42歳になる横須賀ススムが20歳のイタリアからの挑戦者を破り世界ジュニア王座初防衛!「国境を超えたオヤジ狩りに遭うような感じ」

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 11日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2020 EXCITE SERIES【開幕戦】』が行われ、横須賀ススムがフランシスコ・アキラの挑戦を退けて世界ジュニアヘビー級王座初防衛を果たした。

 世界ジュニア王座は昨年6月に亡くなった青木篤志さんが保持していたが、王座防衛期限である半年間は青木さんを王者として認定し新王者は決定されていなかった。
 そして今年1月に行われた新王者決定トーナメントを制覇してススムが王座を戴冠。直後にイザナギ、ブラックめんそーれ、阿部史典、フランシスコ・アキラが挑戦を表明してきたが、このトーナメントに参加していなかった20歳のイタリアの新鋭・アキラが挑戦者に選ばれた。
 ススムは今月7日のDRAGON GATE後楽園ホール大会で土井成樹の持つオープン・ザ・ドリームゲート王座への挑戦を表明しており、王者としても挑戦者としても絶対に負けられない試合に臨んだ。
 
 試合はスピードを武器に持つアキラがゴングと同時のドロップキックからトペ・スイシーダで先制。さらに空中殺法を仕掛けていくが、ススムはこれをキャッチして足横須賀。その後は多彩な攻撃で徹底して足を攻めていく業界屈指のテクニシャンぶりを見せつけ、動きが鈍ったアキラにジャンボの勝ち!を放つが、これをカサドーラで切り返したアキラはエプロンからの奈落式スリング・ブレイド、三角跳びムーンサルト・プレス、メテオラと猛攻。
 しかしススムはアキラが雪崩式攻撃を狙ったところを雪崩式デスバレーボムで切り返し、ジャンボの勝ち!からの横須賀カッターでトドメを刺した。

 試合後にマイクを取ったススムは「危なかった……危なかった……。ありがとうございました!まず、とりあえず、アキラ選手、良かったですね!アキラほんと二十歳とかでよく頑張ったと思います。僕倍以上ですからね!オヤジ狩りに遭うような感じだったんですけど(笑)国境を超えたオヤジ狩りってね(笑)」と語り、「僕はDRAGON GATEの人間なんで、このあとこの団体に誰も挑戦者がいないようでしたら、DRAGON GATEに戻ってタイトルマッチやってもいいと思うんですけど皆さんどうですか?!」と観衆に問いかけると、青木さんの弟子であり全日本生え抜きの岡田佑介がリングイン。

 岡田は「いつまでもなぁ、この全日本プロレスのリングでしゃしゃっとんちゃうぞオラァ。その世界ジュニアのベルトは外の人間に取られている以上、全日本プロレスの俺がお前から取り返したらぁ!俺に次、挑戦させろ!」とススムに挑戦表明すると、ススムは「あぁ?なんでじゃあ前回出てこねえんだよ!お前アレだろ?青木さんと同じチームだったんだろ?シンプルに悔しいだろ!俺が巻いてたら!」と挑発。
 青木さんの名を出された岡田は険しい表情となると、「お前、その名前出したら分かっとるんか?もう1回言っておくわ。いや、言うの忘れたわ。いてこますからな!」と睨みつけて去っていく。
 ススムは岡田の背中を見送りながら「こんなね、気持ちいいやついるんだ、全日本プロレスの若手にも。俺は、逃げも隠れもしない。お前の挑戦、受けてやりますよ!」と高らかに叫んだ。

 バックステージでススムは「このままだったら、俺ホントDRAGON GATE行って勝手にやっちゃおうかなと思ったんですけど。とりあえず彼との防衛戦が決まったんで。僕個人で言えば、DRAGON GATEでも3月に最高峰のドリームゲートに挑戦が決まってますけど、僕ん中では基本的にDRAGON GATEと全日本プロレスはまったく別だと思ってますんで。こっちでは僕はチャンピオンです。でも、DRAGON GATEでは僕はチャレンジャーです。別に安易に二冠王とか、そういうのを目指してるわけじゃないんで。僕はこっちではチャンピオンとして、チャンピオンの仕事をするだけなんで」と冷静にコメント。

 一方、岡田は「世界ジュニアのベルトを前に持っていたのが青木さんというところで、俺はほんまはその名前、出したくない。なんでかっつったら俺は青木さんに認められてきたわけじゃないから。俺は決して、青木さんの傍にいても青木さんに認められたレスラーじゃなかった。そのまま青木さんも遠くに行っちゃった。でも、あの人が青木さんの名前を出すなら俺だって同じEvolutionとして立ち向かうしかない。そしてあのベルトは全日本プロレスが管理している世界ジュニアのベルト。俺が見てきた全日本プロレスの偉大な人たちがずーっと誇りに思って戦い続けてきたあのベルト。俺は全日本プロレスに誇りと意地を持っている。それを他の団体。DRAGON GATE。どんな団体か知らない。見てきてもいない。だけど素晴らしい団体と言われてるかも知れん。でも俺が一番すごいと思ってる団体はこの全日本プロレス。だから俺はこの全日本プロレスを選んだ。そのベルトをよその選手に獲られている以上、俺は俺の意地、全日本プロレスの意地。あの横須賀ススムにぶつけたいと思います。あとひとこと。いてこますだけ、以上です」と一人の漢としての覚悟を感じさせる意気込みを語った。

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