“アイドル兼女子プロレスラー”の渡辺未詩が「東京プリンセスカップ」ベスト8進出で優勝宣言!

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 アイドル兼女子プロレスラーグループ「アップアップガールズ(プロレス)」のメンバーで、8日にはフジテレビ系列でゴールデン帯に放送された「超逆境クイズバトル!! 99人の壁」にも出演した渡辺未詩(みう)が、東京女子プロレスの最強を決めるトーナメント「第7回東京プリンセスカップ」でベスト8にコマを進め、優勝を口にした。

 同団体は9日、東京・神田明神ホール大会を開催し、渡辺は同トーナメント2回戦で、舞海魅星(まいうみ・みらい)と対戦。舞海の執ようなアームロックに苦しんだものの、レーザ-ビームからティアドロップをさく裂させて3カウントを奪った。

 渡辺は「(舞海は)後輩にあたるんですけど、1年くらいの差で、同い年というのもあるし、パワーで闘っているというのも一緒で。ぶつかる相手として、気を引き締める必要があると思ったんです。バックボーンの柔道だったり、トーナメントに懸ける思いっていうのをすごく感じて。試合中もプロレスへの思いとか愛とかを感じたけど、後輩なので負ける気はしないです」とコメント。

 15日(神田明神ホール)の準々決勝では、元アイドルの伊藤麻希と激突するが、「伊藤さんと当たることが今まであまりなくて。この前の(タッグの)タイトルマッチで当たったんですけど、シングルはないっていうのがあって。伊藤さんはもともとアイドル時代から知っていたので、自分がこの世界に入ってきたときに、伊藤さんがいなかったら、もしかしたら何かが変わっていたかもしれないし、すごく尊敬してる部分が大きいんです。『今の東京女子のアイドルはアプガプロレスだぞ』っていうのを思いつつ、『プロレスラーとしても負けないぞ』っていのを見せつけて勝ちたい。去年、初戦は勝てたんですけど、2回戦で負けてしまったんで、去年の自分を超えて、優勝目指してがんばりたいなって思います」と優勝をしっかり視野に入れていた。

 一方、敗れた舞海は「死ぬ気で勝ちにいったんですけど、負けてしまった。トーナメントは強い人が勝って、弱い人が負けていく。ただそれだけだと思うので、自分が弱かったということ。これから進化し続けていきたい」と反省の弁。

 現在、プリンセスタッグ王座(パートナーは辰巳リカ)を保持するなど、プロレスラーとして、上り調子の渡辺は、芸能活動と掛け持ちしながら、トーナメントでの下剋上をもくろむ。

 また、9日のそのほかの2回戦では、愛野ユキが辰巳を下して殊勲の星を挙げ、瑞希は食い下がる新鋭の鈴芽を振り切って、ベスト8に進出した。

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