ジャングル叫女&小波がタッグ王座V2を達成し海外遠征先での防衛戦を熱望!「スターダムのタッグベルトを世界規模にしていく」

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 24日、東京都・新木場1stRINGにてスターダム『GODDESS OF STARS 2019』が行われ、ジャングル叫女&小波が星輝ありさ&中野たむの挑戦を退けて2度目の防衛に成功した。

 星輝&たむは今年のGODDESS OF STARDOMタッグリーグ戦で優勝を果たしてゴッデス・オブ・スターダム(以下、ゴッデス)王座への挑戦権を獲得。
 たむは星輝とは仲が悪いと公言しており、面と向かって「大ッ嫌い!」と言い放つことも1度や2度ではないが、星輝はこれを笑顔でなだめて上手く回しており、リング上では息の合ったタッグワークを見せるチームだ。
 一方、現王者組の叫女&小波も仲が悪いと公言しており、叫女は星輝&たむに向かって「そっちはさあ、仲悪いの装ってさあ、実は仲良しなんでしょ?こっちはさあ、ガチなんだよ!ガチ!」と悲痛な叫びを上げていた。

 仲が悪いというチーム同士の対戦となったが、星輝&たむは序盤から息の合ったコンビネーション攻撃を展開。足技を得意とする2人は叫女の腕に狙いを定めてミドルキックやニードロップなどで一点集中攻撃をかけていく。
 叫女が痛む腕で根性のダブルラリアットを放って自力で生還すると、小波も得意の各種キックや関節技で叫女のパワーファイトをアシスト。小波がトライアングルランサー、たむがタイガースープレックスと必殺技を狙い合う攻防を展開する中、叫女が星輝を場外パワーボムでエプロンに叩きつけてKOすると、リングに戻ってたむにランニングエルボーを振り抜くと、崩れ落ちたたむを小波がトライアングルランサーで捕らえてギブアップを奪った。

 試合後、叫女は「なに騙されてんだぁ~!ハッハァ!仲悪くねーよ!ありがとう、小波!最高の演技だったよ!」と小波との不仲はフェイクであったことを明かして笑いかけるが、小波は苦笑いで顔を背ける。
 12月24日の後楽園ホール大会で星輝の持つ白いベルトへの挑戦が決まっている小波は、敗北の悔しさに顔を歪める星輝を見おろして「星輝、その顔だよ、その顔。お前のその悲壮感漂う顔が、たまらなく気持ちいい!12月24日、また貴女のその悲しそぉ~な顔が見られることを想像したら……ゾクゾクします」と挑発。星輝も白いベルトを小波の眼前に掲げて睨み合う。

 そして叫女は「ゴッデスのベルトを世界規模にする」という野望をぶち上げ、「世界中のタッグ屋と、このベルトを防衛しまくりたいと思います!」と今後の防衛ロードの指針を示すと、小波も「このタッグのベルトはスターダムの数あるベルトの中でも、赤いベルト&白いベルトに比べると霞んできてしまう部分があると思うんですよ。だから、世界のタッグチームと戦いたいなっていう野望がありまして、もし世界に行けるんであれば、タッグのベルトを持って試合をして、スターダムのタッグのベルトの価値を上げたいと思っています」と同調し、海外遠征での防衛戦を熱望した。

 同じ目標を持ち、さらに絆が深まったと思われた2人だったが、小波に「本当に叫女と仲は悪くないのか」と質問が飛ぶと、「いや、ムカつきますよ。『全て自分が正しい』って思ってるんですよ。プライベートでもリング上でも。『私の考えはみんな共通して思ってる』って思ってる人なので。それで、自分が反撃したら逆ギレしてくる。おせっかいババアですよね」と叫女の不満点をスラスラと語り始め、叫女は「もういいよ……もう、傷つくことを言わせないでください……」と落ち込みながら去っていった。

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