“初代タイガーマスク”佐山サトルが女子プロレスのリングに登場!

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 3日、令和初の女子プロレス後楽園ホール大会となる東京女子プロレス『YES! WONDERLAND 2019 ~チャンスはそこにある~』に“初代タイガーマスク”佐山サトルが秘蔵っ子のデビュー戦のため来場した。

 この日、佐山サトルと新間寿の秘蔵っ子である舞海魅星が東京女子プロレス所属選手としてプロレスデビュー戦へ。
 魅星は2011年の岩手の復興プロレスや巌流島に被災者として招待され、当時10歳ながらそのプロレスを見てプロレスラーを目指したという。初めてプロレスを見てから現在に至るまで佐山サトルや新間寿とは交流を続け、柔道をバックボーンにプロレスの練習に励んでいた。
 今回のデビューに向けて魅星は「周りは震災で悲しみとかがあったんですけど、試合を見ている間はみんな元気で、自分自身もつらいこととかあった時もプロレスを見たら元気になって、その瞬間だけは忘れられるなとずっと思っていました。これからは、自分がそう感じてきたように、自分の試合を見て元気になってくれる人がいたらいいなと思っています。そして東北を始めとする方々に元気を届けていけたらいいなと思っています」と意気込みを語り、これを聞いた佐山サトルも「僕が新日本プロレスに入ろうとした苦しい時代を思い出させる。魅星ちゃんはかわいいので必ず成功させてあげたいと、チャンピオンにして岩手の希望になってほしい。立派なプロレスラーになるようにとことん初代タイガーマスクと新間寿が応援していきますので皆さんよろしくお願いします」と熱く語っていた。

 魅星がリングに登場すると、タイガーマスクの入場曲が流れ佐山サトルが登場。魅星に激励賞として花束を贈呈し、リングを降りると客席に移動し試合を観戦。
 試合はパワーファイトで魅星が圧倒するが、天満のどか&愛野ユキの姉妹タッグの連携に翻弄され、最後はのどかのキルスイッチに沈んだ。

 試合を終えた魅星は「佐山さんはやっぱり素晴らしい方で、自分の目標のひとりでもあるので、その佐山さんに見ていただけたのはとても嬉しいですけど、今日のような試合はまだまだ全然ダメなので、次自分が試合を見て頂く機会があれば最後は笑顔で勝っているところと見ていただければと思います」と涙をこらえながらコメント。
 見守っていた佐山サトルは「デビュー戦にしてはビックリするぐらい堂々した目をしていた。魅星ちゃんの強い信念、ほんのひと時通過点にしか過ぎない。非常に楽しみです」と笑顔を見せながらコメントした。

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