藤原喜明が杉浦軍に加入し村上和成とテロリストタッグ結成!桜庭和志とのUWFコンビネーションも炸裂!

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 30日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAHが『UP TO EMOTION 2021』を開催し、藤原組長こと藤原喜明が杉浦軍の“X”として登場した。

 メインイベントでは、6月6日のさいたまスーパーアリーナ大会で武藤敬司に勝利してGHCヘビー級王者となった丸藤正道と、丸藤に「NOAHの顔に戻った丸藤からベルトを奪うのが一番美味しい」と挑戦表明した杉浦貴の前哨戦が実施。
この試合は、“M‘s alliancevs杉浦軍”の対抗戦としての側面も持つ丸藤正道&田中将斗&望月成晃&宮本裕向vs杉浦貴&桜庭和志&村上和成&Xの8人タッグマッチで行われ、杉浦軍のXの正体に注目が集まる中で一番最後に入場したのはなんと“昭和のテロリスト”藤原喜明。リングインの際には“平成のテロリスト”村上和成がロープを上げるという粋な場面も見られた。


 注目の丸藤と杉浦の対面でゴングが鳴ると、両者正面からバチバチと打撃戦を展開。
 そして藤原にタッチが渡ると、コーナーに押し込んで顔面への張り手を連打し、相手の攻撃を即座に脇固めで切り返して組み伏せるキレを見せ、さらに場外戦では村上とともにナックルや張り手を見舞うテロリストコンビネーション、リングに戻ると桜庭との合体腕固めやダブルアキレス腱固めを繰り出すなどあっという間に杉浦軍に馴染んで八面六臂の大活躍。村上の左ストレートが藤原に誤爆してしまう場面もあり、村上が「しまった」という表情を浮かべるものの藤原は「お前の仕事だよ」と村上のアシストに周り大事は免れた。
 終盤に再び丸藤と杉浦に試合権利が渡ると、杉浦軍は丸藤を4人で取り囲んで袋叩きにし、杉浦がジャーマン・スープレックスやランニングニー2連発と猛攻をかけてオリンピック予選スラムを狙うが、丸藤がフックキックで切り返し虎王をクリーンヒット。続けて虎王を発射するも、これをかわした杉浦が久々に繰り出した米満リフトで3カウントを奪った。

 試合後、杉浦は人相の悪い杉浦軍メンバーたちを見渡し、「1つだけ言っておく!俺たち反社じゃねーからな?!」とマイクで観衆の笑いを誘いつつ7月11日に迫る仙台大会で行われる丸藤とのGHCヘビー級王座戦の必勝を宣言した。
 そして締めの記念撮影後には藤原は試合中の誤爆のお仕置きか村上の顔面に張り手。これには村上も嬉しそうな苦笑いを浮かべた

 バックステージにテロリストたちは現れず、杉浦と桜庭が登場。
杉浦は「ヤクザは喋んないから。本物連れてきたよ本物!元気ですよ、元気。リングに出たがってたのが分かりました。やっぱ本物は違う!」と絶賛。
 今後も藤原は参戦していくのかを問われると「会社がコンプライアンス的にどうかだよね。武田がどう判断するかだよ。ほら、会社が今クリーンなイメージだからさ?」と笑いを誘いつつ、藤原の継続参戦に向けて期待を持たせた。

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