諏訪魔が鈴木みのると9年ぶりの因縁決着戦を実施も「鈴木みのる以上に殴りたいのは武藤敬司しかいねー」と武藤との大晦日決戦をぶち上げ!

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 15日、東京都・大田区総合体育館にて『ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト~白覆面の魔王よ永遠に~』が行われ、諏訪魔と鈴木みのるが約9年ぶりの因縁決着戦を実施。さらに試合後には武藤敬司との大晦日決戦をぶち上げた。

 鈴木は2006年ごろから全日本プロレスに参戦し、当時全日本の期待の若手であった諏訪魔と激しい抗争を展開。2010年8月の両国国技館大会で諏訪魔が鈴木を撃破し三冠ヘビー級王座を奪取したことで両者の争いには終止符が打たれ、その後鈴木が主戦場を新日本プロレスに移したことで両者はリング上では疎遠に。
 しかし、諏訪魔は当時鈴木から“若造”扱いされたことを根に持っており、今大会では諏訪魔の強い希望によって約9年ぶりの遺恨決着戦が組まれた。

 諏訪魔&近藤修司vs鈴木みのる&太陽ケアという“VOODOO-MURDERSvsGURENTAI”とも呼べるタッグマッチで行われたこの試合は諏訪魔と鈴木でゴングが鳴り、激しいエルボー合戦からもみ合いになり場外乱闘へ発展。リングではケアが近藤を絞め上げていき、鈴木が戻るとチョップ連発からぶら下がり腕ひしぎ。ケアがブレーンバスターからフォールも2。
 ケアは串刺しエルボーからラリアットでなぎ倒すが、近藤もラリアットで迎撃すると諏訪魔にタッチ。
 再度諏訪魔と鈴木の対決となると、諏訪魔のラストライドを切り返した鈴木が串刺しビッグブーツからPK。エルボーも受けきっていき、ケアがタッチするとラリアットでなぎ倒しフォール。
 鈴木とケアがタッチワークから鈴木がゴッチ式を狙うも、これは諏訪魔がリバース。そこへケアがトラースキックから河津落とし。だが近藤がカットすると、サンドイッチラリアットから諏訪魔がバックドロップ。だがケアと鈴木がそれぞれスリーパーで捕らえると、ケアがTKOからフォールも2。
 諏訪魔がバックドロップで叩きつけてドロップキック。さらに串刺しラリアットから投げ捨てジャーマンで叩きつけてフォールも2。諏訪魔はバックドロップホールドで3カウント。

 試合後、荒ぶる鈴木はアナウンサーからの「試合を振り返ってください」の質問に激高し「なんで振り返らなきゃいけねえんだ?お前の仕事だろ?振り返れ。振り返ってみろ!400文字詰め原稿用紙30枚以内にまとめろ!ローングローングインタビュ~♪」と額を突き合わせながら因縁をつけ、「ムカつく奴に理由なんかあるか?人殴るのに理由なんてあるか?俺のことを見た。それだけでいい。俺のことを横目でチラリとでも見た。それだけでいいじゃねえか。それが喧嘩だ」と不敵に笑いながら会場を後にした。


 諏訪魔は「ふざけんじゃねえぞ鈴木みのるお前おぉん?!オメッ、久々に会って生意気なんだよアイツお前!ロートルだろお前!オイ!ムカつくよお前!お前!腹立つよお前!えぇ?!昔と何一つ変わってねえよお前!やりたんねえよお前!お前よお前!常にやらせろお前!ふざけんじゃねえぞお前!ずーっとぶっ潰してやるお前!物足んねえんだよお前!出てこいお前!オメーよ。デカいお前、お前ゆりかごに入ってんじゃねーよ!えぇ?!出てこいよ!待ってんだよお前こっちは。まだまだ動き続けられるんだよお前。それがお前全盛期なんだよお前!向こうは下ってんだよ!俺はまだまだ上がるよお前!俺と近藤はまだまだ行くんだよお前!どんどん面白いことやってくんだよお前。全日本にも(石川)修司っていんだよお前。こっちにも(近藤)修司いるしお前、修司に囲まれてどんどんお前仕掛けられるよお前!心強いね!どんどんどんどん喧嘩売ってったほうがいいと思うよ!」と早口でまくし立てながら激怒。

 デストロイヤーさんの追善興行での試合であったことを聞かれても諏訪魔の怒りは収まらず、「んなお前!綺麗事を俺にやらせようとするんじゃないよお前!んなお前!グチャグチャでいいんだよお前!そんなのお前!まだまだ殴り足んないし、まだまだ投げ足んないよお前!バックドロップでお前、頭からお前、鈴木みのる突き刺すまでお前、終わんねーよお前!終わんねーよ!一生終わんねーよアイツとはお前!泣かしてやるお前!それでも終わんないよお前!すぐ出てこいっつーんだ!」と激高。

 諏訪魔のコメントを必死に笑いをこらえながら聞いていた近藤は、諏訪魔が落ち着くとWRESTLE-1が大晦日に行う大阪府立体育会館大会について言及し、諏訪魔に出場をオファー。諏訪魔へ「やりたい相手も用意するよ。一番ぶん殴りたい相手、誰だい?」と問いかける。
 すると諏訪魔は「言わせんのかお前!鈴木みのる以上に殴りたいのはお前、武藤敬司しかいねーよ。やらしてくれんのかい?決めろよ今!オッケーって言えよ!」と近藤に詰め寄っていく。
 これを近藤が「副社長としてオッケーにしとくわ。なにかしらの絡みがある」と承諾すると、諏訪魔は「副社長が言うなら間違いないよ。俺自身、色々溜まってるものもあるし、伝えたいものもある。それを殴るっていう形で伝えに行きたいと思います」と真剣な面持ちで語るものの、「嫌な音楽が流れてるよお前!」と、コメントの裏で始まったメインイベントでの武藤敬司の入場曲を聞いて不機嫌になりながら去っていった。

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