船木誠勝が初防衛戦で王座陥落

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 15日、リアルジャパンプロレス『LEGEND OF THE GOLD VIII』が後楽園ホールにて開催。メインイベントでは船木誠勝の持つレジェンド王座にスーパー・タイガーが挑戦した。

 初防衛戦が鬼門となっている船木だが、試合が始まるとグラウンドの一進一退の攻防からスーパーがソバットからパイルドライバー。マジックスクリューからランニングニーと怒涛の攻めを見せると、船木はミドルキックから首投げで倒しPKでお返し。必殺のハイブリッドブラスターの体勢も、着地したスーパーが投げ捨てジャーマンからフェイント付きのバズソーキックを叩き込み、タイガースープレックスホールドで3カウントを奪った。
 3度めの初防衛失敗に船木は無言でリングを後にし、スーパー・タイガーは「この3月で10周年。10年やってきましたけど、2年前に船木選手にベルトを獲られて、全日本プロレスの諏訪魔選手と戦って、ZERO1さんの火祭りも上がって、自信を持って今日という日を迎えました。ただ、船木選手は僕に何を教えたいのか、『お前、よそに出てかぶれてんじゃねぇぞ。もう一回目を覚ませ』というメッセージは向かい合った時に感じました。それが出ていたのが最初の5分のレスリングだったんじゃないかと。やっぱりプロレスというのは根本に戦いがなくてはならないんです。そのバトンを受け取った気がしました」とコメント。

 スーパー・タイガーは今後の防衛戦の相手として、大谷晋二郎や関本大介の名前を上げた。

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