全日本プロレスに定期参戦を果たしたライジングHAYATOが「メジャーもインディーも関係なくぶっ潰しに行く」と気炎!

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 2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2020 NEW YEAR WARS【開幕戦】が行われ、ライジングHAYATOが全日本プロレス定期参戦初戦の舞台を踏んだ。

 愛媛プロレスとは、2016年4月2日に”愛媛発のご当地団体”として旗揚げされたご当地プロレス団体。キューティエリー・ザ・エヒメ代表のもとで『プロレスで愛媛を元気に!』をスローガンに掲げて活地域に根ざした社会人プロレス団体として成長を続けている。
 愛媛プロレスは2018年の西日本豪雨で被災した愛媛県のために、被災翌日から地元企業である三福グループやネクスポイント、味元サービスの支援のもと1週間毎日被災地へ物資を届け、浸水した家屋の清掃及び撤去作業に従事するなどのボランティア活動を行った。これらの活動が評価され、エリーが愛媛の情報発信や観光イメージ向上を担う70人目の「伊予観光大使(愛称・いよかん大使)」に就任するなど地元住民たちにも愛されている。

 ライジングHAYATOは愛媛プロレスに於いて弱冠20歳にしてエースを張る選手であり、世界中に愛媛の魅力を伝えたいという理想に燃えて「WWEに行って世界的スターになった上で愛媛に帰ってくることが目標」という熱い向上心と地元愛を持っている選手。全日本プロレス、NOAH、DDT等のメジャー団体にも参戦し、昨年には四国統一タッグ王座や大阪プロレスのタッグ王座を獲得するなど着実に結果を残し、元ボクシング王者の鈴木悟とのシングル王座戦も経験。さらに全日本プロレスでは6人タッグトーナメントで優勝を果たしている。
 この実力と才能を買われたHAYATOはこの日の大会から全日本プロレスへ3ヶ月定期参戦することとなり、全日本は“ライジングHAYATO試練の3番勝負”と題してゼウス、石川修司、崔領二とのシングルマッチを用意。他団体の若手選手であるにも関わらず破格の待遇でHAYATOを迎えている。

 しかし、昨年1月2日に全日本プロレスデビューした生え抜きの青柳亮生はHAYATOの厚遇に不満を隠さず、Twitter上で「金髪君はたった3ヶ月で全日本プロレスの何を得て香川だか徳島に帰られるのでしょうか。そして豪華メンバーとの三番勝負魅力的ですね!参戦しただけで三番勝負を組んでもらえると思われたら癪なので僕に三番勝負をさせてください。もちろん金髪君を倒した上でです。とにかくよくわからん団体のよくわからんやつが全日本プロレスで修行して強くなりました!!地元をもっと盛り上げるぞ!!なんてうまくいくと思うなよ。記録にも記憶にも残せず地元に帰ってもらいます」と挑発し、HAYATOと舌戦となるなど遺恨が生じていた。


 この日は、岡田佑介&青柳亮生&田村男児vsライジングHAYATO&フランシスコ・アキラ&ダニー・ジョーンズというあすなろ戦士たちによる6人タッグマッチが行われ、因縁の両者が対峙すると亮生はエルボーを連打していくが、HAYATOは「来い!全日本!」と両手を広げてこれを受け止め、エルボー弾で反撃していく。
 そのまま両者は場外で殴り合い、試合はアキラが岡田からKOICHIで勝利して試合が終わっても乱闘を続けた。

 バックステージに戻ったHAYATOは、「あの野郎。地元のこと馬鹿にしてきて、それだけじゃなくて今日も突っかかってきやがって。ケンカ売ってきてるんでね、メジャーもインディーも関係なくぶっ潰しに行くんで。やっぱり『気持ちで負けない』って言って入ってきたんで、今日は気持ちでは負けてなかったと思います。次に繋がると思います」と愛媛県と愛媛プロレスを背負って戦っていく覚悟を語った。


 さらにHAYATOは全日本プロレスの伝統である新春バトルロイヤルにも出場。“力道山三世”力とのチョップ合戦を展開するものの、ここでも亮生と殴り合いになり、これに気を取られている間に他選手たちによって2人まとめてオーバー・ザ・トップロープにて敗退した。

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