スターダムのオリンピック開幕を前に“デンジャラスクイーン”ジュリアが優勝宣言!

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 25日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『CINDERELLA SUMMER TOUR 2021 in TOKYO』が開催され、5★STAR GP開幕を直前に控えた選手たちが前哨戦で火花を散らした。

 『5★STAR GP』とは毎年8月~9月にかけて行われるスターダムのシングルリーグ戦。
 今大会では、【レッドスターズ】ジュリア、渡辺桃、鹿島沙希、スターライト・キッド、なつぽい、ひめか、コグマ、白川未奈、岩谷麻優【ブルースターズ】林下詩美、朱里、中野たむ、上谷沙弥、舞華、AZM、琉悪夏、小波、ウナギ・サヤカ、彩羽匠と過去最多の20選手がエントリー。7月31日の横浜武道館大会から開幕し、9月25日大田区総合体育館大会で優勝決定戦が行われる。

 開幕を直前に控えたこの日、それぞれのリーグ戦に出場する選手たちによって前哨戦の6人タッグマッチが実施。普段はユニットをまたいでいるためタッグを組むことが無いレアな組み合わせでどのような闘いが展開されるのかに注目が集まっていた。

 セミファイナルでは、ブルースターズ・スペシャル6人タッグマッチとして、中野たむ&林下詩美&舞華vs朱里&小波&ウナギ・サヤカの試合が実施。
 かつてフューチャー戦線でしのぎを削り今年1月には赤いベルト戦も行った詩美と舞華、袂を分かった師弟・朱里と小波がタッグを組んでそれぞれ連携を見せるといったスターダムファンがうなる展開から、たむ&ウナギがCOSMIC ANGELS対決でコミカルな場面を作り出すなど試合は20分超えの白熱したものに。
 最後は舞華とウナギの一騎打ちとなり、ウナギの大儀であった(※変形MADE IN JAPAN)を打たせず山茶花(※クロスアーム式STO)からみちのくドライバーIIを決めた舞華が勝利。

 メインイベントでは、レッドスターズ・スペシャル6人タッグマッチとして、岩谷麻優&渡辺桃&鹿島沙希vsジュリア&スターライト・キッド&白川未奈の試合が実施。
 岩谷&桃&鹿島のタッグは入場時から険悪なムードで登場。そしてジュリア&キッド&白川も我の強い3人が他を押しのけて前に出ようとし協調できないまま試合へ。
 両軍ともにタッチは強烈な打撃を叩き込んで行うようなギスギスした雰囲気で試合が展開され、大江戸隊のチームメイトである鹿島とキッドが敵味方の垣根を超えて恨みを持つ岩谷へ一緒に攻撃を加えたり、岩谷と桃が互いに意図的な誤爆を食らわせたり、白川がロメロ・スペシャル三重奏を呼びかけても3人とも全く異なる技をかけたりと普段の因縁がそのまま反映された混沌とした試合展開となり、観衆は白熱。
 最後はジュリアと鹿島の一騎打ちとなり、ジュリアのノーザンライト・ボムを起死回生で切り返した鹿島が勝利するかと思われたが、白川がギリギリでカット。しかしジュリアは白川を引っ叩いて場外に叩き出してから改めてノーザンライト・ボムで叩きつけて3カウント。

 勝利したジュリアはマイクを取ると「ジュリアのことが好きで好きでたまらない後楽園の諸君、ごきげんよう!まっ昼間から5★STAR GPの前夜祭!勝ったのはこのジュリアだよ馬鹿野郎!このレッドスターズ、あっちのチームと違ってちょっと一癖も二癖もあるつえーやつらが集まってっけど、要はここ(頭)使って勝負するって言うことだなあ?必ず、必ずこのリーグ戦、スターダムのオリンピックのようなこの真夏のリーグ戦はジュリアが優勝しようと思います!アリーヴェデルチ!横浜でお会いしましょう!」と大会を締め、7月31日から開幕する5★STAR GPの優勝を誓った。
 バックステージでも3人のギスギスは続き、ジュリアは「違うんだよ、お前らとは。覚悟も、気持ちも。全員ぶっ潰して、5★STAR GPは私が優勝して、夏にぴったりなジュリア様を見せてやりたいと思います」と2人に向けて吐き捨て、1人先に去っていった。

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