という質問が飛ぶと、「僕がイメージしてたのは男性だったんですが、さっきタイガー・クイーン見たら女性を作ってもいいなと思ったんですよ。結構女性も今はいい選手がいっぱいいますので、あの子達が進歩したらそうなるんじゃないかと思います。結構女子プロレスも面白いですね。スーパー・タイガーをぶっ潰すくらいの、首の骨を折るくらいの選手が出てくれたら面白いなと思います。僕がダイナマイトに壊されたように。そういう選手を作ってみたいですね」と“女性版ダイナマイト・キッド”の誕生も示唆した。

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