タイチ&ザック・セイバーJr.がIWGPタッグ王座を防衛し『WORLD TAG LEAGUE』全勝優勝宣言!「東京ドームは休ませてもらうぞ」

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 2日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to POWER STRUGGLE』が行われ、タイチ&ザック・セイバーJr.が後藤洋央紀&YOSHI-HASHIを破りIWGPタッグ王座の2度目の防衛に成功した。

 YOSHI-HASHIは今年8月に後藤洋央紀&石井智宏ともにキャリア12年で初の王座であるNEVER6人タッグ王座を戴冠。その後行われた『G1 CLIMAX』では結果こそ振るわなかったもののブロック覇者のSANADAに土をつけるなど記憶に残る試合を展開。
そして先月23日に行われたNEVER6人タッグ王座の防衛戦は、YOSHI-HASHIと因縁深いDOUKIとの攻防が注目を集め、年間ベストバウト候補としてファンに語られる名試合に。この試合に勝利して勢いに乗るYOSHI-HASHIは「IWGPタッグのベルトを俺たちがいただくときも一瞬だ!」とタイチ&ザックの持つIWGPタッグ王座へ挑戦を表明した。

 タイチ&ザック・セイバーJr.vsYOSHI-HASHI&後藤洋央紀で行われたこの試合は、鉄壁のチームワークを誇るタイチとザックが2vs1の場面を作り後藤を集中攻撃していくも、後藤は耐えに耐えて反撃し、YOSHI-HASHIが反撃のバトンを受け取る。
 YOSHI-HASHIはタイチの強烈な蹴りを耐えて逆水平チョップで反撃していき、タイチのアックスボンバーも正面から受け止めても倒れず即座に反撃したり、ザックに顔面を何度も蹴られながらもタイチをバタフライロックで離さず絞め上げ続けるなどの意地を見せる。
 YOSHI-HASHIがタイチをカルマで仕留めようとするも、着地したタイチがブラックメフィストの体勢に捕らえ、すかさず飛び込んできたザックのアシストを受けてザックメフィスト。タイチが一瞬の勝機をものにして王座防衛を果たした。

 死闘を終えた4人がリング上で大の字になる中、なぜか本部席で解説を務めていた矢野通がリングに上って4隅のコーナーパッドを外すと観衆はざわめきからの沈黙。戸惑いの空気の中で矢野がマイクを取ると「ザック・セイバーJr.と矢野通はこの数日間、来る日も来る日も、私がコーナーマットを外してはコイツが付け!外しては付け!外しては付け!外しては付け!を!繰り返してまいりました!さぞイライラしたでしょう!だがしかし!俺のほうがイライライライライライライライライライライライライライライライライライライライラしてたんだよ馬鹿野郎!」と叫び、11月7日の大阪大会でのザックとのKOPW戦のルールとして“ノーコーナーパッドルール”を提案。ザックもこれを了承し、矢野は騒ぎながら去っていく。

 タイチは「次のシリーズ、俺らこのままベルト持ったまんまタッグリーグ出てやるよ。お前ら全員、俺らに勝ちたいだろ?いいよ、全員かかってこいよ。そして全員潰した上で改めて俺とザックは最強だってことを、俺とザックはこれからもこの新日本プロレスの中心になっていくことを忘れんなよ。楽しみにしとけこの野郎」と『WORLD TAG LEAGUE』出場を宣言。
 さらにバックステージでは「俺らが全勝優勝すれば、それでいいんだ。まぁ負けることはねぇけどよ、俺らが。ドームは休ませてもらう。コタツでミカン食ってハイボール飲んで、せんべい食って、寝転がって見てやるよ、テメェらのくだらねぇ試合」とタッグリーグで全勝優勝して1・4東京ドーム大会では防衛戦を行わずに休暇を取るというビジョンを語った。

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