【会見全文】カーベル伊藤&大谷晋二郎が新団体『カーベル・プロレスリング(仮)』の旗揚げを宣言もVOODOO-MURDERSが襲撃し罵詈雑言!「全日本プロレスが言えないことを言ってやる!お前は金の臭いしかしない腫れ物だ!」

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 17日、東京都・靖国神社にてプロレスリングZERO1が今月27日に開催する『第19回奉納プロレス・大和神州ちから祭り~プロレスオールスター 大チャリティー祭り~』についての公開記者会見が行われ、大谷晋二郎&カーベル伊藤から『カーベル・プロレスリング(仮)』の発表が行われた。

 株式会社カーベルは『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』『コレCARラ』を手掛け、全国で900店舗の加盟店を展開。創立15年目にして年商70億円を誇る急成長中の企業。2017年9月より全日本プロレスとスポンサー契約を結んでいるが、昨年5月には新型コロナウイルスの流行で不安になっている全日本プロレスファンを安心させるために契約期間の途中ながら2020年9月から開始となる次回の2年契約の早期発表に踏み切った。
 そして、同社の社長である伊藤一正氏は、“カーベル伊藤”の名でオリジナルのマスクを被って闘う社長兼プロレスラー。2016年にメキシコでデビューしてからは全日本プロレスの地方大会を中心に数多の団体へ参戦しており、出身地である愛媛県で活動するローカル団体・愛媛プロレスでの四国統一タッグ王座戴冠、全日本プロレスでは昨年12月に大森隆男&ブラックめんそーれとともに全日本プロレスTV認定6人タッグの初代王者となった。

 この日発表された『カーベル・プロレスリング(仮)』とは、大谷が以前より続けてきた全国で子どもたちにプロレスを見せていくチャリティー活動とその想いに共鳴したカーベル伊藤が加わる形で発足した新団体および新プロジェクト。
 これは全国で900店舗の加盟店を持つカーベルグループのネットワークを活かし、今までZERO1が手の届かなかったエリアへの進出や資金提供を行って大谷と活動をともにしていくというものであり、昨年からコロナ禍にあえぎチャリティー大会数が激減していたZERO1に大きな助け船を出すものとなった。
 なお、活動開始時期についてはコロナ禍が収まるのを待ってからであると発表があり、その機が訪れた際にはすぐに動けるよう準備を進めていくとのことだ。


カーベル伊藤
「皆様改めて、こんにちは!カーベル伊藤です!今日は不在なんですけども、株式会社カーベルの代表取締役・伊藤一正さんからメッセージを受け取ってきておりますので、そのままお伝えしたいと思います。現在、株式会社カーベルは全国で900店舗のフランチャイズを展開し、創業15年目で年商70億円の企業です。その会社が全日本プロレスさんをサポートさせていただき、今回ZERO1さんのお手伝いも出来たらいいなという思いでこの場にいます。そもそも、株式会社カーベルという会社の存在意義が『困っている人を助ける』『頑張っている人を応援する』。それを形にしてきて、15年目の会社です。今、ZERO1さん、大谷さん、すごく頑張ってます!さらに、株式会社カーベルの経営理念の1つに『子どもを守ろう』というものがあります。会社の経営理念に『子どもを守ろう』というワンフレーズが入っている会社、それが株式会社カーベルです。その『子どもを守ろう』、まさにピッタリの活動をしているのがプロレスリングZERO1さんです。僕はその団体さんの方向性や、それを自ら陣頭指揮を執っている大谷晋二郎選手の熱い想いに惹かれ、お手伝いしたいと思いました。そのお手伝いをするポジショニングとして、仮ではありますが『カーベル・プロレスリング』と位置づけを作らせていただきました。今後、隣にいらっしゃいます、プロレス業界で最も熱い男と噂の大谷晋二郎選手の活動を、微力ですが一生懸命サポートさせていただきます。……と、株式会社カーベルの代表取締役の伊藤さんが言っておりました!代弁してお伝えさせていただきます。ありがとうございました!」

大谷晋二郎
「今、カーベル伊藤選手の方からご説明があったとおり、僕たちはZERO1として子どものイジメ撲滅、元気創造とスローガンを掲げまして、15年以上全国を回らせていただいております。小学校・中学校・高校をはじめ、ショッピングモールや公園、そういったところで普段プロレスを目にすることのない方たちが集まるところでプロレスをさせていただいていただきました。そしてプロレスから伝えられるメッセージ、プロレスの力はみんなを元気にする。それを僕は信じて今まで続けてまいりました。その思いに賛同してくださったカーベル伊藤さんに本当に感謝いたします!我々ではなし得なかった力も、カーベル伊藤選手は持っていると思います。今まで我々の手が届かなかった場所まで足を伸ばして、我々のイジメ撲滅・元気創造の想いを大きく大きく発信していけるよう、これから一生懸命活動していきたいと思います。是非、これからよろしくお願いします!」

――新しい団体ということですが、コロナ禍でまだ活動に制限が多いと思います。いつ頃からの始動を目標にしていますか?
大谷「このコロナ禍にありまして、昨年はこうしたチャリティー大会はホントに激減してしまいました。今もコロナ禍の中で緊急事態宣言の真っ只中です。『いつから始めます』と言ってしまうのは無責任だと思いますので、このコロナ禍が明けて皆さんが安心してチャリティープロレスを見せられるようになったとき、すぐに行動に移せるよう準備していきたいと思います」

――カーベル伊藤選手は「大谷選手の熱い気持ちに惹かれた」と語っていましたが、大谷選手はカーベル伊藤選手のどのようなところに惹かれたのでしょうか
大谷「直接お話をしてですね、僕もそれまではプロレスラーとしてのカーベル伊藤選手しか知らなかったんですけど、いざお話をいただいて、僕の中でも『こんなに熱い気持ちを持っておられるのか!』と。子どもを大切にする思いがすごく心に響きまして、お話をしてみて『この人と一緒に活動をしていきたい!』と思ったのが事実です。それから、この活動に向けてすぐに動き始めました」

――カーベル・プロレスリングの活動は、これまでのチャリティープロレスに近い形の活動として行われる?
大谷「はい、そうです!我々が行って来た、子どもイジメ撲滅チャリティー活動にカーベル伊藤選手も参戦していただき、我々の手が届かなかった場所もカーベル伊藤選手が用意してくださるので、そういった場所でも活動を続けていきたいと思います」

――カーベル伊藤選手、大谷選手から「我々の手が届かなかった場所」という言葉がありましたが、どのような活動を視野に入れていますか
カーベル「とてもいい質問ですね!もう一度言いますよ!カーベルは全国に900店舗のお店を構えるチェーン店です。これまでZERO1さんが活動してきたエリア+まだやっていない地域。このZERO1さんの活動を待ち焦がれている地域、私達には今日現在900店舗のお店が実現しております。そのお店を中心にZERO1さんの活動をニュース化し、そのお店からZERO1さんの活動を発信し、全国に900店舗の色んな所でこのZERO1さんの熱い想いを、大谷選手の熱い想いを形にできるチャンス、フィールドが元々備わっている。それがカーベルです!色んな場所で、大きな市だけではなく、町、村、そんな中学校・小学校で子どもたちを相手に熱い戦い、子どもへのメッセージを大谷さんと一緒に届けていきたいとおもいます!」


 会見が終わり、記念撮影に移ろうとしたところへ、2人に因縁を持つVOODOO-MURDERSの横山佳和&クリス・ヴァイスが乱入。
 奉納プロレスでは、カーベル伊藤&ハートリー・ジャクソン&佐野直vs横山佳和&クリス・ヴァイス&ブードゥー・マーダーズ・マスクの試合が決定しており、横山はこの試合についての不満をぶちまけた。

横山「おいおいおいおい、カーベル!お前よ!なんでまたお前とよ、靖国で試合なんだよ!あ?お前と試合なんてしたくねーんだよ。なんでか分かるか?ショッパイからだよ!お前のプロレスがよ!お前、この団体のスポンサーしてるらしいじゃねーかよ?金払って出てんだろ?なんの熱さも感じねーよ。ショッパイだけなんだよ、お前なんかよ!あと、大谷!どこに熱さ感じるんだよコイツに。金の臭いしかしねーだろ!正直に言えよ。金がほしいからコイツと組んでるんだろ?どこに熱さを感じるんだ?!ただプロレスがショッパイだけの金持ちのオッサンに!」

カーベル「分かってないようだなぁ、オイ。プロレス、プロ野球、プロサッカー……金がないと出来ないんだよ。お前は金を稼げるのかオイ?ごたごた言う前に……ちょっと早いけどやってやるよ!」

 カーベル伊藤がジャケットを脱いで襲いかかると、4人入り乱れた大乱闘に発展。
 横山が木刀を振り回して大谷を押さえる中、カーベル伊藤がクリスにエルボーを連打していくが、クリスはその怪力でカーベル伊藤をネックハンギングツリーで吊り上げてKO。
 さらに横山は「他の団体が言えないこと言ってやるよ!お前はショッペーんだよ!腫れ物に触るようにみんな接してよ!誰一人言えねーんだろ?!全日本の選手はよ!金だよ、金!アイツは!」と暴言を吐いて去っていった。


 大谷がカーベル伊藤を助け起こし、VOODOO-MURDERSへの憤りとカーベル・プロレスリングへの想いを語った。

大谷「カーベルさん、やりましょう!ああいった奴らを子どもたちの前でやっつける!それがカーベルプロレスです!」
カーベル「横山のプロレス、俺がショッパイとしたら、アイツはもっとショッパイぞお前!ちゃんと書いとけよ!大谷選手はレスラーが目指す理想像だ。でもアイツは違うぞお前。それを3・27で証明する。そして大谷さんと一緒に全国の子どもたちに僕たちの熱い想いを届けます!メディアの皆さん、プロレスを通じて子どもたちに勇気や元気を与えられる、そんなレスラーはそうそういないですよ!その日本代表が大谷さんですよ!」
大谷「ちゃんとリング上でやってやりましょう!」
カーベル「アイツら許さんぞ!クソッタレ!」

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