鷹木信悟が石井智宏のNEVER無差別級王座挑戦を受諾!「アイツだってNEVERの価値を落とした張本人だろう!」

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 6日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『釣り★スタ presents Road to THE NEW BEGINNING』が行われ、石井智宏が鷹木信悟の持つNEVER無差別級王座に挑戦を表明し、鷹木はこれを受諾した。

 鷹木信悟&BUSHI&EVILは1月5日の東京ドーム大会でのガントレットマッチを制して同王座を戴冠。同日には後藤洋央紀がKENTAを制してNEVER無差別級王座を奪取していたが、翌日に鷹木がタッグマッチで後藤をKOし「IWGPヘビーとICのベルトは内藤の力によって史上最高に光り輝いてる!それに比べてNEVERはなんてざまだ!」と一喝したことで遺恨が生じ、両者は今月1日の札幌大会で決戦を行った。
 札幌大会では鷹木が後藤から王座を奪取したが、その遺恨は晴れぬまま、NEVER戦線を牽引してきた石井智宏らも巻き込んで因縁を深めていき、この日は“L.I.JvsCHAOS”の構図となる鷹木信悟&EVIL&BUSHIvs後藤洋央紀&石井智宏&ロビー・イーグルスというカードでNEVER6人タッグ選手権試合が行われた。

 試合は序盤から6人がリング上で入り乱れて場外各所で乱闘を勃発させ、互いが互いの意識する相手とのマッチアップを求めて激突していく6人タッグの醍醐味が顕著に出た好試合となり、鷹木は石井と正面からラリアットやエルボーを打ち合っていき、その後も石井が飛び出してきた出会い頭にラリアットを叩き込んで石井をダウンに追い込む激しいパワー合戦を展開。さらに後藤と石井がそれぞれ鷹木とEVILへ同時に牛殺しを見舞う競演を見せる。
 最後はBUSHIとロビーの対面となり、BUSHIがエムエックスで飛び込んできたところをロビーが地対空コードブレイカーで迎撃し、ロン・ミラー・スペシャルに捕らえて決着かと思われたが、BUSHIが足を極められながらロビーの顔面に毒霧を噴射して脱出してエムエックスを叩き込み、激闘に終止符を打った。

 試合後、全員が満身創痍で倒れ込む中で突如矢野通が会場に現れ、NEVER6人タッグの3本のベルトを持ち去ってしまう事件が起きたが、鷹木と石井は意に介さず睨み合う。
 石井がNEVER無差別級シングル王座のベルトを鷹木に突きつけて「次は俺だ!オラ!オイ!」と詰め寄ると、鷹木も石井と額を突き合わせながら「やってやるよこの野郎!」と呼応した。

 バックステージに戻った鷹木は「やる!石井とやるぞ!このベルトにかけて!機が熟した!やってやるよ。どうも気に食わねえなあ。アイツ、常に上から目線じゃねえか。ふざけんなよ!NEVERの価値を落とした、アイツだって張本人だろう!G1 CLIMAXでアイツに勝って、その後このタイトルをかけてやるチャンスが来ると思っていた。なのに、イギリスでKENTAに負けやがって!まあそれでも今、こういう状況だ。言葉はいらねえ。小細工もいらねえ!鷹木信悟、石井智宏、NEVER無差別級のタイトルマッチ、やるぞ!俺は別に後藤みたいに寝て起きたら忘れるタイプじゃないが、おい!新日本プロレス!早々に組んでくれ!大阪城ホールか?後楽園ホールか?沖縄でもいいぞ!俺は常在戦場!戦いは!常にここにあり、だ!」と目をギラつかせながら叫んだ。
 一方、石井は「鷹木。決まりだな、これで」と殺気立ちながら言葉少なに会場を後にした。

 鷹木は「IWGPヘビー級王座がナンバーワンなら、このNEVERのベルトはオンリーワンを目指してやるよ!」とNEVER無差別級王座への愛を語っており、鷹木の防衛ロードがどのようなものになっていくのかに目が離せない。

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