【試合詳細】11・23 全日本プロレス後楽園ホール大会 宮原健斗&青柳優馬vsTAJIRI&田中将斗 諏訪魔&石川修司vsジェイク・リー&岩本煌史 イザナギ&入江茂弘vs芦野祥太郎&羆嵐 ライジングHAYATOvs児玉裕輔

  • 0
    はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『2020 世界最強タッグ決定リーグ戦』
日程:2020年11月23日(月・祝)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:585人

▼タッグマッチ
青柳亮生/●フランシスコ・アキラ
6分37秒 三角絞め
○UTAMARO(フリー)/アレハンドロ(フリー)

▼2020 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負
[PURPLE HAZE]●イザナギ/入江茂弘(フリー)【0勝3敗=0点】
11分17秒 アンクルロック
[Enfants Terribles]○芦野祥太郎(フリー)/羆嵐(フリー)【3勝1敗=6点】

▼6人タッグマッチ
○大森隆男/ブラックめんそーれ/本田竜輝(フリー)
9分8秒 アックスボンバー→片エビ固め
佐藤光留(パンクラスMISSION)/●田村男児/土方隆司(フリー)

▼シングルマッチ
[Enfants Terribles]○児玉裕輔(フリー)
7分51秒 回転十字固め
●ライジングHAYATO(愛媛)

▼タッグマッチ
[ヨシタツ・キングダム]ヨシタツ/●岡田佑介
8分49秒 ラリアット→片エビ固め
[Enfants Terribles]大森北斗/○土肥こうじ(フリー)

▼2020 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負
[暴走大巨人]○諏訪魔/石川修司【2勝2敗=4点】
21分30秒 ラストライド→体固め
[陣-JIN-]ジェイク・リー/●岩本煌史【2勝1敗=4点】

▼2020 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦 30分1本勝負
[NEXTREME]宮原健斗/○青柳優馬【1勝2敗=2点】
13分59秒 エンドゲーム
●TAJIRI/田中将斗(ZERO1)【1勝2敗=2点】

TAJIRI&田中将斗が敗北も宮原を宣言通りのテーブル葬!暴走大巨人がジェイク&岩本を粉砕!芦野&羆嵐は3勝目で猛追!12月にヨシタツと葛西純がデスマッチで対戦?!

第1試合


 元WRESTLE-1のUTAMARO&アレハンドロが全日本プロレスでタッグを結成。
 アレハンドロとアキラでゴングが鳴ると、ロックアップからショルダータックルの打ち合い、互いにリープフロッグで突進をかわし合い、アレハンドロがブーメランアタック式のアームドラッグからドロップキックで場外に放り出すと場外飛びのフェイントで挑発。アキラもリングに戻ってドロップキックでアレハンドロを場外に蹴落としてからの場外飛びフェイントで意趣返しし、アキラがスリーパーホールドで捕縛しながら亮生にタッチ。
 亮生はエルボー、アレハンドロはチョップで打ち合っていき、亮生がドロップキックでこれを制してボディシザース。アレハンドロはUTAMAROに助けを求めるも、UTAMAROはエプロンに肘を付きながらノーリアクションでアレハンドロが苦しむ様子を見守る。コーナーに振られたアレハンドロはコーナーを駆け上ってのミサイルキックは回避されたものの、ブーメランアタック式のミサイルキックをヒットさせてUTAMAROにタッチ。
 UTAMAROは亮生にラリアット、ビッグブート、ドロップキックを見舞い、亮生がエルボー連打で反撃してくるとサミングで怯ませてからロープに振るが、亮生はハンドスプリング式レッグラリアートを叩き込み、アキラにタッチ。

 アキラは串刺しバックエルボーからスリングブレイド。さらに変形RKOを狙うもUTAMAROが空中でキャッチしてそのままバックドロップ。さらにブレーンバスターで叩きつけるもこれは亮生がカット。アレハンドロが亮生を場外に放り出し、トペ・コンヒーロで追撃して勝負をUTAMAROに託す。
 UTAMAROは再びバックドロップを狙うも、アキラが背面着地してスクールボーイ。これをキックアウトされるとアキラはトラースキックを叩き込んでからロープに飛ぶが、UTAMAROは素早くバックを取ってバックドロップ。そのままアキラの手を取って引き込み、三角絞めで絞り上げるとアキラはたまらずタップ。
 試合後、アレハンドロが握手を求めるも、UTAMAROは差し出そうとした手を退場ゲートに向けてアレハンドロの退場を促すつれない態度をとった。

第2試合


 入江と羆嵐という超ヘビー級同士でゴングが鳴ると、両者ロープに飛びながらショルダータックルでバチンバチンと互いに倒れぬままぶつかり合い、接戦を制した羆嵐が入江をなぎ倒して雄叫び。
 代わる芦野はエルボースマッシュ連打からロープに飛ぶが、イザナギがエプロンからキックを見舞って芦野の動きを止めると入江が串刺しバックエルボーを見舞い、キャリスプラッシュで押しつぶしてからイザナギにタッチ。
 イザナギは芦野のリストを取っていくが、芦野が手首を極められたまま豪快なフロントスープレックスで投げ捨て、ここに羆嵐も加勢して一転窮地に。イザナギは1vs2の状況でチョップを打ち込んでいくが、芦野&羆嵐は十字ロープワークで飛びながら交互にイザナギに打撃を見舞っていき、コーナーに押し付けて2人で「そんなんでゼウスの代わり務まんのか?」と挑発しながらの顔面踏みつけ。芦野は入江にタッチを求めるイザナギを引き戻しながらスリーパーホールド、ボディシザースで体力を奪い、羆嵐にタッチ。
 羆嵐はロープに掴まりながら全体重をかけてイザナギを踏みつけ、そこへ芦野がおぶさって2人分の体重で圧殺。そして羆嵐はイザナギをコーナーに叩きつけて串刺しラリアットからダイビングセントーンを放つが、イザナギがこれを回避して入江にタッチ。
 入江は羆嵐に串刺しスプラッシュからパンプハンドルスープレックス。さらにビーストボンバーを狙うが、羆嵐がカウンターのフライングクロスボディを見舞って芦野にタッチ。
 芦野は入江の巨体をブロックバスターで放り投げ、スライディング式のエルボースマッシュ。両者エルボーで打ち合っていき、競り勝った芦野がジャーマンを狙うがこれを耐えた入江がブラックホールスラム。しかし芦野も即座に起き上がってジャーマンスープレックス。入江もすぐに起き上がってビーストボンバーを叩き込むも、両者大の字に。
 入江が先にタッチに成功し、イザナギが芦野をコーナーに振ってジャンピングハイキックを叩き込むと入江がキャノンボールで続く。そしてイザナギは無念の欠場となった盟友・ゼウスに捧げる三沢式フェイスロック。芦野がこれを耐えるとイザナギはバズソーキックを発射も、これを回避した芦野がバックを取ってジャーマンスープレックス。さらにカットに来た入江を担ぎ上げてホイップし、入江のセントーンがイザナギにヒットする形に。そして羆嵐もイザナギの上にホイップして圧殺すると、芦野がTボーンスープレックスの体勢も、イザナギがアームドラッグでロープまで投げ飛ばし、そこへ入江がロープへの串刺しキャノンボール。

 イザナギはラ・マヒストラルを狙うが、イザナギが回転したところで芦野が足を取ってアンクルロック。イザナギの回避運動に合わせて転がりながらアンクル地獄に引き込んでいき、最後はグラウンド式アンクルロックに捕らえるとイザナギは無念のタップ。

<試合後コメント>
芦野祥太郎&羆嵐
芦野「これで3勝1敗。有言実行。後楽園でも勝ったな。羆嵐のセントーンだけじゃないんだよ。俺のアンクル・ロックも忘れちゃダメだよ。全日本ファン、そして世界最強タッグに出てる人たち。どっちも警戒しないと。・・・1敗だろう?このまま優勝できるんじゃない?もらっちゃおうよ。そしてコロナでゼウスが出場できなかった。今日は俺がイザナギから取ったけど、もう一回やろうよ。WRESTLE-1の時にバシバシやり合ってたんだよ。#STRONG HEARTSっていうクソみたいなユニットとやり合ってたから。ひさびさに入江の腹が立つエルボー食らってね。思い出した。」
羆嵐「すごいの食らってたなぁ(笑)。」
芦野「でもこれくらいやらなきゃダメなんだよ。このまま行こう!」
羆嵐「次はだれだ?教えてくれ。」

――次はTAJIRI、田中組ですね。
芦野「E、C、W。ずっと見てたんだよ、中学校の頃。でも俺が嫌いなプロレス。凶器とか使うでしょう。竹刀持ってこい。テーブル持ってこい。俺と羆で全部ヘシ折ってやるから。」
羆嵐「覚悟しておけよ!」

イザナギ&入江茂弘&大森北斗&土肥こうじ
入江「このリーグ戦、3敗目です。試合後に芦野が「ゼウス呼んでこい」って言ってたけど、二度とあんなこと言うんじゃないぞ。このリーグ戦、入江茂弘とイザナギで挑むんだ。入江茂弘、イザナギのストーリーなんだよ。二度と言うんじゃないぞ。2020年の最強タッグ。入江茂弘とイザナギが一番輝いてみせます!」
(※ここで入江は控室に。無言のまま座り続けるイザナギを大森北斗と土肥こうじが急襲。マスクも剥ぎ取る)
北斗「おい!昨日「同じ目に遭わせてやる」って言ってたよな。いつ遭わせてくれるんだよ、おい!ずいぶんショボイじゃねぇかよ。」
土肥「アジアタッグが泣いてるぞ、コラ」

第3試合


 土方と本田でゴングが鳴ると、ロックアップで押し込み合い、土方が余裕で押し込んでクリーンブレイクも、再び組み合った際には本田が押し込み離れ際に強烈なエルボー。レスリングでインターハイ&国体に出場経験のある本田が土方にグラウンド戦を挑んでいき、土方と互角の攻防を展開し、両者クリーンブレイクからタッチへ。
 めんそーれと光留の対面となると、めんそーれがくねくねと体操しながら光留のロックアップをすかして「シャーッ!」とハブクローを構えるが、光留は「いつも同じだなお前!」とミドルキックでハブクローを叩き落とす。するとめんそーれは光留の腕を取ってオールドスクールを狙うが、光留がロープを蹴り上げたため落下してロープに股間を痛打。悶絶するめんそーれをよそに、光留は男児にタッチ。
 男児はエルボースタンプ連打からボディスラムで叩きつけ、土方にタッチ。
 土方は光留とともにめんそーれをロープに振り、ダブルのミドルキック。さらにサンドイッチ式で交互にミドルキックを放った後に同時にミドルキックを叩き込み、土方がハーフハッチスープレックスからサッカーボールキック。めんそーれは逆水平チョップで突っ張っていき、土方にさしてダメージがないと見るやハブクローを繰り出すが、土方はすんでのところで白刃取り。そこに隙が生まれ、めんそーれはドロップキックを叩き込んで本田にタッチ。

 本田と土方は正面からバチバチとエルボーを打ち合っていき、本田は土方のニーリフトに苦しみながらもロープに飛んでランニングエルボーで叩き伏せ、ノーザンライトスープレックスホールド。さらに必殺のジャーマンスープレックスホールドを狙うが、これを振り払った土方がランニング・ジャンピングハイキック。男児にタッチ。
 男児はエルボー連打からロープに飛ぶが、本田はバックエルボーで迎え撃ちスピアーを突き刺して大森にタッチ。
 大森はめんそーれを引き連れてトレイン攻撃を狙うが、男児がこれを脱出してめんそーれにショルダータックル。大森はアックスボンバーを宣言してロープに飛ぶが、男児がショルダータックルで迎撃し、大森をぶっこ抜いて俵返。さらにコーナーに上ってダイビングショルダーを狙うが、めんそーれがリング下から足を引いて妨害し、大森が雪崩式ブレーンバスター。大森は男児のエルボー連打を受け止めるとフルネルソンバスターで叩きつけ、最後はアックスボンバーを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>
大森隆男&ブラックめんそーれ
めんそーれ「いや調子いいですね。」
大森「俺たち6人タッグでさ、これはマジで誇大でもなんでもなく、負けなしだよね。」
めんそーれ「僕と大森さんが組んだ6人タッグ、めちゃくちゃ調子いいんじゃないですか?このまま6人タッグのベルト、12月ジュウシャーニチ(13日)。後楽園ホール、勝ちましょう。」
大森「初代チャンピオン、なんてすばらしい響きなんだよ。そしてそれを巻くのが俺たち・・・」
めんそーれ「ワイルドめんそ~れ。カーベルめんそ~れ。俺たちがベルトを取ってやるぜ~!」

第4試合


 ゴングが鳴るとロックアップからリストの取り合いとなり、児玉が余裕であしらいながらロープブレイク。HAYATOは手4つを求めていくが、児玉はガットショットで応え、コーナーに振って突っ込んでいくがHAYATOはひらりと身をかわしアームドラッグからドロップキック。さらにロープに飛ぶが、児玉は風車式バックブリーカーで迎え撃ち、HAYATOの腰への串刺しタックル、背中へのスワンダイブ式ローリングセントーン、背中に膝を押し当てながらの逆片エビ固めと徹底した背骨攻めを開始。
 なんとかこれをブレイクしたHAYATOは膝立ちになりながらのエルボーを放っていくが、児玉はさしてダメージを受けた様子もなくサミングを見舞ってロープへ飛ぶ。HAYATOは追走してドロップキックを叩き込み、ナックルパートを連打。さらに串刺し式のスーパーマンパンチを狙っていくが、児玉がエプロンに脱出し、トップロープ越しのジャンピングハイキックを発射。HAYATOはこれを両腕でガードするとドロップキックで場外に突き落とし、トップロープを踏み台に場外へ飛んでいくハイフライアタック。

 さらに児玉をリングに戻してスワンダイブ式ミサイルキックを叩き込むと、ナックルパートの連打から右ストレート。児玉はよろめいた反動も使って強烈なエルボーを叩き込むと、膝立ちになったHAYATOの顔面へトラースキックを発射。HAYATOはこれをガードして逆に顔面へのトラースキックを叩き込むと、ファルコンアローで叩きつけ、コーナーに上ってスワントーンボムを発射するが、これを児玉が剣山で迎撃。序盤から攻められ続けた背中に大ダメージを負ったHAYATOは痛みにのたうち回り、ここで児玉が十字架固めで押さえ込んで技アリの3カウント。

第5試合


 土肥とヨシタツでゴングが鳴ると、ロックアップから両者グラウンドでの首の取り合いからリストの取り合いへ。さらに額を突き合わせて睨み合い、ショルダータックル合戦となりヨシタツが打ち勝って両者タッチへ。
 岡田と北斗の対面となると、ロックアップからリストを取り合い、北斗が髪を引っ張る反則攻撃を繰り出すと岡田はアームドラッグで脱出。岡田はドロップキックから顔面ブートを見舞い、さらにロープへ飛ぶが土肥がエプロンから一撃入れ、振り返った岡田へロープへ叩きつけるチンクラッシャー。さらに北斗&土肥がダブルのバックエルボーからダブルのフラップジャック。
 代わる土肥はコーナーで逆水平チョップを連打し、岡田のチョップを受けきった上で逆水平チョップでなぎ倒し、北斗にタッチ。

 北斗は岡田を挑発しながら顔面をグリグリと踏みつけてからロープに飛ぶが、岡田がカウンターのドロップキックを叩き込む。ここにヨシタツが飛び込んできて北斗の顔面へビッグブートを見舞い、ミドルキック連打でコーナーに押し込んで顔面ウォッシュ。さらにブレーンバスターから岡田とのトレイン攻撃を決め、ランニングビッグブートから岡田がダイビングヘッドバット。さらに岡田がフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、振り払った北斗がRKO。さらにランニングエルボーからパーフェクトドライバーで突き刺す。
 代わる土肥は岡田のエルボー連打を受け止め、ロープへ飛んだ岡田にカウンターのドロップキック。さらにダブルアームDDTからのラリアットで叩き伏せて3カウント。

 岡田が先に退場していくと、ヨシタツがマイクを取る。

ヨシタツ「岡田、落ち込むことねえぞ。今日はたまたま向こうに運があっただけだ。いくら負けても、ヨシタツ・キングダムのプロレス界侵攻は誰にも止めることが出来ない!なぜなら!この俺がトップ!王道ストロングスタイル!エンターテイメント!格闘技!ルチャ!ハードコア!デスマッチ!すべてのスタイルに対応できる世界で唯一のレスラー、“ワールド・フェイマス”ヨシタツがトップに居るからだ!」

 ここで突如会場が暗転し、スクリーンに葛西純が登場。

葛西「どうも、世界一のデスマッチファイター葛西純です。どうやらヨシタツの野郎がよ、デスマッチでもなんでもお手のものだとか抜かしてるみてぇだけど、どうも気に食わねえな。オメー、デスマッチ舐めてんじゃねーのか?だったらよ、この世界一のデスマッチファイター、葛西純がテメェに胸を貸してやる!今年の汚れは今年のうちにって言うからな。どうせやるんだったら早いほうが良い。今年最後の全日本プロレス後楽園ホール大会、俺っちがわざわざ乗り込んでいってやるよ。おいヨシタツ、この映像見てたら、今すぐその場でやるのかやらねーのか、答えを出せ。良い返答を待ってるぞ。この葛西純に刺激をくれ!」

ヨシタツ「ハードコア・デスマッチ界のレジェンド、葛西純から直々のご指名……美味しいねえ!皆さん、これ、俺受けたほうが良いよね?今年最後の試合、12月13日ここ後楽園ホールで葛西純には俺の今年最後の獲物になってもらう!We can do it!!」

<試合後コメント>
土肥こうじ&大森北斗
土肥「なんだワールド・フェイマス。自称か(笑)?」
北斗「自称です。」
土肥「ワールド・フェイマスだかなんだか知らないけど、恥ずかしいな。自分で言ってるのは。」
北斗「あれが世界じゃないことは確かです。」
土肥「世界じゃないな。世界よりも俺らはアジアタッグ。空位である、今はだれがチャンピオンであるかもわからないベルトを元の位置に戻すために。北斗がなんかマスクマンといろいろやってるらしいけど。」
北斗「まぁ昨日ちょっとキレてたけどさ。丸め込みばっかりのザコがちょっとキレてマスク取って素顔になったくらいじゃさ、俺には勝てない。いや!俺と土肥さんのタッグには絶対に勝てない。その落ちたベルトの価値は俺たちが上げるから、それまで磨いておいてくれ。」
土肥「日本最古のベルトだぞ。ベルトが泣いてるわ。」

ヨシタツ
「とんでもないところから弾が飛んできたね。ビックリだけど、うれしいじゃないの。世界最強タッグが終わってからのテーマを探していたところだから。(今年の)最終戦に向けていいんじゃないの、葛西純。彼は正直なところデスマッチ・ファイターとしては世界的に有名なんですよ。その葛西とやって勝てば、また「お、ヨシタツ。やってるな」って世界に伝わるからね。俺自身が英語で記事を起こして。おいしい獲物を得ましたね。12月13日後楽園ホール。ウィー・キャン・ドゥー・イット、ステイ・チューン!」

第6試合


 現世界タッグ王者の“暴走大巨人”諏訪魔&石川修司と先々代のアジアタッグ王者“陣”のジェイク・リー&岩本煌史が対戦。
 石川と岩本でゴングが鳴ると、リストの取り合いとなるが、石川が圧倒的なパワーで岩本のテクニックを封殺しヘッドロックでじっくり絞り上げていくが、岩本は巨漢殺しの定石である膝への低空ドロップキックで反撃。石川は距離を取って追撃を許さず、両者タッチ。
 諏訪魔とジェイクの対面となり、ロックアップでの押し込み合いに。ジェイクが押し込み、諏訪魔に“気を付け”をさせて一歩引くと諏訪魔は「どうせお辞儀すんだろ」と悪態をつくも、ジェイクは頭を下げること無くガットショットを見舞い、ヘッドロックへ。そのまま両者ショルダータックルのぶつかり合いとなり、諏訪魔がなぎ倒して体固めに入るも、ジェイクが下から腕を取って転がしながら腕十字へ。諏訪魔がブレイクすると岩本にタッチ。
 岩本は諏訪魔がCCでさんざん攻められてトラウマになっている左腕に狙いを定めてロープを使ってのアームロックで痛めつけ、さらに串刺しラリアットを狙うが、諏訪魔が回避してスリーパーホールド。岩本がロープブレイクしても離さず絞め上げ、反則カウント4で離して石川にタッチ。
 石川が岩本を場外に放り出すと、石川が岩本を場外鉄柵に叩きつけ、諏訪魔とジェイクは場外でエルボー合戦を展開。石川が岩本をリングに戻してみちのくドライバー。諏訪魔にタッチ。
 岩本は諏訪魔と額を突き合わせて睨み合い、エルボーでロープまで押し込んでいくも諏訪魔の強烈なダブルチョップ一発で倒れてしまう。諏訪魔は岩本を無理やり引き起こし、コーナーに押し付けながらのダブルチョップ連打を見舞い、石川にタッチ。
 石川は岩本をコブラツイストで絞め上げていくが、ジェイクがタッチ。ジェイクと諏訪魔が場外で殴り合う中、岩本はエルボー連打で立ち向かうが、石川のエルボー一発で吹き飛んでしまう。
 代わる諏訪魔は岩本をロープを使ったスタンド式キャメルクラッチで痛めつけ、足抱え式バックドロップで叩きつけて石川にタッチ。
 石川は串刺しラリアットからダイビングフットスタンプを見舞い、ファイヤーサンダーの体勢も、岩本が着地して延髄斬り。ジェイクにタッチ。

 ジェイクは石川にレッグラリアートから串刺しバックエルボー、さらに石川の巨体をぶっこ抜いてのブロックバスター。両者正面からエルボーで打ち合っていくも、石川が滅多に見せないドロップキックを叩き込んで諏訪魔にタッチ。
 諏訪魔はジェイクのフロントハイキックをかわしてフライングラリアット。暴走大巨人は境川を狙うが、ジェイクはこれを抜け出すと石川をフロントハイキックで撃退し、諏訪魔の左腕を取りながら下から肘を撃ち抜くジャンピングニーを連打。岩本にタッチ。
 岩本はジェイクとともに飛び出していき、ジェイクがキチンシンクで諏訪魔をうずくまらせたところへ岩本が左腕へのサッカーボールキック。さらに岩本は諏訪魔の左腕を取りながらヒジへのエルボースマッシュを打ち込んでいくが、諏訪魔はDDTで切り返す。ここに石川が入ってきて再び境川を狙うが、岩本は石川の膝を低空ドロップキックで打ち抜き、ラリアットで突っ込んでくる諏訪魔の腕をキャッチしての一本背負い。さらに石川の巨体をブレーンバスターで投げきると、ジェイクが諏訪魔にキチンシンクを叩き込み、すかさず岩本が諏訪魔へジャーマンスープレックスホールド。これを返されると岩本がラリアットを狙うが、諏訪魔がパワースラムで迎え撃ち、今度こそ2人で境川を炸裂させる。そして諏訪魔のスロイダーから石川のランニングニー。さらに諏訪魔がラストライドの体勢も、ジェイクが必死のカット。
 ジェイクと石川はエルボーでの殴り合いから、互いにロープに飛びながら追走式のキチンシンクをぶつけあう。石川の攻撃をかわしたジェイクがバックドロップからジャイアントキリングを放つが、これを回避した石川がドラゴン・スープレックス。ジェイクは即座に起き上がってジャイアントキリングを叩き込み、4人全員大の字に。

 岩本と諏訪魔が立ち上がり、岩本がエルボー、諏訪魔がチョップで打ち合っていく。諏訪魔のダブルチョップをかわした岩本がバックを取ってレッグロールクラッチ。これを返した諏訪魔がロープに飛ぶと、岩本はカウンターの孤高の芸術で叩きつけ、フォールに入らず腕十字。カットに来た石川はジェイクがせき止めチキンウイングアームロックで捕縛。
 諏訪魔がブレイクすると岩本はロープに振って孤高の芸術を狙うが、岩本が組み付いた瞬間に諏訪魔が抱えあげてそのままバックドロップ。さらに串刺しラリアット、投げっぱなしジャーマン、ローリングラリアット、バックドロップ、ラストライドと怒涛の畳み掛けで世界ジュニア王者の岩本から3カウント。

 試合後も諏訪魔とジェイクはヒートアップし、止めに入るセコンド陣を何度も振り切って両者殴り合い。三冠王座を狙うジェイクと五冠王諏訪魔はさらに遺恨を深めた。

<試合後コメント>
諏訪魔&石川修司
諏訪魔「ふざけんな、お前!」
石川「ジェイクですか?」
諏訪魔「初めから来い!あの野郎。岩本を見殺しにしているのはジェイクだよ。あいつがペースを握れなかったのが悪いんだろう?こんなもんなんだよ。ジェイクは突き抜けろって言ってるんだよ。ほかのヤツにもいろいろ言われてるんだろう?何やってるんだ、腹立つねぇ。だらしないな。もっと来いよ、この野郎。なんなんだアイツは。他でも行け!できねぇヤツはぶっ潰してやるよ!なんだあの野郎。腑抜けやがって。」
石川「・・・もう、言うことはないです。こんなに吠えたらもう言うことはないでしょう(笑)。」
諏訪魔「勝ったじゃん。」
石川「勝ちましたね。これ以上は負けられないから。」
諏訪魔「チームとしては優勝(ライン)まで生き残ってるんじゃないの?今日だって勝ったんだしさ。」
石川「残り全部勝たないと。」
諏訪魔「そうだよ。優勝しようよ、優勝。せっかく石川選手と仲直りしたんだから。行こうよ!」
石川「行きましょう!」

ジェイク・リー&岩本煌史
ジェイク「ヤバい、強い!強い、本当に。」
岩本「ちょっとでも、ちょっとと言うか勝つ気マンマンで戦ったんですけどね。、やっぱり強いなぁ。世界タッグ王者、三冠王者。ツエー。なんとかこのヘビーとジュニアの壁っていうのを突き破るためにこれからもやっていきますよ。俺からは以上です。」
ジェイク「いやぁホント最初から行けばよかったよ。ペース配分なんか考えずに。相手を挑発しなくても、あの人は俺が突っかかっていけば勝手に暴走するから。お客さんもそれが見たいんだろう。諏訪魔が暴走するところ。そうでしょう、記者のみなさんも。黙ってる諏訪魔さんなんて諏訪魔さんじゃない。諏訪魔っていう選手をまた暴走させて。今日は公式戦で結果は負けてしまったけれど、これで終わりじゃないんだ。公式戦も諏訪魔との戦いも。次こそ腕を粉々にしてやるよ。スカした顔してるけど、こっちはけっこう煮えたぎってるからな。」
岩本「まだ1敗だ。まだ1敗。」
ジェイク「そう!まだ1敗。さぁ次に行こうぜ。」

第7試合


 最強タッグ開幕前から宮原健斗に狙いを定め、テーブル葬にすることを宣言していた田中将斗。
 注目の2人でゴングが鳴ると、両者ロックアップから腕の取り合い、グラウンドでの首の取り合いとなり、宮原の低空ドロップキックをかわした田中がいきなりのスライディングDを発射も、宮原もこれを回避。両者クリーンブレイクも、宮原は場外にでてゆっくりと間をとってからリングイン。両者同時にロープに飛ぶが、宮原はTAJIRIのエプロンからの攻撃を察知して立ち止まり、田中は場外から青柳に足を引かれて転倒。NEXTREMEが読み勝つ形となり、青柳にタッチ。
 青柳は宮原とともに田中へ突っ込んでいくが、田中は2人の首を前後からキャッチし、青柳にダイヤモンドカッター+宮原にDDTの同時攻撃。田中は倒れた青柳の首筋に膝を押し当て、自軍コーナーに連れ帰ってTAJIRIとともにさらに青柳の顔面を踏みつける。
 TAJIRIはコスチュームの帯で青柳の首を絞めあげ、田中にタッチ。
 青柳は田中にエルボー合戦を挑むが、田中の強烈な弾丸エルボーの前に劣勢に。
 代わるTAJIRIは竹刀を持ち込んで青柳の首を絞め上げるが、レフリーが自身の方を振り向こうとした途端に手を離し、その竹刀を青柳が奪い取って振りかぶったところでTAJIRIが大声でレフリーに助けを求め、警告を受けた青柳が竹刀を片付けようとしたところでエプロンから田中が青柳にスリーパー。
 タッチを受けた田中は青柳をロープに振って追走式のジャンピングエルボー。さらにブレーンバスターを狙うが、青柳が着地しロープに振ってドロップキック。宮原にタッチ。
 宮原はドロップキックのコンビネーションからフロントハイキック、ノーザンライトスープレックスホールドと続け、シャットダウン・スープレックスを狙っていくが、クラッチを切った田中がDDTで切り返す。さらに田中は串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスター。さらにブレーンバスターを狙うが宮原がブレーンバスターで投げ返し、即座に起き上がった田中がラリアット。宮原もすぐにブラックアウトを叩き込んで両者バタリと倒れ込む。
 両者同時にタッチを求めていくが、先にタッチを受けた青柳はTAJIRIを蹴散らして田中をコーナーに振って串刺しバックエルボー。宮原も串刺しブラックアウトで続き、青柳がダイビングクロスボディ。さらに青柳が田中を羽交い締めにする中で宮原がブラックアウトを発射も、田中が回避したため青柳に誤爆。

 ここで全員場外に出ていって乱闘となり、TAJIRIは青柳を捕縛してリングの下に連れ込むと、なんらかの事件が起きた様子で青柳は顔面がグリーンミストにまみれた状態で姿を現す。宮原はリングの下からテーブルを取り出し、掟破りのテーブルクラッシュを狙っていくが、ここでリングの下から突如TAJIRIが現れて宮原をリングの下に引き込むと、宮原は顔面にレッドミストを受けた場外で姿を現す。
 田中は宮原をテーブル上にセットして場外へスーパーフライで飛んでいきテーブルクラッシュ。しかしリング上では隙だらけだったTAJIRIを青柳が捕縛してエンドゲームで絞め上げており、TAJIRIはたまらずタップ。
 TAJIRI&田中は、試合には負けたものの勝負には勝ったとでも言いたげに毒霧を受けて動けない2人を眺めながら去っていった。

青柳「……ちょっとアレだな。このご時世に毒霧はねえな。とりあえず今日、世界最強タッグ決定リーグ戦、2RENA日という予想外のスタートでしたが、なんとか3戦目で1勝を挙げましたよ。NEXTREME、復活したからには優勝は最低条件ということで、世界最強タッグ決定リーグ戦、制覇します!次の後楽園ホールでは、もちろん俺たちNEXTREMEが優勝戦線を……いや、優勝するために帰ってきますので、また皆さん後楽園ホールに来てくださいね。最後に、次の後楽園は僕が嫌いなジェイク・リーと対戦する。(会場を見渡して指差しながら)そこと、そこと、そこと……どこだ?ジェイク・リーのグッズ掲げてるヤツ!お前らにバッドエンドをお見せしてやるからな!覚悟しとけよジェイク・リーファンども!そしてジェイク・リー、お前も覚悟しとけ!……というわけで、あとはよろしく!(宮原にマイクを託して先に退場)」

 毒霧+テーブルクラッシュのダメージでリング下で動けなかった宮原はHAYATOの肩を借りて退場しようとするが、マイクを求める観衆の期待に応えてリングイン。

宮原「1勝目だコラ~ッ!厳しい1勝目だコラ!おい!今俺の顔はどんなだ?!見えないんだよ。ただ!今プロレス界で最も毒霧を受けた後の顔が似合う男、宮原健斗だ。青柳!ありがとう!……いねえか。まあいいや。オイ!後楽園!最強タッグ決定リーグ戦、後楽園ホールの皆さんの正直な心の声を聞きたい!後楽園ホールの皆様はどのチームが優勝すると心のなかで思っていますか?!(観衆から3・3・7拍子の宮原コールが起きるも、諏訪魔グッズを掲げる観衆を見つけ)おい!めっちゃ見えるぞ諏訪魔って!まあいいや……それぞれ意見があるということで。ただ!俺の心の中に響いた!この世界最強タッグ決定リーグ戦、優勝は!満場一致で宮原健斗&青柳優馬です。最後は、締めくくりましょうか、久しぶりに。準備はいいですか?!さあ、皆様、このワタクシ、最高の男・宮原健斗が『最高ですか~ッ?!』と毒霧を浴びながらもハイテンションで大きな声で叫んだ時、なにをするかご存知でしょうか?!(観衆が場内ストンピングで応える)OK!そう!最後に後楽園ホールの皆さんに聞きた~い!全日本プロレス、最高ですかーッ?!……今日すごい聞こえるゥ~!全日本プロレス、最高ですかーッ?!OKラスト!全日本プロレス、最高ですかーッ?!後楽園ホール、最高ッ!」

<試合後コメント>
宮原健斗&青柳優馬
宮原「どんな感じだ?どんな顔だ?自分が見えねぇよ。」
青柳「最低な顔してるよ!」
宮原(青柳の青く染まった顔を見て大爆笑しながら)「おい!ユーも結構いい感じだな!勝ったらハッピーだよ!グーです、グーです。勝ったらグーです!せっかくだ。絵を撮ってくれよ!残しておいてくれよ。俺らには見えないんだ。ただ1勝目だ!この最強タッグ!最低の始まりから1勝目を掴んだ!こっからのNEXTREAMは強いぞ!最強タッグ。いまは最下位か?気持ちは最下位だ。俺たちは2連敗してるからな。ただこっからだ。年末に宮原健斗が締めくくらないでだれが締めくくるんだ。2020年を締めくくるのはノーベルトの男、宮原健斗。俺が締めるしかないだろう!」
青柳「ここからNEXTREAMの逆襲が始まるぞ。2連敗。最下位からのスタートだけど、ここからNEXTREAMの優勝というサクセスストーリーが今日始まった。乞うご期待ですよ。」
宮原「カモン、クエスチョン!」

――テーブル・クラッシュはいかがでしたか?
宮原「いやもう本当に初めてですよ、プロレスキャリアで。あの衝撃は本当にバカにできない。今までビデオでは見てきたけれど、本当に食らったら息ができない。回復するまで時間がかかった。本当に5分くらい。もう食らいたくないね。」

――宮原選手が先に仕掛けようとしましたが?
宮原「ねぇ。足元すくわれたよ。普段やってないことしちゃダメだよ。人生もそうじゃないですか。人生を今日習ったね。なれないことをしちゃダメだ。宮原健斗は宮原で行かなきゃダメだね。でもそれは後半戦に向けて勉強になったよ。宮原健斗は宮原健斗らしく行かなきゃ。とにかく優勝候補ナンバーワンだ。お客さんもそう言っていたよ。優勝だ優勝!」

関連記事

サイト内検索

日別

2021年1月
« 12月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

月別

ページ上部へ戻る
×