【試合結果】2・16 MASTERS後楽園ホール大会 藤波辰爾&長州力&獣神サンダー・ライガー&武藤敬司vs天山広吉&ヒロ斎藤&AKIRA&スーパーJ with 蝶野正洋 越中詩郎&青柳政司&齋藤彰俊vsグレート小鹿&タイガー戸口&百田光雄 藤原喜明&高橋義生&冨宅飛駈vsリッキー・フジ&黒田哲広&保坂秀樹

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『PROWRESTLING MASTERS』
日時:2018年2月16日(金)
開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1639名(超満員札止め)

▼FIRST MASTERS スペシャルシングルマッチ 15分1本勝負
佐野巧真(フリー)
15分0秒 フルタイムドロー
大矢剛功(フリー)

▼MASTER of THE MASKMAN スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○ウルトラセブン/獅龍
10分55秒 リバース・プレス→体固め
●ブラックタイガーⅤ/ブラックタイガーⅦ

▼藤原組vsFMW MASTERS 30分1本勝負
○藤原喜明(藤原組)/高橋義生(D-ONE)/冨宅飛駈(パンクラスMISSION)
14分45秒 フジワラ・アームバー→ギブアップ
リッキー・フジ(K-DOJO)/黒田哲広(フリー)/保坂秀樹(フリー)

▼平成維震軍vsAJP MASTERS 45分1本勝負
[平成維震軍]越中詩郎(フリー)/●青柳政司(フリー)/齋藤彰俊(NOAH)
10分49秒 首固め
○グレート小鹿(大日本)/タイガー戸口(フリー)/百田光雄(リキエンタープライズ)

▼プロレスリング・マスターズvsTEAM2000 スペシャル8人タッグマッチ 60分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)/長州力(リキプロ)/●獣神サンダー・ライガー(新日本)/武藤敬司(WRESTLE-1)
15分10秒 アナコンダ・バイス→ギブアップ
○天山広吉/ヒロ斎藤/AKIRA(魔界)/スーパーJ(フリー) with蝶野正洋

TEAM 2000が一夜限りの復活!蝶野がケンカキックで武藤を倒し「こんな年寄りの試合見てぇ奴が居るのか?!」とリング上で吼える!藤原組vsFMW&平成維震軍vs全日本の夢の対抗戦が実施!

第1試合


 大矢と佐野のシングルマッチ。二人は握手をしてからゴング。
 二人はリングを回り、ロックアップからロープに押し込み合う。ここで佐野が腕取りからスリーパーに入り、グラウンドに引き倒すが、大矢は足を取り返して対抗。クリーンブレイク後、再び向き合う二人だったが、佐野がローキックで大矢の体制を崩して倒し、グラウンドでアームロック。大矢がこれを外そうとすると佐野は体勢を変えヒールホールド。大矢はたまらずロープブレイク。
 再び向き合って手4つ。大矢がヘッドロックからタックルで倒すも、佐野はドロップキック。場外に逃げる大矢に佐野がトペを匂わせるが、未遂。
 リングに戻った二人はロックアップも、大矢は佐野の頬を張る。これに怒った佐野は再びロックアップから押し込んで張り手のお返し。手4つで組み合い、大矢が佐野を引き倒してスリーパー。さらにフェイスロックから顔面や耳を攻撃する反則攻撃。しかし、これを抜け出した佐野はサッカーボールキックで反撃し、コーナーに上ってダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 佐野は足を取って足4の字固め。大矢も外そうとするが、佐野は外さずヒールホールドも加えていく。ここで大矢が踏ん張ってロープへ。
 立ち上がった二人は正面からエルボーの打ち合い。ここで組み付いた佐野がブレーンバスターを狙うが、これは大矢が逆に投げ返す。そして大矢はランニングネックブリーカーで追撃。さらに組み付いて卍固めに入ろうとするも佐野が投げてかわす。しかし大矢もすぐに組み付いてスイングネックブリーカー、起こして河津落としからフォールも2。
 試合時間残り3分がアナウンスされると、大矢は佐野をコーナーにふろうとするが振替される。そして佐野は再びコーナートップからダイビングフットスタンプを投下。しかしこれもカウントは2。
 佐野はジャーマンを狙って組み付くが、大矢がこれを外すとローリングソバット。そして三度コーナートップからダイビングフットスタンプもカウントは2。
 二人はエルボー合戦から互いにラリアットを打ち合う。これを制して倒したのは大矢。フォールもカウントは1。佐野はソバットからフォールに行くも、カウント0で大矢が跳ね飛ばす。そして再び両者走り、ラリアットの打ち合い。ここで組み付いた佐野がジャーマン、すぐに起き上がった大矢がバックドロップ。
 ここで15分時間切れ。フルタイムドローという結果になった。

第2試合


 ウルトラセブンが入場してガウンを脱いで身体を見せると、観衆からは大きなざわめきが起きる。
 最初のマッチアップはブラックⅤとセブン。観衆は大きなセブンコール。セブンが組み合おうとするとブラックⅤは警戒して近寄らない。エプロンに逃れて一悶着あった後、ようやく手4つで組み合い、互いに腕を取り合う。セブンがテイクダウンしてグラウンドに倒すと、スローモーながら華麗なテクニックでⅤの攻めを逃れていく。しかしセブンをロープに押し込んだブラックⅤは顔面かきむしり。獅龍が檄を飛ばし、タッチをするか聞くが、セブンは拒否してロープに走り、Ⅴをランニングショルダータックルで吹き飛ばしてからボディスラム。そしてサーフボードストレッチへ。場外に逃れるブラックⅤだったが、セブンは場外飛びをほのめかして走る。しかしこれは未遂に。

 両者タッチ。獅龍とⅦは華麗なルチャムーブで会場を沸かせると、会場からは獅龍コール。ブラックⅦも対抗して観客にコールを煽るが、観客からは論外コールが起きる。ブラックⅦは頭を抱えて「バレた~!」と叫んで獅龍にローキックを放っていくが、獅龍はスネにガットショットを撃ち込むことで逆にブラックⅦは悶絶。ブラックⅦも負けずに何発も打ち返していくが、全て同様に迎撃されてしまう。
ここにブラックⅤが乱入して2vs1で獅龍を攻撃。ここにセブンも助けに来るが、ブラックⅦがセブンを場外に引きずり出す。
 リング上は獅龍とブラックⅤ。ブラックⅦが獅龍を羽交い締めにしてブラックⅤにチョップを促すが、案の定獅龍がかわして誤爆。観客の「もう一回」コールに応えて何度も行うが、すべて獅龍にかわされてしまう。この後もⅤとⅦはことごとく誤爆。獅龍はハンドスプリングエルボーで二人まとめてなぎ倒し、セブンにタッチ。
 セブンはブラックⅤにフライング・メイヤー、そして後頭部にクロスボディ。獅龍も入ってきて二人で編隊飛行。セブンはバックを取ってフィニッシュを狙うが、ブラックⅤがレフリーの気を逸し、セブンの股間を蹴り上げてスクールボーイもカウントは2。ここにブラックⅦも入ってくるが、獅龍が蹴散らして場外に出すとトペ・コンヒーロ。
 セブンはブラックⅤをフライング・クロスチョップでなぎ倒すとコーナー下に設置。リバース・プレスを投下してカウント3を奪った。

第3試合


 藤原組のコール中にFMW軍が奇襲。そのまま全員入り乱れての場外乱闘へ。
 リングに戻ると、リッキーと藤原が対峙しロックアップ、藤原がコーナーに押し込むとリッキーに張り手。手4つで組み合い、リッキーがバックを取ろうとするが、藤原が即座に腕を取ってアームロックへ。
 これを逃れたリッキーは藤原の額にナックルアローを浴びせるが、頭がカタすぎて自分ダメージを受けてしまう。藤原はその石頭でヘッドバッドを御見舞。リッキーはたまらず黒田にタッチ。
 黒田と藤原のマッチアップになるが、藤原はナックルからボディブローで黒田をダウンさせる。
 藤原は冨宅にタッチ。黒田は冨宅にサミングも、冨宅がローキックを連打して倒すと高橋にタッチ。
高橋と黒田のマッチアップ。高橋は掌底のラッシュからフロントチョークで黒田をグラウンドに引き倒す。黒田はロープへ。二人は再び組み合うも、黒田が自軍コーナーに押し込んで保坂にタッチ。保坂はヘッドロックで締め上げるが、高橋は自軍コーナーに持っていき、掌底ラッシュでダウンさせてから冨宅にタッチ。
 冨宅と保坂のマッチアップ。保坂は有刺鉄線バットを持ち出すが、これは即座にレフリーが止める。有刺鉄線バットを巡って再び場外乱闘へ。
 リングに戻って向き合ったのは黒田と冨宅。黒田は得意のコーナーポストを使った足攻めなどで優位に立ち、リッキーも超対空ブレーンバスター、カミカゼと畳み掛ける。さらにリッキーが再びのカミカゼを狙うが、冨宅は着地。リッキーをソバットで蹴散らし、続く保坂もキックで制して高橋にタッチ。
 高橋は保坂に掌底のラッシュから水車落とし。冨宅にタッチ。冨宅はPKを打ち込み、高一発狙ったところで起き上がった保坂のカウンターパワースラム。黒田にタッチ。
 赤コーナー側も藤原に代わると、藤原がFMW軍を次々とヘッドバッドでなぎ倒し、黒田に喉輪絞め。これを抜け出した黒田が保坂の投げ込んだ有刺鉄線バットを手にとって藤原に殴りかかるが、藤原はビッグブートでカウンター。さらに一本足頭突きで黒田を怯ませると、リバースフルネルソンへ。これをカットに来たリッキーと保坂をヘッドバッドで撃退すると、藤原が有刺鉄線バットを掲げ挙げ、リッキーと保坂を殴打。ここに救出に来た黒田が殴りかかるが、その腕をキャッチした藤原が脇固め。これで黒田がタップアウト。

第4試合


 平成維震軍vsAJP MASTERSと銘打たれたこの試合。タイガー戸口は久々のリング。
 全員のコールが終わると、平成維震軍の奇襲で試合開始。全員入り乱れての場外乱闘へ。
 その後、リング上では小鹿が維新軍に捕まり代わる代わる暴行を加えられる。リング外に蹴り出そうとする越中に対して小鹿はロープに絡みついて粘るが、結局蹴り出されてしまう。
 青柳に代わると、青柳は小鹿にボディブローから顔面かきむしり。小鹿は青柳の足を取って引き倒すと、攻めに転じると見せかけて百田にタッチ。

 ここで両軍交代、越中と戸口のマッチアップになると、体格で勝る戸口が越中を圧倒。ヘッドロックで締め上げていくが、これをロープに振った越中がヒップアタック。
 百田と斎藤のマッチアップになり、斎藤は百田をおちょくりながらも鋭い打撃を入れていき、超滞空ブレーンバスター。百田は怒って斎藤にコーナーでチョップ連打から小鹿にタッチ。小鹿は斎藤をコーナーでボディブローで攻め、顔面にバイティングの極道殺法。さらに張り手を見舞ってロープに押し込んでいくが、救出に来た越中が小鹿の頭にバイティング。そして維新軍の三人で小鹿に太鼓の乱れ打ち。斎藤と青柳は二人で小鹿を越中に振り、越中がヒップアタック。
 しかし、ここで突如海賊男(ガスパー)がリングに乱入して敵味方関係なく全員ステッキで殴り倒していき、リング上は大混乱。この隙を見逃さず、小鹿が青柳にスモールパッケージでカウント3。

<試合後コメント>

青柳政司
「事故から三年近く経ちまして、本当のカムバックという意味でリングに上がりましたけど、今日のために注射二本打ってリングに上がりましたよ。中々やっぱりリングの上では痛みは忘れてるんですけど、後から出てくるんじゃないかなと。でも、今日は右は今日は蹴れなかったですけど、左で蹴れたことが一つの収穫かなと思っています。今日は最後、バカモンが乱入しましたんで、試合には私は負けましたけど、いい意味で俺もまだまだね。カムバックどうかという話もちょくちょく出てますけども、私も動けるようになりましたんで、ちょっと考えていきたいなと思います。越中とか斎藤とか野上選手に助けてもらいながら平成維震軍を頑張っていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。……小鹿の野郎!馬鹿野郎!馬鹿にしやがってあの野郎!あんなしょうがない技で俺に1,2,3取りやがって。面白くないから、大日本でもなんでもいいからやってやるよ」


グレート小鹿&百田光雄&タイガー戸口
小鹿「俺ら合計214歳のタッグ。向こうのが合計30歳位低いんだから。でもリング上がった以上は歳なんて関係ない。でもみんなよくやったよ。勝ててよかった。みんなありがとな。まあ、みっちゃんと組んで二度と勝てないだろうけど(笑)」
百田「ハハハハハ!(笑)」
戸口「みっちゃんだって一生懸命やってんだよ(笑)」
小鹿「まあそれは冗談だけどね」
戸口「まあでも、俺らの上にまだ小鹿さんって人がいるから、俺らもこれだけ元気にやっていられるんだなって。小鹿さんが居なくなったらだぁれも上の人居なくなっちゃうもんね。小鹿さんがこんなに元気だから俺らも元気でいられる。一生懸命みんなやったから、力いっぱいね」
小鹿「ただひとつ言ったら、取り組み発表前は、まさかキム・ドクが来るとは思わなかったよ。『えっ!ホントかよ!』って内心は喜んだんだけどね、色々心配してたんだよ。彼も長いことリング上がってないだろうから息上がらないか心配だったけど、元気だったしさ。俺の余計な心配でよかったけど、みっちゃんもそれなりによそのリング上がってるしね。今日はえらい頑張ったじゃん」
百田「やっぱり今日一番なのは、こんなに超満員のお客さんが入ってるんで、昔から見てるお客さんがかなり来てくれてた感じだったんで、声援も多かったし盛り上がりもものすごいあったんで、ここのジジイ連中に対して力を与えてくれた気がしますね。試合もものすごくやりやすかったです。やっぱりお客さんの声援っちゅうのが一番ですよ。僕らプロとしては。そうですよね、先輩?」
小鹿「そうだねぇ。僕らの疲れ以上にお客さんの後押しがあったから今日勝利したってこっった」
百田「そういうことですね。ありがたいです」
小鹿「もしこれからタッグ組むチャンスがあったらもっともっとお客さんの期待に答えるように頑張らねば!だってみっちゃんだって引退って言葉は頭にないでしょ?」
百田「引退は一生、死ぬまでしないんで。死ぬ時が引退ですよ(笑)」
戸口「まだもうちょっと(笑)」
小鹿「俺以外の二人はまだ70歳だから、70歳の二人がまだ上がるんだったら俺だって上がらなきゃ!」
百田「じゃあ小鹿さんを超すまでは頑張らなくちゃいけないってことだ(笑)」
小鹿「今日勝ったからみんな祝おうぜ。華やかな声出そうよ」
戸口「負けたら『お前のせいだ、お前のせいだ』ってなるんでしょうね(笑)」
小鹿「皆さんのお力と、ファンの皆さんの後追しで今日は勝利したということで、万歳しましょう」
三人「バンザーイ!バンザーイ!」

第5試合


 メインイベントのコールとともに会場に『THE SCORE』が流れ、観客はおなじみの手拍子で応じると、辻よしなりアナウンサーがリング上へ。


辻「闘いのサンクチュアリィ、東京・後楽園ホールにやってまいりました!皆さんお元気ですか!そして盛り上がってますか!ご存じの方もいるかもしれませんが自己紹介させていただきます。かつてテレビ朝日でワールドプロレスリングの実況を担当しておりました辻よしなりでございます!(会場からの大きな拍手に)……お久しぶりぃ~!!なんと帰ってきちゃいました!久々でございますこの雰囲気、空気!そして大好きな後楽園ホール!みんなの声がめちゃくちゃ良く聞こえるから!本日は今日のメインのエイトメン・タッグマッチ、涎が出そうな好カードでございます!こちらに呼んでいただきました!そして現在、生中継でございます!スゴイことです!生生生中継でお届けしていきたいと思います!本当に、私の大好きなプロレスというのは……私の人生に於いても青春の大切な1ページ、いや10ページ……いや、100ページくらいでございます!皆さんと同じです!今日はかつてのスーパースター、レジェンド、このリング上を所狭しと駆け巡って参ります。どうでしょう、皆さん。一緒にあの時へ……あの時行きのタイムマシンに乗りませんか!一緒にワープしましょう!どうぞ宜しくお願いします!」

 辻アナウンサーの挨拶が終わると、TEAM 2000が入場。黒のコスチュームに身を包んだ面々が入場すると、満を持して蝶野正洋が『CRASH』に乗って入場。会場からは割れんばかりの大歓声。
 リングに上った蝶野はマイクを取る。

蝶野「オォイ!後楽園!MASTERS!オイ、お前ら!(観客席を見渡して)……みんな年取ってんなオラ!おいマスコミ!テメェらちゃんとピント合わせろよオイ!MASTERS、今から長州、藤波、ライガー、武藤……ロクな奴らじゃねぇんだ!分かるか?!ベビーフェイスと言われたコイツら……最悪だオラ!TEAM 2000は、新日本を支えた!いいか!コイツら(TEAM 2000の他の面々を指して)が胸張って体張って、アイツらのワガママを、俺らが守ったんだ!分かってんのかオラ!オイ!今日の主役はTEAM 2000だ!(観客席からの「お前が戦え!」と野次を飛ばした観客に向け身を乗り出しながら)うるせぇこの野郎!黙って長州でも応援してろオラ!上がってこい!上がってこいテメェコラ!オイ!あいつらよ、もう痺れ切らして待ってるよ!マイク離さねぇよ俺は!長州なんてイライラしながら待ってんだ!オイ天山!潰すぞ!長州を!」
天山「Oh Yeah!」
蝶野「オイクソジジイども出てこいコラ!アホンダラ!あいつら老害でしかねぇんだ。分かってんな?!それから、もう一つ老害が……オイ!辻!お前が時代を壊したんだ。分かるか?!よくのうのうとこのリング上がってきたなお前!試合は、闘いは、リングの上だけじゃねぇんだ。覚悟しとけオラ!……よーし、もうそろそろ向こうが痺れ切らしてっからよ、今日の“ミスターX”を紹介しよう。カモン!」

 ここで最後のメンバーとしてVTRでスーパーJが紹介され、入場。続いてMASTERS軍が入場。

 天山と長州のマッチアップで試合開始。
 ロックアップで組み合い、天山が長州をコーナーに押し込みモンゴリアンチョップ。再びロックアップから腕を取り合うと、長州が天山に飛びついてヘッドシザースホイップ。そしてストンピングを浴びせていく。これに怒った天山が再び長州にモンゴリアンチョップを連発。さらにコーナーに押し込んでヘッドバッドからガットショット。しかし長州は天山の足をキャッチするとそのまま大外刈のようになぎ倒すとサソリ固めを狙う。しかしこれはAKIRAがカットし、ライガーがAKIRAを牽制。
 そのままの流れでライガーとAKIRAのマッチアップ。ロックアップで組み合い、ライガーがヘッドロックからショルダータックルでAKIRAを倒すも、すぐに立ち上がったAKIRAがドロップキック。ドロップキックで倒れたAKIRAをライガーが場外に蹴り出し、トペを発射すると見せかけて途中でやめ、マッスルポーズやコマネチなどのポーズでAKIRAを挑発。

 両者タッチし、武藤とJのマッチアップ。ロックアップからJが武藤にボディスラムからエルボードロップ。フォールも1。Jは武藤をコーナーに振ろうとするが、武藤がこれを振り返すと見せかけてヒップトス。続けてフラッシングエルボーを落としていく。そして、武藤がコーナーに控える蝶野を挑発しながらJにSTF。これはAKIRAがカット。

 両者タッチし、ヒロと藤波のマッチアップ。ロックアップからヒロが藤波をロープに押し込み張り手。これを二回。ヒロがエルボースタンプで藤波を攻め立て、フライング・メイヤーからスリーパー。藤波も立ち上がってヒロをロープに振るが、ヒロがショルダータックルで倒し、セントーンで押しつぶす。ヒロは藤波を起こすが、藤波はヒロの足を掬って倒してライガーにタッチ。
 ライガーとヒロのマッチアップ。ライガーがヒロにストンピングを浴びせ、掌底と逆水平を交互に連発してロープに押し込むと、長州がヒロをロープ越しに羽交い締めにしてアシスト。そしてライガーはロープに走るが、待ち構えていたヒロが旋回式のスパインバスターからセントーンで連撃。天山にタッチ。
 天山とライガーのマッチアップ。天山はライガーを自軍コーナーに連れ帰り、TEAM 2000全員でライガーを踏みつけていく。そして天山は長州を挑発し、飛び出していくる長州をレフリーが押さえている隙にライガーの股間にヘッドバッド。AKIRAにタッチ。
 ライガーとAKIRAもマッチアップとなるも、尚もレフリーが見ていないと見るとAKIRAと天山でダブルのレッグスプレッド。AKIRAはライガーの足をロープに引っ掛け、ロープごとギロチンドロップ。そしてAKIRAはライガーを場外に蹴り出すと、蝶野が場外でライガーにイス攻撃。息も絶え絶えのライガーをリングに戻すと、ヒロがライガーを攻め立てている間にAKIRAがJにタッチ。
 ライガーとJのマッチアップ。Jはライガーに滞空ブレーンバスター。フォールに入るも長州がカット。この間、蝶野は本部席の辻アナウンサーを襲撃に向かう。逃げ惑う辻アナウンサーが客席の奥深くまで逃げ込むと、蝶野は追跡を諦めてリングに戻る。
 リング上では再びAKIRAとライガーのマッチアップ。AKIRAがロープに走って追撃を狙うが、ライガーのカウンター掌底がクリーンヒット。ライガーが長州にタッチ。
 長州とAKIRAのマッチアップ。長州はリキラリアット、続けてサソリ固めに入るが、天山がヘッドバッドとモンゴリアンチョップでカット。この隙に復活したAKIRAは長州をロープに振り、ショルダースルーを狙って屈むが、長州は屈んだAKIRAの腹部に下から強烈なニーリフト。藤波にタッチ。
 藤波とAKIRAのマッチアップ。AKIRAは藤波にミドルキックを放つが、藤波がキャッチしてドラゴンスクリュー。続けてスリーパーからドラドンスリーパーに移行。しかしこれはヒロがカット。その隙にAKIRAは延髄斬りを放って一矢報いると、両者タッチ。

 武藤とJのマッチアップ。突っ込んでくるJの足に低空ドロップキックを放って怯ませた武藤はJの足を取ってドラゴンスクリュー、続けてJに足4の字固め。これをカットに来た天山を、藤波が捕縛して武藤と並んで足4の字固め。Jはローリングしながらなんとかロープへ。武藤は再びJの足を取ってドラゴンスクリューを狙うが、Jが暴れてこれを外すと天山にタッチ。
 武藤と天山のマッチアップ。天山はロープに走ってラリアットを狙うが、武藤は前転でかわし、起き上がって天山にドロップキック。ライガーにタッチ。

 ライガーと天山のマッチアップ。ライガーは猛ダッシュで天山に掌底を叩き込むと、続けて垂直落下式ブレーンバスターで勝負を決めに行くが、これはAKIRAとJがカット。ここにMASTERS軍が総出で飛び出してきてTEAM 2000の面々を蹴散らすと、天山にトレイン攻撃。そして、藤波がドラゴンスクリュー、長州がリキラリアット、武藤がシャイニング・ウィザード、ライガーがフロッグスプラッシュと必殺技パレード。ライガーがそのまま天山をフォールに入るが、Jがレフリーの足を引いて転倒させることでカウントを止める。

 長州はセコンドに付いている蝶野を執拗に挑発すると蝶野がリングイン。TEAM 2000の面々が長州、藤波、ライガーを押さえ、リング上では武藤と蝶野が対面。蝶野は動揺する武藤に正面からケンカキック。しかし武藤も低空ドロップキックからシャイニング・ウィザード。
 この間、ライガーはヒロのダイビングセントーン、AKIRAのムササビプレスを連続で食らってしまい、最後は天山のアナコンダバイスでライガーがタップアウト。
 

 試合終了後も蝶野と武藤の闘いは続き、蝶野が武藤の足を攻めて倒すと、客席のイスで武藤を殴打。『CRASH』が鳴り響く中で蝶野は武藤を見下ろした。
 そして、去っていく武藤の背中に向け、蝶野がマイクで語りかける。

蝶野「オイ!武藤!お前だろこのリング仕切ってんのは!MASTERS、分かるか?!お荷物だよここは!お前もだよ!もう辞めろよ!オイ、今プロレスはまたブームを迎えてる。こんなつまらねぇプロレス辞めちまえオラ!こんなとこ上がりてぇと思う奴がいるのか?!こんなとこで、こんな年寄りの試合見てぇ奴が居るのか?!(観客席からの肯定の歓声を受けて)……ガッデム!オイ、だったら武藤に着いてけ。いいか、アイツはな、年寄り集めて金儲けするのが上手ぇんだよ!オイ!また何かあったらこのリング、戻ってくるかもしれない。OK!! Thank you!!」

<試合後コメント>

武藤敬司&長州力&藤波辰爾
武藤「すみません、蝶野の野郎の喋りが長くて……。20年前と変わったのは喋りの長さですよ」
藤波「長い!」
武藤「長いっすねぇ。年取るとアイツの喋るのでイライラしちゃう」

――久々に蝶野さんとリング上で対峙してみていかがでしたか
武藤「いや、蹴りは効きましたよ。あの一発の蹴りで、なんか離れ離れになってた間の憎しみとかすべてが込もったような一撃だった。アゴ痛いよ……」
長州「オファー出してる。蝶野の番組にオファー出されてんだ。一発ぶん殴ってきてやる」
武藤「おぉ、そりゃあどうぞどうぞ!蝶野の番組潰しに行きますよ!」
長州「好き勝手言ってやがんな」
藤波「あの蹴りやるんだったら、小島いたら思う存分やれたのに」
長州「でもある意味、頼もしくも見えるね」
武藤「でも俺、唯一気に入らないのが一番鼻タレの天山に獲られたってのが。MASTERSには年配の先輩方に頑張って欲しいのに、一番鼻タレの天山に獲られたっていうのが一番気分悪いですよ」
長州「また蝶野がリングに上がるときには声かけてくださいよ。リングに上がるときだけ」
武藤「中々上がんないですよ(笑)」
長州「じゃあテレビ局行って、談判して」


TEAM 2000
――今日、この5人が揃ったことについてはいかがでしょう
蝶野「空間はね、ホント15年前、20年前に戻るのかなと思ったけど、やっぱり時代は進んでるし変わってるし。カメラマンの皆さんも白髪が増えているようで。お客さんも同じように年配のキャリア20年・30年っていうお客さんがほとんどだったんで、新たにリバイバルというよりは、また新しいものじゃないかなと。レスラーもみんなお客さんと同じように年を取ってる」

――今日はリング上に上がってケンカキックを見舞う場面も見られました
蝶野「俺もこういうMASTERSという大会が良いか悪いか判断しきれてないですね。一生懸命やってる選手たち、キャリア40年以上の選手たちがリングに上がっているということの素晴らしさもあるし、若い選手たちが体張ってやってる団体もあるし。一応一つの戦闘神話はつながるのかもしれないけど、同じものではないという考え方もありますし。我々は15年前も20年前も胸糞悪い連中の集まりですから。リング上でも言いましたけど、美味しいところはすべて持っていく。多分今日は向こうは試合の中で一つか二つしかおいしいところがない。それだけハイエナのように彼らは闘う。今日のように4vs4の8人タッグ戦というのは本当にチームワーク、コントロールが必要。そういう意味ではTEAM 2000は新日本の歴代チームの中でも、ヒロさん中心にチームワークが鉄壁なチームだと思います。みんなね、コンディションは15年前のコンディションではないと思うけど、その中で素晴らしい役割を果たしたかなと。実力的には向こうのほうが上だったかもしれない。でも、今日はスーパーJも今日いきなり来てもらって、ちゃんと役割を決めて試合をやるというのを俺らは見せるところだから。それは良かったなと思います」

――天山選手、久々のTEAM 2000はいかがでしたか
天山「今回TEAM 2000が一夜限りの再結成ですけど、自分としては本当に相手がどんなやつでもTEAM 2000またもう一度チームを作ったことが一番嬉しいですよ。でもあのクソジジイどもがね、全然動きについてこれなかったんじゃないかなって。俺ら鉄壁のTEAM 2000のチームワークに比べたらなんともないですよ。次回またあるとしたら、またもう一回TEAM 2000で、やっぱりボスにリング上がって欲しいなって。ボスに上がってもらわないとTEAM 2000は……」
蝶野「まだメンバーいっぱいいるからさ(笑)」
天山「いやいや(笑)」
蝶野「まだいっぱいいるもんねぇ?野上ちゃん?」
AKIRA「でも確かにそれは蝶野さんあっての話で」
蝶野「でも昔も俺試合で言ったら1割出るか出ないかだったろ(笑)」
天山「確かにそうだったけど!(笑)」
野上「今日のお客さんからもらったテンション、エネルギーをね?!」
蝶野「いや、おいしいとこだけ持ってくから俺は(笑)」
天山「でも是非!期待してますんで。蝶野さんあってのTEAM 2000!」
蝶野「でも最後まとめはヒロさんでしょ(笑)」
ヒロ「いやいやいや(笑)」(Jに何か言うよう促す)
J「TEAM 2000の助けになれてよかったよ」
天山「では蝶野さん、よろしくお願いします」
(天山が握手を求め、蝶野が苦笑いで応じる)

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