【コラム】黒潮“イケメン”二郎が8・30全日本プロレス世界タッグ選手権を目前に語る衝撃の『諏訪魔論』!「途中から子供と戦っているように思えてきた」

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 8/30・全日本プロレス後楽園ホール大会。世界タッグ選手権、諏訪魔&石川修司組に宮原健斗&黒潮``イケメン``二郎組が挑戦する世界タッグ選手権まで秒読みに入った。

先日、諏訪魔がイケメンに

「あいつのプロレスは余興だ」

「田畑を食い荒らす害獣だ」

などの発言をしたが、ではイケメンは諏訪魔をどのように捉えているのか?

今回は全日本プロレス8/23埼玉・上尾大会での世界タッグ選手権前哨戦試合前後にイケメンへ話を聞いた。この日が諏訪魔とは二度目の対戦となったイケメン。しかし前回の初対決時はほぼ探り合いの状態に終始し、じっくり触れ合うのは今回が実質初めて。そのコメントは、これまで誰も語ったことがない特殊すぎる視点からの「諏訪魔論」に満ち溢れていた。

■8/23上尾大会での前哨戦前

――先日の諏訪魔選手のインタビューは目にしたのか?
イケメン「もちろん見ました。まず諏訪魔に対する『人として』の疑念から入ってもいいですか?一人の人間に対し、普通ここまでいうか?と。アイツ、俺より16歳も年上なんですよ。それなのに、こんなに歳が離れた人間に対しあそこまでいうっていうのは、いままで見てきたジジーの中でもかなり悪質だと思いましたね」

――どうしてここまでいわれなくてはいけないのか、と?
イケメン「そこまで酷いことをいうのであれば、アイツにも『若いくせにジジーに対しここまでいうのか』と思わせてやろうか?とも。だけど本音をいうと俺、まずアイツの顔が大嫌いなんですよ」

――どこがどのように嫌いなのか?
イケメン「いやなババーみたいな顔してるじゃないですか。俺が子供のとき近所の駄菓子屋へよく遊びにいってたんですけど、そこにパンを買いにくるババーがいたんです。俺たち子供にいつも『うるさいわね!』と怒鳴ってたヘンなババー。そいつの顔にそっくりなんですよ、諏訪魔の顔が」

――レスラーとしての印象は?
イケメン「俺の諏訪魔というレスラーへの印象は、プロレスの神様に愛されている人間なんだな、と。そうでなければあの体格は与えてもらえなかっただろうし。それだけでもすでにプロレスの神様に愛されているんだなあと、そう思います」

――イケメン選手自身はプロレスの神様に愛されていないのか?
イケメン「俺、これしか身長がないことがひとつのコンプレックスなんですよ、実は。だから、後楽園ではアイツの身長が縮むような戦いをしたい」

――それは具体的にどのような戦いなのか?
イケメン「よく知らないんですけど、諏訪魔ってたぶん気持ちも大きいというか。そういう人って、胸を張って生きていくから背が伸びていく。そういう感じがするんです。だけど心が小さい人は肩を落として生きていくから背が小さい。だからさらに縮んでいくという勝手なイメージがあって。なので、諏訪魔の肩が落ちたときに俺の勝機が生まれる。それでも本番になったらこういうことは全部忘れてしまっているかもしれないし。こうして話したことってあんまりその通りにはならないことが多いんですけど、今回はなぜかそういうことが起きるような気がしているんです。なぜなら俺、いまムチャクチャ諏訪魔にムカついてるから」

――全日本プロレスに対してはどのような印象があるのか?
イケメン「もともと春にはアメリカへいくはずだったんですけど、コロナでこういうことになっちゃって。そんなとき全日本に上がれる機会を作ってもらって。やっぱり全日本は日本でいちばん重みと深みがあるというか。俺でもわかる重みと深み。そして、こういうことにならなかったら世界タッグに挑戦する機会なんて絶対になかったと思うんです。だけど、いまこうしてアメリカにいけなくなりその機会が訪れた。俺、いつもそうなんですけど、瞬間瞬間に訪れるチャンスって、そのときを逃したらもうこないものと思っているんで必ずモノにしてやろうと決めてるんです。いまがそのチャンス。数多く訪れるチャンスの中でも絶対に大きなチャンス。ならば五冠王に『余興だ』とまでいわれてる俺が世界タッグのベルトを巻いてアピールしたとき、全日本のファンはどんな顔をするんだろう?それを見てみたいので今回は必ず勝ちたいですね」

――諏訪魔選手の『余興だ』という発言はどう思うか?
イケメン「俺、自分のポリシーでこういう戦い方をしているんです。こういうことをいったところで俺を知らない人は『イケメンが何をいうんだ』と思うかもしれませんけど。アイツは、俺が練習なんかしないでここまできたみたいな言い草だったじゃないですか。『イケメンなんかレスラーじゃねえ、練習なんか絶対にやってねえ』みたいな。だけど、俺もやることしっかりやってきてんだよ。やってきたからオマエの前に立ってるんだろって。アイツの過去が凄いのはよく分かります。だけど俺も色々なところで色々なモノを見てきて…なんていうか、アイツとは『生き方が違いすぎる』ような気がします。強いだけのプロレスはみんなやろうとしているじゃないですか。だから俺はそうじゃないスタイルをやっているだけで。逆に、周りがみんな俺みたいなスタイルだったら、俺は絶対に同じことはしていない。絶対に違うことをやっていますよ」

――自身が歩んできた道のりに自信はある?
イケメン「はい、これまでの自分の道のりには自信があります。例えばボクは序盤のチェーンレスリングこそがプロレスの要(かなめ)だと思っていて。実はそれがすごく好きで。2時間練習するなら1時間は必ずチェーン。だけど、どの試合でも序盤にチェーンってたいがいあるじゃないですか。誰もがやる。ならば自分の、イケメンというレスラーの役割を考えたら、そこでそれをやるのは俺じゃないなと、我慢している自分がいる。だから、実はやりたいことを抑え込んででも、いまのスタイルを貫いているんです。もしかしたらこの思いは今度のタイトルマッチで爆発させるかもしれません」

――諏訪魔選手にチェーンレスリングで挑むのか?
イケメン「アイツ相手でもやってみたいですね。通用する自信があるといえばあるし、ないといえばないんですけど…やってみないと分からない。やってみたい気持ちが強い…あ、これやっぱりやるな…そうですね、多分やるな」

■8/23上尾大会前哨戦後

――実際に対戦してみて諏訪魔選手の手応えは?
イケメン「もしかしたら…これ、もしかしたらなんですけど、アイツの弱点というか特徴を見つけられたような気がします」

――それはどのようなもの?
イケメン「なんか色々いってくる割に、ガンガン前に出てくる割に、それほど手を出してこないというか。手数が少ない。これまで傍から見ただけのイメージではムチャクチャ手数が多い印象だったんですけど、それっておそらく迫力だけで出してるパンチやらの印象が強いだけで。実際の手数は全然少なくて。で、そういう人って、本当は思ってもいないことばかりを口にしているイメージがある」

――イケメン選手へのコメントも本心ではない?
イケメン「もしかしたら、ワーワーいってることは全部ウソなんじゃないかとさえ思い始めてきました。だけどもう前哨戦の機会がないのでそれを確認できないので。全日本プロレスTVでアイツの試合を見て確認しようかなと」

――想像していたほどではなかった?
イケメン「手応えがなかったとまではいえないんですけど。一回戦って安心した自分もいるし、やっぱり相手を知るって大事だな、と。知らないヤツと道端で喧嘩になって勝てる可能性ってかなり少ないじゃないですか?やっぱり相手を知れば知るだけ『こうやれば勝てるんだ』っていう可能性が増えてくると思うんです。だけど俺はまだアイツを知り尽くしてはいないんで」

――結果として自信を持った?
イケメン「はい。対処できる予感による自信が持てましたね、きょうは。そして『もしかしたら俺の方が上かも』っていう気すらしてきました。あと…」

――あと?
イケメン「これはすごい発見だったんですけど…戦ってる最中に思ったんですけど。戦ってる途中から、まるで子供と戦っているみたいに思えてきたんです、アイツのことが。まるで子供のように思えてきちゃったんですよ」

――どのような部分でそう思えたのか?
イケメン「もしかしたら、うまくいえないんですけど、アイツ、年齢とかを超越した…いや、歳の割には、というか…いや…もしかしたら子供のとき、誰からも愛を受けずに生きてきたんじゃないかな?って。理由はないんですけど、一瞬そういう気がしたんです。だから、俺がアイツを叱るように、愛を持って潰していけば、圧勝なんじゃないかな?って。何も根拠はないんですけど、俺の直感とでもいうのか。あいつに対して、そういうことを感じた上尾大会でしたね」

飄々とした試合スタイルとは裏腹に、黒潮``イケメン``二郎は様々な角度から相手を観察し、分析することのできる戦略家であるといえそうだ。そして言葉の端々からひしひしと伝わるのが、意外なほどの「気の強さ」。

8/30・全日本プロレス後楽園ホール大会、世界タッグ選手権。もしかすると挑戦者・黒潮``イケメン``二郎は王者・諏訪魔にとって、未知の戦略を駆使する相当な難敵となるのではないだろうか。

文・日々樹アキラ

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