【試合詳細】9・13 アイスリボンSKIPシティ大会 世羅りさ&星ハム子&雪妃真矢vs藤本つかさ&朱里&HIRO’e

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『アイスリボン1069 in SKIPシティ』
日程:2020年9月13日(日)
開始:12:00
会場;埼玉県・SKIPシティ多目的ホール
観衆:173人(満員札止め)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○Yappy
7分28秒 ギロチンドロップ→体固め
●真白優希

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[Rebel&Enemy]○山下りな(フリー)/尾﨑妹加(フリー)
13分33秒 ラリアット→片エビ固め
[Joint Army]本間多恵(Beginning)/●松屋うの

▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○トトロさつき
7分37秒 動くこと雷霆の如し→体固め
●バニー及川
※もう1人はラム会長(666)

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/フランクシスターズ】柊くるみ/○宮城もち
13分56秒 メタボリックサンド→エビ固め)
【挑戦者組】●藤田あかね/藤田ミノル(フリー)
※藤田ミノルの提案により タッグマッチ20分1本勝負からインターナショナルリボンタッグ選手権試合30分1本勝負に変更
※第49代王者初防衛に成功

▼タッグマッチ 20分1本勝負
鈴季すず/青野未来(Beginning)
12分18秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●星いぶき/つくし

▼HIRO'eラストリボン 6人タッグマッチ30分1本勝負
世羅りさ/星ハム子/○雪妃真矢
23分19秒 スノウトーンボム→片エビ固め
藤本つかさ/朱里(MAKAI)/●HIRO'e(WAVE)

HIRO’eが引退前最後のアイス参戦で「本当にプロレスでハッピー!」ミノル&あかねのW藤田がリボンタッグ挑戦もフランクシスターズが返り討ち!ニチョプロのレディコウジュがラム会長に挑戦表明!

第1試合


シングルマッチが続く真白が重量級のYappyと対戦。いきなりタックルを仕掛けたYappyだが、これを身をかがめてかわした真白。続けてYappyは力比べを真白に要求。これに応えた真白だが、Yappyが片手なのに対して両手で押し込もうとするが、Yappyはまったく動かず。さらに真白の顔面をロープにこすり付けると、コーナーに押し込み、ヒッププッシュ、そしてリバースジャイアントスイングと、パワーで真白を圧倒する。Yappyのギロチンドロップをかわした真白は、ドロップキックの連打で反撃するも、腕十字固めをそのまま持ち上げられてしまう、マットに叩きつけられる。ローキック、ドロップキックと必死の反撃にでる真白だが、最後はコーナーからのクロスボディをがっちりキャッチされてのシュミット式バックブリーカー2連発を浴び、ギロチンドロップにフォール負けを喫した。

第2試合


9月5日横浜リボンに続く、『REBEL&ENEMY』vs『Joint Army』のユニット対決がタッグマッチで実現した。前回敗れているうのはリベンジに燃え、開始と同時に奇襲攻撃を仕掛けるが、逆に『REBEL&ENEMY』はダブルタックルで『Joint Army』の2人を吹っ飛ばす。パワーで圧倒しようとする『REBEL&ENEMY』に対し、多恵が負けん気をみせ、その攻撃を真正面から受けて立つと、相手の一瞬の隙を衝いての関節技を仕掛けていく。多恵の頑張りにうのも関節技に突破口を開くシミュレーションで『REBEL&ENEMY』に挑む。優位に試合を進めていった『Joint Army』だが、10分過ぎ、山下がカウンターのサイドキックをうのに決めると、ここから『REBEL&ENEMY』が怒涛の攻めに出た。妹加がうのをサイド・スープレックスでぶん投げると、そこに山下がスライディング式ラリアット。山下のカバーをなんとか返したうのだが、さらに強烈なラリアット2連発を浴び撃沈。『REBEL&ENEMY』が逆転勝ちを飾った。

第3試合


トライアングルリボン王者のラム会長がトライアングル戦に登場。あかね、そして新宿二丁目プロレスのASUKAMAとの初防衛戦が内定している会長にとっては王者として負けられない一戦だ。しかし、会長以上に、この試合に賭けていたのがトトロ。試合前から会長をにらみつけ、タイマン勝負を狙う。ここに必死に割り込もうとするバニーの動きによって、試合は三すくみの攻防となっていくが、勝負にこだわったトトロは、会長狙いからバニーにも攻撃を仕掛け、試合の流れを掴んでいく。会長にカミカゼを決め、バニーと2人まとめてダイビングセントーンでつぶしに行くが、バニーがよけ、会長を押しつぶすと、残ったバニーの丸め込みをしのぐと、バニーを高々と抱えあげての動くこと雷霆の如しを決め、バニーからカウント3を奪取。しっかりと勝利をモノにした。そして、試合後にマイクを要求したトトロは、会長の前に立った。

トトロ「ラム会長、チャンピオンのラム会長!トライアングルリボンのルール、ご存じですか?直接取られてもダメ、もう1人も負けに等しいんですよ。ラム会長、藤田あかね、ASUKAMA、この3人で選手権決まってるらしいじゃないですか。でも今日勝ったから、実質、私トトロさつきがチャンピオンなんじゃないですか?」
会長「ふざけんじゃねーよ!調子こいてんじゃねーよ、たかがバニー及川に勝ったぐらいで何調子こいてんだよ。そんなにこのベルト、お前欲しいのか?」
トトロ「欲しいですよ。」
会長「まあお前みたいな物好きもアイスリボンには他にいねーから挑戦させてやってもいいぜ。まあまあまあまあ、ただ藤田あかねとASUKAMAっていうアメリカから来日しているちょっとスペシャルな方とのタイトル戦も先に決まっているんだけども、そっちはいつでも。ASUKAMAは暇みてえだからさあ、スケジュール、ちょっとリスケしてもらうことも出来るからよ。それより先にてめぇ挑戦してこいよ。」
トトロ「じゃあ真っ先に挑戦させてもらいます。」
会長「ああいいよ。でもまあトライアングルつーことで、ここに立ってるのはこの2人。私ラム会長と挑戦者トトロさつき。推薦者…推薦者ね。私のトライアングルリボン初防衛戦になるからスペシャルな、ちょっといいヤツを探してくるからよ。ちょっと待っといてくんない?」
※ここで突然入場ゲートから新宿二丁目プロレスのレディコウジュがTバックのキラキラランジェリー姿で登場。リング下でたっぷりアピールした後、リング上へ。
コウジュ「ラム会長、トトロ!試合お疲れさま。そして、初めてのガイズ、まずは自己紹介から。」
トトロ「お前誰だ?」
コウジュ「新宿二丁目プロレスから来ましたレディコウジュです。フォー!フォー!OK?落ち着いて。全部話は裏で聞いてました。」
会長「そうなんだ。で?で?」
コウジュ「で、で、まだ1人、戦う人が決まってないなら…私で…どう?」
会長「えっ?いやいやいや、確かに推薦者決まってなかったけど、タイミング良すぎだから。狙ってたっしょ?いやいやいやいや、え?マジで?いいのかな?アイスリボンのお客さん、いいですか?これで。いいですか?ここら辺の(セコンドの)チーム666が煽ってくるけど。じゃあとりあえずレディコウジュが推薦者ということで。いつやる?いつ空いてんの?」
コウジュ「来週、あなたたち後楽園で試合ありますよね?そこで、どう?」
会長「めっちゃ出たがりやん。いいの?レディコウジュ推薦者でこのタイトル戦。後楽園ホールでやっちゃっていいの?アイスリボン。社長、いいですか?(※本部席が了解)OKってなりました。じゃあ来週の後楽園ホール、この面子でこのベルトの防衛戦やってやるから。てめぇら全員来いよな!楽しみにしとけよ。待っとけよ!」

第4試合


当初、メインで予定されていたリボンタッグ戦が朝陽の欠場により中止となり、代わって、藤田ミノルが参戦。ノンタイトル戦ながら、リボンタッグ王者のくるみ&もちvsダブル藤田という初顔合わせが実現した。後から入場してきた王者チームはバットといすを持ってリングへ。そしてダブル藤田に向かって、ハードコアを要求した。この要求に対して拒否の姿勢をみせたのが、41代BJWデスマッチヘビー級王者のミノル。さらには自分がフランクシスターズの長女であるとアピールすると、ダブル藤田でのリボンタッグ挑戦を逆要求!王者チームがこの要求を快諾し、急遽、試合はくるみ&もちの王座初防衛戦に決定した。
試合はくるみvsミノルでスタート。くるみはいきなりのフルパワーでミノルにエルボーを叩き込み力負けしないところを存分にみせると、ダブル藤田のダブルブレーンバスターをこらえてリバースで投げ返す。ミノルは標的をもちに移すが、もちも切り返しの仕掛けでミノルに応戦する。パートナーは変更になったものの、ダブル藤田への思い入れもあるあかねはベルト獲りに気合の攻めをみせる。しかし、ミノルとのダブル攻撃がなかなか息が合わず、そのたびにリズムを崩し、逆に王者チームの反撃を許してしまう。終盤になって、ようやく息が合ってきたダブル藤田。あかねがもちへのみかんでポン2連発で勝負に出るが、これをカットに入ったくるみが、あかねを人でなしドライバーに決めると、直後にもちがメタボリックサンドを仕掛け、あかねからカウント3を奪取。リボンタッグ初防衛を果たした。

あかね「なんか分からんけど、ここにマイクがあったから喋らせてもらうけど、お前等わしがこの10何分間の試合の間にどんだけ連係が取れだしたか分かっただろ?分かっただろ、お客さん!ということはな、次挑戦するときはもっと息がピッタリになって帰ってくるはずだから、その時はまたよろしくな!」
ミノル「そうだそうだーっ!」
あかね「そうだそうだ!だそうだ。じゃあな!」
※2人がリングを降り、もちがマイクを持つ。
もち「連係取れてるかもしれないけど、大体あの男が足引っ張ってるだろ!あんまり成功してなかったぞ!でも、タイトル戦にしろって言ってくれて(リング下のダブル藤田に)ありがとうございました。(くるみに)なんか言ってやれ!」
くるみ「何言っていいか、分かんねえんだよ、そもそも。」
ミノル「なんか言ってみろ!おら!」
くるみ「うるせー!さっさと帰れ!負けたんだろうがよ、帰れ帰れ!なんだアイツら(笑)。初防衛、成功しましたね。ありがとうございます。まあ、ね、タイトルマッチがなくなって、次、初防衛戦どうなるんだろうって思ってたんですけど、ダブル藤田とやれてよかったなと思ってます。これからまだまだ自分たちこのベルト、たくさん防衛していくし、もう誰でもいいよ。男子2人でも女子でも誰でもいいんで挑戦してきて欲しいなと思います!」

<試合後コメント>
宮城もち&柊くるみ
もち「はい、初防衛戦なんとか防衛できましたね。最初は打倒オレサンに向けてボコボコにしてやろうと思ったんですけど、それが昨日なくなりましたって言われて、2人で高めてたモチベーションをどこにぶつけたらいいのかちょっと悩んでたんですけど、あの2人がタイトル戦にしようと言ってくれて、今日全部ぶつけたような、はき出せたと思います。」
くるみ「いやぁ、本当にどうなるかと思って、まあ、代わりの選手が藤田ミノルさんだったからハードコアでやってやろうとか思ったんですけど、それが急遽タイトルマッチになって、初めてミノルさんと試合したんですけど、思った以上になんか…弱かったって言ったらあれですけど。」
もち「チャンピオンだからね。」
くるみ「そう。チャンピオンだからね。でもなんか、まだまだぶっ倒せるんじゃないかっていう可能性が見えたし。」
もち「私に関してなんですけど、ダブル藤田に、今日で3回目なんですけど、ハードコアで負けてるんですよね。なので、次こそはって言ったらなんですけど、せっかく今ベルト持ってるから、ハードコアでタイトル戦してもいいんじゃない?私負けてるから勝ちたいよ。」
くるみ「いいかもね。やりたいね。ハードコアのタイトルマッチ。」
もち「あの人たちの方が長けてると思うんですけど、私たちも今勢い凄いあると思うので、次はハードコアで。うちらから言ってみよう。」
くるみ「そうだね。じゃないと、今日みたいに普通に(通常ルールで)やっちゃうから。」
もち「もっと色んな人に挑戦してきて欲しいので、うちらから挑戦者指名していくパターンもありかもね。今チャンピオンで権限が凄いあると思うので。この権限を活かしていきたいと思います。」

第5試合


すずvsつくしのICE×∞王座戦の前哨戦第3ラウンド。前日の道場マッチでは藤本との『ドロップキッカーズ』ですず&トトロに快勝したつくしは、9月5日横浜リボンで世羅&すずの『百火涼乱』に敗れている『SpringMeteor』で再度、すずに相対した。開始と同時にすずと青野を背中合わせにして、その膝の上に両サイドから乗った『SpringMeteor』は、2人を上から押しつぶしながらポーズを決める。さらにつくしが青野をスリーパーから弓矢固めに決めるが、代わったすずはつくしをドロップキックで吹っ飛ばし、ガッツポーズ。さらに青野とのダブル攻撃でつくしを追い込もうとするが、つくしもすぐに反撃に出ると、すず狙いで勝負を仕掛けていく。すず、つくし共に一歩も引かない攻防を展開するが、感情が先走ってか、試合の流れを無視して場外戦を繰り広げる。最後はいぶきと青野の一騎打ちとなり、いぶきがグッド・いぶニングを仕掛けるが、これを切り返した青野がラリアットを決めカバーに入る。カウント2でキックアウトしたいぶきだが、バックを取った青野はジャーマン・スープレックスを決め、いぶきからカウント3を奪取。結果的にすずに勝利をプレゼントする形となり、前哨戦はすずの2勝1敗に。試合後もすずに襲い掛かるつくしだったが、セコンド陣が2人を分けると、すずはあえてつくしを無視するように、ベルトを高々と掲げてみせた。

第6試合


引退が延期されたことで、アイス参戦の機会が増えたHIRO'eだが、いよいよ9月18日、後楽園での引退が目前となり、この日がアイスでの最後の一戦となった。藤本、朱里が先導する形で、自身の入場曲でHIRO'eがリングに立った。試合は藤本vsハム子でスタート。20日の後楽園大会ではあの氷結がらみの試合に出場が噂されている2人は、どちらからともなく相撲の間合いで対すると、一二三”行司”の仕切りで相撲対決へ。もみ合いながらも藤本がハム子を投げ倒して快勝。この攻防が後楽園につながるのか…?(※大会後、氷結封印マッチが正式決定。ハム子の参戦の名前はないが、代わって星の坊ハム太郎が参戦)また、世羅と朱里の激しい攻防戦も試合中、2度実現した。後楽園大会ではFantastICE王座を賭けて対戦する2人は、一歩も引くことなく、相手の技を浴びながらも、しっかりと反撃に出るなど、本番を前に、早くもエンジン全開でぶつかり合った。そして、この試合の主役のHIRO’eは同期の雪妃はもちろん、ハム子、世羅に対しも持てる技を惜しげもなく繰り出し、全力ファイトでアイスラストマッチに臨んだ。最後は朱里のニーがHIRO’eに誤爆。続けて藤本の延髄ハイキックが同士討ちになるところをこらえたHIRO'eだが、藤本は「今までありがとう!」とあえてHIRO'eに蹴りをぶち込むと、コーナーからハム子がダイビングボディプレス、世羅がダイビングダブルニー、そして雪妃がスノウトーンボムを決め、HIRO’eから最後の3カウントを奪った。

雪妃「HIRO’e、間違えた。長浜。」
HIRO’e「間違えてないよ、合ってるよ。HIRO’eで。」
雪妃「HIRO’e、これで最後だこれで最後だって何度か当たって、結局最後だって言い始めてから3、4回戦いましたね。もう一度あるんじゃねーかって思っちゃうぐらい。でも本当に本当に今日が最後の対戦だったと思います。数少ない同期の中、アイスでもヤングオーオーでも何度か組んだり戦ったりしてきて、しばらくあんまり接点がなくなっちゃってたけど、この引退ロードのおかげで、そしてプロレスの余生が長引いたおかげで、たくさん同期で当たったり組んだり、3WAYで組んだり戦ったり、色々出来て嬉しかったです。淋しいけど、新しい目標に向かって…(一瞬、言葉に詰まって)やだ~(笑)。淋しいけど新しい目標があるていうのは素敵なことだと思うので、リングを降りても、リングを降りるまで怪我なく、キチンとリングを降りて、リングを降りたあとも頑張ってください。ありがとうございました。」
HIRO’e「ラストリボン、終わっちゃいました。私はデビューして初めて他団体参戦したのがアイスリボンさんでした。そして引退が5日後なんですけど、もう今日が最後の他団体参戦でした。最初もアイスリボン、最後もアイスリボンの他団体。アイスリボンで始まってアイスリボンで終わる。本当に私は幸せ者だなと思ってます。そして雪妃真矢という同期がアイスリボンさんにいてくれたことがとても私は心強かったです。なかなか深い接点があるわけでもない同期だったけど、こうやって引退ロードを進んで、見えないところに太い絆が私たちにはあったのかなって凄く気付きました。最後も豪華すぎる、豪華すぎるコーナーからの3連続…。」
雪妃「その前に…それもそれも(と藤本と朱里を指差す)。」
HIRO’e「100歩譲って朱里さんはいいとして、(藤本に向かって)目、合いましたよね?私凄い目で訴えかけられてて、何、何?って思ったら、当てましたよね?みんな見てますからね。あのせいで負けたと言っても過言じゃないと思います。でも最後、アイスリボンの選手の皆さん、本当にありがとうございます。そして今日観に来てくださったお客様も温かい拍手ありがとうございました。私は5日後、後楽園ホールで引退しますので、もしお時間ある方は是非観に来てください。藤本さんも参戦しますよね。待ってます。後楽園ホール、是非是非皆さん応援に来てください。」

※花束を手に雪妃がHIRO’eの前に立つ。
雪妃「HIRO’eの引退興行は後楽園ホールということで、リング上、蜜になることが出来なくて、なので引退興行へみんなで伺うことは出来ないんですけど、今日はその代わりに、最後の参戦ありがとうございました。」
※雪妃から花束を渡し、2人でハグ。
HIRO’e「ありがとうございます!では今日、私ラストリボンなので締めてもいいですか?今日参戦した全選手上がって下さい。そこの売店にいる選手も来て下さい!今日だけは、今日だけはみんなでやりませんか?レフェリーも上がって。みんなで。」
※山下、妹加、一二三、石黒レフェリーがリングへ上がり、全員で輪になる。
HIRO’e「プロレスでハッピー!アイスリボ~ン!」

<試合後コメント>
藤本つかさ&朱里&HIRO’e
藤本「ラストHIRO’eリボン。アイスに始まってアイスに終わったんだね。凄―い。」
HIRO’e「WAVEは自分の団体ですけど、もうひとつ、ふるさとと言いますか、そういうものがアイスリボンさんという団体なんじゃないかなと勝手に思ってます。とても幸せでした。もう試合前から幸せで、藤本さんに幸せですねって。本当に幸せな空間で最後のラストリボンを迎えられました。あとは、今日、もう1試合終わったら引退試合のみなので、怪我をせずちゃんとあと1試合終えて、引退試合して、笑顔でリングを降りれたらと思ってます。」
藤本「昔の長浜浩江の先輩が言ってたんですけど、引退3日前が山だぞと。」
HIRO’e「そうですね。かの有名な先輩が…。」
藤本「かの有名な渋谷(シュウ)さんという…名前出しちゃった(笑)。朱里ちゃんもゆかりある選手。」
朱里「めちゃくちゃゆかりある(笑)。」
藤本「引退3日前が怪我しやすいぞと言われてたので、マジで気を付けて。」
HIRO’e「はい。3日前、変なところでつまずいたりしないようにします。」
藤本「今日のラストリボンを観て、幸せに引退して欲しいなって思ったんです。私も引退興行に参戦させて頂くので、ちゃんと見送りたいなって。朱里ちゃんもいるし。今回セレモニーなしだったりとか紙テープなしだったりとか、ちょっと制限のある引退興行ではあるんですけど、その分、私と朱里ちゃんでみんなの分まで見送りたいなって思います。(HIRO'eに)頑張って!去る人って本当に笑顔で、その他の残された人が泣いていくんだなっていうのを、毎回引退というものに関わると思いますね。」
HIRO’e「幸せでしたもん。試合しながらも。幸せっていうの、こういうことなんでしょうね。幸せでしたもん。ありがとうございます。」

――アイスリボンにとってHIRO’e選手はどういう存在でしたか?
藤本「所属のようでした。毎週2回道場に来てて、HIRO’eのデビューテストも実はアイスリボン道場でやってたりとか、所属じゃないけど所属みたいにちゃんこ食べたり練習したり試合したりという濃い時間を費やしたので、親戚より近い存在(笑)。」
HIRO’e「もうすぐ家族になれる(笑)。」
藤本「そう。そんな感じです。」
HIRO’e「本当にプロレスでハッピー、アイスリボンという名の通りな、幸せな…。」
藤本「ま、淋しいけどな!」
HIRO’e「でも私はめちゃくちゃ幸せです。ハッピーです。」

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