【試合詳細】7・17 スターダム後楽園ホール大会 刀羅ナツコvs中野たむ ジュリアvs小波 【フューチャー】上谷沙弥vs飯田沙耶vs舞華 岩谷麻優&スターライト・キッドvs渡辺桃&AZM

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『STARDOM EXPLODE IN SUMMER 2020』
日程:2020年7月17日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:246人(コロナ対策限定人数)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]●妃南
4分29秒 ハイドレンジア
[TOKYO CYBER SQUAD]○吏南

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[大江戸隊]鹿島沙希/●夏すみれ(フリー)
8分59秒 トーチャーラック・ボム→エビ固め
○林下詩美/里歩(AEW)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]ジャングル叫女/●DEATH山さん。
9分6秒 バズソーキック→片エビ固め
[ドンナ・デル・モンド]○朱里(MAKAI)/ひめか(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[STARS]岩谷麻優/○スターライト・キッド
13分44秒 キッちゃん・ボム→エビ固め
[Queens Quest]渡辺桃/●AZM

▼フューチャー・オブ・スターダム王座決定巴戦 各15分1本勝負
<1戦目>
[Queens Quest]○上谷沙弥
5分3秒 ランニング・シューティングスター・プレス→片エビ固め
[STARS]●飯田沙耶

<2戦目>
[Queens Quest]●上谷沙弥
4分9秒 腕ひしぎ十字固め
[ドンナ・デル・モンド]○舞華(JTO)

<3戦目>
[STARS]○飯田沙耶
1分36秒 ラ・マヒストラル
[ドンナ・デル・モンド]●舞華(JTO)

<4戦目>
[Queens Quest]○上谷沙弥
1分4秒 回転足折固め
[STARS]●飯田沙耶

<5戦目>
[Queens Quest]●上谷沙弥
2分45秒 舞華カッター→片エビ固め
[ドンナ・デル・モンド]○舞華(JTO)

<6戦目>
[STARS]●飯田沙耶
3分1秒 片羽絞め
[ドンナ・デル・モンド]○舞華(JTO)
※舞華が第3代王者となる

▼ワンダー・オブ・スターダム王座決定トーナメント① 30分1本勝負
[ドンナ・デル・モンド]○ジュリア
19分4秒 グロリアス・ドライバー→片エビ固め
[TOKYO CYBER SQUAD]●小波

▼ワンダー・オブ・スターダム王座決定トーナメント② 30分1本勝負
[大江戸隊]●刀羅ナツコ
12分42秒 横入り式エビ固め
[STARS]○中野たむ
※7月26日の後楽園ホール大会にてジュリアvs中野たむのトーナメント決勝戦が開催決定

白いベルト新王者決定戦はジュリアvsたむに決定!ナツコがまさかの初戦敗退で激怒し大暴れ!舞華が巴戦で上谷&飯田を制してフューチャー王座戴冠!詩美が里歩をQQへ勧誘?!

第1試合


 前回大会に続いて第1試合は吏南と妃南のシングルマッチ。
 ゴングが鳴ると手4つで押し込み合い、妃南が押し倒すも吏南がヘッドシザースで切り返してクリーンブレイク。突っ込んでくる妃南を吏南が足払いからフォールも、これを返した妃南がドロップキック。
 妃南は吏南をコーナーに振って対角コーナーへ走るが、吏南が追走して串刺しドロップキック。さらにコーナーで顔面をグリグリと踏みつけ、チンロックから妃南の鼻をひん曲げて屈辱を与える。怒った妃南は吏南をヘアホイップでロープ際に投げ飛ばして顔面踏みつけでお返し。さらにボディスラムを狙うが吏南が逆にボディスラムで叩きつけ、大外刈りで追撃。さらに卍固めを狙っていくが、吏南はこれをレインメーカー式の払い腰で切り返し、そのまま三連発。

 両者は互いに足を止めてエルボーを打ち合っていき、連打で打ち勝った吏南が卍固めを狙うも、決まり切る前に吏南が足を払って外道クラッチ。吏南もウイングクラッチホールドで切り返し、妃南がキックアウトするとすかさず組み付いてハイドレンジア。これでギブアップを奪った。
 

第2試合


 4人の内最後に選手コールを受けた詩美がファンに向けてポーズを取った瞬間に大江戸隊が奇襲してゴング。夏が「里歩さま!やっと会えたね!」と抱擁して動きを封じ、鹿島とともに詩美に対峙すると詩美がダブルラリアット。
 鹿島と里歩の対面となると、鹿島がアームドラッグからフォールも里歩はブリッジで抜けてドロップキック。詩美にタッチを求めるが、夏が場外から詩美の足を引いて落下させてタッチを阻止すると鹿島が自軍コーナーまで里歩を連行して夏にタッチ。
 夏は里歩を丁重にコーナーにお送りしてからブロンコバスターを狙うが、里歩はこれを回避。ここに鹿島が入ってくると、里歩にダブルのビッグブートから交互に顔面にビッグブートを叩き込み、最後は2人で合体フェイスクラッシャー。続けて鹿島は里歩をロープに振っていくが、ロンダートで鹿島のエルボーをかわした里歩がカニバサミでロープに倒して619、続けてダイビングククロスボディを見舞ってロープへ飛ぶが、エプロンから夏が里歩を捕縛。鹿島が突っ込んでくると里歩は振り払って回避し、大江戸隊は正面衝突は免れるものの、詩美がドロップキックで鹿島を吹き飛ばして結局衝突。

 里歩と詩美はダブル攻撃を狙ってロープへ飛ぶが、場外から夏が足を引いて倒して詩美を排除。鹿島は里歩をダブルアーム・スープレックスで叩きつけ、ダイビングダブルフットスタンプからリバースタイガードライバー。さらにmy emblemを狙うも振り払った里歩がショートレンジのジャンピングニー。さらにカサドーラフットスタンプを見舞うも、鹿島が転がっていって夏にタッチ。
 夏は里歩を丁重にお姫様抱っこして優しくコーナーまで運ぶとブロンコバスターを狙って観衆を煽っていくが、ここに詩美が突っ込んできて払い腰。里歩は詩美にタッチ。
 詩美は夏、鹿島とショルダータックルでなぎ倒し、夏に串刺しバックエルボーから低空ドロップキック、スリーパーホールドからジャーマンスープレックスを狙っていくが、鹿島が夏にバラムチを手渡すと夏が詩美をバラムチでひっぱたいて抜け出し、鹿島が飛び込んできて詩美に貫通ブート、夏がノーザンライトボムで叩きつけてからコーナーに上っていくが、里歩が足止めしてサポートすると詩美がデッドリードライブ。さらにセカンドロープからのミサイルキックからジャーマンスープレックスホールドで叩きつけるも、鹿島がフットスタンプでカット。里歩が鹿島をジャンピングニーで排除している間に夏は詩美へ十字架固めを繰り出すも、これをキックアウトした詩美がアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、最後はトーチャーラック・ボムで叩きつけて3カウント。

 勝ち名乗りを受けた詩美は、里歩の手を取ってQQのポーズを取らせようとするも、里歩は困ったように笑って詩美と揃ってのポーズは決めなかった。

第3試合


 TCSとドンナ・デル・モンドの対抗戦の構図となるタッグマッチ。
 DEATH山とひめかの対面でゴングが鳴ると、DEATH山はリングの四方へ「デース!デース!DEATH山デース!」とポーズを決めながら挨拶をしていくが、四方向目の挨拶が終わったところでひめかがしびれを切らして背後からガットショット。
 DEATH山はフライングクロスボディも、ひめかはこれをキャッチ。そこへ叫女が飛び込んできてDEATH山へドロップキックを見舞うことでDEATH山ごとひめかを吹き飛ばす。DEATH山は「痛いデース!」と嘆きながらもランニングボディプレスを放ち、叫女もランニングボディプレス。さらに叫女がDEATH山を背負ってのボディプレスを決める。
 これをキックアウトしたひめかはDEATH山をショルダータックルで吹き飛ばし、朱里を呼び込んでダブルのショルダータックルから2人同時の低空ドロップキックを叩き込んでハイタッチ。ひめかはDEATH山をボディスラムで叩きつけて朱里にタッチ。
 朱里はDEATH山に鋭いサッカーボールキックを叩き込み、スリーパーホールドからコーナーに押し付けて顔面踏みつけ。
 代わるひめかはボディスラムから逆エビ固め。これをブレイクしたDEATH山はぐるぐるパンチを放つも、ひめかがDEATH山の頭を押さえると圧倒的なリーチの差から全く届かず。ひめかの串刺し攻撃をかわしたDEATH山は「デース!デース!DEATH山デース!」とポーズを決めてから突っ込んでいくがひめかはビッグブートで迎撃。さらにショルダータックルで吹き飛ばしてラリアットを狙うが、これをかわしたDEATH山が「デスデスDEATH山デス!」と早口で叫びながらのクロスチョップを叩き込んで叫女にタッチ。

 叫女はひめかに串刺しボディスプラッシュからドロップキックでロープ際に吹き飛ばしてラリアット。朱里が救出に来て2人で叫女へブレーンバスターを狙うが、叫女が2人まとめてブレーンバスターで叩きつけ、ラリアットを放つもひめかもラリアットで迎撃。ラリアットの正面衝突を制したひめかが秋山準直伝のジャンピングニーを叩き込み、さらにラリアットを狙うが、これをガードした叫女がお返しのラリアット。自軍コーナーまで吹き飛んだひめかは朱里にタッチ。

 朱里は叫女にPK、串刺しニー、ダブルリストアームサルト、PKと畳み掛けてロープに飛ぶが、叫女がカウンターのラリアットを叩き込んでDEATH山にタッチ。

 DEATH山は千豚♪からレッグロールクラッチを狙うが、これを回避した朱里がバックを取ってレインメーカー式キチンシンクからグラシアス。これは叫女がカットするも、ひめかが叫女とDEATH山をコーナーに叩きつけて2人まとめてのアルゼンチン・バックブリーカー。ひめかがDEATH山を下ろすとすかさず朱里がランニングニーを叩き込み、トドメのバズソーキックを放つもDEATH山が回避してスクールボーイ。さらに叫女の力も借りてレッグロールクラッチも、キックアウトした朱里が起き上がり様のハイキック。さらに山折りからバズソーキックを叩き込んで3カウントを奪った。

第4試合


 STARSvsQQの対抗戦であり、岩谷と岩谷の赤いベルトに執着を見せる桃のマッチアップに注目が集まる試合。
 岩谷と桃の対面でゴングが鳴ると、手4つからグラウンドでもつれあい、互いにアキレス腱を極めながら転がっていって両者ブレイク。岩谷がアームドラッグから腕を固めていくと、桃が下から組み付いて回転エビ固めに捕らえ、岩谷がキックアウトすると両者距離をとってブレイク。両者タッチ。
 AZMが出てくるとキッドは即座にドロップキックを放つが、AZMはこれをかわしてアームドラッグ。キッドも追撃を側転でかわしていくが、AZMもロープを踏み台に上から飛びついてのアームドラッグ。素早いロープワークの攻防となり、キッドはこれをブーメランアタックで制すると岩谷が飛び込んできて2人で串刺しドロップキックを見舞い、ダブルの低空ドロップキックで追撃。さらにキッドはロープに飛ぶが、AZMはカニバサミで倒して側頭部への低空ドロップキック。続けてキッドのマスクを掴みながらホイップして自軍コーナーまで連れ帰り桃にタッチ。
 桃はAZMとともにコーナーでキッドの顔面を踏みつけ、ボディスラムから強烈なサッカーボールキックを叩き込んでAZMにタッチ。
 AZMはロープを踏み台に高く飛び上がってからのフットスタンプを見舞って桃にタッチ。
 桃は再びコーナーでキッドの顔面を踏みつけていくと、キッドは振り払ってエルボーで反撃。これを涼しい顔で受け止め、強烈なエルボー一発でキッドを吹き飛ばした桃はロープに飛ぶが、キッドも十字ロープワークで翻弄してからのメサイアDDTで一矢報いて岩谷にタッチ。

 岩谷は串刺しバックエルボーからスクールボーイ、桃の起き上がりに「ばかたれ!」と叫びながらのバカタレスライディングキックを見舞い、吹き飛んだ桃へ低空ドロップキックで追撃。さらに桃のハイキックをかわしながら走り、2発目のハイキックをキャッチしてドラゴンスクリュー。さらにロープへ飛ぶが、桃がカウンターのドロップキックを突き刺すと、岩谷のハイキックをかわして逆にハイキックをクリーンヒット。さらに投げっぱなしタイガースープレックスを見舞うも、岩谷は即座に起き上がってお返しのドラゴンスープレックス。桃もすぐに起き上がってBドライバーを狙うが、これを岩谷がドドンパで切り返すとダブルダウンとなり、両者タッチ。
 AZMは飛び込んできたキッドにドロップキックを見舞うとロープへ飛ぶが、エプロンから岩谷がミドルキックを放ってアシスト。ここに桃が入ってくると、岩谷は2人の腕を取ってロープを踏み台にしたアームドラッグでロープ際まで吹き飛ばし、キッドと619の競演からリング上でその場飛びムーンサルト・プレスの競演。さらにキッドはキッチャーマンの体勢に入るが、AZMが振り払ってハイキック。これをかわしたキッドはサマーソルトキックからのドロップキックと連撃してコーナーへ上がるが、AZMが追っていって雪崩式アームドラッグ。すかさず桃が蒼魔刀を叩き込んでアシストし、AZMのPK+桃のサッカーボールキックでサンドイッチ。続けてAZMがバズソーキックからミスティカ式腕固めも、着地位置が悪くキッドはすぐにロープを掴む。

 キッドはAZMのエルボーをキャッチしてキッちゃんボムを狙うが、これを先読みしていたAZMは回避と同時に腕を取ってあずみ寿司を狙う。キッドもすぐにジャックナイフで切り返し、両者エビ固めのシーソーゲームを展開。これを制したAZMがあずみ寿司で丸め込み、これを返されるとダイビングダブルフットスタンプ。さらにミスティカ式腕固めでギブアップを迫るが、岩谷がサッカーボールキックを見舞って強烈なカット。
 AZMは三角飛びプランチャを狙うが、コーナーへ飛び乗ったところで岩谷が追走して地対空ハイキックで撃ち落とし、キッドがキッチャーマン。さらにコーナーへ登った岩谷の肩の上にキッドが立ち、2階建てのダイビング攻撃を狙っていくが、両者バランスを崩して危険な角度でリング内に落下。AZMはキッドにエルボー連打からコーナーに振っていくが、キッドはコーナーに飛び乗って振り向きざまのダイビングククロスボディ。さらにライトニングスパイラルで叩きつけ、セカンドロープからのムーンサルト・プレス。最後はキッちゃんボムで叩きつけ、そのままエビ固めで押さえ込んで3カウント。
 試合後、キッドは倒れ伏すAZMに向けて腰にベルトのジェスチャーをしてハイスピード戦線での頂上決戦を誓い合い、岩谷は詰め寄ろうとする桃に笑顔で手招きして挑発した。

第5試合


 3人のうち2人がシングルマッチを行い、勝った選手がリングに残ってもう1人と対戦、誰かが2連勝するまでこれが続いていくという巴戦の形式で行われるフューチャー・オブ・スターダム戦。

 まず1戦目は上谷と飯田でゴングが鳴ると、ロックアップからリストの取り合い、グラウンドでの足の取り合い、スタンドでのヘッドロックと堅実な序盤戦を展開していくが、上谷のリープフロッグを先読みした飯田が上谷の着地を狙ってドロップキック。上谷も倒れず耐えてドロップキックでやり返し、吹き飛んだ飯田に鎌固めからの逆片エビ固め。これをブレイクした飯田はドロップキック2連発からボディスラムを狙うが、逆に上谷がボディスラムで叩きつけてコーナーへ上がる。
 飯田は地対空ドロップキックで上谷を撃ち落とすと、両者交互にドロップキックを打ち合う意地の張り合いに。最後は空中でドロップキックの相打ちとなると、両者膝立ちになりながらもエルボーを打ち合っていく。飯田が怒涛の連打で打ち勝ってロープへ飛ぶが、上谷は追走してドロップキック。さらにもう一発ドロップキックを見舞ってからロープへ飛んでフライングニールキックを叩き込むと、ミサイルキック、オーバーヘッドキック、ランニングシューティングスタープレスと畳み掛けて3カウント。

 2戦目は上谷と舞華の対面でゴングが鳴ると、舞華は1戦目で消耗した上谷のエルボーを両手を広げて余裕の表情で受けきっていき、逆にエルボーの3連打で上谷を吹き飛ばす。上谷はすぐに起き上がってエルボーを連打し、そのたびに舞華の重い一撃で吹き飛ばされ、舞華がロープ際で顔面ウォッシュで追撃。舞華は飛行機投げから腕十字を狙い、これをブレイクした上谷がドロップキック。上谷は串刺しジャンピングニーからドロップキック、さらに逆片エビ固めも舞華は余裕を残してブレイク。上谷がボディスラムを狙うと、舞華は着地しながら腕を取って脇固めで組み敷き、起き上がろうとする上谷を払い腰で叩きつけてから腕十字で捕らえてタップを奪った。

 3戦目で飯田が入ってくると、ゴングを待たずに飯田が突撃してショルダータックル。飯田は雄叫びを上げながらストンピングの雨あられを降らせ、ドロップキック、ボディスラムからロープに飛ぶが、これを待ち受けていた舞華が払い腰。さらに払い腰から巴投げ、大外刈りと叩きつけて飯田を引き起こすが、飯田は舞華の手を取りながらの逆水平チョップを連打し、舞華が倒れるとそのまま飯田橋の体勢へ。舞華が前転して回避すると即座にラ・マヒストラルに切り替えて3カウント。

 4戦目で上谷が入ってくるとドロップキックを放つが、飯田はこれを回避して怒涛の低空ドロップキック9連打。さらにロープを背に立つ上谷にマシンガンチョップを見舞い、最後のダブルチョップをかわしてロープへ飛んだ上谷へ返す刀のダブルチョップを叩き込んでドラミング。しかし、ドラミング中にロープに飛んでいた上谷が背後からのドロップキックを突き刺すと、そのままレッグロールクラッチに捕えて3カウント。

 5戦目となり、舞華が開始を待たずにビッグブートで突っ込んでくるが、上谷はこれをかわしてエルボー。さらに舞華のビッグブートを側転からのバク転と軽やかな動きでかわしてからのドロップキックを叩き込んでコーナーに上るが、舞華が下から組み付いてデッドリードライブ。さらにボディスラム、背負投、払い腰、巴投げと畳み掛けてロープに飛ぶが、上谷はカウンターのフライングニールキック。さらにミサイルキックからのランニングシューティングスタープレスを放つが、舞華はこれを回避してビッグブート。

 両者は一旦距離を取るが、すぐに互いに向かって歩み寄ると、上谷はビンタ、舞華はビッグブートと打ち合っていき、上谷がドロップキックを突き刺すも舞華は倒れずに耐えて無双で叩きつけ、舞華カッターで叩きつけて3カウント。

 6戦目で飯田が入ってくると両者ショルダータックルでぶつかり合い、これを制した飯田が舞華をなぎ倒して雄叫び。フォールに入ろうとしたところを舞華が下から組み付いて腕十字の体勢に入るが、飯田は冷静にロープブレイクし、払い腰を狙う舞華にバックエルボーを見舞い、引退した盟友・小野崎玲皇が得意としたスライディングバックエルボー。さらにノーザンライトスープレックスを狙っていき、これを振り払われるとショルダータックル。舞華はこれを耐えてショルダータックルで返し、両者タックルのぶつかり合い。これを制した舞華がフォールの体勢に入るが、飯田が下から組み付いてチキンウイングアームロック。

 これをロープブレイクされると飯田橋を狙い、舞華が再び前転してかわすと腕を取ったまま引き寄せながらのヘッドバッド。さらにノーザンライトスープレックスホールドで叩きつけるも、舞華は飯田の腕を取りながらキックアウトし、そのまま腕固め。抵抗する飯田の動きに合わせて片羽絞めに移行すると、飯田は鬼の形相で驚異の粘りを見せるものの。最後は無念のタップ。
 舞華が巴戦を制して第3代フューチャー・オブ・スターダム王者となった。

舞華「第3代フューチャー・オブ・スターダム、チャンピオンになりました舞華です!未来のスターダムなんて騒いでるやつらを倒したからには、私もスターダムを背負ってこのベルトの価値を高めていきたいと思います。第3代フューチャー・オブ・スターダム、チャンピオンの舞華をこれからもよろしくお願いします!」

<試合後コメント>

舞華
――第3代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオンとなりました
「まあ、ゴリラ(飯田)とチンパンジー(上谷)。勝つのはヒトって決まっているでしょう。まあでも、すごいゴリラはパワーが強くて、チンパンジーはす~ごいよく飛び回る。ホントにおもしろい相手だったなと、終わってみて思います」

――巴戦はデビューして初めてですか?
「そう、初めて。初めてで。でもね、いろんなこと経験してきてね、それを自分の力に変えて、で、成長していく。それがこのフューチャーだと思ってたので。自分の未来のためには必要な経験だと思います」

――2冠王となり、ドンナ・デル・モンドにもう一本ベルトをもたらしました
「はい、そうですね。これからドンナ・デル・モンドは、ベルトの総取りでもするんですかねぇ?ジュリアが白いベルトを取ってくることだろうと思っているので、ばんばんばんばんDDMにはベルトが集まってくると思いますよ」

――どんなチャンピオンになりたいですか?
「なんて言うんだろうな。チャンピオン=私。強いのは、私。強く。今後、もっともっと強くなっていくと思います」

――本当は前王者の詩美選手から獲りたかったベルトだと思います
「ホントは……ホントはそうだね。ホントはね、林下詩美から取りたかったけど、アイツが返上してしまったし、アイツが返上する前に私が強くなれなかったっていう、そういう結果だと思います」

――詩美選手が最多防衛記録を打ち立てているベルトですが、その記録は意識しますか
「そうですねえ。まあ、私が最多防衛狙っていきます」

第6試合


 星輝の引退によって空位となっていたワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)の新王者決定トーナメントの1回戦。その第1戦は小波とジュリアのシングルマッチ。ジュリアはこのトーナメントに向け、黒を基調としつつイタリア国旗の3色をあしらった新コスチュームで登場。
 ゴングが鳴ると、手4つからグラウンドでのバックの取り合い、足の取り合いからスリーパーホールドのポジションを奪い合う攻防となり、ジュリアがこれをロープブレイクすると小波はスライディングキックを放つが、ジュリアはこれをかわして貫通ブート。さらにもう一発を狙うが、小波はカニバサミで倒して後頭部へのミドルキックからスライディングキック。さらにネックブリーカーから首4の字固めに捕らえ、そのままスカルクラッシュ。さらに三角締めへと移行しようとするがジュリアは足を伸ばしてブレイク。小波はジュリアをロープにくくりつけてスタンディングのキャメルクラッチで痛めつけ、場外に逃れたジュリアへエプロンを駆けて空対地スライディングキック。さらに鉄柵を背にするジュリアにミドルキックを連打していくが、ジュリアも小波を鉄柵に振り返して串刺しビッグブート。さらにジュリアは場外でのスイングネックブリーカーから小波をエプロンに乗せて地対空ビッグブート。
 リングに戻ったジュリアはミサイルキック、串刺しビッグブートからのDDT、STFと続け、ファルコンアローを狙う。これを背面着地した小波がスリーパーホールドで捕らえるも、ジュリアは首投げで切り返してビッグブート。さらにロープに飛ぶが、小波がカウンターですくい上げてノーザンライトスープレックス。

 小波は、コーナーを背に立つジュリアにマシンガンミドルキックを見舞ってからフィッシャーマンバスター。さらにトライアングルランサーを狙うが、ジュリアが振り払ってエルボー。両者足を止めてエルボーで打ち合っていき、小波がソバットを放てばジュリアもビッグブートで反撃、ジュリアがジャーマンスープレックスを放てば小波も即座にジャーマンスープレックスで反撃していく。起き上がった両者は同時に蹴りを放ち、小波のハイキックとジュリアのビッグブートが相打ちとなって両者ダウン。

 両者膝立ちになりながらもエルボーで打ち合っていき、小波のハイキックをかわしたジュリアが組み付いて蜘蛛の巣。小波がブレイクするとグロリアス・バスターで叩きつけてSTF。さらにステルス・バイパーを狙いに行くが、これを抜け出されるとバックドロップからグロリアスドライバーの体勢も、小波が背面着地してハイキックからフロントネックロック。ジュリアが立ち上がるとフロントネックチャンスリーから顔面への低空ドロップキックで追撃し、ガッチリとスリーパーホールド。ジュリアは一度は落ちかけるものの生気を取り戻して立ち上がろうとするも、小波は非情なスリーパースープレックス。さらにPKからトライアングルランサーを狙うが、ジュリアは組み付いて蜘蛛の巣での切り返しを狙う。小波はこれを耐えきってサイドバスターで叩きつけ、バズソーキックからチキンウイングアームロック。ジュリアの回避運動に合わせてトライアングルランサー、足を取りながらの変形トライアングルランサーと固めていくがジュリアは必死のロープブレイク。
 小波がジュリアを引き起こすと、ジュリアはヘッドバッドからの首固め。小波がキックアウトすると顔面へのビッグブートからグロリアスドライバーで突き刺し、これを返されるとファルコンアロー。さらにグロリアスドライバーで突き刺し、クラッチを解かぬままもう一度持ち上げてグロリアスドライバーで突き刺すドゥーエ式で3カウント。

<試合後コメント>

ジュリア
「いやぁ、ダメかと思った。途中で、意識が……やっぱ強かったよ。小波……小波!思った通りの……いや、それ以上に何度も何度も危うくなって、意識が遠のいて。いや、強すぎる。でも、スターダムにはつえーやつらがたくさんいて、マジで今刺激になってるし、小波に勝ったからには、このトーナメント勝ち抜いて、白いベルトを巻くのはジュリア様に決まってんだよ!ナツコにも、たむにも渡さねぇから」

第7試合


 入場したたむがコーナーに上ってファンに向けてポーズを決めているところへナツコがパイプ椅子で殴りつけて奇襲。そのまま場外に蹴り出して鉄柵攻撃やイス攻撃を畳み掛け、たむの首にチェーンを引っ掛けながらリングに戻って絞首刑。さらに葉月から受け継いだ顔面ウォッシュを見舞い、倒れ伏すたむを挑発してエルボーを打たせていく。
 ナツコはたむの放つエルボーを両手を広げて余裕の表情で受け止め、逆に強烈なエルボーでなぎ倒す。ナツコが大ぶりのエルボーを放つと、たむはブリッジでかわしてエビ固め。キックアウトされると即座に阿吽で追撃。
 ナツコはよろよろと自軍コーナーを背に立ち上がるが、この隙に大江戸隊のセコンドである夏と鹿島がコーナーマットのヒモを外しており、たむが串刺し攻撃を狙って突っ込んできたところでコーナーマットを外して金具むき出しのコーナーに自爆させる。さらにナツコはたむをコーナーマットでぶん殴ってから大暴走を見舞い、バックフリップから昇天を狙う。

 たむは着地してハイキック、スピンキックを放つがナツコはどちらもかわしてエルボー。さらにロープに飛んでスピアーを放つが、たむはナツコの頭頂部にトラースキックを叩き込んで撃ち落とすという離れ業を見せる。たむは場外にエスケープしたナツコへコーナートップからのプランチャを見舞うと、貫通ランニングニー、トラースキック、スピンキック、ジャーマンスープレックスホールド。

 さらに星輝の技である1399も繰り出し、続けてバイオレット・シューティングを叩き込む怒涛の畳み掛けを見せてから必殺のタイガースープレックスを狙うが、ナツコが振り払ってたむを村山レフリーにぶつける。


 村山レフリーがダウンしている間にナツコはたむへチェーンラリアットから昇天。さらにコーナー上からフロッグスプラッシュ、ダイビングギロチンドロップと続け、DOUKIから直伝されたという摩利支天(アルゼンチンバックブリーカーの体勢から旋回して放つサイドバスター)を狙うが、たむが背面着地してタイガースープレックスホールド。これは形が崩れてしまい、キックアウトしたナツコが夏からチェーンを受け取るとチェーンラリアットを放つが、これをかわしたたむがセコンドの夏に向けてナツコをプッシュ。

 同士討ちとなってしまったナツコがよろけた一瞬の好きを突いてたむがスクールボーイで丸め込み、電光石火のカウント3。

 この結果に納得の行かない大江戸隊は総出でたむをストンピングで痛めつけ、ナツコがチェーンラリアット。さらにナツコはたむに馬乗りになりながら髪を掴み、「お前だけは絶対に許さねえからな!」と吐き捨てて大江戸隊の仲間たちと去っていった。

たむ「宇宙のみなさん!こんにちは~~っ!大江戸隊の、すごい、すぅ~ごいこわぁ~い相手倒して、トーナメント1回戦突破しましたぁッ!これで7月26日、後楽園ホール、白いベルト王座決定戦優勝して……(星輝とのDREAM☆SHiNEのリストバンドを撫でてから)たむが約束通り白いベルトのチャンピオンになります!……ねえ、出て来てよ!ジュリアちゃぁ~ん!どこぉ?」

 ジュリアがリング上に現れる。

たむ「ねえ?ねえねえねえねえねえねえねえねえ?絶対絶対、絶対!絶対!絶対!絶対!絶対!お前だけには負けねぇから!お前だけには白いベルトは渡さない!絶対に!涼しい顔?宇宙一メッチャクチャにしてあげるから」

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらなぁ~い諸君。中野たむ、よく勝ち残っててくれたね。アンタが宇宙一、強欲で嫌な女だってことを白いベルトをかけてお前ら全員に知らしめてやるよ。諸君、その目にコイツの宇宙一嫌な部分を目に焼き付けとけ。アリぃ~ベデルチ、またな」

 たむは「またな!」とジュリアに張り手を見舞うが、ジュリアはやり返さずニヤリと笑ってリングを降りる。
 たむリストバンドを白いベルトの上に起き、両方を優しく撫でてからマイクを取る。

たむ「突如、スターダムにノコノコ乗り込んできて、すべてをかっさらおうとするあの泥棒女?泥棒だろ!泥棒だろ?!ジュリアだけにはこの白いベルト、絶対に渡さない!スターダムは、STARSが、たむが、守るから!アイツの好き勝手にはさせない!だから、みなさんこれからもスターダムを、私たちのことを信じて付いてきてください。私たちと、私たちSTARSと、たむと一緒に、輝く夢の続きを一緒に見ましょう。だからみなさん!これからもスターダムと、中野たむのことを宇宙で一番愛してくださいね♪みなさーん!STARSのみなさん!上がってくださいませ。はい、ご起立していただくのは大丈夫ですか?……ご起立はダメ?」
岩谷「いいんじゃない?」
(本部席の皆々が首を横に振る)

たむ「ダメか。いいですか?じゃあ座ったままにしよう。座ったままの方が実はエネルギーが出るらしいです。みなさん、私が『今を信じて明日に輝け!』って言ったら、『We are スターダム!』でSTARSのSの字を作ってください。心の中『We are スターダム!』と思い切り叫んでください!私たちに、宇宙にも聞こえるように!いいですか?!OK?OK~!行きますよ!みなさん、これからも私たちを信じて付いて来てください!今を信じて明日に輝け!We are スターダム!ありがとうございましたぁ~!」

<試合後コメント>

中野たむ&ジュリア
たむ「1回戦、なんとかギリギリ突破できました。もう、すごい、ナツコの、大江戸隊の、執念、もう、すごいですね。体中……プロレスの痛みじゃないですね。なんかいろいろ、鉄の塊、飛んできましたけど、やっと白いベルトに一歩近づきました。これで26日、宇宙一メチャクチャにしてやりたいジュリアのことを!やっとメチャクチャに出来るよッ!そして、その先に絶対に果たさなきゃいけない約束があるから。(DREAM☆SHiNEのリストバンド握りしめて)アイツの分も背負って私はこれから闘っていくって、約束したから。この私が、絶対に、白いベルトのチャンピオンには宇宙一ふさわしい!頑張る、頑張る、がんば、頑張るから……みなさん、信じて付いてきてください。みんな……。(記者に質問を促して)なにか……?(カメラマンに向けて)かわいい?かわいく撮ってくださいね♪かわいく撮ってください……。(記者へ)今だけ個別に質問してもいいですよ?」

――ナツコ選手はかつてライバルとして意識した選手だと思いますが、今のナツコ選手ははライバルですか?それとも別の形でとらえている?
たむ「あのナツコの目を見るとゾクゾクして、こう、体中の血がたぎってくるのは、3年前からずっと変わらないですね。この感覚は。私がこのスターダム、夢のリングに上がるきっかけっていうかね、一番はじめに闘ったのは刀羅ナツコだったんですよ。運命は感じてます。ずっと。なんか反抗期みたいだけど、今は(笑)アイツの、なんだろ。執念?実はちょっと生真面目なところが。言うと嫌がるだろうけど(笑)そういうとこは今も変わらず大好きです。でも、私、あの子のこと一回もライバルと認めたことないです。ライバルではない(笑)……『私が白いベルトを獲った暁には』みたいな話はしなくていいですか?(笑)それは獲ったらすればいいか(笑)共に創ると書いて“共創”します。以上!宇宙一かわいい中野たむから宇宙のみなさんへ!明日からも宇宙で一番愛してくださいね♪バイバ~イ♪……痛いよぉ」

――そのリストバンドについては?
たむ「これは(星輝との)2人のリストバンドで、もともとDREAM☆ShiNEって書いてあったんですけど、DREAM☆SHiNEがなんか知らないけど消えちゃって。星輝が引退したあと、星輝が手書きで書いてくれたんです。『DREAM☆SHiNE たむちゃん ずっと最高で一番のツンデレタッグパートナーだよ 星輝より SHiNiNG☆STAR ずっとスターダムドリーム』」

 ここに突如ジュリアがコメント会場に乱入。

ジュリア「話がなげえなあ!お前はよ!いつまでやってんだよ!」
たむ「なに、なんか用?」

 ジュリアがたむのリストバンドを奪い取り、床に叩きつけてグリグリと踏みにじる。

たむ「オイ!お前ふざけんなよオイ!どけろよ!足どけろよ!どけろよ!」
ジュリア「キチゲェじゃねーか。いつまでやってんだよ。いつまでこんなのやってんだよ。アホかよ、お前は」
たむ「あ?なんか文句あんの?仲間のこと大切に思う気持ちになんか文句あるの?」
ジュリア「アホか!お前がそんなのばっかりやってっからだよ。キチゲェかよ?キチゲェじゃねえかよ。なげーんだよ!撤収の時間が迫ってんだよ!」
たむ「全然、迫ってませんけど?」
ジュリア「迫ってんだよ」
たむ「なんなの?当たり屋なの?あなたは。人のことチンピラチンピラって言うけどさあ、ホントに私のこと好きで好きで好きで好きで気になってしょうがないんだね。なんでそんなに私のこと構うの?」
ジュリア「お前は話が長い。長すぎる。長過ぎる」
たむ「逃げる!いつもそうやって逃げる。口で勝てないから!」
ジュリア「こんなのをいつまでもやってたらお前は白いベルトを巻けないし、挑戦することにも値がしないんだよ。値しないんだよ。去った者をいつまでも引きずるの、やめろ。アンタの相手はあたしなんだよ」
たむ「もちろん、決勝戦当たれるの楽しみにしてるよ。ただ、闘うってことは1vs1じゃないってことを、アンタだって分かって……」
ジュリア「1vs1だよ、1vs1。アンタとあたし、1vs1だよ!」
たむ「私はいろんな人の気持ち、お客さん、ファンの人!スターダムのみんな!引退してった仲間!みんなの気持ちを背負ってアンタと闘う。そして、みんなの気持ちを背負って白ベルトを巻くんだ!そして、白ベルトをスターダムの象徴のベルトにする。それが私の闘う理由だから。それを決勝戦でアンタに思い知らせてあげるよ」
ジュリア「……お前の気持ち、よぉ~くわかったよ。そこまで言うんだったらその気持ち、全部背負って私に勝ってみろ。以上」
たむ「……7月26日後楽園ホールで。またな。アリベデルチぃ~(去っていくジュリアの背中を“あっかんべー”で見送りながら)」

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