【試合結果】10・10 全日本プロレス後楽園ホール大会 【世界ジュニア】近藤修司vs佐藤光留 【アジアタッグ】野村直矢&青柳優馬vs大森隆男&ブラックめんそーれ ゼウス&火野裕士vs宮原健斗&ヨシタツ

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『2018 旗揚げ記念シリーズ』
日時:2018年10月10日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1090人

▼シングルマッチ 20分1本勝負
[Evolution]○岡田佑介
7分34秒 フィッシャーマンズスープレックス・ホールド
[Sweeper]●佐藤恵一(フリー)

▼GAORA TV チャンピオンシップ前哨戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
TAJIRI(フリー)/○ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/KAMIKAZE(フリー)
8分4秒 横回転エビ固め
●渕正信/西村修(フリー)/力(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
青木篤志/○無宿の「赤虎」
8分0秒 赤虎クラッチ
●丸山敦/KAI(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[Sweeper]●ジェイク・リー/崔領二(ランズエンド)/岩本煌史
11分25秒 チョークスラム→片エビ固め
ジョー・ドーリング/○ディラン・ジェイムス/ブラック・タイガーⅦ

▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】○野村直矢/青柳優馬
14分27秒 マキシマム→片エビ固め
【挑戦者組】大森隆男/●ブラックめんそーれ
※第105代王者組が2度目の防衛に成功

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○近藤修司(WRESTLE-1)
19分1秒 キングコングラリアット→片エビ固め
【挑戦者】●佐藤光留(パンクラスMISSION)
※第49代王者が初防衛に成功

▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 タッグマッチ 60分1本勝負
○ゼウス/火野裕士(フリー)
21分30秒 ジャックハマー→片エビ固め
●宮原健斗/ヨシタツ(フリー)

近藤修司が光留をキングコングラリアット葬で世界ジュニア初防衛!野村&青柳がアジアタッグを防衛!ゼウスは宮原との前哨戦に快勝!

オープニング


 8日に亡くなった大相撲第54代横綱であり、全日本プロレスでも活躍した輪島大士さんへの追悼の10カウントゴングが鳴らされ、出場選手全員と観衆が黙祷を捧げた。

第1試合


 握手は無しでゴング。
 ロックアップからヘッドロック、岡田が押し込みブレイクも離れ際に佐藤の頭を撫でる挑発。ロックアップからヘッドロック、ショルダータックル合戦へと展開し、岡田が競り勝ちボディスラムからニードロップ。フォールも2。
 岡田は佐藤の顔面を蹴り飛ばして挑発し、コーナーに振って串刺しエルボーを狙うが、かわした佐藤がトラースキック。フォールも2。続けてセントーンで押しつぶすも2。
 2人はリング中央でエルボーを打ち合うが、打ち勝った佐藤が振り子式背骨折りから逆エビ固めに持ち込もうとするも決まり切る前に岡田はロープへ。佐藤はブレーンバスターを狙うが、逆に岡田がブレーンバスターで投げ返し串刺しエルボー連発からのランニングエルボー、さらにランニングヘッドバッドからミサイルキックを投下も、これを佐藤が回避し、フットスタンプ。さらにフライングボディプレスからフォールも2。
佐藤は逆エビ固めに捕らえるが、岡田はロープへ。佐藤はジャーマンを狙うが、これを外した岡田が飛びついてスイングDDT。フォールも2。岡田はフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、これをスモールパッケージで佐藤が切り返しトラースキック。オカダをロープにふろうとするが、オカダが振り返してラリアット。最後は岡田が満を持してのフィッシャーマンズスープレックス・ホールドでカウント3を奪った。
 試合後、倒れた佐藤を岡田が助け起こし、抱擁するかに見えたが、そのまま佐藤をリングの外に放り捨て勝ち名乗りを上げた。

第2試合


 GAORA TV チャンピオンシップを賭けて闘うことになったTAJIRIと力のマッチアップでゴングも、気合を入れる力の咆哮を見たTAJIRIがそのまま下がってKAMIKAZEにタッチ。力も西村にタッチ。
 西村とKAMIKAZEはヨーロピアンエルボー、水平チョップで打ち合い、KAMIKAZEがこれを制してロープに振るが、西村は十字ロープワークでかわしてコブラツイストへ。これをKAMIKAZEが切り返してコブラツイストでお返しし、ブレイク後両者タッチ。
 力とTAJIRIのマッチアップとなり、力は絶叫しながらTAJIRIに逆水平チョップを連発。するとTAJIRIはすぐに場外に逃げ勝負に付き合わない。力は場外まで追っていきチョップ。リングに戻してチョップを放つが、TAJIRIがローリングでかわしてウルティモにタッチ。ウルティモは力をヘッドロックで捕らえるが、力が自軍コーナーまで押し込み渕にタッチ。
 渕の度重なるグーパンチにウルティモが抗議する伝統芸能が行われる隙を突き、力がコーナーに控えるTAJIRIに突撃するが、TAJIRIは場外に降りて回避。西村が力の頭を叩いて叱責しコーナーに連れ帰る。伝統芸能が再開されると、もう一度力がコーナーに控えるTAJIRIに突撃。するとTAJIRIは力にグリーンミストを噴射。視界を塞がれた力だったが、TAJIRIのフォースを感じるままに絶叫しながら客席までTAJIRIを追いかけ回していく。
 その間に、ウルティモがラ・マヒストラルの体勢も西村がカット。KAMIKAZEが西村を排除し、もう一度ラ・マヒストラル、カウント2。もう一発ラ・マヒストラルでカウント3を奪った。
試合後も、力はTAJIRIをリングの周囲で追いかけ回し、そのまま退場していった。

第3試合


 赤虎の正体は不明ながら、リング上には少なくとも3人の「あつし」がいることから会場が「あつし」コールで満たされる中でゴング。
 赤虎と丸山のマッチアップで試合が始まると、2人は仲良く煽り合いながら腕取りやアームホイップの応酬、赤虎はセントーンでこれを制すると青木にタッチ。丸山も遅れてKAIにタッチ。
 青木とKAIはエルボーで打ち合い、KAIが青木に握手を求める。青木がこれに応じるとKAIはガットショットからバックエルボー。丸山にタッチ。
 青木は丸山とチョップを打ち合うと、自軍コーナーに押し付け赤虎にタッチ。
 赤虎は丸山にゼロ戦キック。赤虎は丸山に逆水平で押し込み、青木にタッチ。
青木は丸山をロープに振ってゼロ戦キック。フォールも2。青木はフェイスロックで丸山を絞め上げ、赤虎とともにダブルチョップ。さらに青木は丸山をコーナーに振り串刺し攻撃を狙うがカウンターのブートで動きを止め、フライングクロスチョップで一矢報いてKAIにタッチ。
 KAIは青木に串刺しバックエルボーからブレーンバスター。フォールも2。青木はチョップで張り合うが、KAIはビッグブートからラリアットを狙うが、青木が回避してラリアットを狙う。KAIもこれに応戦しラリアットの相打ち。両者タッチ。
 丸山と赤虎のマッチアップとなり、2人は各種キックなど同じ技で交互に打ち合い対抗。そしてKAIとともに赤虎にダブルのトラースキック。丸山はフィニッシュのバズソーキックを放つが、赤虎がこの蹴り足をキャッチし、そのまま赤虎クラッチで丸め込んでカウント3を奪った。

第4試合


 Sweeperを裏切ったディランがジョーと結託しSweeperの抹殺を宣言。Sweeperはこの試合を裏切り者のディランの制裁マッチと意気込んでいた。
 ジョーらが奇襲し場外乱闘から試合開始。リングに戻ったブラックは岩本をコーナーに押し付け打撃。ヘッドロックに捕らえショルダータックル合戦からブレイク。続けてブラックは握手を求め、岩本がその手を握り返すと股間蹴りを狙うが、これを読んでいた岩本はかわしてタックル。両者タッチ。
 ジェイクとディランのマッチアップ。ロックアップから押し込み合い、ディランが逆水平チョップでなぎ倒すとジョーも入ってきて2人でジェイクを集中攻撃。ジェイクは二人を相手にチョップ、ビッグブートで奮戦し、ディランを自軍コーナーまで連れ帰り岩本にタッチ。
 岩本は崔とともにディランの顔面を踏みつけエルボーも、ディランが組み付いて滞空リフトアップスラム。そしてジョーとともにダブルのショルダータックルで吹き飛ばすと、ジェイクが入ってきてジョーをにらみつける。ジョーとジェイクはエルボーで打ち合うが、ジョーがジェイクを場外に放り捨て排除しブラックにタッチ。
 ジョーが岩本を羽交い締めにし、ブラックがチョップ。ブラックは岩本をフェイスロックで痛めつけ、ジョーにタッチ。
 ジョーは岩本の首をクラッチし、揺さぶってから右腕でアームボンバーを放ち、輪島へのリスペクトを見せる。
 再びブラックに代わり、ブラックは高速ブレーンバスターからDDT。ディランにタッチ。
 ディランは滞空ブレーンバスターで突き刺しブラックにタッチ。
 ブラックは岩本をロープに振っていくが、岩本はブラックを跳ね上げてニーアッパーからDDT。崔にタッチ。
 崔はブラックをコーナーに振り串刺しバックエルボー、さらにショルダースルーで放り捨てミドルキックを放っていくが、ブラックは崔にドラゴンスクリューで一矢報いジョーにタッチ。
 ジョーはSweeper全員をラリアットでなぎ倒し、崔に串刺しラリアットからエルボードロップ。カウントは2。その後エルボー合戦となり、ジョーの大振りの一撃をかわした崔がジョーの巨体をブレーンバスターで投げきると、両者タッチ。
 ジェイクとディランのマッチアップとなり、ジェイクがキチンシンク、追走ニーでディランを攻め立て、バックドロップを狙うがディランはエルボー、逆水平と畳み掛けラリアットを狙うが、岩本がアシストしてカットすると、水面人でディランにトレイン攻撃で制裁。ジェイクがフォールもカットされ、全員入り乱れての乱闘へ。崔はジョーにラリアットをねらうが、ジョーはフライングクロスボディ。ジェイクがジョーをブートで排除し、ディランにランニングニーを狙うがこれを回避したディランが串刺しラリアットを連発し、正調ラリアットからフォールも2。チョークスラムを狙うディランをジェイクは振り払うが、ディランはラリアット。するとジョーが入ってきてジェイクと合体パワーボムも2。ならばとディランがハイアングルチョークスラムでジェイクを叩きつけ、カウント3を奪った。

第5試合


 大森と野村のマッチアップでゴング。
 ロックアップからヘッドロック、ショルダータックル合戦と発展し、大森がなぎ倒してグラウンド戦となるも野村がすぐにブレイク。両者タッチ。
 めんそーれは「シャッ!シャッ!シャー!」とコールを煽るが、その間に野村がランニングバックエルボー。さらに青柳とともにコンビネーションアタックを決めフォールも2。青柳にタッチ。
 青柳はエルボーを打ち込むが、めんそーれはチョップで対抗。しかし対角で勝る青柳が有利に進めるとかち上げエルボーで倒し、ロープに振ってドロップキック。フォールも2。野村にタッチ。
 野村はボディスラムから逆片エビ固めも、めんそーれはなんとかロープへ。野村はめんそーれをコーナーに振って突撃するが、めんそーれはかわしてロープを使ってのフェイスクラッシャーで場外へ。大森も青柳を場外に突き落とし、全員入り乱れての場外乱闘へ発展。
 めんそーれは場外での鉄柵攻撃やDDTなどで野村にダメージを与え、リングに戻ってスリーパーで捕らえ顔面をかきむしり大森にタッチ。
 大森は野村の頭にナックル攻撃を入れると、野村はチョップで対抗。大森もチョップで応え意地の張り合いに。これを制した大森がロープに振ってから野村に裸絞め。そのまま連れ帰りめんそーれにタッチ。
 めんそーれと大森は野村へ2人でチョーク攻撃を見舞い、めんそーれがセカンドロープからフットスタンプを見舞い、大森がパイルドライバー。さらにコーナーエルボーを見舞いブレーンバスターを狙うが、野村が逆に投げ返すと両者タッチ。
 青柳と大森は激しくエルボーを打ち合うが、青柳がロープに走ってジャンピングエルボー、さらにコーナーからクロスボディを見舞う。トドメのジャンピングニーを狙ってロープに走るが、大森がカウンターのビッグブートからニールキック。シャーシャーと鳴きタッチを求めるめんそーれに代わる。
 めんそーれはチョップを連発し青柳をロープに振るが、青柳はジャンピングニーでなぎ倒し野村にタッチ。
 野村はノーザンライトスープレックスからマキシマムを狙うが、着地しためんそーれがカニバサミから低空ドロップキック。大森が加勢に飛び出してくるが、野村はカウンターのスピアー。めんそーれをコーナーに振って青柳とともにトレイン攻撃を見舞い、青柳がコーナートップからダイビングエルボードロップ、野村がフロッグスプラッシュ。フォールも大森がカット。大森とめんそーれは、野村へフルネルソンバスターとチョークスラムの合体技を見舞い、大森がアックスギロチンドライバー。さらにめんそーれがコーナートップからダイビングフットスタンプと畳み掛けてバックを取るが、背後から青柳がドロップキック。続けてめんそーれと、カットに来た大森をジャーマンスープレックスで投げ捨てるが、大森が青柳にアックスボンバー。青柳を場外に落とし試合をめんそーれに託す。
 野村はめんそーれに串刺しスピアーを狙うが、めんそーれに回避されコーナーポストに頭から突き刺さってしまう。めんそーれは組み付いてスクールボーイも野村は返し、起き上がってエルボーを速射。さらにフロッグスプラッシュを投下も、めんそーれが剣山で迎撃しそのままスモールパッケージの形でフォール、返されるとトラースキックで追撃。野村もエルボー連打からマキシマムを狙うが、めんそーれは回転エビ固めで切り返しトラースキック。さらに野村に飛びついていくが、野村がこれをキャッチしてそのまま担ぎマキシマムで叩きつけカウント3を奪った。

<試合後コメント>

野村直矢&青柳優馬
青柳「どんなもんだ!」
野村「獲ったぞ!これでまたアジア、最多防衛記録に近づきました。このまま突っ走る!」
青柳「もちろんですよ!あんなところで止まってられないんだ、俺らは。たしかにあの二人は真剣に挑戦してきたけど、ここで立ち止まってられない。最強タッグへの出場が決まってますからね。アジアタッグチャンピオンが世界最強タッグを制覇しますよ。皆さん見ててくださいね」

――正直、大森選手はもう十分だと思いますか?
青柳「僕の中ではもう十分かなって思ったんですけど、ああやって死に物狂いではなってくるアックスボンバーは強烈ですね。まだまだ元気だなって思いますよ。でも、この日本最古のベルトのこのベルトの価値を若い世代でどんどん上げていく。その中心に立つのが俺ら!野村さんと僕。ノムヤギだ!」
野村「僕が今回大森さんから直接取ればホント納得するし、本人も納得してもう挑戦してこないだろうと思うんですけど、直接取れなかったし、もしまた挑戦してくるんだったら俺が今度こそ必ず大森隆男の息の根を止めてやります」
青柳「弾き返してやりますよ!誰が相手でも僕らが弾き返します!」

第6試合


 ゴングが鳴ると、両者動かずしばらくにらみ合う。ステップを踏み蹴りのタイミングを伺う光留を警戒して近藤も距離を詰めずに間をとるが、近藤がグラウンド戦を仕掛け光留も即座にアンクルを取るが、近藤は即座にロープへ。
 ロックアップからヘッドロック、ショルダータックルと発展し、近藤が光留をショルダータックルで吹き飛ばすが、光留がローキック、ミドルキックを速射して滅多打ちにすると近藤は場外へ逃れる。光留も追っていきエプロンを走ってのミドルキック。光留は近藤をリングに上げると、近藤が痛めている右肘をロープを使ったアームロック。再び近藤は場外にエスケープ。
 リングに戻った近藤の右腕をさらにアームロックで絞り上げると近藤はヒジを抑えて膝をつく。しかし光留は構わず右肘へミドルキックを連打しコーナーに追い詰め、ハーフダウンの近藤の右肘にエルボーを叩き込み、さらに右肘へミドルキック。近藤は悲鳴を上げてうずくまる。
 光留は首相撲からヒザを入れてコーナーに追い詰めると近藤はダウン。光留が引き起こすが、近藤は痛む右腕でラリアット。さらに串刺しラリアット。不意を突かれた光留はダウンカウントを取られるが、近藤が引き起こして光留をコーナーに叩きつけ、コーナー上に乗せて雪崩式を狙うが、光留はアームロックで捕らえる。しかし近藤は構わずリバースDDTのような形で光留の後頭部をコーナーに叩きつける。これで首を痛めた光留にスイングネックブリーカー。光留はエルボー連打で突っ張っていくが、近藤はキャッチしてDDT。近藤はラリアットを狙うが、光留は延髄斬りからPK、ミドルキック、水車落としと畳み掛けフォール。これを返した際に近藤が挙げた右手を取って腕十字、三角絞めへと移行。これをブレイクされると光留はジャーマンスープレックス。これを返した際に近藤が挙げた右手を取ってアームロック。しかし近藤はこれを持ち上げてホエールハントで叩きつける。
 近藤は左腕でラリアット、光留はミドルキックで打ち合っていき光留がバックを取り、近藤はKUBINAGEで切り返すも光留は投げられるさなかで近藤の右手を取り腕十字。近藤はパワーボムで叩きつけようとするが、光留は離さず執拗に腕十字。これをブレイクされると光留はミドルキックを放っていくが、近藤はカウンターのラリアット、さらにランサルセで叩きつけ、トドメのキングコングラリアットを狙うが、光留がキャッチし脇固めを狙う。しかし近藤はこれをこらえ左腕でラリアット、さらに右腕でラリアット。最後は渾身のキングコングラリアットで吹き飛ばし、カウント3を奪った。

<試合後コメント>

近藤修司
「まあ、戦前から削り合いって言ってたけど、実際に右の肘の内側は
試合前から伸びてたわけで。でも世界ジュニアだって思ったらそんな言い訳は出来ないくらい重いベルト。俺はここに上がってたときから全日本が嫌いでもないし、憎いわけでもないし、むしろ世界ジュニアを獲ってた頃を今も誇りに思ってプロレス生活を続けている。俺が全日本に何ヶ月か上がって、次に世界ジュニアを次に巻かなきゃいけない人間がいるんだよ。誰だか分かるか?誰がいるんだ?」

――岩本煌史選手でしょうか
「そうなんだよ。お前らが迷わず一言目で言える、岩本!お前が自覚を持ってやらなきゃいけないんだよ。俺にベルトを獲られて、もしかしたらそれはそれで良かったと思ってるのかもしれない。でも全日本ファン、世界ジュニアに期待しているお客さんには、絶対にそれじゃダメなんだよ。この世界ジュニア、形は変わっても歴史は変わらない。次の世界ジュニア挑戦者、俺が岩本を逆指名する。それはなぜか。さっきも言ったとおり、全日本のためには今、アイツの若い芽を摘み取るんだよ。今やっとかないともう後がないぞ。俺は彼の成長のためだから。獲られた相手にもう一回リマッチして、獲れない。それが次の成長につながるんだ。岩本、もっとキャリアを積め。自分から積極的にキャリアを積むんだ。もしも俺にもう一度挑戦して、負けたら修行し直せ。お前は修行をしたことがあるか?全日本プロレスに入団して浮かれてるんじゃないか?もっと苦労してるレスラーはいるよ。海外行って、お金がない。モノも食えない、お金取られた……そんな人間としてのキャリアがお前にどんだけあるんだ?そんな経験を積むんだよ。負けたら、WRESTLE-1に上がってもいい。どんな小さな団体だっていい。それがキャリアの一つになるんだよ。それを俺はアイツに教えたい。将来の全日本ジュニアを背負って立つアイツに俺が教えたい。だからあえて次のチャレンジャーは岩本だ。俺は絶対に負けないぞ。俺は次の野望があるんだよ。ただ、全日本プロレスのためだよ。もっと大きく言えば日本のプロレス界のジュニアのためだよ。お前がやるしか無いんだよ。でも俺は本気で潰しに行くぞ。まだまだ、乗り越えさせない。これが俺の教育だから」


岩本煌史
(試合後の近藤のコメントを受け、岩本が返答のコメント)
「さっき、世界ジュニアの試合が終わって、近藤修司のコメントを聞かせてもらって、まず僕を逆指名ということで。そこは純粋に感謝したいと思います。世界ジュニア落としてからこれといった実績を残していないので、完全に俺としてはノーチャンスだと思っていたところで、チャンピオンから指名してもらったことは素直に喜んで挑戦させてもらおうと思います。こういう状況になってしまったのも、自分が初防衛戦で近藤修司にベルトを獲られたことが発端なので、そこは重く受け止めていますし、取られた悔しさは忘れてないですし、そこの取り返さなくちゃいけないのは自分しかいないと思うし。今日、世界ジュニア、近藤修司と佐藤光留……どっちが勝っても時代が戻っていってるのは変わりない。時代を戻してしまったのも俺だという責任も変わらない。その責任も重く受け止めている。自分は今年だけで近藤修司に三回負けています。次負けるようなことがあったら、もうホントに終わる。俺のプロレス人生が崩れ落ちていく。本当にそんな気もするし、そういう覚悟で臨まないともう取り返せない相手だってのは自分の中でも重々承知してる。近藤修司が『負けたら修行しろ』と言っていたそうだけど、万が一そんなことがあれば、俺は近藤修司の言うことを聞くし、なんでもやるし、俺なりにけじめをつける覚悟もある。そこまでしないと近藤修司からあのベルトは奪えない。それくらいの覚悟と、取られた責任は俺の心の中に残っていますし、俺しかいないと勝手に自負してる。あのベルトを取り戻して新時代を拓いて進めていくのは全日本ジュニアの中で俺しかいないという自負と、覚悟があるので、ここは絶対に落とせないです。せっかくなにもないところから拾えたチャンス、逃す訳にはいかない。次落としたら、もうベルト獲れなかっただけじゃ済まないんで、ここはなんとしても責任と覚悟を持って闘いたいと思います」

第7試合


 ゼウスと宮原の注目のマッチアップで試合開始。
 にらみ合いながらリングを周り、ロックアップでの押し込み合い。ゼウスが押し込んでクリーンブレイク。再びロックアップから押し込み合い、今度は宮原が押し込んで離れ際にフロントハイキック。怒ったゼウスが殴りかかるが、宮原はこれを回避し距離を取る。手4つから組み合い、宮原がゼウスを自軍コーナーに押し込んでヨシタツにタッチ。ゼウスも火野にタッチ。
 ヨシタツと火野はコールを煽り合い、ヨシタツがローキックを放っていくが火野はノーダメージをアピール。火野はヨシタツをおちょくるようにヨシタツの尻を叩こうとする。怒ったヨシタツがショルダータックルでぶつかるも、火野は微動だにせず。ヨシタツはヘッドロックで絞め上げタックルを狙うが、火野がカウンターのフライングショルダー。ゼウスにタッチ。
 ゼウスはヨシタツに逆水平チョップ、エルボースタンプ、ニーリフトと続け、ロープを背にするヨシタツに突撃していくが、ヨシタツがカニバサミで倒し、宮原が低空ドロップキックでアシスト。ヨシタツが火野を場外に落とし、全員入り乱れての場外乱闘へ。宮原はゼウスを、ヨシタツは火野を狙ってやり合っていく。
 リングに戻ったのはヨシタツとゼウス。ヨシタツはロープに走るがゼウスは裸締めで対抗。しかし宮原がカットするとゼウスは宮原を場外に突き落とし再び乱闘へ。ゼウスは宮原を場外で痛めつけ、リングに戻すと顔面を踏みつけて「来い健斗!オラ!」と挑発し、さらに逆水平を連発。続けてロープに振ってバックエルボー。カウントは2。ゼウスは宮原の髪を掴み、火野に逆水平を打たせる。火野にタッチ。
 火野は宮原の顔面を叩きつけ、コーナーに押し込んで逆水平を連打。さらに首投げからスリーパー。宮原を鼓舞するヨシタツへ中指を立てて挑発し、ゼウスにタッチ。
 ゼウスが入ってくると宮原はエルボー連打で反撃するが、ゼウスは逆水平一発で宮原をなぎ倒し、コーナーに振って串刺しラリアットからフロント・スープレックス。フォールも2。ゼウスはチョークスラムを狙って観客を煽っていくが、宮原がこれをこらえて外すとカウンターのブラックアウト。ヨシタツにタッチ。
 ヨシタツはゼウスにミサイルキックからバックドロップを狙うが、ゼウスがこらえるとスイングDDTで突き刺し、走ってビッグブートを放つが、ゼウスがカウンターのスパインバスターで叩きつけ火野にタッチ。

 火野は逆水平チョップを連発しエクスプロイダー。ヨシタツはビッグブートで突っ張っていくが、火野はラリアットでなぎ倒し筋肉スプラッシュ。そして中指を立ててFucking Bombを狙うが、ヨシタツが着地して延髄斬りからバッククラッカーで一矢報いる。両者タッチへ。
 宮原はゼウスのラリアットをかわして低空ドロップキック、さらにフロントハイキックを狙うがゼウスがかわしてラリアット。ゼウスは火野を呼び込みトレイン攻撃。ゼウスがブレーンバスターで叩きつけコーナーに上るが、ヨシタツがゼウスの足を掴んで妨害。宮原は雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てヨシタツとともにトレイン攻撃を見舞い、ブラックアウトを放つが、ゼウスはこれをキャッチしラリアット。ゼウスと宮原はそれぞれ逆水平チョップ、フロントハイキックで打ち合い、宮原がブレーンバスターもゼウスはすぐに起き上がってラリアット。ここにヨシタツが入ってきてゼウスにラリアット、火野がヨシタツをラリアットで場外に落とし、ゼウスと宮原に勝負が託される。
 宮原はゼウスの後頭部にブラックアウト、さらにジャーマンスープレックスと続け、正面からブラックアウト。さらにシャットダウンスープレックスを狙うが、ゼウスが力技で脱出しラリアット。最後はトドメのジャックハマーで叩きつけカウント3を奪った。

 ヨシタツに肩を借りて退場していく宮原に向け、ゼウスがマイクで語りかける。

ゼウス「おい!健斗!待てや。得意のイキることも出来へんか?さみしいのう。(ゼウスを睨みつける宮原を見て)……えぇ目しとるやないかい。10月21日、もっともっと楽しい祭りを2人でしようぜ。今年一番の大祭りにするぞ!今、全日本プロレスの最高のゴールデンカードや!見に来ないと損するで!これから全日本プロレスの歴史をドンドン作っていく!皆さん、お力をお貸し下さいませ!皆さんいつも応援ありがとうございます!(会場の大歓声を受けて)オイ!健斗!聞こえるか?!俺の応援は、9割5分、男のダミ声や!(笑)あっちは最高の挑戦者かもしれんけど、俺は最高じゃない。なんでかというと、これから登っていくからや!俺はいつまでも全日本プロレスファンの皆様に応援されるチャンピオンになる!ジャパニーズ・ピープルズ・チャンピオンや!それでは皆さん行きますよ!俺達の人生、そしていつでも全日本プロレスは祭りやで!わっしょーい!わっしょーい!わっしょーい!」

<試合後コメント>

ゼウス
「今日もありがとうございました!」

――前哨戦で初めて宮原選手から直接フォールを奪いました
「そうですね!後楽園狙ってて。後楽園ホールという場所で健斗から勝たんとね、勢いをモノにしたかったんで、狙っていたとおりに行きましたね。明日と明後日がオフなんで、今日はタイトルマッチの気持ちで全力で勝たしてもらった」

――ゼウス選手は今上り調子と思います
「上り調子というより、彼との中で勢いの差ができてますね。自分はやっぱり、正直5回目でベルト獲って、4回負けて5回目でやっとベルト獲ってるんで。彼が獲られて、またすぐ獲りに来ても、僕の守りに行くテンションとは少し違うと思うんで。まあ全力で必ず勝ちにいきますよ。(健斗は)素晴らしい相手なんで。7月29日に獲ったとき以上の気持ち、全身全霊で、今は王者ですけど、挑む気持ちで必ず!勝ちたいと思っています!皆さん今日はありがとうございました!全日本プロレスは祭りやで!わっしょーい!わっしょーい!わっしょーい!」

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