大仁田の意志を継ぐ中野たむが大江戸隊との決着戦に電流爆破デスマッチを要求!パートナーには紫雷イオを指名?!

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 スターダムマットを席巻するヒールユニット大江戸隊への雪辱に燃える中野たむが、決着戦として、電流爆破デスマッチでの対戦を要求。4月1日の名古屋国際会議場大会で、禁断の爆破戦が実現する可能性が急浮上した。

 1月21日の後楽園ホール大会で、大江戸隊から強制脱退となった中野は、岩谷麻優の勧誘を受け、正規軍入りした。2月18日、同所での大会では、岩谷とのコンビで、大江戸隊の花月、木村花が保持するゴッデス・オブ・スターダム王座に挑戦するも、中野が惨敗を喫し、花月から屈辱的な言葉を吐かれていた。
 リベンジを期した中野は、3月4日の新木場1stRING大会のメインイベントで、岩谷、ジャングル叫女と組み、花月、花、夏すみれと対戦した。

 試合前、後から入場した大江戸隊は、恒例のダンスを踊っていると、中野が夏に奇襲を仕掛け、両軍入り乱れた場外戦で開戦。試合は一進一退の攻防となったが、花月がゴミ箱を持ち込むと、夏が中野の頭に、その中のゴミをぶちまける卑劣な行為に出た。中野は得意のキック、ダイビングセントーンで、夏を追い込むも、大江戸隊は、中野にターゲットを絞り、3人がかりで集中砲火。最後は花月と花のダブルビッグブーツから、夏が妖乱を決めて、中野から3カウントを奪った(17分59秒、体固め)。

 それでも、怒りが収まらない夏は、「中野たむ! ゴミみたいなレスラーだな。私は名古屋出身なので、4月1日、おいしい思いをしたいから、たむとシングルマッチをやらせろ。その代わり、オマエのやりたいルールでやってあげる」とアピール。
 夏との一騎打ちを受諾した中野は、「だったら電流爆破でやってやる」と、よもやの発言。夏は「やりません」と拒否するも、それに興味を示した花月は「やります。大江戸隊は逃げも隠れもしません。夏さん、一人で怖いなら、私が隣に立って、タッグでやればいい」と提案。
たむはパートナーに岩谷を希望するも、すでに岩谷は同大会で、トニー・ストームの持つワールド・オブ・スターダム王座に挑戦することが決まっているため拒否。
 そこで、花月が紫雷イオを呼び出し、「紫雷イオをパートナーに指名する。女子プロレス界のエースと言われるなら、なんでもやってから名乗れ!」と要請。イオは「私はここに関係ない。やりたいヤツらでやれ。爆破なんかやるわけない。そんな邪道なことはやらない」と拒み、退場した、

 バックステージに戻ると、夏もシブシブ了承。花月は「たむのパートナーには、イオを指名する。ここは岩谷じゃないんだな。名古屋で大きなことするための重要な踏み台。イオとのシングルは、それからでいい」とコメント。

 中野は「王道なキラキラしたスターダムでやることではないかもしれないけど、私は大仁田(厚)さんの後継者と言われたバックボーンもあるし、そこまでしてでも命を懸けたい」と決意。

 まさかの緊急事態に、ロッシー小川社長は「やりたくないと言ってる人もいるし、これから社内で意見調整します」と話し、爆破戦を強行するかどうかの明言は避けた。
 中野は昨年6月24日、新木場で、“ブス対カワイイ”で抗争中だったミス・モンゴルとタッグ戦で電流爆破マッチを行った経験があるが、そのほかの選手は、もちろん未経験。
 過去に旧FMWや超花火マットで、女子選手同士による電流爆破戦が行われているが、純粋な女子団体では、ディアナの14年12月23日に川崎市体育館で決行された井上京子対堀田祐美子戦の1度だけ。女子プロ界の盟主であるスターダムマットで実現することになれば、史上初で、同団体の歴史を変えることになる。
 果たして、スターダムは禁断といえる爆破戦に足を踏み入れるのか、イオの今後の動向とともに注目されるところだ。

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