諏訪魔が世界タッグ王座を防衛し川田利明の持つ三冠ヘビー級王座防衛記録更新にストップ宣言!

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 11日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2020 EXCITE SERIES【開幕戦】』が行われ、諏訪魔&石川修司が入江茂弘&ルーカス・スティールを下して世界タッグ王座の初防衛に成功した。

 諏訪魔&石川修司とのタッグ“暴走大巨人”は直近の約2年間で4度の世界タッグ王座戴冠を果たし、2017から2019年のプロレス大賞では3年連続で最優秀タッグチーム賞を獲得するなど存在感を発揮。昨年後半は失速していたが、世界最強タッグ決定リーグ戦で優勝を果たして盛り返すと、今年1月2日にはゼウス&崔に奪われていた世界タッグ王座を奪還。
 しかし、全日本プロレスにはゼウス、イザナギ、UTAMARO、入江茂弘、ルーカス・スティールの5人からなる新ユニット“PURPLE HAZE”が勢力を拡大しており、PURPLE HAZEは当初諏訪魔の引き抜きを画策。しかし6日の新木場大会でイザナギが「石川、俺の控室に忘れ物だぞ」と石川のエルボーパッドを手渡したことで、諏訪魔は石川が陰でPURPLE HAZEと内通しているのではないかと不信感を抱き、石川は必死で否定するものの両者の間で不和が生じてしまう。
 PURPLE HAZEと内通していた場合は石川が、既に諏訪魔がPURPLE HAZEの手に落ちていた場合は諏訪魔が裏切ることが予想され、試合の結果だけではなく暴走大巨人の絆も試される試合となっていた。

 試合はルーカスと入江の奇襲に始まり、諏訪魔と石川を誤爆させようとするもすんでのところで回避。しかし誤爆による誤解を恐れるあまりに普段より連携攻撃を狙わない暴走大巨人は1vs2の戦いを強いられる場面が目立ち、じりじりと追い込まれる。
 そして、試合中盤に暴走大巨人がサンドイッチラリアットを狙ったところでルーカスが回避したことでついに両者の攻撃が誤爆。諏訪魔は不満の表情を顕にして石川を小突き、仲間割れを予感させる。
 しかし、終盤に諏訪魔が集中砲火を食らい、入江がビーストスプラッシュで飛んできたところを石川が諏訪魔に覆いかぶさり身を挺して守ってみせると、諏訪魔はこれで石川に裏切りの気持ちが無いことを確信。迷いの無くなった諏訪魔は介入してくるイザナギらもまとめてラリアットでなぎ倒す大立ち回りを見せ、石川との連携技・境川も炸裂。最後は諏訪魔が怒涛のバックドロップ3連発でルーカスを沈めた。
 試合後、石川が笑顔で握手を求めると、諏訪魔も安堵した様子で笑いながらその手をしっかりと握り返した。

 バックステージに戻った諏訪魔は真っ先に「石川選手、疑って悪かった!ちょっと向こうのやり方に動揺して、俺ちょっと疑っちまったというのが今回の損失だと思う。申し訳ない!」と石川に謝罪。
 石川は笑ってこれを許しつつも「やっぱり諏訪魔さんとはタッグパートナーでもあるけど、ライバルだと思ってて、もしかしたらこっち(PURPLE HAZE)のほうが対角線に立ちやすいのかなと思った部分もあったんですけど、やっぱり暴走大巨人としてこの形で終わらすわけにはいかないんで。やっぱり正々堂々とした形でね、諏訪魔さんの前に立つ時はちゃんと理由も目的も明確になった状態で立ちたいなと。こんな中途半端な形じゃ申し訳ないんでね」と諏訪魔と共に目指す夢である“五冠戦”を意識した言葉をかけた。

 そして、メインイベントでは宮原健斗が青柳優馬を下して三冠ヘビー級王座を防衛し、川田利明の持つ記録と並ぶV10を達成。
 そこへ諏訪魔が現れ、「その三冠防衛記録、これ以上更新させるわけには行かない。俺がその記録をストップしてやる。俺に挑戦させろ。おい、宮原、どっちが全日本プロレスの象徴か、そして全日本プロレスとはなんなのか、それが分かる戦いをしたい」と挑戦を表明。
 宮原は「諏訪魔、お前は全日本プロレスを守った男だということは認めよう。俺もその姿、見ていたよ。ただなあ、それは昔のことだ。見ている人も変わってるんだよ。その当時見てた人もいるかもしれない。いつまでも守りに入っているという話題が今の全日本プロレスには邪魔なんだ。“守った男”という称号が邪魔なんだ。諏訪魔、勇気があるのは認めよう。今の宮原健斗に挑むというのは勇気がいる。ただな!簡単にはいかねえぞ」と受けて立つ姿勢を見せた。

 そして諏訪魔はバックステージで「川田さんの持っている防衛記録を今あいつが塗り替えていいのか?俺はまだ違うんじゃないかと思う。宮原、あいつはもう頑張っているよ。頑張っているのはわかるんだよ。ただここは全日本プロレスであり、全日本らしさっていうのがなんなのか、それを分かる戦いにしたいと思う。そして夢の五冠を達成したい。やりたいことがあるんだ」と語り、並々ならぬ決意を垣間見せた。

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