引退3日前の長谷川美子が悲願のシングル王座を初戴冠!「これを背負って引退して、家に持ち帰って引きこもります」と永久保持宣言

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 東京女子プロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホール『SUMMER SUN PRINCESS ’25まで待てない!』を開催した。同8日の新宿FACE大会で同団体を卒業、プロレスラーを引退する長谷川美子が引退直前で悲願のシングル王座を奪取した。

 引退前ラスト2戦目となった長谷川は鳥喰かやと組み、HIMAWARI、リアラ組と対戦。実は今大会開始前のバックステージでアイアンマンヘビーメタル級王者の髙木三四郎をリアラが襲撃。髙木の頭にビニール袋をかぶせて窒息させて3カウントを奪い、リアラは王者として試合に臨んだ。

 リアラが低空ドロップキック、フットスタンプを繰り出せば、長谷川はエルボー、クロスボディで応戦。長谷川がクロスボディからマフラーホールドで締め上げると、HIMAWARIがカット。鳥喰がHIMAWARIを場外に排除し、リング上は長谷川とリアラの1対1に。リアラがエルボー連打、フェースクラッシャーも、長谷川がドロップキックからマフラーホールドでギブアップを奪った。これにより、長谷川がアイアンマン王座を戴冠し、引退3日前に念願だったシングル王者となった。


 バックステージで長谷川は「アイアンマンのベルト獲りました! 次、引退試合なんですけど、獲られなければ、このシングルのベルトを持って入場できます。これを背負って引退して、家に持ち帰って、引きこもります。1751代目とかなんですけど、私で終わらせます。これを守り切りたいと思います。(念願のシングル王座だが?)リアラさんが持ってると知らなくて、入場で見せつけてきて。ビックリしたけど、勝てて良かった。初のシングルベルト、ずっとほしいと思ってたので、これで念願かないました」と満面の笑みを浮かべた。

 だが、アイアンマンのベルトはレフェリーさえいれば、24時間365日、誰でも狙うことが可能なだけに、7・8新宿での引退試合が始まるまで油断はできない。ベルトを守り抜けば、引退試合はアイアンマンのタイトルマッチとなる。だが、その引退試合は1vs27のハンディキャップマッチで、長谷川がベルトを守り抜いて引退するには茨の道が待ち受けている。

 また、夏のシングルトーナメント「第12回東京プリンセスカップ」(7・27新宿FACEで開幕)の最終予選で、上原わかながバナナ・ピローで鈴木志乃を、風城ハルがフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドでアイビー・スティールを破り、本戦への出場を決めた。

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