雑誌「egg」でモデルデビューしたギャルレスラー・小橋マリカがJKからJDになって1年5カ月ぶりに復帰!
今春、大学に進学した小橋マリカがギャルレスラーに変貌を遂げ、1年5カ月ぶりに東京女子のリングに戻ってきた。
同団体は3日、東京・成増アクトホールで「フォールツアー'20~WOMM(レスリング・オブ・マイ・マインド)~」を開催。小橋はセミファイナルで、乃蒼ヒカリとタッグを組み、山下実優、伊藤麻希組と復帰戦を行った。
小橋は16年1月4日(東京・後楽園ホール)にJCレスラーとしてデビュー。17年4月には高校生になってJKレスラーとしてファイト。18年5月にはプリンセスタッグ王座(パートナーは才木玲佳)に戴冠するなどして活躍。しかし、大学受験のため、昨年5月25日の北沢大会を最後に休業に入っていた。
その後、無事志望校に合格し、復帰を目指していたが、コロナ禍のためカムバックの時期が延びていた。今年5月にはギャル雑誌「egg」(大洋図書)のオーディションに受かり、モデルとしてもデビューを果たした。
小橋はJK時代とはコスチュームも一新し、オレンジを基調とした大人っぽいものに変え、髪もオレンジ色に染めて登場した。
ブランクが響いたか、序盤はぎこちない動きもあった小橋だが、5分過ぎにはエンジン全開。山下相手にドロップキック連発、飛行機投げ、ギロチンドロップとたたみかけた。山下はミドルキック、コブラクラッチなどで反撃。さらに、山下はハイキックからアティテュード・アジャストメントにいくも、小橋がスタンドでのフロント・ネックロックで切り返した。続けて、小橋はチョップ連打をたたき込み、走り込んだところに、山下のスカルキックを食って、3カウントを聞いた。惜しくも復帰戦を白星で飾れなかった小橋だが、この先の可能性を大いに感じさせた。
バックステージで小橋は「JK最後のときも山下さんと闘ったんです。勝つつもりでいったんですけど、強烈な蹴りをもらって、あのときの記憶とかよみがえって。帰ってきて新しい目標ができたと思います。明確なことは言わないでおこうかなって感じなんですけど。コロナとかでなかなか戻ってこれなかったんですけど、試合をしっかり楽しむことはできた」とコメント。
今後、JDギャルレスラーと「egg」モデルとの、二足のわらじを履くことになる小橋。東京女子の新たな起爆剤になりそうで、期待が高まることろだ。
また、メインイベントで行われた「プリンセスタッグ王座次期挑戦者決定戦」は、実の姉妹の天満のどか、愛野ユキの「爆れつシスターズ」が、原宿ぽむ(上福ゆきの負傷欠場により代打出場)、桐生真弥組と激突。天満がキルスイッチで桐生を仕留めて、大健闘の原宿組を破って挑戦権を獲得。「爆れつ」は東京女子旗揚げ史上最大のビッグマッチとなる、11月7日、東京ドームシティホール大会で、辰巳リカ、渡辺未詩の王者組にチャレンジする。