【試合詳細】1・19 スターダム後楽園ホール大会 【ワールド】岩谷麻優vs渡辺桃 【ワンダー】星輝ありさvs林下詩美 【ゴッデス】ジャングル叫女&小波vsビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイター 花月vs中野たむ

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『スターダム9周年記念日』
日程:2020年1月19日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,602人(超満員札止め)

▼第0試合 タッグマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]小野崎玲皇/●妃南
3分39秒 ウイングクラッチホールド
[TOKYO CYBER SQUAD]ルアカ/○吏南

▼ハイスピード3WAYバトル 10分1本勝負
[Queens Quest]○AZM
6分3秒 あずみ寿司
[大江戸隊]●ゾーイ・スカイ
※もう一人は[STARS]スターライト・キッド

▼ヤングスターダムvs 大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負
上谷沙弥/●飯田沙耶/星野唯月
10分56秒 my emblem→体固め
[大江戸隊]刀羅ナツコ/夏すみれ(フリー)/○鹿島沙希

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[大江戸隊]●花月
10分15秒 トワイライト・ドリーム
[STARS]○中野たむ

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者組/TOKYO CYBER SQUAD】●ジャングル叫女/小波
12分55秒 クイーンズ・ランディング
【挑戦者組】○ビー・プレストリー/ジェイミー・ヘイター
※第16代王者組が4度目の防衛に失敗。ビー&ジェイミーが第17代王者組へ

▼ジュリア新ユニット結成 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]木村花/DEATH山さん。/●レイラ・ハーシュ
14分8秒 グロリアス・ドライバー→体固め
[ドンナ・デル・モンド]○ジュリア/X=舞華(JUST TAP OUT)/XX=朱里(MAKAI)

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/STARS】○星輝ありさ
15分21秒 ブラジリアンキック→片エビ固め
【挑戦者/Queens Quest】●林下詩美
※第13代王者が9度目の防衛に成功

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/STARS】○岩谷麻優
19分12秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
【挑戦者/Queens Quest】●渡辺桃
※第12代王者が2度目の防衛に成功

岩谷が桃から4年ぶりの勝利で赤いベルトを防衛!星輝が詩美を下して白いベルトV9達成もゴッデス新王者のビーがQQを裏切り挑戦表明!ジュリアの新ユニットに朱里&舞華が参加!

第0試合


 ルアカと妃南でゴングが鳴ると、リストの取り合いからヘッドロック、グラウンドでの首の取り合いとなりルアカのヘッドシザースを抜けた妃南がドロップキックで先制し小野崎にタッチ。
 小野崎がルアカを起こすとルアカはフロントキックでなぎ倒して吏南にタッチ。
 吏南は小野崎をコーナーに振ろうとするが、小野崎が振り返して串刺しエルボーからフェイスクラッシャー。妃南にタッチ。
 妃南は巴投げから腕十字に入るが、ルアカがカット。吏南とルアカは妃南にトレイン攻撃からルアカがフロントキック。小野崎がガンスタンでルアカを排除すると、妃南はレインメーカー式払い腰。妃南の払い腰に小野崎がスライディングバックエルボーを合わせ、妃南が外道クラッチも2。
 吏南と妃南は正面からエルボーでバチバチ打ち合っていき、これを制した吏南がビクトル投げを狙うが、妃南はこれを振り払う。しかし吏南は即座にバックスライド体勢に組み換え、最後はウイングクラッチホールドで3カウントを奪った。

第1試合


 キッドが握手を求めるとAZMは握手に応じるが、ゴングとともに突っ込んでいき、3人で激しい十字ロープワークの末、AZMがドロップキック、スカイがアームドラッグで2人を放り捨てていき、3人それぞれ足払いでフォールを奪い合う。
 3人それぞれ距離を取り、輪になって手4つで押し合っていくが、スカイが怪力で2人をねじ伏せていく。キッドが抵抗の姿勢を見せるとスカイとAZMが共闘してキッドをコーナーに振っていくが、キッドが身をかわして2人をまとめてヘッドシザースホイップでロープ際に吹き飛ばし、AZMに619から「一発喰らえ!」とその場飛びムーンサルト。AZMが突っ込んでいくが、キッドはサマーソルトキックからコーナーに振っていくが、AZMはコバクニで切り返してコーナーに叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが、スカいが延髄斬りでAZMを打ち据え、AZMとキッドをそれぞれコーナーに振って串刺し攻撃。さらにさらにスカイがチンクラッシャーからコーナーに上っていくが、キッドが追いすがり、AZMに声をかけて共闘を呼びかけ、2人で雪崩式ブレーンバスターを狙っていくが、スカイが振り払うと2人へ斷崖式ダブルフットスタンプ。
 スカイはAZMをコーナーに振っていくが、AZMがコーナーに飛び乗ってミサイルキックでカウンター。AZMは「ナメんじゃねーぞコラ!」とボディスラムからコーナに上がってスカイにフットスタンプを投下。スカイはこれをかわすが、AZMがスカイにスクールボーイ、さらにその上からキッドがジャックナイフで固めるもスカイはキックアウト。
 キッドとAZMは2人で一緒にロープに飛び、ダブルのドロップキックを狙うかと思われたが、AZMは先にキッドにスカイへドロップキックを打たせ、受け身をとったキッドにAZMがドロップキック。そしてAZMがノーザンライトスープレックスからソバット、コーナー上からダイビングダブルフットスタンプを突き刺してフォールもギリギリでスカイがカット。
 スカイはAZMの二段式ハイキックをかわしてハイキックを叩き込みロープに飛ぶが、AZMはこれをかわしてミスティカからあずみ寿司で押さえ込み3カウント。

第2試合


 鹿島と星野でゴングが鳴ると、鹿島は手4つを求める星野の手を叩く。星野がエルボーを打ち込んでいくと鹿島は星野の顔面をかきむしり、星野が意地のエルボーを打ち込んで走るが、夏が場外から足を引いて倒すと、大江戸隊3人で代わる代わる星野の顔面を踏みつけていき、ナツコがセントーン。さらに鹿島が星野の顔面を踏みつけてフォールもレフリーはカウントを認めず。鹿島はボディスラムで叩きつけてからヘアホイップで自軍コーナーまで叩きつけナツコにタッチ。
 ナツコは鹿島&夏と3人で星野の顔を踏みつけ、ヘアホイップを2連発から「後楽園行くぞ~!」と叫んでから葉月から継承した顔面ウォッシュ。夏にタッチ。
 夏は星野に「お前かわいいなあ?!」と顔面をロープにこすりつけていき、ロープにくくりつけて大江戸隊3人で顔面を踏みつける。さらに夏は星野をコーナーに座らせ、「ブロンコバスター!」と宣言。ぴょんぴょんと踊りながらブロンコバスターを叩き込み「かわいいなあ!かわいくてかわいくて!」と股間を顔面に押し付ける。夏は星野にランニングビッグブートを放つが、星野はこれを回避してウラカン・ラナ。これをキックアウトされるとドロップキックを叩き込み、上谷にタッチ。
 上谷は飯田を呼び込み、夏に代わる代わるドロップキックを放つトレイン攻撃。さらに2人同時のドロップキックを突き刺していく。上谷は「上げるぞー!」とボディスラムで叩きつけて逆エビ固めを狙うが、夏が回転エビ固めで切り返す。夏はバラムチを取り出して上谷を殴打するとナツコにタッチ。
 ナツコはショルダータックルからギロチンドロップを見舞い、上谷のエルボーをガードして裏拳。さらにバックフリップからボディスラムを狙うが、着地した上谷がドロップキックから逆エビ固め。ナツコがなんとかこれをブレイクすると、上谷はエルボー連打からロープに飛ぶが、ナツコはアッパーカットでカウンターしてコーナーに振るが、上谷はコーナーに飛び乗ってミサイルキック。さらにコーナー上からミサイルキックを叩き込み、ダブルニーからランニングシューティングスタープレス。これは大江戸隊がカット。
 上谷はナツコにドロップキックを見舞うも、耐えたナツコがラリアット。両者タッチ。
 飯田と鹿島のマッチアップとなると、飯田がドロップキックを放つが鹿島がこれをかわして飯田の顔面を踏みつけていく。飯田はその鹿島の足を掴んで鬼の形相で立ち上がり、ゴリラのようなドラミングから逆水平チョップを連打。これは鹿島が張り手も、上谷と星野がドロップキックでアシストし、飯田がミサイルキック。続けて飯田が飯田橋もカウントは2。さらにもう一度飯田橋もナツコがカット。上谷と星野が入ってくると、ナツコは2人をダブルのスピアーで蹴散らし、ナツコの誘導から夏が飯田の頭を大江戸隊ボードで殴打。この隙に鹿島がmy emblemでカウント3を奪った。

第3試合


 両者はしっかりと握手を交わしながら見つめ合い、ゴングが鳴るとロックアップでの押し込み合いから花月がアームドラッグ、たむも腕を取り返してグラウンドでのハンマーロックの取り合いとなるが、両者ブレイク。
 すると激しいロープワーク、アームドラッグの応酬となり、花月は一旦場外にエスケープ。たむは「花月さん、上がってきて。逃げんじゃねーよ!」と挑発すると、花月は「逃げてねーよ。お前が来いよ」と返していく。たむが追っていくと、花月はたむの顔面に水を噴射して場外に叩き出すと、自らはリングに戻ってトペ・スイシーダ。たむはこれをかわして自爆させると、リングに戻ってコーナートップからプランチャ。
 たむは花月をエプロンに上げると、たむがコーナー上でのドラゴンスリーパー。花月をリングに入れてデスティニーハンマーを打ち下ろすもカウントは2。
 たむはさらにジャーマンスープレックスを狙っていくが、花月が振り払うと組み付いてバックドロップ。しかし花月はけろっと起き上がって不敵に笑い、ソバットからハイキック。えびす落としと決めていき、チキンウイングアームロック。
 たむがなんとかこれをブレイクすると花月はえびす落としから「OK!終わり!」と大江戸コースターを狙っていくが、たむは雄叫びを上げながらブリッジで立ち上がり、雪崩式ブレーンバスター。しかし花月は「たむの技」という技名で使っているバイオレット・シューティングを叩き込み、たむもお返しの本家バイオレット・シューティング。
 ダブルダウンとなってから両者正面からエルボーを打ち合っていき、たむが怒涛の連打を見せるが、花月は左右のエルボーからソバット。さらに走るが、たむはハイキックからジャンピングニー、バズソーキックのコンボを見せ、ジャーマンスープレックスホールド。
 花月がこれをキックアウトすると、たむはどどん.tamで叩きつけるがこれもカウントは2。さらにたむはタイガースープレックスを狙うが、これをかわした花月がたむをレフリーにプッシュし、振り向いたたむの顔面に毒霧。さらに花月はえびす落としからコーナーに上がって大江戸コースター。これをたむがキックアウトして見せると、花月はデスバレーボムを狙っていくが、着地しただむがレインメーカー式スピンキックからタイガースープレックスホールド。これも2で返されると、バイオレット・シューティングを3連発。さらにタイガースープレックスから新技であるトワイライト・ドリームで3カウント。

 試合後、たむは倒れ伏す花月に泣きながら駆け寄って手を取り、続けてマイクで語りかける。

たむ「花月さん……ホントは何回も時間を巻き戻したいとか戻りたいとか思ったことありました。でも、今は胸を張って言えます。この道を選ばせてくれてありがとうございました!(たむと花月が固く握手)黒かった中野たむは、スターダムの白の象徴になるから、見ててくださいよ」
花月「後楽園のお前ら!元気か!もういっちょ!元気か!オイ、引退前だぞ!よくもここまでボロボロにしてくれたなあお前は!(笑)今日はな、時間がないから一言だけ!たむ、大江戸隊から抜けて、あなたが自分で選んで進んできた道は、間違ってなかったよ。うん。花月様からこうやって勝ったんだから、ベルトを獲って、白のベルト欲しいんだって?白のベルト獲って、スターダムのトップに行ってほしいけど、トップじゃなくても中心に立ってください。(たむが首を振る)えっ?トップに立ちたい?(笑)じゃあ、トップに立ちつつ中心でいるところを、私はテレビの前で見ています。本当にありがとう!」

 たむと花月はリング上で固く抱き合った。

<試合後コメント>

中野たむ
「終わった……終わってないです。花月さん、最後だったけど、大江戸隊に初めて勧誘してもらって2年半。何回も本当は大江戸隊に戻りたいし、あの頃からやり直したいって思ったこともあったけど、そんなこと言えないし、後から言ってもしょうがないことだけど、今日、全部ぶつけようって、花月さんに。全部ぶつけたら、花月さんは笑って応えてくれて……。本当にここまでSTARSだったけど、ここまで導いてくれた花月さんには本当に感謝をしてます。愛してます。ありがとうございました。ホントはピンサマを返したかったけど返せませんでした。もうちょっと渡す機会を探りたいと思います」

――花月選手に勝利したということについては
「正直勝たないと意味がないと思っていたので、餞別を贈るってことは、私が勝って、花月さんに私が選んだ道、花月さんが導いてくれた道は間違ってなかったんだよって言わないと、花月さんはプロレスでやり残したことができちゃうから、そうならないように死んでも勝つって思ってました。生きてます。花月さん、花月さんってどんだけ好きやねんって。黒い道じゃなくて、STARSっていう明るいスターダムの真ん中を歩くって自分で選択したときから、それこそ死んでもトップに経つって思ってました。思ってましたし、こうして花月さんに『お前の選んだ道は間違ってなかったよ』って言ってもらって、トップじゃなくても中心にいてって言ってくれたことを、NOって答えて、そこで未来への花月さんとの約束ができたので、またこっから始まるんだなって思うと嬉しいです。終わりじゃなくて未来につなげるためにこれからも闘います」

花月
「あ~、もうホントに最後の、現役最後の後楽園ホールの試合が終わったんですけどね、ホントは勝って、たむからは勝ち逃げしたかったなっていうのが大きかったですけど、ホントに、気持ちですかね。これが私が度々言っていたように、さる人間と残る人間の気持ちの差。これだ生き様の違いかなっていうのを、今まで私が言ってきた言葉ですからね。それを身にしみて感じているところです。多分、たむの最後、私が勝ったんだから、マイクで言ったとおり、これから先スターダムのトップ・中心に立ってもらいたいなって思いました。完敗です」

――たむ選手の成長は感じられましたか
「すごく感じました!なんですかね、多分体力的にもスタミナ的にも、選手として私が彼女に劣っているところってほぼほぼ無い!って私は断言できるんですけど、ホントに気持ち、体力的にもたむの成長を感じましたし、なにって言ったら気持ちですかね。やっぱり背負っているものだったり、彼女自身が持っているもの、背負っているものを大きく感じました」

――たむ選手のことを「はじめて育てたいと思った選手」と言っていましたが、それについては
「そうですね(笑)確か彼女を大江戸隊に加入したのが2年前、3年前だと思うんですけど、何も知らなかった……前の団体から急に出てきて、右も左もプロレス界のことをわからない子がひょこひょこスターダムに来て『上がりたいんですぅ』って言ってきて、『コイツすげぇ度胸してるわ』って思って、その場で勧誘しましたからね(笑)そういった、自分が持っていないものを持っている子なんだなって感じたんで、私ものもとで育てたいなってのがたむに対して一番最初に思ったことですね」

――何度も戦ってきた後楽園ホールも今日で最後になります
「ホントにね、彼女と3度目のシングル……全部後楽園なんですよね。3度目の後楽園で、やっぱり今まで2回とも時間に邪魔されたり乱入者に邪魔されたり。本当にサシで勝負できるのが今回が最初で最後かなって思ってるので、なんていうんですかね、特別な思いは自分の中にあったかなって」

――今までデビューしてから世代闘争など色々な戦いの場を経験してきて、最後の後楽園ホールは超満員札止めの客入りでした
「そうですねー。懐かしいですねー(笑)私センダイガールズにいたときに、一人だけ一番下っ端だったってこともあって、他の東京の団体さんに呼ばれることが多くて、当初いたメンバーの中では東京での試合、後楽園ホールでの試合を経験してる方だと思っていたんですけど、本当に懐かしい。世代闘争とかも、あのときもすごく特別な感情があったんですけど、やっぱり後楽園ホールで試合をしていくたびにポジションとか自分のお枯れている立場とかも変わってきて、今でこそメインに立たせてもらうことなんて当たり前だと……当たり前じゃないんですけど、当たり前のポジションになってきたなっていうのもありますけど、私は比較的昔から後楽園ホールのメインに立たせてもらうことが多くて、すごく緊張する、プロレスの聖地ってやっぱり緊張するなって思うんですけど、スターダムに来て私と対戦するこの方が緊張している姿を見ると、なんか私が緊張してる場合じゃないなって(笑)そういう思いがあったスターダムの2年間だったなって思います。ただ、私にとって成長させてくれた会場なのでありがたいなって思いますし、スタッフの方も良くしてくれたりとか、場外使ってもあんまり怒られなかったりとか(笑)そこは仙女で真面目にやってきてよかったなって思います(笑)ホントに後楽園ホール、次はお客さんとしてくるのかなって思いますけど、もうダメ出ししそうですよね(笑)『違う!』とかって(笑)」

――スターダムでは残すところあと1試合です
「そうですね、スターダムでは後1試合。大阪エディオンで。岩谷と組んで、ジャングル叫女&渡辺桃ですけど。今叫女がタイトルやってますけど、メインでは桃がタイトルマッチして。ホントは私スターダムで、今まで8年間ずっと下っ端でやってきて、下積みとか色んな経験させてもらって、スターダムでは急に一番上のトップのポジションに君臨することになって。私が下を育ててきたとか、私が教えてきたとかはあると思うんですけど、逆日本といつも思うんですけど、私が下の子達に色々勉強させてもらって、ここまで成長というか“花月”という存在を大きく見せてもらったなって。逆に本当に感謝しか無いですね、下の子達に」

第4試合


 パワー勝負で因縁ある叫女とジェイミーがゴングとともにショルダータックルでぶつかり合い、ジェイミーがこれを制してなぎ倒し、叫女がエルボーで挑んでいくもこれもジェイミーが優勢。叫女が気合で打ち込んでいくもビーのアシストに苦しめられ、小波が叫女を救出しようとするが、叫女のエルボーが小波に誤爆してしまう。ジェイミーは叫女をブレーンバスターで叩きつけ、ビーにタッチ。
 ジェイミーは「ダイジョーブ?ダイジョーブ?」と煽りながら叫女の古傷の肩にエルボーを落としていき、ビーがそこへフットスタンプ。ビーは叫女をコーナーに押し付けながら叫女の肩に飛び乗って踏みつけていき、「イタイネ~?イタイネ~?」と煽りながら腕への拝み渡り式のスワンダイブフットスタンプ。ビーはグラウンドでジャーべに入り腕を固めていくが、小波のカットもあり叫女はロープへ。ビーはさらにリング中央に引き戻して叫女のヒジを立ててからストンピング。ジェイミーにタッチ。
 ジェイミーは叫女へ首投げから叫女の右腕を自身の足に絡めながらハンマーパンチを振り落とし、さらにショルダークロー。ジェイミーは「ダイジョーブ?ダイジョーブ?」と叫びながら叫女の顔面を蹴り飛ばし、ビーとともに叫女の腕をロープに絡めて痛めつける。ジェイミーは叫女をコーナーに振ってエルボーを連打。さらに走るが、叫女は追走式の串刺しラリアットからラリアット。これはジェイミーがラリアットで迎え撃ち、ラリアットの正面衝突に。しかしジェイミーがバックブリーカーからファルコンアローで叩きつけ、ニーパッドを下ろして牛殺しを狙っていくが、叫女は耐えてブレーンバスターで投げきり、ラリアットでジェイミーを吹き飛ばす。ダブルダウンとなるが、ジェイミーが先にビーへタッチ。
 ビーは叫女に突っ込んでいくが、叫女はパワースラムからのドロップキックで一矢報いて小波にタッチ。
 小波はビーにミサイルキックから串刺しスライディングキック、さらにハイキックを狙うが、ビーはジャンピングニーでカウンター。さらにビーがハイキックを狙うが、小波はこの足をキャッチしてアンクルロックへ。ビーが立ち上がろうとするとクラッチを変えてジャーマンスープレックスで投げ捨て、PKからバズソーキック。小波はコーナーに上がっていくが、ビーは追いすがって雪崩式ブレーンバスターを狙う。そこへ叫女がカットに入り、ジェイミーをボディスラムで叩きつけると、叫女がビーをパワーボムで担ぎ上げ、そこへ小波がミサイルキック。その勢いで叫女がビーをジェイミーにパワーボムで叩きつける。そして小波がビーにバズソーキックからチキンウイングアームロック、続けてトライアングルランサーに入り、さらにローリングクレイドル式トライアングルランサーを見せる。
 ビーがこれをブレイクすると小波がロープに飛ぶが、ジェイミーがこれをカットして場外に放り出すとトペ・スイシーダ。さらにジェイミーが小波をエプロン上で牛殺しを狙っていき、小波が抵抗するとビーがコーナー上から斷崖式フットスタンプ。さらにビーがVトリガーを見舞ってコーナーに吹き飛ばし、後頭部へVトリガー。そして必殺のクイーンズ・ランディングで叩きつけると、これでカウント3。ビー&ジェイミーが新王者となった。
 ビーとジェイミーは2人で勝利を喜び合い、マイクを取る。

ジェイミー「コウラクエーン!コンニチハー!ゲンキデスカ~?!このジェイミー・ヘイターとビーはイチバンガイジンタッグチーム!」
ビー「ガイジンタッグチーム!ガイジンタッグチームチャンピオン!」
ジェイミー「小波、叫女、私達の試合との試合で感じたとこだと思うけど、私達はこれから時代を変えていく。その可能性を示したの。ガイジン、テイクオーバー!」
ビー「アリガトウゴザイマス!コウラクエーン!シーユーネクストタイム!」

<試合後コメント>

ジェイミー・ヘイター&ビー・プレストリー
ジェイミー「とても簡単に勝ててしまってと~ても退屈な試合だったわね」
ビー「私達はトップ・ガイジンなのだから当然の結果ね」
ジェイミー「2020年の幕開けで最強のガイジンタッグチームの強さを見せつけらたことは僥倖ね」
ビー「こうしてベルトも私達のところに来た」
ジェイミー「2020年はガイジンの年になる。まだまだ私達は勝ち続けてどんどん金を稼いでいく。最強のガイジンなのだから当然ね。最強のタッグチーム、最高のタッグチーム、一番イカしてるタッグチーム、それはすべて私達のために贈られるべき言葉。スターダムもそこをしっかり認識しておくこと!」
ビー「最強の私達の力の前にひれ伏すがいい!」

第5試合


 ジュリアの新ユニットおよびそのメンバーについて注目が集まるこの試合。
 TCSが先に入場して待ち受ける中、ジュリアに続いて先日ジュリアがJUST TAP OUTで勧誘した舞華が入場。続く3人目に期待が高まるが、登場したのはなんと朱里!
 先発はDEATH山と舞華でゴングが鳴ると、DEATH山は舞華をそっちのけで「デース!」と観客にアピールしていくが、イラついた舞華がそのままDEATH山の腕を取っていき、そのままグラウンドで首の取り合いとなってからクリーンブレイク。両者タッチ。
 朱里とレイラの対面となると、じっくりとしたグラウンドでの首の取り合いからレイラがヘッドロックへ。朱里がショルダータックルで返すが、レイラはけろりと起き上がる。朱里がサッカーボールキックからPKを放つがレイラはこれを回避。レイラのニーアタックを朱里も回避し、朱里のハイキックをレイラが回避。両者タッチ。
 花とジュリアの対面となると、両者感情むき出しでエルボーで打ち合っていき、さらに正面からビッグブートの打ち合いに。両者顔面を的確に捉えるビッグブートを打ち込んでいくが、DEATH山のアシストから花がランニングビッグブートを叩き込んで場外に出すと、全員入り乱れイスが舞い飛ぶ激しい場外乱闘へ突入。
 花が場外でジュリアを痛めつけてからリングに戻し、花とDEATH山さんがダブルのビッグブートも、足の長さが違うためDEATH山の攻撃はヒットせず。ここに朱里と舞華が加勢に入り、DEATH山をロープにくくりつけて顔面を踏みつける。
 DEATH山と舞華の対面となり、舞華がDEATH山にエルボー連打から顔面ウォッシュ。さらに背負投連発から巴投げ、脇固めでギブアップを迫る。DEATH山がロープブレイクすると朱里にタッチ。
 朱里はDEATH山に「デスデスうるせーんだよ!」とサッカーボールキック。さらに卍固めに捕らえ、救出に来た花をジュリアが卍固め、レイラを舞華が脇固め。これを抜け出したDEATH山は「デース!デース!DEATH山デース!」とポーズを決めてから攻撃を狙うが、隙が大きすぎてかわされてしまい、朱里はぶら下がり式腕ひしぎ。これをぬけだしたDEATH山がなんとかクロスチョップを見舞って花につなぐ。
 花は朱里の顔面に往復式のビッグブートを叩き込んでいき、ブレーンバスターを狙う。ここにジュリアがカットに入ってきて2人で花をロープに振っていくが、花は2人まとめてドロップキックで吹き飛ばす。そしてDEATH山とレイラがそれぞれの相手をコーナーに振っていき、3人が変則的なロープワークで幻惑しながらの串刺しエルボーから3人同時の串刺しドロップキック。そして花が朱里へブレーンバスターからロープに飛んでビッグブートを狙うが、朱里が追走ニーリフトからブレーンバスター、PKと叩き込みジュリアにタッチ。
 ジュリアはコーナートップから花の起き上がりを待ってミサイルキック。そして舞華と2人で花をロープに振ろうとする。これを花が切り返そうとするが、舞華がフェイスクラッシャーでアシストし、ジュリアがSTF。これをカットされるとジュリアはグロリアスバスターを狙うが、DEATH山のカットが入ると花はビッグブートで反撃し、ハイドレンジア。ジュリアがこれを自力でブレイクすると、花はジュリアの顔面にビンタを見舞ってロープに飛ぶが、ジュリアはカウンターのビッグブート。両者大の字になるも、花がレイラにタッチ。
 レイラはジュリアにエルボー合戦を挑み、ジャーマンスープレックスからランニングニー、三角飛び式ムーンサルトと躍動。さらにレイラが腕十字から腕サソリを狙っていくが、朱里がカットに入る。朱里と舞華が花とDEATH山を蹴散らし、2人でレイラにコンビネーションキック。ジュリアはニーリフトからグロリアスドライバーで突き刺し、カウント3を奪った。

ジュリア「ジュリアのことが、好きで好きでたまらない木村花?今日はアンタが嫌いなハーフをもう1人連れてきちゃったのぉ~!お分かりぃ~?!アンタの嫌がること、もっともっとやってやるから!」
花「私のボディガードに勝ったくらいで調子に乗ってんじゃねーよ!ブス!オイ!この歓声に気づいたか?!誰もテメーらトリオに興味なんてね―んだよ!ユニット?2人?そこら辺の道端で拾ったくらいで言ってんじゃね―よブッ……!」

(花が言い切らずにマイクを叩きつける)

花「私にはお前と違って守るべきものがある。こんな道端に落ちてるような3姉妹にかまってる暇はね―んだよ。せいぜいトリオで頑張ってください!アリベデルチ!!」

(花らTCSが先に退場)

ジュリア「ゲス女!アンタは私にケンカ売ったから一生オメーにつきまとってやるよ!お前のこと潰すまでな!分かったか!この3人で、舞華、朱里、この3人で、アーティストのベルト、狙いに行こうかなあ~?そう、私達、世界に弾ける女達――ドンナ・デル・モンドだ!オメーら分かったか?(イタリア語のため観衆が全く分からず、会場は戸惑いに包まれる)……あとで記事とか、書いとくんでTwitterとか読んでください。それじゃあ、アリベデルチ!またな!」

<試合後コメント>

ジュリア&朱里&舞華
ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君。Xが誰なのかすごく楽しみできたんじゃないの?舞華と、朱里。この3人でスターダム、片っ端からベルトも奪って私達のリングに染めちゃおうかなと思ってます。スターダムのリングをこのドンナ・デル・モンドが占領したいと思います」

――ユニットとしての初戦を終えて
朱里「スターダムのリングに上がりたいとずっと思っていたので、ビッグチャンスだと思ってます。ジュリア、すげぇ面白いなと思ってジュリアの方につかせてもらいました。今後、メチャクチャ楽しみなので、スターダムをかき乱していくと思うので注目してほしいです」
舞華「私は強さを追い求めてジュリアさんのところに来ました。ジュリアさんについていけば強くなれると思ったので。今回はじめてのスターダムでしたけど、ベルトを取れるメンバーだと思っているので、着実に強くなりながらもベルトを獲っていきたいと思っています」

――ユニットをカタカナ表記するとどのようになりますか?
ジュリア「ドンナ・デル・モンド!イタリア語で“世界の女達”という意味なんですが、ここには色んな意味が詰まっています。今日は言い切れないので、ちょっとずつ出していきたいと思います」

――そういったユニット名だからこそ、世界を知っている朱里選手を引き入れた?
ジュリア「そうですね。まあ、個々それぞれがトップに立ってやりたい、のし上がってやりたい、強くなりたいって強く思ってる人であれば、もちろん組んでいてもライバルだと思うんで、のし上がってやるという気持ちを持ったハングリーな人が集まってくれればいいと思います」

――朱里選手、花選手から「道端で拾ってきたような選手」と言われたことについて
朱里「リング上で『道端に落ちてる』って言われたんで、ちょっとリング上で寝そべろうかと思ったんですけど、まあやれなかったんで(笑)面白い例え方するなあって。自分もちょっと例えてやろうかと思ってワクワクしてます」

――まだまだメンバーは増えていく?
ジュリア「まあ、いいなと思えば声をかけるし、入りたいと思うなら入ればいいし。自由ですね、そこは。まああんなユニットじゃなくてトリオとか言うんだったら増やしてやろうかなと。中身の濃いメンバーをね。彼女こそ道端に落ちているものを拾っているようなユニットじゃないですか。SNSでもペラペラ説明しなきゃいけないユニットのリーダーが、『大丈夫?焦ってるの?』って思うくらい、『私のユニットはこういう絆が~こういう経緯でこの子達は入ってきた~』って。そんなことペラペラいいます?絆とか仲間とか思っているんだったら言葉で表現するものではない。本人はビビってんじゃないの?焦ってんじゃないの?自分が道端に落ちているものをかき集めているんだから」

――ユニットメンバーの条件はありますか
ジュリア「さっきもいいましたけど、自分がトップに立ってやりたい。のし上がってやりたい、ハングリー精神がある、強さに自信がある。なにか目的がある人がいいんじゃないかなって。あと、馴れ合いは絶対に嫌なので、仲良しこよしでやるんだったらイヤですね。リング上にいるんだから隣りにいてもライバルだと思える人間。ユニットでやるときは手を貸しますけど、絶対に馴れ合いはありません」

――このユニットのリーダはジュリア選手?
ジュリア「うーん、自分はそういう意識はないですね。ただ私が創ったのでユニット名とかは決めましたけど」
朱里「『いつでも喰っていいよ』ってことね」
ジュリア「そういうこと」
朱里「喰っていきますよ」

――舞華選手はスターダムでシングルで狙いたい選手もいると思いますが、まずはタッグのベルトを狙っていく?
舞華「そうですね。こないだもベルト戦って敗れたんですけど、ジュリアさんのもとで戦って強くなって、そしてベルトをまた闘いたいなって思います」

――ジュリア選手、東京ドームに出られてその効果もあって超満員札止めとなりました
ジュリア「前売りが全席完売ということで、完売した後楽園ホール、スタンディングのお客さんもいる中で試合をするというのは初めてだったので、やっぱりお客さんは少ないより多いほうがいいですよね。20~30人とかの前で試合をしてた時期もあったので、こうやって満員の後楽園だったりとか、3万人、4万人いる東京ドームで試合をしていたってことは私の中で確実にステップアップになってるし自信にもつながっているので。こういう経験は誇りに思って力になってるなと思います。そこは自信を持って『負けないよ?』って。私はそれだけの場に立ったと思ってるので、悔しかったらみんなかかってこいよって思ってます」

第6試合


 星輝が白のベルトの9度目の防衛戦の相手に選んだのは、自身が5☆STAR GPで敗れている詩美。
 握手はなしでゴングが鳴ると、しばらく両者動かずにらみ合い、星輝がアップライトにかまえて距離を詰めたかと思えば、詩美がビンタ。星輝も詩美の髪を掴んでいき、両者髪を掴みながらのにらみ合い。そのままエルボー合戦に発展し、星輝がハイキックを放つも詩美がこれを回避して星輝の背後からドロップキック。星輝をコーナーに追いやって顔面を踏みつけ、首投げから後頭部にストンピング。さらにコーナーに振って串刺しバックエルボーから後頭部への低空ドロップキック。さらに髪を掴みながらのチンロックで痛めつけていき、星輝は苦悶の悲鳴をあげながらも足を伸ばしてブレイク。
 詩美は星輝の顔面をひっぱたいてボディスラム、さらにキャメルクラッチでじっくりと拷問。自ら解放し、星輝の髪を掴みながら後頭部を踏みつけていく非情な攻撃を続けていき、さらにロープに飛んでいくが、星輝はジャンピングニーからトラースキック、さらにジャンピングニーと叩き込んで反撃。
 詩美が場外にエスケープすると、星輝は場外に追っていって詩美の顔面を何度もエプロンに叩きつけると、長く助走を取ってエプロンからセカンドロープに飛び乗っての変則1399。星輝が先にリングに戻り、顔面から流血した詩美が場外カウント19で詩美が上がってくると、星輝は詩美に馬乗りになって顔面にパウンドを連打。さらに髪を掴みながら引き起こし、顔面にストレートパンチ。さらにハイキックを放っていくが、詩美がこれをかわしてスリーパーホールドへ。これが決まり切る前に星輝は抜け出してコブラクラッチで絞め上げていき、詩美はふらつきながらもなんとかロープへ。

 星輝はローキックからハイキックとコンビネーションキックを放っていくが、詩美がテテエルボーからビンタ。星輝もビンタで応戦し、ハイキックをクリーンヒットさせるとシャイニングスターカッターを狙うが、詩美がこれをキャッチしてジャーマンスープレックス。そのままロコモーション式で連発していき、詩美がアルゼンチン・バックブリーカー。さらにリバースネックブリーカーの形に捕らえる旧型シュバインホールドで首を固め、さらにシュバイン。さらにアルゼンチン・バックブリーカーを狙っていくが、星輝は後ろに着地してコブラクラッチ。さらにレインメーカー式ハイキックから再びシャイニングスターカッターを狙うが、詩美がロープ際でキャッチしてスリーパーホールド。さらにロープに飛んでいくが、星輝はカウンターのジャンピングニー。さらにコーナートップから1399。しかし詩美はカウント1でキックアウト。ならばと星輝は即座にバズソーキックを叩き込み、印を結んでシャイニングスターカッターの体勢に入るが、三度詩美がキャッチして二段階式旋回ジャーマンスープレックス。
 詩美は星輝をトップロープ上に上げての雪崩式ジャーマンスープレックスを狙うが、星輝がこれを振り払い、そのまま後ろ向きに飛んで組み付き鋭角的なシャイニングスターカッター。さらにSHiNiNG IMPACTを叩き込むも、星輝は自ら詩美の肩を上げて引き起こし、ブラジリアンキック。これで3カウントを奪った。

星輝「皆さんお元気ですかあ?スターダム、9周年目の後楽園で、9度目の防衛をすることができました!怒った林下さんはすごく強かったです。死ぬかと思いました。でも、ありがとうございました。まあ、今の試合であの人は100%の、本当の林下さんをみんなと私に体現してくれたと思います。それで、まあ今防衛9度目の防衛をしたんですけど、次に防衛したら節目の10度目の防衛になります。私、Twitterで言ったんですけど、私、次章を描いています。それは、敢えて言わないでおきましょう(笑)ふふふ(笑)もしかしたらそのうち分かるかもしれません!ということで、ヒントだけ言いましょう!勇敢な挑戦者の方を私はお待ちしています!以上です!ちょっと今日はあの人強すぎたので、帰ります。ありがとうございました」

<試合後コメント>

星輝ありさ
「9度目の防衛をしました。林下さんがもっともっと本気になってほしいって思って、やってたら、序盤で地だらけになってたのでごめんなさい。でも、林下さんの本気、本性ってものを見れたと思うので、それが嬉しいです。今日めっちゃ荒くなかったですか、あの人?荒い部分をあの人は持ってるのにずーっとクールで戦ってて、クールで戦ってて今のあの強さだったら相当やばいと思うんですけど、それが相当荒ぶった林下さんになっちゃったから死にそうでした(笑)」

――これで5☆STAR GPで敗れた相手へのリベンジはすべて終わったことになりますが、次の標的は
「私結構、9度目まで、今まで逆指名でやってたんですよ。私がやりたくてやってたので。今度は挑戦者が現れることを待ってるんですけど、まとうと思ってて。でもちょっと流石にさっきの試合がホントに、あの人もアレだったかもしれないですけど、結構きつくて、誰か出てくる前に帰っちゃいました(笑)あはは(笑)」

――今後誰かが出てくるのを待つ?
「今日は大分身体へのダメージが大きくて、首とか、全部ですね。ヤバかったので、本当に林下詩美っていう人間は本当に強いです。だからこのベルトの価値が上がったと思います。このベルトの価値が上がるのは毎回のことで、挑戦者の人のおかげなんですけど、挑戦者の人の思いも背負いながら戦っていきたいと思います」

――今日はシャイニングスターカッターをことごとく切り返されました
「全部ダメだった!(笑)なにをやってもダメ、最後もダメ。もう死んだって感じでした(笑)でも最後は意地を見せないといけないと思ったので、決めました」

――次回から次の章が始まる?次回の戦いを終えたら次の章が始まる?
「いや、今の章はいまの林下さんで終わりです。次の章は次に誰かが出てきたら始まります。待ってま~す♪」

――超満員札止めのお客さんに囲まれての試合でした
「自分的にはそんなに変わらずにやりました。確かに『人いっぱいいる~』って、上に立ち見とかもいたので、ホントにスターダムが大きくなってるんだなっていうのは人数で実感しました。本当に嬉しいですね」

第7試合


 今週成人式を迎えた桃は前哨戦の中で岩谷のドラゴン・スープレックスを繰り出すなど挑発を繰り返しており、岩谷も「ドラゴン・スープレックスで仕留めてもいいし、桃のテキーラ・サンライズ、ピーチ・サンライズで仕留めてもいいんですよ?」と挑発で返すなどバチバチの意地の張り合いを展開していた。
 試合前には両者しっかり握手を交わし、ゴングが鳴ると手4つからバックの取り合い、足の取り合いとなり、岩谷がアキレス腱固めに捉えれば桃もアキレス腱固めで返し最終的に岩谷がロープブレイク。
 再び向き合ってロックアップからヘッドロック、さらに岩谷がアームドラッグを決めるも桃はヘッドシザースで切り返す。岩谷が頭を抜いてフロントネックロックの形に取り返し、胴絞フロントネックロックに持ち込むが、桃はエルボースランプ連打で振り払い、岩谷の右腕にアームブリーカーからヒジ関節への強烈なミドルキック。
 これをチャンスと見た桃は岩谷のヒジを踏みつけたりロープにくくりつけてのアームロックなど右腕に攻撃を集中させていき、ロープにくくりつけた岩谷の腕にドロップキックを放って即座に脇固めへ。桃はブリッジして反り上げるが、岩谷はなんとかロープへ。
 桃は岩谷にミドルキックを放っていくが、岩谷はキャッチしてドラゴンスクリューで切り返し、ヒザ関節をローキックで蹴り抜き、ヒザへのエルボードロップからニーロック、そしてグラウンドカンパーナで桃を痛めつけていく。そのままサーフボードストレッチに持ちこんで後頭部へヒザを入れ、丸め込んでいくもカウントは2。
 岩谷は桃に首投げからサッカーボールキック。さらにエルボーからロープに飛ぶが、桃はカウンターのドロップキックを見舞い、追撃を狙って走るが、岩谷がエプロンに逃れてかわし、スワンダイブ式ミサイルキック。桃もミドルキックで反撃していくが、岩谷はエルボーで真っ向勝負を挑む。桃は岩谷のエルボーをハイキックで撃ち落とし、バズソーキックを放つが、岩谷はこれを回避。岩谷はすぐに低空ドロップキックを放つが、これをかわした桃が腕を取ってチキンウイングアームロックから肩に体重をかけて座り込みながらの腕固めへと移行。
 岩谷が悲鳴を上げながらもなんとかロープブレイクすると、場外に転がりでた岩谷へ桃がコーナートップから場外への奈落式ダイビング蒼魔刀。場外カウントが進んでいくと、桃が自ら岩谷をリングに戻し、コーナーで串刺しドロップキックから裏投げ、後頭部への蒼魔刀、正調蒼魔刀を叩き込んでいくが、岩谷はキックアウト。続けて桃はBドライバーで岩谷を突き刺し、さらにコーナーに上っていくが、岩谷は追いすがってハイジャックバックブリーカーも、桃が着地してハイキック。そしてテキーラ・サンライズを狙うが、振り払った岩谷がトラースキック。さらに岩谷はドラゴン・スープレックスで叩きつけるが、桃も投げっぱなしドラゴン・スープレックスで対抗。両者ダブルダウン状態に。
 岩谷と桃は膝立ちになりながらエルボーを打ち合っていき、岩谷が上から振りかぶって思い切り振り抜くエルボーで桃の意識を飛ばすと、トラースキック、ドドンパで叩きつける。そして満を持してムーンサルトプレスを発射も、桃が回避してソバット。桃もセカンドロープからのダイビング式蒼魔刀、もう一発ダイビング蒼魔刀を叩き込み、岩谷にスリーパーホールド。そのまま起こしてテキーラ・サンライズ、さらにピーチ・サンライズで叩きつけるもカウントは2。桃は岩谷にドラゴン・スープレックスホールドを決めてみせるが、これもカウントは2。
 桃は岩谷をコーナーに上げ、雪崩式のピーチ・サンライズを狙っていくが、岩谷は振り払ってトラースキック。さらに久々に見せるフブキラナ。さらにコーナートップからダイビングボディプレスを投下し、ムーンサルトプレス。桃がこれをギリギリで返すと、岩谷が猛禽類のような雄叫びを上げ、ツームストンパイルドライバーから二段階式ドラゴン・スープレックスホールドで叩きつけ、これでカウント3。岩谷が2度目の防衛を果たした。

岩谷「後楽園ホールのみなさ~ん!こんばんは~!ああ、もう、桃つよ~い。桃、つよい。桃!今日、9周年、スターダム旗揚げ9周年!一緒に最高の試合ができてよかったです。ありがとうございました!桃とはね、これから何度も何度も戦っていく運命だと思うから、今日は勝ちましたけど、自分、渡辺桃に勝つの、意外と4年ぶりなんですよ。タッグとかでは勝ったことあるかもしれないけど、シングルでここ4年ずっと勝てなかったんで、今日9周年大会で勝つことができて本当に良かったです。今日、こんなにたくさんのお客さんがスターダムを見に来てくれて、本当に本当に心から感謝しています。皆さん、今日は来てくれてありがとうございました!これからのスターダム、面白いなって思ってもらえるような闘いをしていきますし、皆さん、今日の試合を見て、誰かのファンになった方もいると思うんですけど、これから先、スターダムの未来、一緒に皆さんの人生、皆さんの、えーと、生きる中でのお時間をこうやってスターダムと一緒に過ごしてもらえたらなって思います!ホントに、この景色、この景色、一生忘れません!これから、えー、ちょっと、話が長くなるから、誰か喋りたい人いないですか?だって自分だけ喋るの恥ずかしいじゃん。桃、喋る?」

桃「いた~い。いたい。痛いよ、岩谷麻優。ホントに、悔しいけど、岩谷麻優、めちゃくちゃ強いです!もう悔しい!ああ負けた!悔しい!泣いてスミマセン……ああ、泣いちゃう。岩谷麻優!ああ!もう泣かない泣かない泣かない!岩谷麻優、お前のこと、私は一生追い続けてやるよ。そして絶対に追い越す!お前より一番上に立って、このスターダム、プロレス界のトップに殻ならず立ってやるよ!今日は私も詩美も負けましたけど、ビーがゴッデスね、QQに取り戻してくれたし、ありがとう!」

 ここで桃がビーと抱き合うも、突然ビーが唐突に桃に暴行。

ビー「岩谷、桃!ユーアーファッキンクイーン!ファックオフ!QQはザコ!ザコ!ザコ~ダイジョブ~?トップガイジンはトップのユニットが相応しい。大江戸隊、カモン!カゲツサーン、イチバンガイジン、大江戸隊!ヨロシクオネガイシマス!」
花月「ウェルカムトゥ大江戸隊~!フゥ~ッ!」
ビー「まだ言いたいことは終わっていない。このビー・プレストリーはゴッデス・オブ・スターダムチャンピオン。最強であることを証明するため、このビー・プレストリーは白いベルトの星輝ありさとの対戦を希望する!星輝ありさ、カモン!あなたのそのベルトをかけて闘いましょう」
星輝「待ってました!英語では言えないけど、待ってました!是非、闘いましょう!ファイト?」

 ここで星輝が右手を差し出し、ビーが握手に応じると見せかけて直前で手を引っ込めて中指立てる。ビーら大江戸隊、桃らQQも退場し、岩谷らSTARSがリングに残される。

岩谷「…………色々あるよ。まあ、スターダムのリング。1月3日に自分は鹿島沙希に裏切られて、今日、渡辺桃がビー・プレストリーになんか蹴られて、まあ、ユニットはね、色々あると思うんですけど、じぶんはこうして赤いベルトが自分のもとに戻ってきたので、自分は精一杯スターダムのトップを守り続けたいと思います。赤いベルト、いつでも挑戦を受けます!」

 ここで突如会場が暗転し、スクリーンにSareeeによるビデオメッセージが映し出される。

Sareee「岩谷麻優選手、私は約束通りあなたの持つベルトに挑戦します。2月8日、スケジュール空けたので、スターダム後楽園ホール大会に乗り込みに行きます。素晴らしい、熱い戦いを正々堂々やりましょう!」

岩谷「そうだよなあ!やっぱそうなるよね!Sareeeさん、聞こえますか~?今日自分が勝ったからこのVTR流れたけど、勝たなかったらお蔵入りになるところでした!良かった!いやー、良かったのかわからないけど、強敵!強敵来ましたね!しかもSareee、自分の一番苦手タイプだ。そう来たか。まあやるしかないよね。まあ、なんて言えばいいんだろうね。ココに来てくれれば面と向かって挑発とか出来るのに、画面だからいないんだもん。まあ誰の挑戦で設けるんで。何月何日って言ってましたっけ?2月8日?場所は後楽園ホールかな?2月8日後楽園ホール大会、またお待ちしています!てことで、今日STARS勝ったんで、STARSで締めましょう。たむちゃんがすごい顔してる(笑)えっと、多分初めての方もいらっしゃると思うんですけど、私が『今を信じて明日に輝け』って言ったら、皆さんSを作って『We are スターダム!』って言ってください。すごいね、すごいこんなお客さん……。飯田さん!感想を!」
飯田「感無量です!」
岩谷「じゃあ締まったということで、いきます!またこれからもスターダム、見に来てくれるかな?!(観衆「いいともー!」)今を信じて明日に輝け!We are スターダム!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

岩谷麻優
「赤いベルト防衛しました!なんか、前回初めて花月と防衛戦したときは、ほんとに緊張しすぎてて、試合終わった後ほんとに何も喋れなくなるぐらい燃え尽き症候群みたいな感じになってたんですけど、今日は、今日は多少余裕あります。まあ身体はダメージ受け続けて、まあ、明日になったらほんとにしんどいとは思うんですけど、今日なんか、うん、桃、強かったです。桃はほんとに強かったし、自分は白いベルト?桃がチャンピオンの時に挑戦したりとか5☆STARだったりとか結構負け続けたり引き分けになってしまったり、もう合計で4年シングルでは勝ててなかったです。やっぱり後輩に抜かれるっていうのは本当に辛い、辛かったですけど、今日9周年大会を締めれたのは良かったなって思います。スターダム9周年て言ってるけど、自分の9周年でもあるので、有終の美を飾れてよかったなと思います。有終の美っていうのかな?」

――有終の美だと終わっちゃいますね
「うそ?なんでやだ」

――10周年へのスタートがきれたということですか?
「そういうことわざとか無いんですか?」

――ことわざ?猿も木から落ちる的な?
「あぁ猿も木から落ちたんですね」

――ぜんぜん違うと思いますよ
「麻友も木から落ちるぐらい成長したということで」

――いやいやいや
「えーなになになに!?落ちたので良かった、いや落ちてない。まあ勝利の女神になれたんでよかったなと思います。今日ほんとに、初めて9周年、初めてこうスターダムの後楽園のチケットが完売、そして立ち見席、当日販売というこんなにたくさんの方が見に来てくれたっていうことがほんとにすごい嬉しくて、多分今日スターダムを初めて見に来たって人も多い中で、自分がスターダムのアイコンだよということをみんなにアピールできてたらなと思います。勝ったことはもちろん嬉しいですけど、今日の1600人、ほんとに満員のお客様の心のなかに、一人でも多くの方が岩谷麻優いいなって、岩谷麻優すげーなって思って貰えてれば嬉しいなって思います。これが、これが当たり前って言ったらあれなんですけど、またスターダム見に来てもらいたい、見に来たいって思ってもらえるように選手一同、今まで以上に、今までもすごい頑張ってたけど今まで以上に頑張り時なのかなと思って、その先頭に立って引っ張っていきたいと思います。もうスターダムのアイコンではなく、自分は女子プロレス界のアイコンだと思って胸を張って女子プロレスを背負っていきます」

――立ち見の観客をリングから見てどんな気持ちでした?
「気持ちよかったです。今まではリングインした時とか、今日オレンジシート見えるなとか、今日今までより入ってるなとか、そういう入ってる時と入ってない時のリングに上がった時のモチベーションというか、モチベーションは変わらないけど、あー残念だなみたいな。せっかくすごい試合をしても、見てもらえなかったっていう、見てもらえてる人数が少ないともっと沢山の人に見てもらいたかったなって思いになっちゃうので、今日はこの満員のお客様を絶対良い気持ちにさせて帰ろうと入場した瞬間に思って、もう、バルコニー見ました。入場してバルコニー見て、なんか今までと違う横断幕の配置とかこんなになってるとか、お客様とかズラーッと並んでるの見てワーって嬉しいなと思って、その瞬間にこう、闘いってスイッチを一瞬オフにしてしまったぐらい心のそこからワー嬉しいみたいになってしまいました。いい意味でなんですけど、はい」

――紫雷イオの壮行マッチが1517人で最高で、今日は1600人超えた。イオ伝説を超えて岩谷伝説になった
「ほんとに、スターダムがブシロード体制、新体制になって、ほんとにこう広告とかバンバンに打ってたじゃないですか?でも、そういうのを地道に頑張ってやっていたから、あとイッテンヨン出たことも大きかったのかなと」

――女子プロレスのアイコンになると強く思った理由は?女子プロレス大賞とったから?
「女子プロレス大賞獲ったということも大きいですけど、自分がスターダムのエース、アイコンていうのに誇りを持てたからかなと思います。今までアイコンだけど、アイコンてちょっと可愛らしい感じじゃないですか?エースとかとは違って。エースはほんとにスターダムの強い人。でもアイコンてなんか、自分みたいなポンコツでもいいレベルと言うか、アイコンてそのエースよりは重たくない言葉だった?え?なんだ?スターダムのアイコンていうのにふさわしい人間になれたと思ったからこそ、多分くち、くちで大きいこと言うのって大事だと思うんですよ。スターダムのアイコンスターダムのアイコンて言ってたらほんとにスターダムのアイコン止まりになっちゃうと思うんですけど、女子プロレスのアイコン女子プロレスのアイコンて言い続けてたら必ずその時が来ると思うんで、今はその第一歩かなと思います。女子プロレスのアイコンになるための準備期間というか、その第一歩を踏み出せたのかなと思います」

――Sareeeから挑戦表明がありました
「そう来たかという感じですよね。でも、自分が防衛してかなかったらあのメッセージを聞くことはできずお蔵入りになってしまうところだったので、逆になんかその、自分が勝つ前提で喋られてたのがちょっとなんやって思いますけどね。でも、面白いと思います。スターダムの中で、スターダムが一番だと思ってるので、スターダムの中でたくさん防衛戦したいと思いますけど、その、Sareee選手とは15分ドローで、タッグだったんですけど15分ドローという結果になってしまったので、海外にも行かれるということで。このまま試合せずに行ったらあの新宿FACEで闘ったのなんだったんだと言うか、ほんとに一瞬の出来事で終わってたと思うんで、約束したんで赤いベルトを賭けて戦おうぜって約束したので、戦えることが嬉しいです。でも、ほんとに強敵だと思いますし、タッグマッチながらほんとにあの人のエルボー一発の重さとか当たりの強さとか気の強さとか肌で感じたので、シングルマッチってなると身体がボロボロになりそうだなって思うけど、ボロボロになってからこそが岩谷麻優のプロレスの見せ場だと思うので、面白いことになりそうだなと思います」

――1番やりにくいタイプと言っていたがどのへんが?
「え?雰囲気?雰囲気ですね。なんだろう?ここではなんか言いにくい。Twitterとかチェックしてください(苦笑)」

――Sareee選手は女子プロレス大賞を狙っていて、結果的には岩谷選手が獲り逆恨み的なものもあると思うが
「うん、そうですな。獲りたい獲りたいと言っていたのに、多分彼女の中では絶対獲るって道筋ができてたと思うんですよ。そこをこう岩谷麻優が欠場というか、隠れてた中でいきなりポッと出てきて獲られたっていうか、ほんとに悔しい思いしてると思うんですよ。逆の立場だったらほんとこいつ
・・・ピーみたいな。なんか言おうとしたけど放送禁止なんで。し、死んでしまえみたいな。ぶっ殺してやるみたいな、逆だったら思っちゃうと思うんで、まあ、でも今の自分だったらどんなことでも受け入れて見せる自信があります」

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