【試合詳細】5・1 WAVE新木場大会 桜花由美vs彩羽匠 岩田美香&門倉凛vs野崎渚&中森華子 優宇&Maria&梅咲遥 vs 宮崎有妃&旧姓・広田さくら DASH・チサコvsHIRO'e

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『NAMI☆1~May~』
日程:2019年5月1日(火)
開始:12:30
会場:東京・新木場1stRING
観衆:151人

▼レボリューションwave 15分1本勝負
○X=DASH・チサコ(仙女)
11分34秒 ホルモンスプラッシュ→片エビ固め
●HIRO'e

▼チャレンジwave 10分間
○優宇(EVE)/Maria(Marvelous)/梅咲遥(ディアナ)
vs
[奇跡]宮崎有妃/●旧姓・広田さくら

<1本目>
宮崎有妃
4分52秒 えびす落とし→片エビ固め
●梅咲遥(ディアナ)

<2本目>
○旧姓・広田さくら
7分15秒 シャイニング・ウィザード→体固め
●Maria

<3本目>
△宮崎有妃
時間切れ引き分け
△優宇(EVE)
※宮崎&広田は10分間に若手3人からフォールを取らなければ負けとなる特別ルールのため、優宇が引き分けに持ち込こみ優宇&Maria&梅咲の勝利

▼スクランブルwave 20分1本勝負
岩田美香(仙女)/○門倉凛(Marvelous)
12分13秒 逆打ち
[残酷ビーチ]●野崎渚/中森華子(PURE-J)

▼ミラクルwave 15分1本勝負
△桜花由美
時間切れ引き分け
△彩羽匠(Marvelous)
※5分までが戦隊ものルール、5分〜10分が通常ルール、10分〜15分が2カウントフォールでおこなわれた

桜花と彩羽がCATCH THE WAVEを前にシングル戦もドロー!改名したHIRO’eがチサコに暴言!優宇がWAVEタッグ王者組から勝利!

オープニング


 毎月1日を“waveの日”として開催するナミイチ興行。ナミイチでは10秒のみの動画撮影が可能となっており、リングサイドにカメラマンを入れないという新しい取り組みを取り入れている。
 試合に先立ち選手入場式がおこなわれ、Xを除く出場全選手が登場。選手を代表してHIRO‘eが挨拶をおこなった。

HIRO‘e「みなさん今日はご来場ありがとうございまーす。私事ですが、今日からHIRO’eに改名しましたー! あと今日から5月1日、毎月1日はNAMIの日。NAMIの日だけ10秒動画撮影がOKだそうです。なのでみなさん、どんどん撮ってどんどんいろんなところにアップしていってください。そして、私の対戦相手、Xは謎のままですが、とりあえずブッ潰してやりたいと思います。それではみなさん全4試合、応援よろしくお願いします!」

第1試合


 新生waveになったとたんに、「これが素の自分」と生意気キャラに変身し、周囲を戸惑わせている長浜浩江。今大会からリングネームをHIRO‘e(ひろえ)に改名し、さらなるステップアップを目指す。
 今回の対戦相手はセンダイガールズのDASH・チサコ。様子を見るチサコにHIRO‘eは「ビビッてるのか?」と早速、生意気な発言。そのHIRO’eがショルダータックルで仕掛けて行く。するとチサコはイスを手にする。HIRO’eは「イスってもんはな、こうやって座るもんなんだよ!」と説教するが、チサコはフロントハイキックで返答。フェースクラッシャーでカウント2。
 それでもHIRO‘eは「来いよ!」と挑発。チサコがラッシュをかけると、HIRO’eもボディーブロー→スピア→セカンドからのセントーンで応戦。サクラ落としを狙う。これをしのいだチサコがビッグブーツ。ダイビング・フットスタンプを投下。
 寸前でHIRO‘eがかわして、チサコが場外へ。「来いよ!」と再び挑発するHIRO’e。その変わり様に「なんなの?」と戸惑いを隠せないチサコ。リング内でやるか、場外でやるかでもめたあと、リング内に導いたHIRO’eがブレーンバスターでカウント2。コーナーに向かう。
 追いついたチサコがバックドロップで落として、ミサイル発射。串刺し低空ドロップキックでカウント2。
 残り5分からチサコが丸め込みを連発。HIRO‘eもカウンターのスピアで流れを変えるとサクラ落としを敢行。キックアウトされるとムーンサルトプレスを投下する。
 これをかわしたチサコがダイビング・フットスタンプでお返し。キックアウトされると、ホルモンスプラッシュでトドメを刺した。

HIRO‘e「おい、チサコー! テメー、この前、とある団体で試合したとき、私のこと3分で倒せるとか、ボコボコにしてやるとか言ってたけど、大したことねーじゃん。(チサコが襲いかかると、桜花が止めに入る)だいたいな、そんなに元気なら試合で出せよ。勝ったんだから居座ってないで、さっさと帰れ! 帰れ!! 帰りやがれ!!!
(チサコはHIRO’eにストンピングを食らわせて、退場)あと社長!(桜花がエプロンに上がる)アンタにも言いたいことがあるんだよ。今日からはじまったナミイチ、毎月の一日の興行、この客入りやばくね? だからさ、Xやっぱり辞めない? いや辞めろ。ぜってぇーその方がいいと思うから。今後、禁止な。(エプロンから)降りろ!
あともう1つ。私、キャッチ、ヤングブロック出場決定になったので。私、全勝優勝しますから! 万が一負けたら、そのあと不戦敗でいいです。その気持ちでやってるんでお願いします。
あともう1つ。今日からHIRO‘eになったんですけど、もっとこれから進化していくんでヨロシク。ヒロエボリューション!」

第2試合


 CATCH THE WAVEのヤングブロックに参戦が決まった優宇(フリ−)、Maria(マーベラス)、梅咲遥(ワールド女子プロレスディアナ)がWAVEに参戦。WAVE認定タッグ王者の宮崎有妃&旧姓・広田さくら(奇跡)に挑む。
 試合前、広田が「2対3? こっちはチャンピオンなんですけど、わかる? 2人合わせてキャリア40年くらい。年齢は2人合わせて81歳なんじゃ! 足下にも及ばねーんだよ。20分もいらねーよ。10分で十分だ!」と、見栄を張る。そこに宮崎が「お前ら3人とも倒してやる!」と付け加えてしまったため、奇跡は10分間で3選手からフォールを取らないと負けとなる、超ハンディキャップマッチとなってしまう。

 ゴングと同時にヤング勢がトレイン攻撃。優宇のキャノンボールからMariaが広田をカバーしていく。広田は「今からすっげー危険な技やってやるからな!」と高田純次。Mariaが寸前でかわしてしまい、逆にやるハメに。高速の高田純次を披露したMariaに、広田は「いい高田純次だったぜ…」とグッタリ。
 Mariaはドロップキックで追撃。かわした広田がボ・ラギノールを狙うが「10代かー」とさすがに躊躇。すかさず梅咲がMariaの助っ人に入り、ダブルのドロップキックを広田に決める。
 そのまま梅咲が続行すると、広田は「宮崎さんが好きそうな顔してるぅー」と宮崎にタッチ。宮崎は「合格!」と恥ずかし固めを狙うが、かわした梅咲がドロップキックを連発していく。受けきった宮崎はラリアットで攻守を入れ替えると、えびす落としで3カウント。まずは梅咲から1本をゲットした。

 試合が再開され、広田&宮崎はヤング勢を連れてバックステージへ。入場ゲートから選手たちが戻ってくる。グリーンミストの餌食となったのは梅咲だった。
 リングに戻った広田はMariaにシャイニング・ウィザードを放って行く。これが完璧に決まり、3カウント。

 ヤング勢は優宇のみに。優宇は「宮崎、出て来い!」と広田にドロップキック。宮崎が出ていくと、優宇はラリアットでぶっ倒す。一方、宮崎も目突きからのラリアットでお返し。
 コーナーに向かう宮崎を追う優宇。しかし、その背後から広田がボ・ラギノール。1対2の不利な状況となってしまった優宇に、宮崎がリップロックを狙う。堪える優宇に広田がときめきメモリアル。すかさず宮崎がスクールボーイ。キックアウトされると、えびす落としを放ったが、ここで時間切れ。引き分けに持ち込んだヤング勢が勝利となった。

第3試合


 DUAL SHOCK WAVE2018トーナメントに“残酷ビーチ”として出場した野崎渚&中森華子(PURE−J)が久しぶりにタッグを結成。令和時代を担う岩田美香(センダイガールズプロレスリング)と門倉凛(マーベラス)の新世代コンビと対峙した。
 試合は中森VS門倉でスタート。門倉のネックブリーカードロップ、中森のネックブリーカードロップが交互に決まる。野崎が出ていき、門倉にドロップキックで追撃。串刺しビッグブーツは門倉がかわしてドロップキック。岩田とタッチ。
 岩田はミドルキックからのサッカーボールキックをお見舞い。ランニングキックは野崎も読んでいた。ブレイジングチョップでやり返した野崎は、串刺しビッグブーツで飛び込んで行く。ドルミル狙いは岩田も回避し、ダブルリストアームサルトでカウント2。
 野崎も追走式ビッグブーツで攻守を入れ替えると、中森のレッグドロップを挟んでおしゃれキックをお見舞い。
 続く中森は岩田に串刺し式の回し蹴り。ギロチンドロップでカウント2。ミドルキックのラリーから中森がカウンターのミドルキック。キックの読み合いから今度は岩田が延髄斬り→ダイビング・ボディープレスにつなげる。キックアウトされると変形クロスフェースで捕獲したが、これは野崎がカット。
 岩田&門倉はトレイン攻撃を中森にお見舞い。続けざまに門倉はトラースキックを放つと、DDTからの低空ドロップキック。コーナーに向かうも、中森がデッドリードライブで落として、ミドルキックでお返し。すぐさまワキ固め→グラウンド卍固めに移行する。
 さらにハイキック、シャイニング・ウィザードで追撃する中森。キックアウトされると野崎と交代。
 野崎は門倉にミサイル発射。カウント2。ドルミルを狙うが、エルボーで脱出する門倉。ダブルのトラースキックをお見舞いした岩田&門倉。すぐさま門倉がミサイルキックで追い打ちをかける。そして、逆打ちの体勢に入るも、堪えた野崎がドルミル狙い。堪えられるとザキゴエを敢行。続けざまにビッグブーツを放つ。
 一気に畳みかけたい残酷ビーチだったが、中森のハイキックが野崎に誤爆してしまう。このチャンスを見逃さなかった岩田が野崎に三角蹴りをお見舞い。すかさず門倉が逆打ちにつなげて3カウントが入った。

水波綾トークショー


 蜂窩織炎(ほうかしきえん)のため4・28大阪より欠場している水波綾がトークショーに登場。ファンの前に元気な姿をみせた。野中美智子リングアナが進行を務めるなか、まずは水波が欠場の理由を報告。

水波「このたびは欠場になってしまいまして、我闘雲舞さんとOZアカデミーさんと、シードリングさんに出場が決まっていたのですが、そこも欠場させていただくことになりまして、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。私、蜂窩織炎という感染症になってしまいまして、朝起きたらいきなりヒザが腫れてて、そこから高熱も出るようになって、病院に行ったらそのまま即入院になってっていう。木の枝かなんかからバイ菌が入ったみたいで。みなさん傷口は必ず消毒してくださいね」

――コンディションは?
「もう大丈夫です。5月5日の(CATCH THE WAVE)開幕が復帰なので」

――CATCH THE WAVEは何回目?
「11回目。私は2回出てないんですよ。1回は欠場してて、1回はシングルのチャンピオンだったので。9回は出ています」

――意気込みは優勝?
「優勝したら、そのままレジーナのチャンピオンになるわけですし、みんなそれを狙ってくるので、だから毎年メッチャ熱い闘いが連発するんですよね、キャッチは」

――波女といえば賞金100万円だが、使い道は?
「去年叶わなかった100万円の使い道があって、今年こそお母さんとお父さんの煎餅布団を卒業して、凄い低反発な布団をあげたいと思ってて、100万円で。本当にそれは切なる願いで(笑)」

――新生WAVEについて
「一体感というテーマは新生になってから凄く意識するのもあるんですけど、お客さんも楽しもうとしてくださる空気があるので、自分たちレスラーももっとと思いますね」

 そうトークショーを締めくくった水波は「じゃあ、今日はゴールデンウイークの中日、ご来場ありがとうございます! このあと、もう1本ありますので、みなさん声を出して盛り上がっていってくださーい。ありがとうございます。では後半戦スタート!」と、高々と宣言。

第4試合


 メインイベントは桜花由美VS彩羽匠のシングル対決。ブロックは違うものの、ともにCATCH THE WAVEへの参戦が決定しており、調整という意味では重要な試合となった。
 当日発表とされた特別ルールは、5分ごとにルールが変わるというもの。通常のプロレスルール、2カウントフォール、スローモーション、オンリーギブアップ、PRIDEルール、戦隊ものルールの中から抽選で3つのルールが選ばれることに。Tommyレフェリーが抽選した結果、最初の5分は戦隊もの、続いてのルールは通常のプロレス、最後の5分は2カウントルールとなることが決まった。
 開始早々、桜花が「ビッグブーツ!」で飛び込むが、かいくぐった彩羽がミドルキック。技名をコールしなかったため、ノーカウント。エルボー合戦となるも、彩羽はこの試合形式に躊躇。無言でエルボーを放って行き、ローキック。やはり技名が出ずに苦戦する。
 気を取り直した彩羽が「ブレーンバスター!」を狙うが、桜花が逆に敢行。だが、技名を言っておらずノーフォール。「ハイキック!」をコールした彩羽だったが、これはフェイント。桜花のミゾオチにソバットを叩き込む。
 「ニールキック!」も彩羽のフェイント。「グーパンチ」からの「ドロップキック」でカウント2。
 一方の桜花も「エルボー!と見せかけての足踏み」とフェイント返しで応戦するが、ビッグブーツは言い忘れてノーフォール。チャンスを逃す。しかしすぐに「串刺しビッグブーツ!」で飛び込み、クロスフェースで捕獲。
 5分が経過し、通常のプロレスルールに移行。彩羽のローリングエルボー、ミドルキック、サソリ固めが決まる。彩羽のニールキック、投げっぱなしジャーマンはカウント2。コーナーに向かう彩羽に桜花がビッグブーツ。
 桜花の雪崩式ブレーンバスターはカウント2。今度は桜花がコーナーへ。彩羽も雪崩式ブレーンバスターに切り返し、スリーパーで捕獲する。桜花が堪えきると、彩羽がボッチボム。
 10分が経過。ここから2カウントフォールマッチへ。彩羽のスワントーンボムをかわした桜花が丸め込みでカウント1。桜花のビッグブーツ、彩羽のキックが炸裂する。残り3分となり、桜花がビッグブーツ。カウント1。彩羽は胴締めスリーパーで捕獲する。彩羽の押さえ込みはいずれもカウント1止まり。桜花もネックハンギングボムで反撃。ダブルダウンとなる。
 残り1分のコール。彩羽が回し蹴りを放ってパワーボムの体勢。これは桜花が回避。彩羽のスクリューキックもカウント1。ランニングスリーを狙うも、桜花が着地。すぐさま彩羽が顔面蹴りでカウント1。桜花のビッグブーツもカウント1止まり。彩羽のハイキックもカウント1となり、時間切れ引き分けとなった。

エンディング


桜花「匠、アンタの素の部分が見れてメチャクチャ面白かったよ。彩羽との対戦はいつも刺激的で楽しい。今日はドローだったけど、CATCH THE WAVE、ブロックは違う。だから決勝で当たって決着つけましょう」
彩羽「ちょっと待って、考えさせてください…。やっぱ強いわ。最初の言葉が見つからないな。今日はちょっと、ルールがさ、WAVEに偏りすぎてる。CATCH THE WAVE、決勝でまた会いましょう。次は通常ルールで」
桜花「はい、次の5月5日からCATCH THE WAVEがはじまります! 皆さん見に来ますか? そこで欠場中の水波のアニキが完全復活して帰ってくるぞー。アニキ、よろしく」
水波「よし×4、今日は皆様、ご来場ありがとうございました。今日は日曜日(祝日)のゆるーいWAVEでしたが、次の5月5日、WAVE後楽園ホールはキャッチ開幕します。今日の大会とはバチッと切り替えて、激しい試合が続くのでみなさん熱いご声援よろしくお願いします! それじゃ×2、いつものコール&レスポンスいきますか。波ヲタのみんな準備はできてるか! 今日の波は最高だったか!? この波に乗り遅れるなよー! またに乗りに来いよ! いくぜ、ビッグウェーーーーーーーーーーーブ! よし、これがWAVEだー!」

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