“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希がプリンセスタッグ王座V3も最大の試練が到来! インペイラー&ハウイツァの怪女コンビが挑戦表明

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 東京女子プロレスが11月27日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE '22」を開催。プリンセスタッグ王座を保持する“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希(SKE48)が愛野ユキ&原宿ぽむを退けV3に成功したものの、“怪物”マックス・ジ・インペイラーとハイディ・ハウイツァの「ザ・ウエイストランド・ウォー・パーティー(WWP)」から挑戦表明が届き最大の試練が到来した。

 当初、同王座には愛野&らくが挑む予定だったが、らくの欠場により、急きょ原宿が抜てきを受けた。その原宿は同24日の直前会見では感極まって号泣してしまい、王者組が警戒心を強めていた。

 赤井はキック、ビッグブーツ、張り手などの打撃技を中心に戦い、荒井も愛野にエルボーを叩き込んでいった。愛野がセカンドロープからのショルダー・タックルを荒井に、エプロンでヴィーナスDDTを赤井に決めれば、原宿はスネ蹴り、低空ドロップキックを繰り出し奮戦。愛野のダイビング・ショルダーと原宿のミサイルキックの合体技を荒井に放つも、カウント2でクリア。立て直した荒井は原宿にビッグブーツ、そして赤井とのダブル新人賞をぶっ放すと、荒井が原宿に必殺のFinally(カカト落とし)を決めて3カウントを奪った。

 王者組がマイクを持ってしゃべっていると場内が暗転し、WWPからのビデオメッセージが流れ始めた。ハウイツァは「今日誰が勝とうが、誰がベルトを持っていようが関係ない。1月にそのベルトをいただいきに行く。私たちにとってプリンセスタッグ王座以上にお似合いのベルトはないわ。2人ともピンクがよく似合うもんね。1月4日に会いましょう!」とアピール。インペイラーは8月と10月に来日し、東京女子マットを席巻した怪物で、ハウイツァはその正パートナーだという。

 映像を見た赤井は「イッテンヨン(1月4日、後楽園)での挑戦者が決まったみたいです。でも大丈夫。チャンピオンはこうやって何回も困難を乗り越えてこそ、どんどんベルトの輝きは増していくから。無事に守り切って、皆さんのいいプロレス初めを私たちのベルト姿でスタートさせましょう」、荒井は「私も腹をくくったので。2023年初の試合で、ハッピーに締めくくって、いい年の初めにしたい」と覚悟を決めた。

 バックステージで赤井は「(原宿に)会見で泣かれたときは正直イラっとして。ベルトってそういう空気のものじゃないって思ってたので。でも今日リングの上に上がると、ちゃんとしたレスラーだった。愛野選手は十分強くて、またあの2人ともやりたいですし、らく選手ともやってみたい。またその機会があるまで、ベルトを守って実現させたい」、荒井は「ぽむさんはスネを中心に追い込まれてしまうので。追い込まれたときの強さがすごくて、今日も何度も危ないところがあったんですけど、ベルトを持って年を越したいと思ってたので、守ることができてよかった」と話した。

 イッテンヨンで挑戦するWWPについて、赤井は「(インペイラーと)前にすれ違ったんですけど、台風のように去っていったので。台風に巻き込まれないように。チャンピオンとして、どんなタイプの選手でも受け止めて跳ね返してタッグで大きくなる」と気を引き締めていた。

 敗れた原宿は愛野とともに、「今度はらくさんも一緒に3人でタッグに挑戦しようね」と再チャレンジを期していた。

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