【試合詳細】10・3 スターダム横浜武道館大会 【ワールド】岩谷麻優vs朱里 【ワンダー】ジュリアvs中野たむ 【ゴッデス】林下詩美&上谷沙弥vs舞華&ひめか 【SWA】渡辺桃vsビー・プレストリー ジャングル叫女&小波vs刀羅ナツコ&鹿島沙希

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『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』
日程:2020年10月3日(土)
開始:17:30
会場:神奈川県・横浜武道館
観衆:1007人(満員/コロナ対策限定人数)

▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者/Queens Quest】○AZM
11分27秒 変形腕固め
【挑戦者/STARS】●スターライト・キッド
※AZMが初防衛に成功

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●羽南(STARS)
5分7秒 インプラントDDT→片エビ固め
○Z=白川未奈(フリー/当日発表)

▼スペシャル・タッグマッチ 15分1本勝負
里歩(AEW)/○飯田沙耶
8分39秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
まなせゆうな(ガン☆プロ)/●夏すみれ(フリー)

▼DDM新メンバー登場 シングルマッチ 15分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]●DEATH山さん。
4分52秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[Donna Del Mondo]○XXXX=なつぽい(フリー)

▼SWA世界王座決定戦 30分1本勝負
[Queens Quest]●渡辺桃
12分53秒 クイーンズ・ランディング
[大江戸隊]○ビー・プレストリー
※ビーが第6代目王者となる

▼TCS vs 大江戸隊 敗者ユニット解散マッチ ノールール30分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]●ジャングル叫女/小波
13分7秒 起死回生
[大江戸隊]刀羅ナツコ/○鹿島沙希

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者組/Queens Quest】林下詩美/○上谷沙弥
22分33秒 フェニックス・スプラッシュ→エビ固め
【挑戦者チーム/Donna Del Mondo】●舞華/ひめか
※詩美&上谷が初防衛に成功

ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/Donna Del Mondo】○ジュリア
17分25秒 グロリアス・ドライバー→エビ固め
【挑戦者/STARS】●中野たむ
※ジュリアが初防衛に成功

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/STARS】○岩谷麻優
28分58秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
【挑戦者/Donna Del Mondo】●朱里(MAKAI)
※岩谷が4度目の防衛に成功

横浜武道館こけら落としで岩谷が朱里を下して赤いベルト防衛!ジュリアはたむとの完全決着戦を制し白ベルト防衛!DDM新メンバーは万喜なつみことなつぽい!TCSが解散し叫女が復讐鬼と化す?!

オープニング


 横浜武道館のプロレスこけら落としとなるスターダムが開始。解説席にはスターダムOBの愛川ゆず季さんと大江慎さんが座る。
 愛川さんのスタートの掛け声で大会開始。

第1試合


 キッドが突撃するが、AZMがロープに振る。キッドはロープを掴んでタイミングをずらすと、ストンピングからアームドラッグの応酬。グラウンドの攻防からドロップキックの相打ち。一度距離を持ち睨み合う。

 手4つをフェイントにAZMがガットショットからロープワークの応酬。これはAZMがネックブリーカーで倒し、ストンピングから顔面に膝を押し付ける。
 AZMはコーナーに振ると串刺しドロップキック。フォールも1。

 AZMはボディスラムで叩きつけてロープの反動を使ったフットスタンプ。フォールも2。

 キッドが膝立ちでエルボー連発も、AZMがランニングエルボーでふっ飛ばし、ロープに振るがキッドはエプロンに降り、走り込んできたAZMにエルボー。さらに髪を掴んでエプロンへのフェイスバスター。場外に落下したAZMへ、キッドはコーナーからのプランチャを投下する。

 リングに戻るとキッドはAZMに619。さらにその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。

 キッドはコーナーに振るが、AZMはブーメラン式のミサイルキックで迎撃し、ノーザンライトスープレックスからフォール。2で返されるとすかさず脇固めもキッドはロープに足を伸ばしブレイク。

 AZMはダイビングフットスタンプを投下するがキッドは避ける。サッカーボールキックからのローキックも避けると、ミドルキックをキャッチし足へのエルボーからマウスで着地しドロップキック。コーナーに走るとAZMは足を伸ばすが、その足をキャッチしてロープに乗せるとバッククラッカー。
 キッドはコーナーに登るが、AZMはエルボーから正面に登るもキッドはエルボー連打から前蹴りで落とし、そこへスノーブロウを投下しフォールも1。

 AZMはコーナーに駆け上がりダイビングフットスタンプを投下しフォールも1。
 
 エルボーの相打ちからAZMがハイキック。さらに投げようとするが、キッドはカウンターのDDT。両者ダウン。

 8で立ち上がった両者はエルボーの打ち合いから AZMがエルボー連打。キッドがビンタから走り込むも、AZMがハイキックで迎撃し、腕を掴んでコーナーに登ると腕への水面蹴りからダイビングフットスタンプを投下。フォールも2。

 AZMはミスティカ式脇固めからアームバー。これはキッドがロープに足を伸ばしブレイク。

 AZMがコーナーに駆け上がりブーメラン式の攻撃も、キッドがドロップキックで迎撃しキッチャーマンも2。

 キッドはキッチャンボムを狙うが、耐えたAZMがハイキックから二段蹴り。避けたキッドがコードブレイカーから背中に619を叩き込み、キッチャンボムでフォールもAZMはロープに足をかけて逃れる。

 キッドはセカンドからのムーンサルトも、避けたAZMがあずみ寿司。お互い切り返し合戦となるが2。

 キッドが飛び込み式スクールボーイも、切り返したAZMがあずみ寿司も2。

 キッドのバズソーキックをキャッチしたAZMに延髄斬りを叩き込んだキッドがムーンサルトを狙うが、AZMは尻を突き飛ばすとそのまま横に登り、雪崩式の脇固め。さらにアームバーで伸ばしていくが、キッドはロープに足をかけてブレイク。

 AZMはセカンドからのダイビングフットスタンプを投下し、続いて旋回式雪崩式ギロチンドロップから羽折り固め。さらにこれを足極め腕ひしぎに切り換えてギブアップを奪った。

<試合後コメント>

AZM
「はい!横浜!スターダムビッグマッチ!私がちゃんと防衛しました。まあまあまあ、当たり前とまではいかないんですけど、まあキッドにね、すごく追い詰められて。チャンピオンは『負けるかも』とは思わないので、負けるなとは思わなかったですけど、私のライバルとして、すごく楽しかったですね。まあ、私はね、キッドにかかわらず、前の後楽園でも言いました。星月芽依選手ともね、やりたいんですよ。だからね、スターダムに限らず、他団体に私はどんどんこのベルトを持っていくつもりなので、目ぇ離さないでください」

――こけら落としのオープニングマッチを務めた感想は
「いや、めちゃくちゃ緊張しましたね、正直。まあビッグマッチでしかもYouTubeに自分たちの試合だけ生配信されるということで、まあ初めてのお客さんがやっぱり多かったと思うので、私たちの試合を見て是非スターダムに『来たい』『見たい』と思っていただけたら、それだけで嬉しいですね、私は」

第2試合


 Zとして発表されていたのは9月末で東京女子プロレスとの契約を解除した白川未奈。

 ロックアップからリストの取り合い。バックの取り合いからグラウンドの攻防となるが、羽南がヘッドロックで捕らえるが、白川が突き飛ばしてロープの反動をつけるとアームホイップで投げ捨てる。
 白川はロメロスペシャルを狙うが、羽南はロープを掴み逃れる。
 
 ロープに飛んだ白川に羽南はドロップキックで迎撃し、さらに串刺しドロップキックからフォールも2。
 羽南は腕ひしぎも、白川はロープへ足を伸ばしブレイク。

 羽南は腕へのフットスタンプ。起き上がった白川がエルボーも、羽南もエルボーで返しロープに飛ぶが、白川はこれを避けるとフライングクロスチョップで迎撃。白川は串刺しヒップアタックからフライングクロスチョップ。フォールも2。

 白川はロメロスペシャル。これを離すと背中へのストンピングからロープに飛ぶが、羽南は払腰で迎撃し、大外刈りからノーザンライトスープレックスホールドも2。

 羽南はロープに飛ぶが、白川はルーテーズプレスで迎撃しフォールも2。
 白川が走り込むが、これを羽南が丸め込むが2。
 羽南はロープに飛ぶが、白川が裏拳で迎撃しフォールも2。
 白川はコーナーに登ると振り返りダイビングクロスボディアタックからインプラントDDTで突き刺し3カウント。

<試合後コメント>

白川未奈
――Z(ゼット)ということで、正体が明らかになりました
「ゼットじゃなくてゼータです。ガンダムが好きで、私はアレをゼータと呼んでます。スターダムにゼータです。ホントに、お客さんがどうやって、思うのだろうと、知ってるのか、私のことを。知らないのか分からなかったですけど、私は東京女子プロレス、レギュラー参戦やめて……まあ、東京女子プロレスもすごくいい環境だったんですけど、そっからわざわざ外に出て、またスターダムで1からやるというのは、ハイ。キチンとかなりの覚悟で来てますので。やっぱり、グラドルレスラーとしてゆずポンさんというのがすごく目標だったんですね。で、ゆずポンさんがいたリングに来ないと、目標には近づけないかなっていう思いがあったので、今回決心してスターダムに上がりました」

――実際にスターダムのリングに上がって試合をしてみた感触は?
「いやぁ~、まず羽南選手。恐らくまだ若手の選手だと思うんですけど、すごい力強くて、正直、闘ってみてビックリしたというところです。関節とかもやっぱり瞬時に狙ってきたり。あとはやっぱり、お客さんが全然……私の手拍子だ、『頑張れ』『チャンス!』とかも応えてくれないかなという不安があったんですけど、自分が想像していた以上に、お客さんが温かくて、やっぱそうやってあったかく迎えてもらった以上、キチンとここで結果を残していきたいなと、今日また改めて思いました」

第3試合


 愛川ゆず季引退後のグラレスラー後継者として期待されていたまなせゆうなが、ガンバレ☆プロレス所属としてスターダムマットに里帰り。
 
 夏は試合に不満そうにエプロンからチェックを受ける。

 一人になったまなせに里歩と飯田が急襲し、ダブルのガットショットから飯田がソバット。里歩がフェイスバスターから里歩が飯田をカニバサミで倒してまなせに叩きつける。
 まなせをコーナーに振ろうとするが、まなせは力づくで同士討ちさせるとダブルラリアットでなぎ倒す。さらにまなせは飯田をボディスラムで叩きつけて夏にタッチ。

 夏はストンピングからロープに振ってムチ攻撃。さらに顔面を踏みつけていき、これを注意されるとストンピングからコーナーに叩きつけて、顔面騎乗式圧殺。さらにまなせも昇天でアシストする。助けに来た里歩をコーナーに押し込んだまなせは昇天。夏はは飯田に腰振り式ブロンコバスター。
 夏は飯田の髪を掴んで自軍コーナーに叩きつけるとまなせにタッチ。

 まなせはショートレンジラリアットからフォールも2。
 飯田はエルボーからボディスラムを狙うが、耐えたまなせが逆にボディスラムで叩きつけていく。まなせはコーナーに振って串刺しラリアットからビッグブーツ。フォールも2。
 まなせはボディスラムを狙うが、耐えた飯田が逆にボディスラムで叩きつけて里歩にタッチ。

 里歩はコルバタで投げ捨てると619からコーナーに登りダイビングクロスボディ。これを受けて切り返したまなせがサイドバスターから背中にサッカーボールキック。ヒップトスからフォールも2。
 まなせはロープに飛ぶが、里歩が追走してカサドーラフットスタンプ。里歩は飯田にタッチ。

 飯田はドロップキックからチョップ連発。受けきったまなせが体勢を切り返してエルボー連打。飯田がロープに振ってチョップでなぎ倒すも、まなせは立ち上がりお互い雄叫びを上げると、まなせのラリアットを飯田が避けるがまなせは逆の腕でショートレンジラリアット。まなせは夏にタッチ。

 夏はガットショット連発からビッグブーツ。夏はノーザンライトスープレックスホールドも2。
 夏はドラゴンスリーパーも里歩がカットし、里歩と飯田はダブルのドロップキック。
 飯田がコーナーに登りミサイルキックを発射しフォールもまなせがカット。

 飯田はノーザンライトスープレックスを狙うが、夏はダブルアームバスターで迎撃し、シャイニングウィザードからDDT。フォールも2。
 里歩がまなせをロープに振るが、まなせは里歩をショルダータックルでふっ飛ばし、夏はムチ攻撃も避けた飯田がドロップキック。飯田は投げようとするが、夏がエルボーから髪を掴んで動きを止め羽交い締めにすると、まなせがビッグブーツもこれは誤爆。飯田がダブルチョップで夏をなぎ倒し、ノーザンライト・スープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

里歩&飯田沙耶
飯田「ようやく……勝利しました!でもこれは里歩さんのアシストがあったからこそ、取れた1勝です。この、ノーザンライト・スープレックスで、大事に使って、これからもっと闘うたくさんの選手から勝利を取っていきたいと思います」
里歩「自分たちの試合は『まなせさんおかえり』という試合だと、自分たちでも思ってたんですけど、飯田さんが勝ってくれたことによって意味が生まれて、またね、これからも頑張っていきましょう!」
飯田「ありがとうございます」
里歩「ありがとうございました!」
飯田「ありがとうございました!」

まなせゆうな
「私のパートナー夏さんだったんだけど……リングでもあんま言えなかったんだけど、でも、最後に『まなせ!』って呼んでくれて、ちょっと嬉しかったから突っ込んでいったら、夏さん飛んでっちゃった。でも私の想いが多分、あふれちゃったんだと思います。だから……あぁ、でも勝ちたかったなぁ!勝ったら、また続きあったのかなと思うと悔しいですね。私が一緒に負けちゃったから。でも、私はこれで終わりじゃないと思ってるから。またみんなに、スターダムが大好きな皆さんに会えるように、これからもプロレス頑張るので、これからもよろしくお願いしますね?あともう1個言っていいですか?私、スターダムのときの先輩で彩羽匠さんっているんですけど、6日に後楽園で試合するんですよぉ。これはスターダムがあったから出来る絆なんですね。だからその仕組みを、今日悔しかった分、すべて匠さんにあてていくので、皆さんスターダムだけじゃなくって!ガンプロも見に来てくださいね!よろしくお願いします!ありがとうございました!楽しかったぁ!スターダム!(手足をバタバタと振り回して喜びを表す)ハイィ!『ハイ』じゃない!質問無い?!

――久々のスターダムのリングはどんな感触でしたか
「なんか、なんだろう。初めての人と闘うから、もっとなんか……新鮮味なのかなと思ったけど、やっぱりリングのスターダムのマットを見たときに、ロゴは変わっちゃったけど、なんかすごくこみ上げるものがあって。なんか上がるまで正直、新しいところに行く不安が大きかったんですけど、ゆず季さんもいらっしゃって、笑いかけてくれて、なんか、全然……『帰ってきた』って思いました。だから、私はこの続き、きっとあると思います。この気持ちのまま終わることはないと思うので、この続きはリングで表現出来るように頑張ります。ハイ!」

第4試合


 ドンナ・デル・モンドの新メンバーXXXXとして登場したのは、9月末で東京女子プロレスとの契約を解除した万喜なつみ。
 かつてアクトレスガールズ時代の後輩であるひめかに肩車されて花道をリングまで歩く。

 DEATH山のDEATHアピールに微動だにしないなつぽい。なつぽいはガットショットもDEATH山がロープに振ってラリアット。避けたなつぽいがアームドラッグで投げ捨てる。
 なつぽいはヘアーホイップ連発から顔面を踏みつけていく。注意されるが再度コーナーで踏みつける。

 DEATH山は鼻つまみからその手をチョップで落として痛めつける。これを繰り返したDEATH山はコルナツイストからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、なつぽいは足を伸ばしてカット。二度三度と頑張ろうとしたDEATH山になつぽいはドロップキックからストンピング連打。さらにラリアットも、避けたDEATH山がクロスチョップ式地獄突きからフォールも2。

 DEATH山はブレーンバスターを狙うが、着地したなつぽいはクリスト。これはDEATH山がロープを掴みブレイク。すぐになつぽいがスクールボーイも2。
 なつぽいは低空ドロップキック連発からロープを貫いての顔面への低空ドロップキック。
 なつぽいはコーナーに登るとダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 なつぽいはライトニングスパイラルを狙うが、耐えたDEATH山が丸め込むが2。
 DEATH山が走り込むが、なつぽいはソバットで迎撃しバックラッシュ。だがDEATH山が丸め込むが2。

 DEATH山は走り込むが、なつぽいはトラースキックで迎撃しジャーマンスープレックスホールドで叩きつけて3カウント。

なつぽい「皆さん、はじめまして。またはお久しぶりです。ドンナ・デル・モンド、新メンバーのなつぽいこと・・・なつぽいです。私は、スターダムのこのユニットで、新たなプロレス人生を歩むことを決めました。目指すは、ハイスピードチャンピオン。以後、お見知りおきを。またな!」

<試合後コメント>

なつぽい
(インタビュールームの前でDDMの面々が拍手でなつぽいを送り出す)

――DDMの新メンバーとしてスターダムに登場しました
「いやぁ……かなり……ヒント出し過ぎでしょ(笑)まぁ、分かってても分かってなくても、なつぽいワールド、全開にできる自信があったので、これからもDDM……いや、スターダムを盛り上げていきたいと思っています」

――とても大事なことですが、“なつぽい”の表記はカタカ……
「(食い気味に)ひらがなです!ひらがなです!」

――なぜ、ひらがななのでしょう
「生まれながらひらがなだからです」

――まず、狙うはハイスピード王座?
「はい。ハイスピード……いやぁ、今日も第1試合からメチャメチャ熱いのを見せられてテンション上がりました。絶対ハイスピード取ります。ハイスピードから、攻めていきます!」

――こうしてコスチュームも新たにリングに上がった気分は?
「最ッ高ですね!いやぁ、久々だけど、久々じゃない気もするし、でもなんか新しい場所に来たような気もしてゾクゾクしました。これからが楽しみです」

――ジュリア選手からどのように勧誘されてDDMに加入することになったのでしょう
「それは……それぞれのご想像にお任せします。以上!」

第5試合


 ジェイミー・ヘイターが新型コロナウイルスの影響で来日できずに返上したこの王座の新王者決定戦へ。
 
 エルボーの打ち終わりから渡辺がロープに振ってドロップキックも、ロープを掴んでスカしたビーが顔面を蹴りつけていく。だが立ち上がった渡辺が場外に投げ捨て、そのまま場外戦へ。
 エプロンに上げると渡辺はミドルキック連打からランニングミドルも、場外に飛び降りて逃れたビーが足を掴んで引きずり落とす。
 ビーは渡辺をエプロンに叩きつけてカウント14でリングへ。渡辺もこれを追ってリングに戻ると、ビーはストンピングからロープを使ったアキレス腱固め。足へのストンピングからコーナーへ叩きつけてロープを使って膝を痛めつける。ビーはそのままロープを使ったアキレス腱固めから、ボディスラムで叩きつけて膝へのストンピング。フォールも2。

 ビーは膝へのエルボードロップから足を極めていくが、渡辺がスリ―パーで捕らえるが、すぐに逃れたビーが背中を踏みつけて挑発。
 髪を掴んで引き起こすとコーナに振り串刺し攻撃を狙うが、避けた渡辺が逆に串刺しドロップキック。
 渡辺はさらに串刺し低空ドロップキックを顔面に叩き込み、背中にドロップキックからランニングミドル。膝立ちのビーにミドルキック連打からフォールも2。

 渡辺はスリーパーで捕らえていくが、ビーが丸め込んでアキレス腱固め。これは渡辺が反対の足で蹴って逃れるも、ビーはスイング式ネックブリーカーからフォールも2。

 ビーは渡辺の足をロープにかけるとコーナーに登るが、渡辺は立ち上がりエルボー。エルボーの打ち合いからビーが飛び込むが、渡辺はカウンターのロックボトム。ダブルダウン。

 渡辺は投げようとするが、耐えたビーへ左右のハイキックからバズソーキック。倒れたビーを引き起こし、コーナー上に座らせると雪崩式のBドライバーを狙うが、ビーは着地しスパイダージャーマンを狙う。だが耐えた渡辺がバックエルボーで落とすと、セカンドロープからのダイビング式蒼魔刀。フォールも2。
 渡辺はBドライバーで突き刺しフォールも2。

 渡辺は担いだままコーナーに登ろうとするが、ビーがチーキーナンドスキックからクイーンズ・ランディングを狙うが、耐えた渡辺が掟破りのカミゴェ。フォールも2。

 渡辺がスリーパーで捕らえと、投げっぱなしのテキーラサンライズから蒼魔刀を発射しフォールも2。

 渡辺はバズソーキックも、キャッチしたビーがヒールホールド。渡辺は足を掴んで丸め込むが2。
 ビーの飛び膝蹴りを避けた渡辺がテキーラ・サンライズを狙うが、耐えたビーが渡辺のミドルキックをキャッチしドラゴンスクリューからVトリガー。さらにプラン・ビーも2。

 ビーは串刺し式で背中にVトリガーからクイーンズ・ランディングで叩きつけて3カウントを奪った。

ビー「一言だけ言わせてもらうわ。モモ、モモ、ショッパイ」

第6試合


 負けたチームが解散するノーDQマッチへ。

 叫女がリングインするなりナツコと鹿島が奇襲。叫女とナツコが殴り合いとなり、エルボー合戦からナツコがエルボー連打からバックエルボーを打ち込みエルボースマッシュ。叫女がコーナに振ろうとするが、椅子の山の直前で耐えたナツコがコーナーに振り、叫女も耐えると、小波とともにダブル攻撃を狙うが、ナツコがダブルラリアットでなぎ倒す。
 ナツコと鹿島は叫女を椅子の山に叩き込み、さらに鹿島が振った叫女にナツコがイス攻撃。続けて鹿島が椅子へのフェイスバスターからナツコがセントーンを投下しフォールも2。
 ナツコは鹿島にタッチ。

 鹿島は椅子を使ったスリーパーも小波がカット。ナツコが小波にボディスラムから、鹿島が二人まとめてイス攻撃。そこへナツコが二人まとめてセントーンで圧殺し、鹿島が小波を場外に蹴り出し、叫女の髪を掴んでコーナーに叩きつけるとナツコにタッチ。

 ナツコはヘアーホイップから顔面ウォッシュ。ナツコは鹿島にタッチ。

 鹿島とナツコは椅子へのブレーンバスターを狙うが、耐えた叫女が二人まとめてブレーンバスターで投げ捨て小波にタッチ。

 小波はランニングニーからナツコにスライディングキック。鹿島にリバースインディアンデスロック。これはナツコがカット。小波はナツコにハイキックから鹿島を投げようとするが鹿島はカサドーラで丸め込むが2.
 鹿島は顔面を蹴りつけるとダブルアームスープレックも2。
 小波はビッグブーツも避けた鹿島はコルバタで投げ捨て顔面へのビッグブーツ。鹿島はナツコにタッチ。

 ナツコは串刺しエルボーからキャノンボール。さらにバックフリップで叩きつけてフォールも2。
 ナツコはチェーンを取り出しリングに置くと、チェーンへのボディスラムを狙うが、耐えた小波がチョップからソバット。さらにハイキックを叩き込みチェーンへのジャーマンスープレックス。フォールも2。
 小波は叫女にタッチ。


 叫女はショルダータックル4連発で倒し、コーナーに振って串刺し攻撃。ナツコが避けて鹿島が串刺し攻撃も、叫女が避けてナツコの串刺し攻撃も鹿島に誤爆。TCSメンバーでトレイン攻撃から、叫女がナツコをリング中央にセットしダイビングボディプレス。フォールも2。

 叫女は担ごうとするが、ナツコが足を掴んで動きを止めると、叫女は顔面を蹴りつけてロープに飛ぶがナツコはラリアットで迎撃しフォールも2。
 ナツコはチェーンでのスリーパーも小波がカット。
 小波はナツコにバズソーキックからロープに飛ぶが、ナツコはラリアットで迎撃し、叫女を昇天で叩きつけてフォールも2。

 鹿島とビーがリング上に机をセットし、ナツコが叫女をそこに寝かせるとコーナーに登る。吏南が足を掴んで動きを止めると、叫女がラリアットで大江戸隊を蹴散らし、小波がナツコの顔面にハイキックから叫女がナツコを肩車。そこへ小波がミサイルキックを発射し合体パワーボムからフォールも2。

 叫女がナツコの顔面を机に叩き込み、机の上に登ると机上パイルドライバー。フォールも鹿島がエプロンから椅子を投げつけカット。すかさずナツコがフォールも2。ナツコは鹿島にタッチ。

 鹿島は叫女の背中を椅子で殴りつけ、仰向けの叫女に椅子を乗せるとそこへダイビングフットスタンプを投下。さらに椅子で背中をめった打ちにしていくが、小波が椅子を持ってリングに上がる。鹿島はその椅子を叩き落とすと殴ろうとするが、鹿島は動きを止めて椅子を下ろす。小波が椅子を持つと、なぜか叫女の脳天に椅子を叩き込み、鹿島が叫女を起死回生でフォールし3カウント。

小波「ジャングル、ジャングル、ジャングル叫女~~~!いったい、おまえは、いつまで、どれだけ、同情をかうつもりなんだ?主役の居ないTCSが、解散して、当然。私は、大江戸隊の、悪の寝業師としてこれからやっていく。ジャングル叫女!ジ・エンド、お・し・ま・い・DEATH!」

ナツコ「残念だったねジャングル叫女。全部うちらの手のひらの上で転がってたってわけよ。今日から小波は大江戸隊!そして、TCSは、解散だ!」
(大江戸隊と小波はリングを去る)

叫女「小波!小波!!うわぁぁぁぁぁっぁあ!TCS、守れませんでした…ごめん。他の、メンバー、みんな、好きなところに行って下さい。私は、私の道を行きます。TCSを、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました」

<試合後コメント>

小波&刀羅ナツコ
ナツコ「首いてぇんだよ……死ぬ……」
小波「ジャングル叫女ぁ?すっごいしつこい。なにが言いたいの?いないものを、ずっとずーっと追いかけて、それで同情を買ってるつもり?いつもそんな生き方。アイツが私の隣にいたら、ただのお荷物。そして私は新しく大江戸隊に辿り着いた。ただそれだけ。自分のために闘う。仲間のためでも、誰のためでもない。ただ自分の闘いを求めてここに来た。それだけ。ジャングル叫女、TOKYO CYBER SQUAD、THE END!」

――小波選手は自分の意志で大江戸隊を選んだ?
小波「そうです」
ナツコ「あたりめーだろ!」

――ナツコ選手が誘ったのではない?
ナツコ「ちげーよ。見込みがあるから話聞いてやったんだよ」

――小波選手の方から話を持ちかけた?
小波「大江戸隊に来た理由として、ファンにも媚びてない。そして、もちろん会社にも媚びてない、選手にも媚びてない、みんなが敵な状態。私はただ闘うためだけにここにいます。他のユニットに入っても闘えるとは思わなかったので、大江戸隊を選んだ。ただそれだけです」

――それはいつ決意した?
小波「え~……」
ナツコ「1ヵ月くらい前からじゃない?連絡取り合ってたの。もっと前から?もっと前か。なんか色々あって、よくわかんねーけど、とにかく、小波の方から『嫌われ者になりてー』っつってったからよ、受け入れたわけよ。もちろん、実力ともに兼ね備えてるし、今の大江戸隊にはいないスタイルだからね。明日から要注目!……あー、いてぇ」

――では、この1ヵ月は小波選手は叫女選手を騙していた?
小波「……そうです」
ナツコ「アイツ馬鹿だよな。ずーっと誰か信じて。今までもずっとそうだろ?渡辺桃とか。まあウチは裏切りで入ったかわかんねえけど、心の底ではずっと嫌だと思ってたし、今回の小波だってそう。アイツは誰かを引っ張る力とか、ユニット作る力なんかねえーってこと、今日で証明されたっしょ。じゃっ、ウチらからはもうないから。……あぁ、イテテ」


ジャングル叫女
「……約束したんで、TCSは、解散します。でも私は、こっから、必ず、這い上がりますよ。ナツコ、大江戸隊。そして……小波……。私は、今日の出来事を絶っ対に忘れない。許さない……!自分のプロレス人生をかけて、這いつくばってでもぶっ潰す!必ず!TCSはは終わったけど、私の……ジャングル叫女のプロレスはまだ終わってないし、こっからがスタートです。1人でもいい。私はこのリングに上がり続ける。闘い続けていきます」

第7試合


 先発は舞華と詩美。ロックアップからリストの取り合い。舞華がヘッドロックで絞り上げ、詩美がボディブローで逃れるとショルダータックルで吹っ飛ばす。上谷も出てきて詩美のショルダータックルから上谷がフットスタンプ。さらにダブル低空ドロップキックを後頭部に叩き込む。
 詩美はストンピングからコーナーに叩きつけて上谷にタッチ。

 上谷はガットショット連発からボディスラムを狙うが、舞華はボディに膝蹴り連発からボディスラム。ボディへのストンピングからコーナーに叩きつけてひめかにタッチ。

 ひめかと舞華は顔面を踏みつけ、ひめかが上谷の顔面をコーナーに叩きつけていく。ひめかはヘアーホイップ2連発から顔面を踏みつけ、ボディスラム2連発からコーナーに叩きつけて舞華にタッチ。

 舞華はガットショットからボディスラム。ストンピング連打から背中を踏みつけて背中へのヒップトス。ひめかが出てきて舞華をロープに振ると、舞華が一本背負いからひめかがランニングニー。フォールも2。
 舞華はロープに飛ぶが、上谷が追走して側転からバク転するとドロップキック。上谷は詩美にタッチ。

 詩美はショルダータックルでふっ飛ばし、二度三度とショルダータックルで倒すとラリアットを狙う。これを丸め込んだ舞華が変形羽折り固め。詩美はロープに足を伸ばしブレイク。
 舞華はケンカキックから大外刈りで倒しひめかにタッチ。

 ひめかは串刺しボディスプラッシュからランニングニー。フォールも2。
 ひめかは逆エビ固めで捕らえるが、上谷がカット。
 上谷と詩美はひめかをコーナーに振って走り込むが、ひめかは避けて同士討ちさせると二人まとめて串刺しボディスプラッシュ。

 さらに二人まとめてアルゼンチンで担ぎ上げると、リングに投げ捨て詩美に逆片エビ固め。詩美はなんとかロープを掴みブレイク。
 ひめかはランニングニーも、避けた詩美がドロップキック。
 詩美は腰投げから大外刈り。フォールも2。
 詩美は胴締めスリーパーもひめかはロープに足を伸ばしブレイク。
 詩美はアルゼンチンで担ごうとするが、ひめかは耐えてラリアット。再度ラリアットもラリアットの相打ち。二度三度と相打ちになるが、ひめかがラリアットでなぎ倒す。だがすぐに立ち上がった詩美もラリアットでなぎ倒すが、ひめかと詩美は何度となくラリアットでなぎ倒し合う。ダブルダウン。詩美は上谷にタッチ。

 上谷がコーナーに登り、ダイビングクロスボディアタック。再度コーナに登りミサイルキックからフォールも2。
 上谷は投げようとするが、ひめかはラリアットでなぎ倒し、ひめかと舞華のサンドイッチラリアット。フォールも2。
 ひめかはコーナー下にセットすると、コーナーに登り、舞華がファンタスティックフリップでひめかを叩きつける。フォールも2。
 ひめかはアルゼンチンで担ぎ、アルゼンチンバスター。フォールも詩美がカット。

 ひめかは投げようとするが、詩美がラリアットでカット。さらにひめかのラリアットを避けてジャーマンで投げ捨てるが、舞華が詩美をラリアットで場外に叩き出す。
 ひめかは舞華にタッチ。

 舞華は腰投げ連発から巴投げで投げ捨てフォールも2。
 舞華はエルボー連打も上谷は髪を掴んでビンタ。上谷がエルボー連打も舞華は受け切ると強烈なエルボーで吹っ飛ばす。
 上谷はエルボー連打も、舞華はやはり強烈なエルボー。エルボー合戦から舞華はエルボーを避けてロックボトム。フォールも2。
 舞華はブレーンバスターを狙うが上谷はフロントネックロックで耐える。だが舞華は強引に担いでブレーンバスター。フォールも2。
 舞華はラリアットを狙うが、上谷がドロップキックで迎撃し逆エビ固め。舞華はロープを掴みブレイク。
 上谷はコーナーに登るが、舞華は正面に登りエルボーから雪崩式ブレーンバスター。フォールも詩美がカット。

 舞華はラリアットを狙うが、上谷はドロップキックで迎撃し、その場飛びダブルニードロップから走り込むも、舞華はスパインバスターで迎撃し山茶華。フォールも詩美がカット。
 舞華は担ぐが着地した上谷がスピアー。上谷はその場飛びシューティングスタープレスからフォールも2。
 上谷はキー・クラッシャーからフォールも2。

 詩美が出てきて上谷とマジックキラー。上谷がフェニックス・スプラッシュを投下し3カウントを奪った。

<試合後コメント>

林下詩美&上谷沙弥
詩美「大丈夫?」
上谷「大丈夫ではない……」
詩美「疲れたけど、初防衛したから」
上谷「しましたぁ!」
詩美「今日は私からは、未来のスターダム……『これが未来のスターダム』。それだけです。どうぞ(上谷へ)」
上谷「まずは初防衛しました!ホントにこのベルト、詩美さんと取った大切なベルトなので、絶対に誰にも渡したくないという気持ちが一番強かった結果なんじゃないかと思います。舞華、ひめか、Donna Del Mondoは最近、すごく勢いに乗っているのは目に見えて分かっていましたし、試合の中でも自分が集中的に狙われてるなっていう感覚はありました。でも、今日詩美さんとこうやって初防衛することが出来て、本当に満足な気持ちでいっぱいです」

――フェニックス・スプラッシュは初めて?
上谷「そうですね、初めて出しました」

――アレはフェニックス・スプラッシュで間違いないですか?
上谷「はい。合ってます」

――次期シリーズでタッグリーグ『GODDESS OF STARDOM』が開幕しますが、チャンピオンとして優勝を狙う?
詩美「はい、もちろん。私と上谷でタッグリーグも優勝して、まあ指名したいタッグもいますんで、優勝してこちらから指名したいというのが私たちの意見ですね」
上谷「はい。そうですね、タッグリーグ、やっぱタッグ王者としてももちろん負けられないですし、未来のスターダム(自身を指差す)と現在のスターダム(詩美を指差す)。これは誰がかかってこようとも、私たちに敵う者はいないでしょう。もちろん、優勝します」

(ここで破損したトロフィーのパーツがカランと音を立てて床に落ちる)
詩美「怒られるぞぉ、これ(笑)上谷が受け取って、置いたときにコロコロっと落ちたんだよ。ちょっと元気が……テンション上がりすぎちゃったんじゃない?(笑)」
上谷「テンション上がり過ぎちゃいました(笑)やばい。換えたばっかりなのに……」
詩美「会社に怒られちゃう。タッグチャンピオンが新しいの買いましょう、タッグマネーで(笑)」
上谷「そうですね、タッグマネーで(笑)」
詩美「タッグマネーて何?(笑)」

第8試合


 両者走り込みエルボー合戦。エルボーの相打ち連発からロープに飛んでのランニングエルボーの相打ち。これはたむが打ち勝つ。
 たむはミドルキックもジュリアはキャッチし足へのエルボー。だがたむはソバットからコーナへの串刺し攻撃。避けたジュリアが逆に串刺しビッグブーツ。ジュリアはDDTからフォールも2。

 ジュリアはコーナーに登るが、たむは正面に登る。コーナー上でビンタの打ち合いから、たむがビンタ連打。さらに踵落としで場外に叩き落とすと、コーナーからのプランチャを投下。

 リングに戻り、たむはエプロンのジュリアにドラゴンスリーパーのままコーナーに登らせると、雪崩式ジャーマンスープレックスを狙うが、耐えるジュリアがバックエルボーからヘッドバッドでふらつかせる。ジュリアはコーナー上で蜘蛛の巣で捕らえ、これを離すと雪崩式カナディアンデストロイ。
 ジュリアはコーナーに登ぼるが、たむはそのバックを取って強引に雪崩式ジャーマンで投げ捨てる。両者ダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから、ジュリアがエルボー連打。さらにたむのラリアットを巻き込んで逆さ押さえ込みからケンカキック。
 たむをコーナーに乗せると雪崩式のグロリアスバスター。フォールも2。
 
 ジュリアは髪を掴んで引き起こし、グロリアスバスターを狙うが、耐えたたむが胴回し回転蹴り。
 膝立ちでビンタの応酬からたむがビンタを振り抜き倒す。たむはバックを取るとジャーマンスープレックスホールドも2。

 たむはタイガースープレックスホールドも2。

 たむはだるま式ジャーマンを狙うが、耐えたジュリアがバックドロップ。ジュリアはエルボーからステルス・バイパー。たむはロープに足を伸ばしブレイク。

 ジュリアは髪を掴んで強引に引き起こすも、たむはヘッドバッドを叩き込んで倒しダブルダウン。
 
 9で両者立ち上がり、中央へ走り込むとジュリアがヘッドロックで捕らえてファルコンアロー。フォールも2。

 ジュリアはケンカキックも、すぐに立ち上がったたむへ走り込むがたむはカウンターの胴回し回転蹴り。ジュリアもすぐに立ち上がり、ハイキックの相打ちからたむがバズソーキック。さらにハイキック2連発からロープに飛んでビッグブーツを避けると走り込むが、ジュリアはビッグブーツで迎撃しフォールも2。
 ジュリアはグロリアスドライバーからフォールも1。


 ジュリアは走り込むがたむがスクールボーイも2。
 ジュリアはシャイニング・ケンカキックからグロリアスドライバーで突き刺し3カウント。

ジュリア「ジュリアのことが、好きで好きでたまらない諸君、白いベルト、初防衛に成功したぞ!たむ、たむ、約束どおり、負けたから、あたしの奴隷になってくれるよな?・・・なんて野暮なことは言いません。勝てば天国負ければ地獄、そんな最終決着戦、たむ、お前地獄から這い上がって、また、ベルトかけてやろうぜ」
たむ「どんなに、地獄見ても、地べた這いずり回ってでも、その白いベルト、私は諦めないから。私が、這い上がってくるまで、絶対にそのベルトお前が、ジュリアが持っとけよ。約束してくれる?」
ジュリア「あたりめーだろ。もう一回やろうってこのベルト賭けてって、言ったんだから。約束だぞ!アリーヴェデルチ!またな!」

 たむが指切りの小指を差し出すとジュリアも立てるが、たむは指を絡めることなく「あっかんべー」をしてから去っていった。

<試合後コメント>

ジュリア
「初防衛!あたしのこの白いベルト、初防衛に成功したよ。たむはさ、なんだろう?『前王者のアイツを背負うのは私だけ。それ以外は許さない』……アイツはそう言った。そう言ったけど、あたしは背負ってねぇんだよ、そんなもの。あたしが背負ってるのは、このベルト。そして自分自身の覚悟。あたしは覚悟を背負った。過去なんて、なに一つも背負ってない。でも、こんなにやり合えた女は初めてだよ。最終決着戦で……これが最後とは言わないけど、当分、たむとは闘えねぇって思うと……はぁ、寂しいなぁ?でもあたしも次のやるべきこと、やらなければならない相手、いるから。たむのおかげであたしは強くなれたよ。そいつら全部、全部恩返しして、たむにね、もう一回挑戦してもらうために、ずっとずっとこのベルトは持っときますよ。アリーベ・デルチ!またなっ」

中野たむ
――残念ながら王座奪取はなりませんでした
「(長い沈黙)……闘う前は、『もう今日で2度と顔も見たくない』って思ってたけど、アイツも言ってたけど、『もう闘いたくない』って。私は、アイツとはもう1回すぐにでも闘いたい。アイツが持ってる白いベルト絶対私は諦めません。宇宙の果てまで追いかけるって決めたから。叶えるまでは絶対諦めない。ジュリアも追いかけますし、私は私の、私自身の夢もあるから。ジュリアも、他のたくさんの夢も、諦めずにこれからも追いかけようと思います。(試合で負った顔のダメージを気にして)顔は……ブスですか?」

――宇宙一カワイイです
「良かった♪ふふ(笑)ありがとうございました」

――今はジュリア選手に対してはどのような思いを持っていますか
「『憎い』って言いたいけど、アイツは、アイツのムカつくところって、私の全く正反対だからなんですよ。私と全く正反対なところがムカつくんですけど、今日闘って、私に無いものをたくさん持ってるところが……やっぱムカつくって思いました!でも、たむも、ジュリアが持ってないものたくさん持ってるもん。……もんっ♪ふふっ、以上です(笑)」

第9試合


 朱里が片足タックルでテイクダウンを奪い、グラウンドの攻防からバックを取って倒してからフォールも1。返されると腕ひしぎを狙うが、耐えた岩谷が逆に足をとってアキレス腱固めを狙うが朱里が切り返してアキレス腱固め。岩谷はロープを掴みブレイク。

 朱里がローキックからリストの取り合いへ。岩谷がヘッドロックで捕らえるが、朱里が切り返してヘッドロックで絞り上げる。そのままグラウンドに持ち込むが岩谷はヘッドシザースで抜けるが、朱里はショルダータックルで倒す。
 朱里が走り込むが、岩谷は避けると朱里はケンカキックからストンピング連打。朱里はボディに膝蹴りからミドルキックを尻に叩き込んでコーナーに押し込み、ロープに振ろうとするが岩谷はエルボー。岩谷がロープに振ろうとするが朱里はエルボー。岩谷がなんとかロープに振ってソバットから二段蹴りも、朱里はキャッチしハイキック。避けた岩谷がハイキックも、朱里も避けてローキックの相打ち。
 朱里はストンピングから顔面を踏みつけ、ロープを貫いてのランニングニーで場外に叩き出す。
 朱里はエプロンを走り込んでのジャンピングニーを叩き込む。

 リングに戻り、朱里はストンピングから股裂き。これを離すと逆片エビ固め。岩谷はロープを掴みブレイク。

 朱里はコーナーに叩きつけて顔面を踏みつけていき、これを離すと串刺しニー。さらに串刺しニーを顔面に叩き込みフォールも2。
 朱里はアキレス腱固めも岩谷はロープを掴みブレイク。

 朱里は首投げからサッカーボールキック連発。さらにPKからフォールも2。

 朱里はストンピングから膝立ちの岩谷へミドルキック連発。岩谷は弱々しくエルボーも、朱里はケンカキックからブレーンバスター。フォールも2。

 朱里はクロスヒールホールドも岩谷はロープを掴みブレイク。

 朱里はエプロンに転がった岩谷の足へフットスタンプ。さらに場外へのジャーマンを狙うが、ロープを掴んで耐えた岩谷がトラースキック。
 岩谷はエプロンでのジャーマンスープレックス。朱里は場外に転がり落ちる。
 岩谷はそこへトペスイシーダを発射。

 リングに戻り、岩谷はミサイルキックからフォールも2。

 岩谷はドラゴンスープレックスを狙うが、ロープを掴んで耐えた朱里に岩谷はガットショット連発から低空ドロップキックで場外に叩き出し、コーナーへ登るが、朱里は駆け上がりハイキック。岩谷はその足をキャッチしロープを使ったレッグブリーカーからレーザービームチョップ。さらに正面に登り、雪崩式ウラカンラナ。岩谷はコーナーに登ると、フロッグスプラッシュを投下しフォールも2。

 岩谷は再度コーナーに登りムーンサルトを投下するが、朱里は避けるとバズソーキック。
 膝立ちでエルボーの打ち合いから朱里がハイキックからミドルキック。岩谷もミドルキック。朱里はミドルキック連打からコードブレイカー。さらにハイキックを叩き込み、倒れた岩谷の顔面へサッカーボールキック。岩谷はたまらず場外へ転がり降りる。

 エプロンに登った岩谷の髪を掴んでリングに引き戻した朱里は、ロープにもたれかかろうとする岩谷のボディへローキック連発。岩谷はキャッチし耐えると、足へのエルボーを狙うが朱里はその足を引いてハイキック。フォールも2。

 朱里は担ぐも岩谷はドドンパも2。岩谷は再度ドドンパも2。

 岩谷はコーナーに登り、ムーンサルトプレスからフォールも2。

 岩谷は走り込むが、朱里はカウンターのハイキック。両者ダウン。

 カウント9で立ち上がるとエルボーの相打ち連発。岩谷がトラースキックからジャマンスープレックスホールドも2。

 岩谷はドラゴンスープレックスホールドも2。

 朱里はマフラーホールドで捕らえるが、岩谷はロープを掴みブレイク。
 朱里はストンピングから山折り。フォールも2。
 朱里はランニングニーから後頭部にもランニングニー。フォールも2。

 朱里は投げようとするが、岩谷が切り返してツームストンパイルドライバー。岩谷はコーナーに登りムーンサルトプレスを投下しフォールも2。
 
 岩谷はトラースキック3連発からローキック。朱里はキャッチするが延髄斬りからトラースキックを叩き込み、ドラゴンスープレックスホールドで3カウント。

岩谷「(マイクを取ろうとしてトロフィーを倒したが壊れていないのでセーフ)横浜の皆さん!こんばんは!赤いベルト!防衛したけど!今!左足がつった!足つった足つったやばい、足、ちょっとまって(キッドが助けに入り足を伸ばす)無事治りました、皆さんの拍手のおかげです。赤いベルト、白いベルト、両方とも時間無制限、関係ないじゃないか!30分もいかなかった!っていうか、朱里、お前は、まじで、強すぎる。強すぎて、今日、どっちが勝ってもおかしくない戦いだった。まあ、今、赤いベルトを巻いているのは岩谷麻優。それが横浜、こけら落としの最終回でございます。いい蹴り何発も入って、心折れそうだったけど、まだまだこのベルト、落とすわけにはいかないんですよ。まだまだもっと、たくさんやりたい人、いるんで。誰かわかりますか?まあ、この何百人もいるお客さん、違う一人ひとりが頭に浮かんでると思うんですけど、ていうか話が長くなっちゃうと、明日名古屋移動できなくなっちゃうんで、このへんで終わりたいと思います。ありがとうございました」

朱里「ごめん急いでいるのにちょっと一言、一言、ちょっと、言っていいかな?今日、私は、全力で、その赤いベルトを、取りに行きました。でも、岩谷麻優のしぶとさ、タフさ、それに、勝利することが出来ませんでした。やっぱり、赤いベルトを取るには、それなりの覚悟が必要で、私は、スターダムの、内部に入って、そのベルトを、一から狙っていく!次は、次こそは!その赤いベルト!絶対取ってみせる。ありがとうございました!」

岩谷「拍手、ちょっとまって。めちゃくちゃ皆が幸せになるニュースじゃないですか。なんか感動的ながら、涙がぽろりしてしまいました。しまいましたね、はい。まだ、内部に入るということは、まあこれからもスターダム、明るい未来しかないってことですよ!みなさん目を離さないでスターダムついてきて下さい。絶対、幸せな、日々を皆さまにお届けしたいなと思います。というわけで!今日、メインイベント勝ったのは岩谷麻優!なので、今日はスターズがしめたいと思います!声は出せないんですけど、皆さんで大きなSの字を作って、スターダムの時にアピールしてもらえればなと思います。というわけで!今日、あーなんだ?・・・ちょっと一言どうぞ」
キッド「えっと、私とたむちゃんは惜しくもベルトを取ることができなかったんですけど麻優さんがしっかり防衛してくださってこうしてスターズでしめられることが嬉しいです!今日来てくれてありがとうございました!」
岩谷「というわけで!しめたいと思います!今を信じて!明日に輝け!ウィーアー!スターダム!ありがとうございました!!!!」

<試合後コメント>

岩谷麻優&彩羽匠
岩谷「赤いベルト!防衛!することが!出来ました!あぁ!マジで!マジで!何回、何回、気絶、気を失ったんだろうっていうぐらい。ちょっと所々覚えてないので、多分本能的な何かで、ただ本能の赴くままに体が動いてたんだと思います。関節技もやっぱり、やっぱりスゴいですよ。本物?『ものが違う女』でしたっけ?本当にその名の通り、ものが違うなと思いました。まあ、未知との遭遇、初めてのシングルマッチでギリギリの闘いだったのかなって思います。ホントに、ホントに……もう、なんて言うんだろ?勝った喜び、というよりも……『よく岩谷麻優最後まで立ってたな』と、自分自身褒めてあげたいなと思います。褒めてあげたいなっていうか、『岩谷麻優ってすげーな』って思いました。楽しかったです。うん。あんまりちょっと覚えてないから『楽しかった』と言えるのであって、全部頭の中に覚えてたら、痛いんだよねぇ?……ちょっと何言ってるんですか?何を言っているんですか?これは、蹴られたせいですかね?うん。多分そうだと思います。これは、このおしゃべりは、本能のままではありません。あれっ?何を言ってるんですか?」

(岩谷が自問自答しているところへ彩羽匠が登場)

彩羽「麻優さん!おめでとうございます。見てました、ちゃんと」
岩谷「えっ。来てた?待って待って待って。えっ。来てたんですか」
彩羽「もちろん来ますよ。だって、ねえ?……大丈夫ですか?(笑)」
(岩谷が動揺のあまりトロフィーを落としそうになり、彩羽がそれを支えようとすると岩谷がトロフィーを引き寄せて彩羽には触らせない)
岩谷「別に、あの、触らないでもらって。大丈夫です」
彩羽「ちゃんと、しっかり治してくださいよ。今日足大丈夫ですか?」
岩谷「はい、全然大丈夫ですけど、何か?」
彩羽「ホント、割とすぐにでも赤いベルトやりたいなというのがあって。次の後楽園……さっき自分調べたんですよ。試合見て『すぐにやりたい』って思ったんで、調べたら、10月18日後楽園大会ありますよね?」
岩谷「はい。あります」
彩羽「あれカード決まってますか」
岩谷「……いやっ、別に。6人タッグとか、なんか、アーティストとかタッグとか狙い……うん?」
彩羽「王者ぁ!ちょっとそろそろ……いや、もっと強い岩谷麻優いるんじゃないですか?自分が引き出しますよ。その上でそのベルト、もらおうかなって思います。自分、スターダムでデビューしたんですけどずっとこのベルト狙ってますからね。もうその時期が来たんじゃないかなと。いい感じに箔も付いて来たし」
岩谷「今日の試合見て箔が付いたと思ったんすか?ってことは、岩谷麻優の強さ!試合の岩谷麻優を褒めたってことですよね?今のは?」
彩羽「こんだけデカい会場で出来るスターダムってやっぱすごいっすよね」
岩谷「すごいですよ」
彩羽「岩谷麻優じゃなくて、スターダムがスゴいのかなと思ったり」
岩谷「でもそうやって挑戦しに来るって!気になってるってことですよね?!」
彩羽「その赤いベルトにね?麻優さん、ホントに18日、そんなに時間無いですけど、仕上げて来てくださいね?自分のレベルまで追いついてください。(コメントを見守っていたロッシー小川に向き直って)小川さん!お願いします。18日。10月18日」
岩谷「いや、なんでそこにいるんですか」
彩羽「そりゃあいるでしょう(笑)」
小川代表「まあ、決定で」
彩羽「はい。お願いします。明日も試合頑張ってください」
岩谷「はい」
彩羽「自信無さそうだなぁ(笑)これ取っちゃいます、自分。赤いベルト取って、スターダムもっと盛り上げていきたいと思います。そしてMarvelousもね、一緒に女子プロレス界どんどん引っ張っていきたいと思います。ありがとうございます。失礼しました」

(去っていく彩羽の背中へ岩谷が握手を求めて右手を伸ばすが、彩羽は振り返ってからニヤリと笑い、無視して去っていく)

岩谷「おい、スルーするなよマジで。……まあでも、ホントにホントにこのベルト、価値が上がってきたなと思います。色んな人が、いろ~んなところの選手が、この赤いベルト、=岩谷麻優に挑んでくる。まあ、当たり前ですよね。自分はスターダムのトップとしてここで折れるわけにはいかないし、今日闘い抜いて『あっ、これ誰にも負けないな』って自分自身の強さ、改めて実感したんで、これからも守っていくだけです。ありがとうございました」

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