マスコミによる遺書公表に木村花さんの母・響子さんが「花のプライバシーを守るために 触れないでほしいと 泣いて頼んだ結果がこれですか」
25日、木村響子さんが亡くなった木村花さんに関するマスコミ報道へ悲痛な思いを叫んだ。
5月23日にプロレス団体『スターダム』が「当社所属選手 木村花選手が本日5月23日逝去いたしました。突然のことでファンの皆様、関係者の皆様には深いご心配と、哀しみとなり、大変申し訳ございません。詳細につきましては、いまだ把握出来ていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力してまいります。木村花選手のご冥福を深くお祈り申し上げます。今後につきましてはご親族と相談の上、お知らせいたします。また他の所属選手の心のケアにも努めてまいります。以上」と発表。
芸能人として花さんが所属していた芸能事務所WALKのHPからは、現在アクセスが集中した結果か花さんのページが消えている状態だ。
テラスハウス出演内容に関しての誹謗中傷が取り沙汰され、様々なマスコミがこの件に関して報道している状況だが、死因に関しては24日時点での公式発表は無く、母である元プロレスラーの木村響子さんは「マスコミの皆様へ 警察や スターダム事務所に詳細を問い合わせるのは おやめください お仕事に詳細がでてしまいます 死者のプライバシーを どうか尊重してあげてください ギリギリのところで 闘っているひとたちの背中をおさないでください もう誰ひとりも傷つけないでください」と、様々な媒体からくる取材依頼に自粛をお願いしていた。
しかしこのお願いの翌日25日、一部マスコミが遺書が存在していたことやその内容の一部などを公開。
これに響子さんは「連鎖を生まないために 花のプライバシーを守るために 触れないでほしいと 泣いて頼んだ結果がこれですか 誰も信用できない 弔う時間をください」と悲痛なコメントを出した。
プロレスラーとして所属していたスターダムのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるロッシー小川氏も「朝からTVのワイドショーで花の件が特集された。事務所前では大勢のマスコミ陣に私は取り囲まれた。会ったことのない記者からも携帯に電話が鳴り響く。「今日は何か進展はありますか?」と。そんな私を心配して長与千種や北斗晶からメッセージを貰う。持つべきは仲間だ。花のことを考えると心が痛い」とコメントし、長与千種は誹謗中傷を行ったアカウントへの法的措置などへ協力することを表明している。
花さんが亡くなってまだ3日、連日の報道に遺族や関係者への配慮が求められる。