【試合結果】12・15 みちのくプロレス後楽園ホール大会 ザ・グレート・サスケ&バラモンシュウ&バラモンケイ&フラッシュディック&高橋奈七永 with ミニマスターvsレックスルーサー1号&ステッペンウルフ2号&ドクターポイズン3号&ダークサイドGAINA&火星OK号

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『みちのくプロレス2017年東京大会Vol.6 宇宙大戦争12~パッションリーグ~MAKE JAPAN GREAT AGAIN』
日程:2017年12月15日(金)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1890人・超満員札止め

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○大瀬良泰貴
8分34秒 片逆エビ固め
●川村興史

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
新崎人生/里歩(我闘雲舞)/「ことり」(我闘雲舞)
10分52秒 ペダル式バードリッジ
佐々木大地/さくらえみ(我闘雲舞)/アーサー米夏(我闘雲舞)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/気仙沼二郎/ラッセ
10分26秒 フランケンシュタイナー→エビ固め
Ken45°/日高郁人(ZERO1)/藤田ミノル(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[バッドボーイ]○卍丸/拳剛
10分3秒 卍落とし→片エビ固め
[SUPER STERS]日向寺塁/●郡司歩

▼宇宙大戦争12~パッションリーグ~MAKE JAPAN GREAT AGAIN 時間無制限1本勝負
○ザ・グレート・サスケ/バラモンシュウ/バラモンケイ/フラッシュディック/高橋奈七永(SEAdLINNNG) with ミニマスター
40分43秒 クマジャム→体固め
レックスルーサー1号/ステッペンウルフ2号/ドクターポイズン3号/ダークサイドGAINA/●火星OK号

今年の宇宙大戦争はサスケが弾道ミサイルをクマで迎撃し地球の平和が守られた!勝利したサスケは佐村河内氏の裁判の勝利を確信し、母親に涙ながらに電話で報告!

オープニング


 気仙沼二郎による『俺の海』がいつものように熱唱されると、アイドルユニット“ガトームーブ”が登場し『ガンバレ! 』を歌って踊り、沼二郎とともに「みちのくプロレス後楽園ホール大会、スタート!」の掛け声を行った。

第1試合


 両選手入場曲なく同時に入場。

 グラウンドの攻防からリストの取り合いとなり、大瀬良がガットショットからヘッドロックで絞り上げる。さらにショルダータックルで倒し走り込むと、ヘッドロックで再度絞り上げるがお互いヘッドシザースで抜け合い距離を取る。

 エルボー合戦を大瀬良が打ち勝ち、強烈なエルボーを叩き込むとロープに振ってバックエルボーで倒すとフォールも1。
 大瀬良はストンピングからボディスラム。フォールも2。大瀬良はフロントネックロックから首投げで倒しスリーパー。川村はロープへ足を伸ばそうとするが、大瀬良はヘッドシザースに移行するも川村はロープへ足を伸ばしブレイク。

 大瀬良はボディスラムからフォールも2。大瀬良は膝蹴りも、川村がロープに振りドロップキックで迎撃。川村はボディスラムからフォールも2。
 川村はコーナーに振って走り込むが、避けた大瀬良がボディスラムからフォールも2。大瀬良は逆エビ固めも川村はなんとかロープへ。

 大瀬良はコーナーに押し込みエルボー連打も、川村が体勢を変えてエルボー連打。だが大瀬良がコーナーに振って走り込むも、川村はブーメランアタックで迎撃しミサイルキック。フォールも2。
 川村は逆エビ固めも大瀬良はロープに這ってブレイク。
 川村はブレーンバスターを狙うが、大瀬良はネックブリーカードロップで迎撃。お互い膝立ちでエルボー合戦から大瀬良がエルボー連打。これに川村が強烈なチョップで返すが、大瀬良はボディにヘッドバッドを叩き込んでロープに飛ぶとラリアットも、避けた川村が丸め込むも2。再度丸め込むが2。川村のランニングエルボーを避けた大瀬良がランニングエルボーからブレーンバスター。フォールも2。
 大瀬良は逆エビ固めで捕らえ、これで川村がギブアップ。

第2試合


 「ことり」はプロレス卒業前に最後のみちのく参戦。

 佐々木は不安がりながら里歩と「ことり」と握手。先発は里歩とさくら。ロックアップからバックの取り合い、リストの取り合いとなり里歩がクロスボディアタックもキャッチしたさくらが正面に落としフォールも里歩はブリッジして抜けてドロップキック。里歩は「ことり」にタッチ。さくらもアーサにタッチ。

 ロックアップからアーサがロープに押し込むが、「ことり」が米アタックを避けてスクールボーイも2。「ことり」はボディブローからコーナに駆け上がってのアームホイップ。「ことり」は走り込むも、アーサはショルダータックルで迎撃しボディプレス。「ことり」はこれを避けると、自爆したアーサは佐々木にタッチ。
 佐々木は動揺するが、「ことり」は容赦なく一本背負い。「ことり」は里歩にタッチ。

 里歩はストンピングから人生を呼び込み、ガトムートレインに巻き込む。三人でフォールも2。
 里歩がエルボー連打から走り込むが佐々木は容赦ないトラースキック。大ブーイングに佐々木はさくらとタッチ。

 さくらはヘアーホイップからさくらえみ70kg。さくらはダブルアームバックブリーカーからアーサにタッチ。
 アーサはコーナーに振って串刺し米アタックから逆コーナーに振って改めて串刺し米アタック。アーサはボディプレスからフォールも2。アーサは佐々木にタッチ。

 里歩のエルボーに佐々木がガットショット。ブーイングの中ボディスラムで叩きつけるとフォールも2。
 佐々木はコーナーに叩きつけ、串刺し攻撃を狙うも足を伸ばしてカットした里歩がコルバタで投げ捨て人生にタッチ。

 人生はスワンダイブ空手チョップからコーナーに飛び乗りダイビングショルダータックル。フォールも2。
 さくらが走り込むも人生はドラゴンスクリューで迎撃し、佐々木の手をつかむと「ことり」がさくらの手を、アーサが里歩の手を掴み拝み渡りの共演。そのまま空手チョップを叩き込み、人生は佐々木に地獄突きも、佐々木がコーナーに振って串刺しエルボー。再度逆コーナーに振って串刺しエルボーから走り込むも、人生はソバットで迎撃し走り込むが、佐々木はエクスプロイダーで迎撃しアーサにタッチ。


 アーサは米アタック連発も人生は受けきっていき、ロープに振ろうとするが耐えた人生相手にさくらが出てきてダブル攻撃を狙うが、人生はこれを迎撃。佐々木も出てきてトリプル米アタックで人生をサンドイッチすると、アーサが走り込むが人生はドロップキックで迎撃。人生は「ことり」とタッチ。

 「ことり」を人生が肩車しダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 「ことり」がエルボーから走り込むが、アーサがルーテーズプレスで迎撃しフォールも2。

 アーサがさくらと佐々木の肩に乗りダイビングボディプレスからフォールも2。
 アーサが走り込むも、「ことり」が一本背負いで迎撃するが、佐々木が走り込んでマウントパンチ連打。これを人生が髪を掴んで起こすと、チョークスラムで叩きつけ、そこへ「ことり」と里歩が同時ダイビングフットスタンプ。
 「ことり」がアーサを丸め込むが2。ついでペダル式バードリッジで3カウント。

第3試合


 先発は日高とラッセ。リストの取り合いからグラウンドの攻防をヘてラッセがコルバタで投げ捨てる。両者タッチ。

 藤田が沼二郎をヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒し走り込むが沼二郎はアームホイップで迎撃。沼二郎はロープに振るとヒップアタック。再度ヒップアタックからヒップアタックを狙うが藤田がバックドロップで迎撃しKenにタッチ。

 Kenは強烈なチョップを叩き込み、チョップの打ち合いからKenがサミング。Kenは自軍コーナーに押し込み日高にタッチ。
 日高はガットショット連発からロープに振ってドロップキック。日高はストンピング連打から藤田にタッチ。
 藤田と日高は股裂きから、首投げで倒し側頭部にドロップキック。フォールも2。
 藤田はサミングからKenにタッチ。

 Kenはサイドバスターからフォールも2。Kenは日高にタッチ。
 日高はチョップ連打からコーナーに振ってシュリケン。フォールも2。日高が走り込むが沼二郎はクロスボディで迎撃しタッチしようとするがKenがカット。
 沼二郎はコーナーに振って串刺しヒップアタックも、Kenが避けて走り込むが沼二郎はなんとかヒップアタックを発射して迎撃しウルティモにタッチ。

 ウルティモはローキック連発からチョップを打ち込み、ロープに振ってバックエルボー。藤田が出てきてウルティモを羽交い締めにするが、ウルティモはKenもろともホイップし、Kenを藤田に振って同士討ちさせコルバタでKenを場外に出す。ラッセがKenにトペ・スイシーダを発射するが、日高がウルティモにミドルキック連発。ウルティモはこれをキャッチしドラゴンスクリューから、足を絡めてのジャベ。これは藤田がカット。

 日高をコーナーに振ってトレイン攻撃からウルティモがカニばさみで倒しラ・マヒストラル。これはKenがカット。
 ラッセがKenを担ぐが、これを返したKenが急所蹴りから藤田がコーナに叩きつけ後頭部に膝蹴り。さらにKenが串刺しラリアットからコーナに座らせ雪崩式フランケン。そこを藤田が起こして日高とともにダブルのトラースキックから日高と合体スイングDDT。フォールもウルティモがカット。

 Kenが投げようとするがラッセが丸め込むも2。ラッセは延髄斬りから走り込むが、Kenはフランケンで丸め込んで3カウント。

第4試合


 日向寺と郡司が急襲し試合開始。拳剛と郡司が取っ組み合うと、郡司が膝蹴りを叩き込んでいくが拳剛は強引にバックドロップからマウントをとり、暴れる郡司のボディにストンピング、立ち上がった郡司がエルボー叩き込むと額をこすりつけて睨み合うが、背後から卍丸が郡司の髪を掴んで引き倒すと、ストンピングから顔面を蹴り上げ、拳剛がジャケットを脱がすとジャケットで殴打していく。拳剛は卍丸にタッチ。

 卍丸は膝蹴りから顔面にストンピング。郡司はエルボー連打でコーナーに押し込むが、卍丸は髪を掴んでヘッドバッドで倒す。卍丸は拳剛にタッチ。

 拳剛はストンピングから顔面を蹴り上げ、郡司は立ち上がるとチョップとエルボーを打ち込んでいく。拳剛はエルボーで倒し、膝立ちの郡司に再度振りかぶってエルボーからフォールも2。
 拳剛は逆片エビ固めも郡司はロープへ。拳剛は卍丸にタッチ。

 卍丸はストンピングからボディスラム。フォールも2。卍丸は急角度のキャメルクラッチで捕らえ、顔面に郡司がドロップキック。卍丸は拳剛にタッチ。
 郡司は膝立ちでチョップも、拳剛は強烈なチョップで返しコーナーに叩き込む。拳剛が走り込むが、足を伸ばしてカットした郡司がミサイルキックから日向寺にタッチ。

 日向寺はショルダータックルで次々倒し、卍丸にラリアットも、避けた卍丸が膝蹴りからロープに振るが日向寺はジャンピングバックエルボーで迎撃。ラリアットで拳剛を場外に叩き出すと、走り込んできた卍丸に延髄斬りからコーナーでナックル連打。日向寺はレフェリーに卍丸を叩きつけると、急所蹴りからスピアー。フォールもレフェリーはカウントを叩けず拳剛がカット。
 拳剛と郡司がエルボー合戦から郡司がチョーク攻撃。走り込むが拳剛はカニばさみでロープにもたれさせて背中にドロップキック。フォールも2。
 郡司は串刺しラリアットからダイビングフットスタンプ。フォールも2。

 拳剛は走り込むが郡司はチョーク攻撃からコタロークラッシャー。日向寺ととともにダブルのガットショットから郡司が蹴りつけ日向寺がヘッドハンター。フォールも2。郡司が蹴りつけ日向寺がゴリースペシャルからフォールも2。 
 日向寺はボディスラムからコーナーに登るが、卍丸がビッグブーツで場外に叩き出し、郡司をラリアットでなぎ倒す。再度ラリアットでなぎ倒し卍落とし。これで3カウント。

卍丸「後楽園ホールにお集まりの皆さん、もうええか、ハヤト上がってこい!せっかく来たんだ、こいつらに声かけてやってくれよ」


ハヤト「えー、平日の6時半から、暇人の集まりに、でもみちのくプロレスを選んでくれてありがとうございます!すいませんこんな私服でチンピラみたいなのが来てしまって。今みちのくプロレスSS対バッドボーイ、話によるとそんなに盛り上がりもせず、俺が復帰する時にはやりたい選手がいるので、あの、復帰戦、思いっきりやり合いたいなと思います。で、バッドボーイの卍丸、拳剛と試合をしたいなって思ってますけど、今何にも会社にも言ってない。何言ってんだみたいな後で俺が怒られてとくんで。復帰いつになるかわからないけどこの二人とタッグかなんかでやって、相方はKen。Kenもこのこと知らないんで、頑張りますんで応援よろしくお願いします。あとみちのくプロレスセミまですげーはえーなってみんな思ってると思うんですよ、せっかく楽しみに来てもうセミかいみたいな。でも大丈夫。みんな、今年も、この、すっげぇ平和な大戦争を楽しみに来てると思います。あの、今年の6月、ムーの祭典間違えて宇宙大戦争って俺言ってるみたいなんですけど、今日が宇宙大戦争ですよ。いつもいつも宇宙大戦争の時、隣のでかい場所では某若い連中が踊ったり歌ったりしてると思うんですけど、今年は宇宙大戦争にビビって日にちをずらしてきてるんで。この後休憩です。休憩。一回休憩。みんなお酒買って、お酒買って宇宙大戦争のグッズ買って身につけて、お酒買ってみんなで盛り上がるんです。そしてそして帰りの電車とか駅とか、ジャニ、あっ言っちゃった、若い、そこでグッズとか売ってるんですよ。そいつらがいる中、この宇宙大戦争半端じゃねーって言いながら帰ってください。そうすると来年、来年多分あると思うんですけどこの流れだとね。来年はもっともっと空いてる席とかちょっとあるから、ここもここも埋めて、みんなで宇宙大戦争を盛り上げましょう!マジでお願いします。休憩中、10分15分俺サイン会やってるんでね、お酒とかグッズとか買って俺のサイン貰ってみんなで楽しい宇宙大戦争にしましょうありがとうございました。今伸ばしてとかあったけど2017年あんま試合できなかったですけど、このみちのくプロレスの宇宙大戦争を見ていい年を越してくださいありがとうございました」

第5試合


 何かの攻撃を音響機材が受け曲が流れないハプニング。『自衛隊に入ろう』と曲が流れバラモン兄弟が登場。奈七永がワンダーウーマン、サスケがトランプ風の衣装でアメリカ国家にのって登場。
サスケ「ヘイヘイヘイ、ユー、火星GO!ユーロケットメーン?ゲットアウトヒア!ユーメイクジャパングレイトアゲイン。グレートグレートグレートウォー、アンダスタン?チキュウオンダンカ、ゲットアウト、TPPイッツボーシット、ジャパニーズアクトレス、マツイカズヨサン、リコンオメデトウ」

 乱闘で試合開始。リングには1号とシュウ。シュウがナイフで斬りかかるが、1号は噛み付いてナイフを奪うとシュウを滅多刺し。1号は2号にタッチ。

 ケイがみかんを投げつけ客席に直撃。今度はラケットでみかんを打つとみかんは爆散し客席に降り注ぐ。ラケットと2号のアックスで競り合いになると、2号が競り勝ち、アックスでケイの足を切りつけ、さらにアックスを投擲。倒れたケイにトドメを誘うとするが、シュウがリングに走り込み水を噴射。1号と2号に走り込み同時ラリアットも、1号と2号は避けて3号がスプレーを噴射し迎撃。3人でポーズを決めるとOK号にタッチ。

 リングにはOK号とミニマスター。OK号が突進していくが、ミニマスターは走って逃げ回る。ミニマスターは駄々っ子パンチも、OK号はチョークで捕らえヘッドバッド連発からランニングヘッドバッド。避けたミニマスターがドラゴンスクリューで迎撃し、リングにはディックとGAINA。

 GAINAがラリアットもディックのスピードについていけず空振り。ディックはヘッドロックからショルダータックルも、GAINAはこれを受けきりエルボー合戦へ。ディックがガットショットからショルダータックルの打ち合いへ。ディックはナックル連発からラリアットを避けてのショルダータックルで倒し奈七永にタッチ。

 奈七永はドラゴンリングインで3号と向き合うと、3号は空中にスプレーを噴射。するとゾンビ軍団が襲来し選手たちに襲いかかる。リングにゾンビ軍団が上がり奈七永が動揺。奈七永は次々剣で切り倒していくが、ゾンビには効いていない様子。ゾンビが奈七永に襲いかかるが、最初のゾンビがコケて山ができると、そこへ奈七永がコーナーからダイブし一網打尽に串刺しに。だが1号2号3号が奈七永に襲いかかり場外乱闘へ。
 
 リングにシュウと1号。1号が客のバックを奪ってシュウの水をガードし、コーナーでパンフレットを破いていくと「千賀死ね」コール。シュウは1号にドール攻撃からかつらを奪うと、1号がスキンヘッドになっており「千賀ハゲ」コールから水をのペットボトルを投げつけ場外乱闘へ。


 ここでなごり雪(イルカ)が現れ、リングサイドの選手たちを蹴散らしていくと、北側客席に選手たちがなだれ込み綱引きが開始。ムーの太陽が勝利し、場外乱闘へ戻ると、サスケが机をロープにかけてラダーをその前に置くと殴りかかってきた1号をエルボーで迎撃し机に叩きつけ、2号もサミングから机に叩きつける。そして鉄の棒をラダーにかけて逆上りを狙うが、勢いをつけたところでラダーが倒れてサスケは後頭部を机に強打。リングに倒れるサスケに、1号と2号はエプロンから空き缶を投げつけていくが、奈七永がリングに駆け上がり盾で空き缶をガードしていく。
 1号と2号はリングに入ると奈七永にダブルブレーンバスターを狙うが、奈七永は二人まとめてブレーンバスターで投げ捨て場外戦へ。


 リングになごり雪が上がり、1号と2号をまとめてボディアタックで倒すと、なごり雪を挟んで押し合い。数珠繋ぎになって押し合うと、ミニマスターが選手の背中を足場になごり雪に乗ろうとするが落下。サスケがしろくまをなごり雪の背中に乗せると、その背中にミニマスターをのせようとするが失敗。ならばとサスケはコーナーに登って気功で押していくが、GAINAが力で押し返しムーの太陽はプレスされる。

 2号がサスケにストンピングから場外に出すと、ミニマスターをヒール軍がストンピング連打。ラダーをセットし、GAINAの背に4人が乗ってボディプレスで圧殺すると、ケイが入って消て1号をコーナーに座らせるとスーツケースを急所に叩き込もうとするが1号は足を閉じてガード。だがシュウがスーツケースを投げつけKOすると、改めて急所にスーツケースを叩きつけボーリング。見事ストライク。2号を1号に叩きつけると、再度スーツケースをセットしボーリング。これも見事ストライク。


 OK号が出てくると、シュウはイスにOK号&1号&2号を座らせ、正面コーナーにラダーを立てると、ラダーを発射台に和桶を転がすが、OK号たちは急いでこれを避ける。
 シュウはOK号に地獄突きから、サスケがコーナーに机とラダーをセットしその前にイスをセット。だが1号がサスケをそこへ叩きつけると、1号が首投げからOK号がコーナーに登る。するとアルマゲドンの曲が流れアメリカ国旗がついた迎撃ミサイルになったミニマスターが登場。1号と2号はなごり雪を担いで迎撃ミサイルを迎撃しようとするが、迎撃ミサイルがこれを叩き落とし、ムーの太陽は迎撃ミサイルを発射。そのままコーナーに座ったOK号に体当りし、二人はコーナーから場外に向かって自然落下する。
 騒然とする場内だったが、リングに一人残ったサスケがラダーをセットしその上に机をのせる。1号と2号がリングにあがるも、これをシュウとケイがセットし、ラダー上の机の上に登ったサスケに和桶を渡すとこれをかぶる。だが1号と2号はラダーを突き飛ばし、サスケは場外に自然落下。しかも凶器の山となっている場所に落下してものすごい音がしたためさすがにサスケはもうダメかと思われたが、しばらくして1号がリングにサスケを投げ入れると、大陸間弾道ミサイルとなって復活したOK号がリングへ。

 OK号はコーナーに登り、サスケに向かってダイビングヘッドバッド。フォールもシュウとケイがカット。

 GAINAがラダーの上にイスをセットし、パワーボムでサスケを叩き込むとフォールもシュウとケイとディックがカット。
 ラダーを2つ横にしてリングに置くと、ここにサスケをパワーボムで叩きつけフォールも2。GAINAがサスケをセットすると、ラダー上にOK号をのせて叩きつけようとするが、これをシュウとケイがカットし、奈七永がパワーボムでOK号をリングに叩きつけてフォールも1号と2号がカット。

 サスケがコーナーに登り、しろくまを受け取ると、しろくまをコーナーからラムジャムで叩きつけてフォール。これで3カウントとなりサスケが勝利した。

エンディング


シュウ「おいおい、お前らSP、今まで一体何してたんだよ!ずっーっと見てただろ!ものすごいピンチになってんだよこの人!何やってんのなんのためのSPなんですか!あなた達は!」
ケイ「今ものすごい正論言ったぞ。でもよ、SPがいなくても宇宙大戦争勝てたぞ!お前ら!マスターの、マスターの!素晴らしい奇跡の数々、見たかー!」
シュウ「マスター大丈夫ですか?腕上げたまま固まってますけど、そうでしょうね。普通あんなこと起きたら死んでますからね!大事故ですよ!」
ケイ「お前ら笑ってるけどな、フツーだったら手を上げることすらできねーんだぞ!マスター大丈夫ですか?」
シュウ「マスター、喋れますか?」
ケイ「SP手差し伸べろよ!」
シュウ「ここでも役に立たない」
ケイ「マスター大丈夫ですか?」
サスケ「センキュー!ワンスアゲイン、ウィーメイクジャパングレイトアゲイン!私は、私はまだ生きてます!だから、みなさんも、生きる希望を、失わないで。来年、2018年も、希望を持って生きていきましょうよ。あの、昨年の今日この場でね(成宮!)成宮はさておいて、もう一人の方、佐村河内守さんの話をした。実はね、ここでご報告があります。私あの後、佐村河内守さんに、会いました。それで、あるお願いをしました。私の新しい(新曲)そう!でも、あの、新曲って言っても私が歌うのではなくて、私の入場テーマ曲をね、お願いしました。そして、映画、佐村河内守さんの映画、FAKEをご覧になった方は十分ご存知だと思うんですが、彼はもちろんゴーストライター無しで、ご自身の手ですごい曲を作ってくれました。、めちゃくちゃすごい曲です。いつか近々で、この会場でお披露目したいと思います。タイトルはレザフェクションというタイトルで、とにかく私も震えるほどに感動した曲です。是非皆さんご期待ください!佐村河内守さんは、年末、裁判を控えてます。でも、私は、絶対に勝利を確信してますんで、どうか皆さんもね、心の中で佐村河内守さんの勝利を祈ってください、お願いします!河内!河内!河内!河内!」
 人生の声が響くと、サスケの母と電話が繋がりサスケに携帯を渡す。
サスケ「もしもし?お母さん?私、勝ったよ!勝ったよ!ありがとね!…兄弟あとはよろしく(サスケはリングを後にする)」
ケイ「マスター?マスター、せめてこれ(携帯)だけでも持って帰ってよ」
シュウ「マスター、ちょっとほんとに帰るんですか?おい、信者まで帰ることねーじゃねーのか?何人か残れよ!(チサコが残っていた)何ならお前帰っていいわ」
ケイ「お前SPよりう役に立たない」
シュウ「くそ、マスター、マスターさぞかし気持ち良かったでしょうね。我々にこの役目ですか」
ケイ「また苦行ですか」
シュウ「毎年毎年。まあいいでしょう、締めは我々がして帰りましょうか。サラッと締めは短くね!お前ら!マスターの奇跡の数々、奇行の数々その目でしっかり見たか!」
ケイ「お前ら、マスターが体を張って希望を見せてもらったよな!」
シュウ「いいか!今日の地球はマスターが守ってくれたんだからな、明日からの地球の未来はお前らが作れよな!それができなかったらなお前ら、死んで地獄に落ちて、今度生まれ変わったら蛆虫になるぞ!」

<試合後コメント>

ザ・グレート・サスケ
――今年も地球の平和は守られました
「いやぁ、途中から何が何だか分かんないんで、頭の中の記憶を整理するのにね、ちょっと今晩一晩掛かりそうですね。ただ、今日はこのSP二人がわざわざアメリカから来てくれたんでね、それは心強かったですよ。Thank you!! GUYs!! Make JAPAN Great Again!!(SP二人と握手を交わす)今日言えるのはそれだけですよ」

――高橋奈七永選手も力強い仲間だったと思います
「奈七永さんと、フラッシュディックに助けられましたね。息子のミニマスター君が元気なかったけどね。まああとは彼らに聞いてください!これで地球の平和は守られたんでね、皆さん安心して年を越してください!それだけですよ!」


バラモンシュウ&バラモンケイ&高橋奈七永&DASHチサコ
シュウ「試合終わってから一言も喋ってないけど大丈夫か?大丈夫か?」(ミニマスターに)
ケイ「大丈夫か?大丈夫か?」(ミニマスターに)
奈七永「声を聞いてない!」
ケイ「声出したら死ぬから!!」
シュウ「エネルギーを使っちゃダメなんだよ!!」
ケイ「砂漠にいるトカゲと一緒だよ。動いちゃいけねぇんだ」
奈七永「パッションだよパッション」
シュウ&ケイ「パッション」
奈七永「パッション!!」
シュウ「パッション出たか?」
ケイ「溢れ出たぜぇ~」
シュウ「今回最大の敵だぞ」
ケイ「そうだなぁ。ミサイルだぜ?」
シュウ「ミサイルだぜオイ」
ケイ「あんなでけぇミサイルが後楽園に来たのなんて初めてじゃねぇか?恐ろしい闘いだったぜ。ゾンビだろ?ミサイルだろ?これは国難だったぜ?」
シュウ「……大丈夫なのかな、こういう色んなことが起きてるけれども」
ケイ「でも、マスターが居るから大丈夫だ!マスターが地球を救ってくれたぜぇ!」
シュウ「(記者陣を見渡して)……地球を救ってもらったのに嬉しそうな顔をしてるやつがいねぇなぁ?」
ケイ「おいお前、『フフフ』ってなんだ『フフフ』って!鼻で笑いやがって!」
シュウ「あとな!お前ら暗いよ!」
奈七永「パッション出せ!!パッション!!パッション出してこ!!」
ケイ「あとな、お前らメガネ率がたけぇんだよ!!」
シュウ「メガネかけてる奴ってのは大体悪いやつなんだよ。知ってるかオイ!メガネに良い奴っていねぇんだぞ!!」

――一応、これで我々は安心して年を越せるんですね?
一同「越せる!」
シュウ「毎年そうだっただろ?!お前12年間も……もう12年か……」
ケイ「そりゃ俺らも41になるわなぁ」
シュウ「41だよ。見ろ!十何年もこんなことやってるから、最早社会復帰は無理だぞ?!」
ケイ「俺達はもうドロップアウトしちまったからな!でも俺達はマスターについて行くぜ!」
シュウ「マスターに着いていけば生きる希望が……」
ケイ「そう!生きる希望!お前らだけじゃない!俺達もマスターから頂いた!死んだと思ったからな、マスター」
シュウ「ホントだよ。ありゃあ大事故だったからな」
ケイ「見たか?」
シュウ「全く使えないSPがなぁ」
ケイ「あそここそ助けるべきだろ?!アイツら派遣かなんかか?!派遣のSPか?!アルバイトか?!」

――サスケ選手は先程「彼らが居たから勝てた」と仰っていました
ケイ「俺達には分からねぇよ?!」
シュウ「じゃああとで聞くわ!!」
ケイ「手ェ一つ出さなかったからな?!突っ立ってるだけでなあ?!びっくりしたよ!!」

――高橋奈七永選手はムーの太陽の一員として闘いましたが、如何でしたか?
奈七永「宇宙大戦争はこんなにも……こんなにもスゴイものだっていうのを身をもって今日体感できて、涙が出そうなくらい感動しました!」
シュウ「(マスコミ陣に)お前ら誰も涙を流してないじゃないか!!」
奈七永「なんで泣いてないの?!なんで泣いてないの?!私は今日マスターに生きる力をもらいましたよ!」
ケイ「(余所見をしていた記者を発見して)ってお前どこ見てんだよ?!水野晴郎みてぇな顔しやがって!!あんま突っ込んじゃいけねぇのかこういうことは……(ツボに入って笑っている記者を発見して)笑いすぎだお前!お前だってスポック船長みてぇな顔してんじゃねぇか!」

――平和は守られたわけですが、来年以降の展望については如何でしょうか
シュウ「分からないからな。悪の種っていうのは雑草みてぇに生えてくるから抜かなきゃいけねぇんだ」
ケイ「今日、試合後にな、ダークサイド・ムーンからの言葉が無かったからな。その辺が気になるところだな」
シュウ「なんで俺達が締めて終わったにも関わらず、バラモンのテーマがかからなかったんだ?」
ケイ「最後なんだあれは。カントリー……ロード?ジョン・デンバーだぜ?!」
シュウ「今時カントリー・ロードだぜオイ」
ケイ「ただな、俺にはあの曲には深い意味があるような気がするなぁ」
シュウ「そうかもしれねぇなぁ」
ケイ「何かかもしれねぇなぁ。地球外生命体からの何かとか」
シュウ「そうかもしれねぇなぁ」
ケイ「まあまだ誰も分かってないみたいだけど」
シュウ「ピンと来た?」
ケイ「ピンと……来た!」

――奈七永選手もピンときましたか?
奈七永「……私にはちょっと何のことだか」
シュウ「最後いなかったからね。ていうかこの辺こぞって居なかった!」
ケイ「お前らなんで帰ったんだよ?!で、なんでお前だけ残ったんだよ?!(チサコを指差して)」
チサコ「はい、シュウさんのTシャツたたみました」(試合中にシュウが脱ぎ捨てたシャツが綺麗にたたまれた状態で手渡される)
シュウ「えぇ……いいよ……」
ケイ「お前はそういう……コイツは洗濯物とかたたまない奴なんだよ!くしゃくしゃにして置いといてパッと着るのがいいんだよ!!」
シュウ「服なんてな、一回着たら捨てちゃうんだよ!廃棄だよ廃棄!」
ケイ「服は使い捨てだよ?!……こんなことを話している場合じゃない!地球の平和が守られたのに!こんなミクロの話をしてるんだ?!なんでこんなニッチな話をしてるんだ?!」
シュウ「いいじゃねぇか。平和が訪れたからこそ話せるミクロな会話だよ」
ケイ「そうだな」
シュウ「この普段の会話ができなくなるなんて、こんな悲しいことはない」
ケイ「そうだね。普通なことが出来るのが、しあわせだね」
(ケイがコメント会場の側にサスケのSP二人が整列して立っているのに気付く)
ケイ「なんでお前らそこにいるんだよ?!お前らなんでいんだよ?!マスター今上にいるだろ?!守れよ!!」
シュウ「なんかあるかも知れねぇだろ?!
(SPの一人が「何を言っているのか分からない」というジェスチャーで応える)
シュウ「時間切れか?お前ら時間給で働いているのか?」
ケイ「なんだ、終わったら帰るのか。……分かった!コイツら今ギャラ待ってんだ。コイツらもらったらすぐ帰るぜ?!」
シュウ「または他にいい仕事が見つかったんだろオイ」
(SPの一人が首をかしげるジェスチャーをする)
ケイ「何首かしげてるんだよ!お前ら意味分かってねぇだろ?!」
シュウ「……まあ、今年も年が越せそうでよかったな。また来年悪の力が降りてくるかもしれないからな。今回あれ、ヤッペーマンだろ?ヤッペーマンって元々正義だろアイツら。でもアイツらの中にある小さな悪が心の隙間に入って、ダークサイド・ムーンに入られて大きな悪になってしまったんだ」
ケイ「そうだな。俺達も一回騙されてるからな。ダークサイド・ムーンは恐ろしい男だよ。お前らも悪の手に染まらないように」
シュウ「お前らはもう染まってるんじゃないのか?(記者陣に)」
ケイ「ボディ・スナッチャーみたいなことになってんじゃねぇのか?豆人間だろお前ら。大丈夫か?知ってるかお前ら?12月15日は力道山先生の命日だぞ。プロレスの日に俺達は宇宙大戦争にプロレスで勝ったんだぞ。こんなに喜ばしいことはねぇからな」
シュウ「力道山先生の命日だけじゃねぇからな」
ケイ「そうだよ。知ってるか?この宇宙大戦争で死んだ俺達のファーザーの命日でもあるんだよ。覚えてるか?俺達の親父は最期に『焼きそばが食いてぇ』っつって死んだんだよ。だから今日焼きそば作って仏壇に供えて手を合わせてきたら勝てましたよ」
シュウ「家出て来る前にその焼きそばを俺が食ってきたんだよ」
ケイ「……アジャパー!!(赤塚不二夫風のポーズと共に)」
(妙な間が生まれる)
ケイ「なんだこのオチは!!」
シュウ「いいのかお前らな!言い足りないことはないのか?!」
ケイ「あなた喋ってないじゃないですか(ミニマスターに)」
シュウ「一言くらい、ねぇ?」
ミニマスター「せかいへいわ!」
ケイ「……重たい言葉だよ。世界平和なんて中々出て来ないぜ?」
シュウ「今どこに平和な国があるんだ」
ケイ「世界だぜ?」
シュウ「そうだよ」
ケイ「でもな、俺達はこれから宇宙を守っていこうぜ!宇宙の平和を守るんだ!俺達は宇宙防衛軍だぜ!」
シュウ「来年もみんないい年にしようね!」
ケイ「こいつら冷たいからよ」
シュウ「いいかお前ら、来年もそんなに冷たかったらな、死んで地獄に落ちて今度生まれ変わったら」
全員「ウジ虫になるぞーーッ!!」

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