【試合結果】1・14 九州プロレス北九州大会 【九州プロレス選手権】めんたい☆キッドvs三原一晃 【九州プロレスタッグ選手権】佐々木日田丸&阿蘇山vs筑前りょう太&火野裕士 桜島なおき&ツバサ&ビリーケン・キッドvs玄海&HUB&藤田ミノル クロクモ・クラッチvsばってん×ぶらぶらvsザ・グラバー 野崎広大vsフライング・ギラン

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第一交通産業グループPRESENTS『北九州ば元気にするバイ!’18』
日時:2018年1月14日(日)
開始:15:00
会場:北九州市・北九州芸術劇場 大ホール 
観衆:913人

▼猪突猛進フライング・ゲット! 15分1本勝負
●野崎広大
8分43秒 飛びつき十字固め
○フライング・ギラン

▼アカチャンヲタベマス2018  20分1本勝負
○クロクモ・クラッチ
6分31秒 ブレーンクロースラム→体固め
● ばってん×ぶらぶら
※もう一人はザ・グラバー

▼新春ドリームマッチ in 北九州!~武闘派vs夢闘派~  30分1本勝負
●桜島なおき/ツバサ/ビリーケン・キッド(アンサー)
15分20秒 ペディグリー→片エビ固め
○玄海/HUB(フリー)/藤田ミノル(フリー)

▼北九州ば元気にするバイ!2大タイトルマッチ① ~九州プロレスタッグ選手権試合~ 60分1本勝負 
【王者組】佐々木日田丸/●阿蘇山
15分40秒 まっすぐ飛ぶばい!→片エビ固め
【挑戦者組】○筑前りょう太/火野裕士(フリー)
※第2代タッグ王者が初防衛に失敗。筑前&火野組が新王者に

▼北九州ば元気にするバイ!2大タイトルマッチ②~九州プロレス選手権試合~ 60分1本勝負
【王者】●めんたい☆キッド
20分11秒 エビルベアーボム→片エビ固め
【挑戦者】○三原一晃(フリー)
※第4代王者が9度目の防衛戦に失敗。三原が新王者に

三原がめんたいとの大阪vs九州対決を制し新王者に!筑前&火野が初タッグで王座奪取!クロクモ・クラッチが「I want Baby!」と叫びアカチャンの尻をマルカジリ!

第1試合


 北九州大会オープニングは、地元サッカーチーム「ギラヴァンツ北九州」のマスコットキャラクター・ギランの親戚というフライング・ギランが参戦!ギランは、地元の大声援を受け、軽快な身のこなしで撹乱するも野崎は豪快にパワーの差を見せつける。
 5分過ぎ、ギランは打点の高いドロップキックでペースをつかむと、串刺しラリアットからDDT、得意のサッカーボールキックからギランダンス。さらにハイキック、ミサイルキックとサッカー攻撃を畳み掛ける。ブレーンバスターを狙うも、野崎が逆に引っこ抜く。野崎は串刺しボディアタックからラリアット、ダイビングギロチン、ゴリラハンターと持ち前のパワーで大逆襲!ラリアットはかわされるが、すかさず後頭部へラリアット!
 さらにトドメのもう一発を狙うが、逆に飛びつき十字固めに丸め込まれ3カウントを奪われる。勢いに乗る野崎も、アウェーゲームに勝利のフライングゲットならず。

第2試合


 「アカチャンヲタベマス」の迷言で九州はおろかプロレス界を震撼させたクラッチが、4度目の九州襲来。さらにクラッチを追って、グラバーが緊急来日!3WAYマッチに変更となった。
 クラッチが気持ち悪いと、ばってんはグラバーと対峙。グラバーはクラッチを金で買収しようと試みるが、クラッチは「I want Baby!」と金には目もくれず。そのまま客席へなだれ込み、アカチャン探し。
 ばってんはお客様を守るために、「俺が引きつけてる間に、グラバーがクラッチを倒せ!」と、なんと、アカチャンばってんに扮装。しかし、グラバーは裏切り、アカチャンばってんに攻撃!アカチャンばってんの鳴き声に気づきリングに戻ったクラッチは、アカチャンばってんの尻を出して噛み付く暴挙に。ばってん、裏切ったグラバーに怒り、ばってんチョップ。さらに「小倉城!ぬか炊き!シロヤのパン!」の北九州名物エルボー!そしてばってんボンバーを狙うが、グラバーのマネー攻撃!ばってんがお金に目が眩んだところにラリアット!クラッチはグラバーにビッグブーツ、豪快なパンチ合戦。さらに、クラッチのブレーンクロー。
 そこへ、背後からばってんが忍び寄りクラッチに浣腸攻撃からの生尻でのヒップアタック!二発目を狙うが、逆に噛み付かれる。クラッチは悶絶するばってんを高角度のブレーンクロースラムで叩きつけ、九州プロレス初勝利を飾る!
 試合後は、再び場外でアカチャンを物色。悲鳴に包まれた。

第3試合


 玄武會とHUBがトリオを結成し、ツバビリー&桜島の元・大阪プロレス、ドリームチームと激突!九州初上陸のツバビリーはお揃いのコスチュームで登場。さらに桜島もマントを羽織り、同じくメキシコカラーのタイツで登場し、会場を驚かせる。
 試合は、藤田以外は全員、大阪プロレス出身だけあって、大阪スタイルの息もつかせぬハイスピードな闘い。桜島が得意のドロップキックを決めると、ツバサはフライングボディアタック。ビリーはお座り式トペコン、ツバサのケブラータと続く。
 10分過ぎ、HUBはツバビリーをムチで蹴散らすも、桜島はヘッドバッド、串刺しエルボー、ブレーンバスターで逆襲。さらに桜島のコブラツイストとツバビリーのジャベの競演!ツバサがHUBを雪崩式フランケンで投げ切ると、桜島はフライングニードロップを落とし、ペースを譲らず。ようやく入った玄海がツバビリーをまとめてラリアットでなぎ倒すと桜島は玄海へシャイニングウィザード、藤田は桜島にラリアット、ビリーは藤田へビリケンドライバー、HUBはビリーにニールキック、ツバサのフランケンは玄海がキャッチして叩きつけるなど、まさに一進一退のハイスピードな攻防。
 玄海が、桜島、ビリー、ツバサの三人を次々と重ねると、そこへHUBがダイビングセントーン。さらに玄海のラストライドとHUBのスプラッシュの新・合体技『海蛇空爆』が炸裂。HUBが場外のビリーへトペを放つと、玄海が桜島に強烈なラリアット、さらにペディグリーを決め、新春初夢トリオを粉砕した。

第4試合


 日田丸&阿蘇山の新タッグ王者に早くも難敵が挑戦!電撃合体した筑前&火野の元KAIENTAI大型タッグが始動!!
 筑前&火野は、ほぼ初タッグながら、互いに「青い血」が流れた息ぴったりのタッグチームぶり。早いタッチワークで、日田丸を集中攻撃し王者組を翻弄。
 10分過ぎ、日田丸は筑前に串刺し攻撃、フロントネックチャンスリー、ハリ手、パンチの打撃ラッシュ。しかし、ハイキックはカウンターパンチで迎撃され、筑前は日田丸にバックドロップ!がつんといくバイ!はカウント2。スピアーは逆に日田丸が膝に迎撃。
 代わった阿蘇山は筑前をツッパリでコーナーに追い詰めセカンドからのジョンウー。さらにマグマドライバーは、筑前かろうじてキックアウト。阿蘇山が筑前を抱え上げ、日田丸のフロントキックと同時に叩きつける連携技。ダウンする筑前へ、阿蘇山のマグマスプラッシュが炸裂するも、火野がなんとかカット!再度、マグマスプラッシュを狙うが、これも火野が阻止。

 筑前は阿蘇山を雪崩式ブレーンバスターで叩きつけると、筑前のスピアー&火野のラリアットの合体技を披露。さらに火野が阿蘇山をファッキンボムで強烈に叩きつけ、そこへ筑前のまっすぐとぶバイ!で阿蘇山から3カウント!
 筑前&火野の大型コンビが第3代タッグ王者に輝いた。

<試合後コメント>
火野「筑前さん、獲りました!」
筑前「今日は火野のおかげ!」
火野「最高のフィニッシュでしたね。とぶばい!筑前さん、歯はどこに行ったんですか?筑前さんの歯が無いんですよ」
筑前「だけどベルトができた!」
火野「歯の代わりにベルトが!もちろん防衛しまくりますよね?」
筑前「誰が来てもいい!青い血が流れた二人がやっつけるけん!誰でもきんしゃい!」
火野「九州ば元気にするバイ!」

第5試合


 12.3アクロス大会に突然現れ、王座挑戦をアピールした三原。関西を拠点としながらも、九州プロレスに注目し続けた男が、「一発でベルトを獲る」と宣言!三原の元には、ツバサ&ビリー&HUBの大阪勢がセコンドに付き、大阪vs九州の様相。
 試合は、緊張感漂う探り合いでゴング。パワーの三原と、スピードのめんたい。三原がクリーンファイトで挑むと、めんたいは意外にもラフ殺法で受けて立つ一面も。
 めんたいはファルコンアロー、フットスタンプで畳み掛けコーナーtoコーナーミサイルキックを放つが、読んでいた三原はラリアットで迎撃。強烈なブレーンバスターからフライングソーゼージ。
再度、めんたいはバク宙キックで形勢逆転し、コーナーtoコーナーミサイルキックを狙うがまたもや失敗。それでも、ドラゴンスープレックス、フットスタンプ、さらにめんたいスプラッシュを決めるがキックアウト。
 三原はめんたいを軽々抱え上げ清水を決め、さらに、強烈なショートレンジラリアット2発。串刺しラリアットからのエビルベアーボムを決めるもめんたいは、かろうじてキックアウト。めんたいはバク宙キックで逆転を狙うも効かず。ハリ手のラッシュで三原ダウン。そして、二度かわされたコーナーtoコーナーミサイルキックがようやくヒット!

 チャンスと見ためんたいは、必殺技めんたいスプラッシュを!しかし、寸ででよけられる。息を吹き返した三原は、ラリアットで一回転させるとランセルセ、強烈なメガトンラリアットからの串刺しラリアット、フラフラのめんたいへ、再びエビルベアーボムが炸裂!
 絶対王者から完璧な3カウントを奪い、会場は騒然。初参戦、初挑戦で、宣言通り、一発でベルト奪取に成功した!


三原「宣言通り、一発でベルトとったぞ!めんたいキッド選手、タイトル挑戦を受けてくれて ありがとうございました。これが始まりや!俺はまだまだ上を目指すからな!自分は大阪ですが、九州プロレスファンの皆さん、応援よろしくお願いします!」

 そして、大阪の三原が新王者として、「北九州ば元気にするバイ!」で大会を締めた。

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