“Get Wild”大森隆男&征矢学が復活し世界タッグ挑戦も戴冠ならず!征矢は「24時間365日受け付ける」とワイルド復活へ前のめり!

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 18日、東京都・日本武道館にて『楽天チケット Presents 全日本プロレス50周年記念大会』が開催され、“Get Wild”大森隆男&征矢学が芦野祥太郎&本田竜輝の持つ世界タッグ王座に挑むも敗北を喫した。

 “GUNGNIR OF ANARCHY”芦野祥太郎&本田竜輝は、今年6月に世界タッグ王座を戴冠。全日本で復活した“ツインタワーズ”石川修司&佐藤耕平を制しての戴冠劇は、全日本の新時代を感じさせるものとして話題を呼んだ。
 そして、この日世界タッグ王座に挑戦したのは、かつてプロレス界の話題を一身に集めた伝説のタッグ“Get Wild”大森隆男&征矢学。征矢の全日本退団後もたまに復活してきたGet Wildだが、征矢がNOAHに参戦後はワイルドキャラを封印したため事実上の凍結。もう復活することはないと思われていたタッグの復活に大きな期待が集まった。

 川田利明と田上明が特別立会人としてリングに上がり、田上が選手権試合宣言を行った後に川田&田上へベルトの一時返還。
 試合は芦野と征矢の元WRESTLE-1王者対決に始まり、互いの歩んできた歴史を確かめ合うかのような堅実なレスリング戦を展開。一方、本田はニヤニヤと笑いながら「来いよクソジジイ!」と大森を挑発し、征矢にも不意打ちの一撃を入れて罵倒するなどW-1時代には考えられない光景が展開され時の流れを感じさせる。
 中盤にはGet Wildが盛り返すも、征矢が放った久しぶりのワイルドボンバーは芦野にかわされてジャーマン・スープレックスで反撃を受け、大森のアックスボンバーも本田に脇固めで絡め取られてしまうなど攻めきれないブランクが出てしまう。
 終盤には征矢が芦野にデスバレーボム、大森が本田にアックスギロチンドライバーを同時に決める競演からサンドイッチ式ワイルドボンバーも飛び出すが、その後コーナーに上った大森をGOAが変形摩周で切り返し、芦野がジャーマン・スープレックス、本田がスピアー、ラリアット、ファイナルベントと畳み掛けて大森から3カウントを奪った。


 試合後には、約9ヶ月のアメリカ遠征を終えてこの日凱旋帰国した“斉藤ブラザーズ”斉藤ジュン&斉藤レイがリングに上がり世界タッグ王座へ挑戦表明。全日本の“過去”を打倒して自信をつけたGOAは全日本の“未来”たる斉藤ブラザーズの挑戦を快諾し、翌日19日の後楽園ホールでの世界タッグ戦を決定した。

 征矢は「久しぶりにワイルドな気持ち感じたけど、大森!あんたにワイルドの信念はあるのかよ?ただよ、俺も今日ワイルドな気持ち、いや、居心地いいって気持ち、感じたよ。正直おい大森、お前にワイルドの信念があるならよ、もう一回連絡しろよ。24時間!365日!受け付けるぞ」とワイルド全面解禁に向けて前のめり。
 大森は「楽しいけど、いまいち、やっぱりわかんねーところがあるな。今日もうちょっと意思疎通できたら、世界タッグ巻けたよ。クソー悔しいな。諦めねぇ。俺は諦めないよ。自分との闘いだ。俺は、ワイルドの、ワイルドを極めるまでは、たじろがねぇ、立ち止まらねぇ」とワイルドのブランクを感じつつもその道を極めていく覚悟を語った。

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