【インタビュー】竹田光珠が666と新宿二丁目プロレスと大谷譲二への愛を語る!「“666らしさ”をもっと前面に出していきたい」

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 某日、暗黒プロレス組織666所属の竹田光珠(たけだこうじゅ)にインタビューを行った。

 暗黒プロレス組織666は、パンクレーベル『殺害塩化ビニール』の社長であるザ・クレイジーSKBとFMWなどで活躍した怨霊が2003年に立ち上げた団体。パンクレーベルが主催ということで独特な世界観を放ちながらも、現在第一線で活躍し様々な団体で王者になっている宮本裕向や忍が所属しており、しっかりとした試合もこなす振り幅の大きい団体だ。
 その忍が日本一売れているゲイ雑誌『Badi』とコラボレーションし、2008年に『新宿二丁目プロレス』を旗揚げ。同団体は、普段の試合では見ることができない選手の側面を見ることができ、男性限定興行なども行っている事から人気を賭しているが、光珠はそんな新宿二丁目プロレスを見て忍に憧れ666の門を叩いた選手。2017年1月の新宿二丁目プロレス興行で正式にデビューした。
 その後デビュー1年でDDTプロレス両国国技館大会に出場するまでに成長し、同大会で梅田公太&上野勇希と組みKO-D6人タッグ王座に挑戦。KUDO&坂口征夫&高梨将弘の王者組を倒し新王者へと輝いた。

 プロレスファンであったもののデビューするまで666本体の興行は見たことがなかったという光珠だが、そんな彼がなぜプロレス界に身を投じたのか話を聞いた。

――プロレスを始める前のスポーツ・格闘技歴などは
「中学でバスケ、高校でラグビーをやっていました。あとは高校を卒業してから就職して、ウエイトトレーニングとかやってました。格闘技とかの経験はないです」

――新宿二丁目プロレスに憧れてプロレスラーを志したということですが、それはなぜ
「実は、二丁目プロレスを観たことはなかったんです。噂とかで聞いて、記事とか見て『なんだこれ』ってなるじゃないですか(笑)試合結果とか、文字で読むだけでももう全部おかしくて、『メチャクチャ楽しそうだな』と思って、自分もやりたいと思ったので。666も見たことがなかったんですけど……(笑)」

――666以外でプロレスは見ていたんですか?
「ドラゲーをよく見に行ってました」

――DRAGON GATEと666だと少々毛色が違った団体だと思うのですが
「ですよねぇ(笑)」

――マスクマンである二代目ブラックバディなどで出場する際にはいつもと違った表情が出ているなと思います
「まだまだもっと自分の無いものが出るかなと思って。まだまだ自分は普通の選手というか、普通の新人。素顔ではつまんない奴と言われますし(笑)顔隠れてると色々できちゃいますよね」

――それでも、最近は他団体でも露出が増えてDDTではKO-D6人タッグ王座も獲得しています。あれはどういう経緯で王座挑戦ということになったのでしょう
「(DDT若手興行『DNA』に)いきなり呼んでいただいて、最初はお試しな感じだったのかなと思うんですけど、上野(勇希)さんとのタッグが形になって、DDTさんで呼ばれるようになって、二回目の後楽園大会で王座挑戦が決まった感じでしたね」

――チャンピオンになって変わったことは
「ベルト持ってるんで、それに相応しいようなプロレスをしなくちゃいけないなと思います。6人タッグですけど、『チャンピオンなんだ』っていう目で見てもらいたいし、そう思われるような試合をしていきたいです。だけど、まだまだ力が足りないですね」

――DDTの他にも、他団体のベルトは狙っていきたいですか?
「もちろんチャンスが有れば。出来たらいいんですけど、まだそのレベルじゃないのかなとも思います」

――では、ホームである666での目標は
「自分は忍さんに憧れて666に入ったんですけど、(忍さんは)超えられないものだと思ってるんですけど、いつかは……っていうのは思ってます」

(忍がインタビュー会場に現れ笑顔で見守り始める)

――先日、忍選手がILNP王座決定戦に光珠選手を推して竹田誠志vs竹田光珠という“竹田対決”が行われることになりましたが、忍さんの前で意気込みを
「忍さんの判断で組ませてもらって、『期待してる』って言ってもらったんで。竹田(誠志)さんにも負けて欲しくないは言ってたんですけど。プロレス界にあの漢字の『竹田』ってなかなか居ないし、同じ竹田ってだけでも親近感を覚えていたというのもあって戦えるのは嬉しいです」

――光珠選手が思う666の魅力とはなんでしょう
「“666らしいレスラー”がいることですかね。666は(宮本)裕向さんとか、忍さんとか、他団体でバチバチやって結果を残している先輩たちがいるんですけど、その反面、“666らしい”試合もしっかりやってお客さんを楽しませているじゃないですか。自分はまだ、普通のレスラー、普通の新人なので、そこを自分で開拓していきたいですね。オン・オフの切り替えというか、“666らしさ”を追究しつつ、他団体でも上がっていきたいですね。666のホントの部分を知らない人にも、その二面性というか、そんな666の魅力を伝えていきたいです」

――“666らしいレスラー”という言葉が出ましたが、光珠選手はそういった選手になれていると思いますか?
「まだ全然ですね。まだ“新人で若いの”という感じでお声がけいただくことが多いと思うので、そういうの(666らしさを)求められるように、そういうので呼ばれるようになりたいです。“666のこういう選手”として見られると言うか、自分の“これ!”っていうのを出していければ。まだ新人同士で試合が組まれることが多いんですけど、そういう場でも“他団体から来た新人”じゃなくて、“666の選手”として見られたいと言うか、まだ分からないけど、そういう要素を今後出していきたいです」

――光珠選手を見ていると、先輩たちの愛情をとても感じます。666に入って先輩たちに抱いた感想は
「プロレスがぶっ飛んでるのは知ってたんですけど、色んな試合をセコンドとかで見ていて、『すごいなぁ』と。私生活もぶっ飛んでるんですけど……。プロレスをやってて、『プロレスはやればやるほど楽しくなるんだ』と思いました」

(小仲=ペールワンがインタビュー会場に現れ笑顔で見守り始める)

――その“先輩たちのぶっ飛んでる部分を”話せる範囲で(笑)
「(忍と小仲に目をやってから)……話せないですね(笑)怒られちゃう(笑)まあ、思った以上だったんで……。でも、それぐらいがレスラーっぽくてかっこいいなと思いました。ある意味反社会的な感じで」

――では、ファンに向けてメッセージ、アピールがあればお願いします
「戦う姿勢は、気持ちは、色んな新人の人の誰よりも負けずに気持ちもバンバン出していきたいと思っています。応援よろしくお願いします!」

 インタビュー後、29日に行われた『新宿二丁目プロレスvol.31 ミックスデー』で、第二代王者のダイスケが引退したことにより空位となっていたILNP王座をめぐり、“BJWデスマッチヘビー級王者”&“KING of FREEDOM WORLD王者”の竹田誠志と対決。
 この日の前半戦で、公私ともに仲が良いGOING-UP所属の大谷譲二から「今日、タイトルマッチなんだ光珠は。会場の誰よりも応援してる。今日頑張ってね」とキスの応援を受けていた光珠は発奮して王座決定戦に臨んだが、惜しくも“竹田vs竹田”の対決に敗れ、戴冠を逃した。

 しかし、新王者となった竹田誠志からは「プロレス界に2人の竹田、正直目障りだよ。同じ竹田だって名乗ってほしくないけど、今日戦ってみてオマエのプロレスへの情熱、そして二丁目プロレスへの情熱十分伝わったから、これから2人の竹田で二丁目プロレス、プロレス界、盛り上げていこうぜ!」というメッセージが送られた。

 試合後、改めて光珠に話を聞いた。

――惜しくも王座戦に敗れてしまいました
「いやぁ、遠く及ばないですね……」

――竹田誠志選手から『二人の竹田で盛り上げていこう』というお言葉がありました
「ありがたいですね。その言葉はホント嬉しいです。竹田の知名度広げましょう!」

――“W竹田タッグ”も今後ありえる?
「あぁ!面白いかも知れないです。まだまだクレイジーさ足りないんで。竹田(誠志)さんのクレイジーさに追いつきたいです」

――前半戦で大谷選手から激励のキスを受け、光珠選手も激しいキスで返す場面がありましたが、あれは愛が芽生えたということですか?
「元からです。元からずーっとチューしたかったんで。それだけです。試合だけど、いいチャンスだなって思って。ずっとチューしたかったです」

――今後も大谷選手を追いかけていきますか?
「もちろん。追いかけますよ」

――チューの次のステップにも行きたい?
「行きます。ホント……行けるとこまで……」

 うっとりとした目で大谷への愛を語った光珠の言葉を大谷に伝えると、大谷は「ウザッ!ウザ過ぎる……」と引き気味に感想を漏らした。
 
 666気鋭の新人・竹田光珠はILNP戴冠を逃し、愛する大谷からもつれない態度を取られてしまうなど残念な出来事が続いているが、DDTの現役王者として負けられない試合が続く。
 鍛え抜かれた身体と抜きん出た運動神経で、プロレス界の中でも注目の若手になっている光珠の今後の成長に期待が集まる。

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