タイガー・クイーンが新マスクで登場し素顔解明に一歩前進?!ジャガー横田イチ押しのパワーファイターに快勝!
- 2021-12-10
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- リアルジャパンプロレス
9日、東京都・新宿FACEにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスvol.14』が開催され、タイガー・クイーンがライディーン鋼に快勝した。
タイガー・クイーンは、初代タイガーマスクこと佐山サトルとジャガー横田がゼロから生み出した“女子版タイガーマスク”。
クイーンに対し、タイガーは「40年前のタイガーマスクと同じ。これが僕が恩を感じているプロレス界に残せる遺産」と太鼓判を押し、ジャガーが「初代タイガーのクローン」と絶賛するほどのポテンシャルを誇り、7月29日の後楽園ホール大会で行ったデビュー戦ではアイスリボンのシングル王座であるFantastICE王座を持つ山下りなをシングルマッチで破るという華々しいスタートを切った。
初代の生き写しとの呼び声も高い華麗な四次元殺法や、170cmを超えているのではないかというすらりとした長身、初登場時から一言も言葉を発さないミステリアスな魅力にプロレス界は沸き立っており、クイーンの正体を予想する熱い議論も各所で交わされている。
また、クイーンの誕生がきっかけとなり、今年8月には男子団体であるストロングスタイルプロレスと女子団体であるディアナが異例の協力体制を発表。早速クイーンはプロレス界に大きな影響を及ぼしている。
今大会では、ダブルメインイベントとしてタイガー・クイーンvsライディーン鋼のシングルマッチが実施。
鋼は2012年にJWPでデビューし、現在はその後継団体であるPURE-Jにて活躍中。ジャガー横田は「身体が大きい=遅い、飛べないというイメージがあったが、彼女は身体が大きくてパワーが有って飛べる選手」と鋼を高く評価しており、クイーンとの一騎打ちに相応しい相手として強く推薦したことからこの試合が決まったという。
これまでのクイーンはアゴ先までファーで覆われたマスクを着用していたが、この日のクイーンは口元が大きく開いたニューマスクで登場。
鋼はゴングを待たずに奇襲し、投げっぱなしジャーマンからラリアット。即座に反撃に転じたクイーンのコルバタも風車式バックブリーカーで迎え撃って逆エビ固めに捕らえると、デビュー以降無言を貫くクイーンも思わず苦しそうなうめき声を上げる。
しかし、鋼がトドメのラリアットを狙うとクイーンはスペース・フライング・タイガー・ドロップで迎撃。その後の場外戦ではイスを蹴散らす荒々しい一面を垣間見せ、場外マットでのブレーンバスターからラ・ケブラーダで追撃。なおもラリアットを狙う鋼のバックを取ったクイーンが投げっぱなしジャーマンから見事なブリッジを描くタイガー・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウント。
試合後、退場していくクイーンを報道陣が総出で追いかけていくも、ジャガーに連れられたクイーンは無言のままエレベーターに乗り込んで会場を後にした。