【試合結果】7・2 WAVE後楽園ホール大会 【Regina】山下りなvs水波綾 【WAVE認定タッグ】米山香織&チェリーvs桜花由美&宮崎有妃 浜田文子vs門倉凛

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『BE EXCITING』
日時:2017年7月2日(日)
会場:東京・後楽園ホール
観取:628人

▼ヤングWAVE~ファンタスティックWAR~(20分1本勝負)
○夏すみれ/沙紀(フリー)
10分26秒 妖乱→片エビ固め
●フェアリー日本橋(OSAKA女子)/藤ヶ崎矢子(PURE-J)

▼スクランブルWAVE(20分1本勝負)
飯田美花/○志田光(魔界)
11分38秒 魂のスリーカウント→片エビ固め
春日萌花/●希月あおい(フリー)

▼MIXED WAVE(20分1本勝負)
○朱崇花/後藤恵介
9分19秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●長浜浩江/田中稔(フリー)

▼チャレンジWAVE(15分1本勝負)
○大畠美咲
6分48秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●桃野美桜(Marvelous)

▼チャレンジWAVE(30分1本勝負)
○浜田文子
7分56秒 ライガーボム→エビ固め
●門倉凛(Marvelous)

▼DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
【挑戦者組/ゴキゲンBBA】米山香織(フリー)/○チェリー(DDT)
14分27秒 ファンタジーイリュージョン
【王者組/OVER SUN】桜花由美/●宮崎有妃(フリー)
※OVER SUNが4度目の防衛に失敗、ゴキゲンBBAが第18代王者組となる

▼Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
【挑戦者】○山下りな(OSAKA女子)
19分22秒 ラリアット→片エビ固め
【王者】●水波綾
※水波が6度目の防衛に失敗、山下が第6代王者となる

山下が水波を破りRegina初戴冠!恥ずかし固め対決を制したゴキゲンBBAが新タッグ王者に!浜田文子がメキシコから凱旋帰国!

第1試合


 夏すみれと藤ヶ崎矢子の仁義なき戦いが帰ってきた。昨年のWAVE12・20蕨で行われた仁義なき5本勝負で矢子が勝利し、一旦の決着が付いた両者の抗争だったが、夏としては負けたままにしておくわけにはいけない。WAVE10周年記念興行でのYシャツマッチに弾みをつけるためにも、プロデューサーのプライドを懸け、リベンジに挑んだ。

 試合前からバチバチムードの夏と矢子。そのまま2人が先発しエルボーで打ち合う。そこにフェアリーがスキップで登場する。矢子とのクローズラインを狙うが、かわした夏が両腕ネックブリーカードロップ!
 続いてフェアリーvs沙紀。フェアリーの自己紹介を妨害した沙紀がダイヤル固めへ。そしてリバーススプラッシュを狙うも、フェアリーは「さきっぽ。私、大阪から来ているの。最後にあれだけはやらせて……」と懇願。優しい沙紀がコーナーから降りると、フェアリーは魔法で選手、レフェリーを次々とホイップしていく。さらにはステッキで沙紀をぶっ叩いて、大満足の交代となった。
 続く矢子は沙紀にミサイル発射。沙紀の上に夏をボディースラムで叩き付けたあと、フットスタンプをお見舞いする。
 再び夏vs矢子となると、恒例の暴言エルボー合戦。口では夏が優勢か? しかしすぐに矢子もバックドロップ→変形ゴリースペシャルでやり返す。両者一歩も譲らぬなか、矢子が先にチェンジに成功。フェアリーはステッキ攻撃から真空蹴りへ。キックアウトされると矢子のヒップアタックを呼び込んだが……。これが運悪く同士討ち。すかさず夏がフェアリーに妖乱を決めて3カウントを奪った。矢子からはフォールを奪えなかったものの、チームに勝利をもたらした。

夏「(矢子に向かって)おい、控室で化粧でも直してこいよ! 気を取り直して、Yシャツマッチ・プロデューサーの夏すみれです。というわけで、新宿大会で(Yシャツマッチの)出場選手が出揃いました。夏すみれ、春日萌花、雪妃真矢……」
矢子「おい、ちょっと待て! 去年、お前をボコボコにしたのに、何ふざけたことしてんだよ!」
夏「なになになに……」
矢子「8月12日、私スケジュールあいてるけど?」
夏「出たいってこと? 冗談は顔だけにしろよ!(スクリーンを指しながら)見ろ! お前に入る隙間は1ミリもねーだろ? スケジュールあいてる? よかったらリング設営きて下さーい」

第2試合


 WAVE6・22新宿でレジーナ・水波綾と引き分けた志田光。虎視眈々とレジーナへの返り咲きを狙うなか、この日は金髪にイメチェンした飯田美花とタッグを結成。春日萌花&希月あおいの“SO ON FLOWER(以後、SOF)”との対戦となった。
 先発は春日vs飯田。グラウンドに持ち込んだ飯田がフットスリーパーで試合をリードするも、SOFはレフェリーの目を盗んでダブルの攻撃。流れを変えてみせる。
 ならばと志田が春日の腰攻めで攻守逆転。ローンバトルを強いられる春日だったが、飯田へのブラ下がり腕十字で攻勢に転じると、希月が志田&飯田にジャンピングラリアット→セントーンで続く。
 攻め込まれた飯田だったが、希月に腕固め。ブレイクされるとエルボースマッシュで追い打ちをかける。トレイン攻撃を挟んだあと、志田がスリーカウントを狙うも、かわした希月がエルボーで反撃。ダブルリストアームサルトでカウント2。春日のダイビング・クロスボディー、コルバタ、クリストが決まるが、これは飯田がミサイル弾で志田を助ける。
 このチャンスに志田は目突き! すぐに走るも、SOFがカウンターのダブルボディーアタック。そして春日がダイビング・フットスタンプに繋げる。
 キックアウトした志田はジャンピングニー、バックブリーカーで反撃。一気に畳みかけようとするが、希月の騒音攻撃から春日がチャカチャカへ。ならばと飯田も出ていき、春日にコンプリートショット。すかさず志田が後頭部へのスリーカウント→ファルコンアロー。最後は魂のスリーカウントでトドメを刺した。

第3試合


 第3試合は、WAVE5・3後楽園大会以来、2度目のタッグ結成となる朱崇花&後藤恵介の東北タッグと、初タッグとなる長浜浩江&田中稔の一戦となった。
 先発は朱崇花vs稔。スタートから躍動する両者。ドロップキックが相打ちに終わると、お互い軽々と飛び起きてみせる。日本初のジェンダーレスJKファイターとして注目を浴びる朱崇花が互角の内容で食らいつく。
 後藤vs長浜となり、後藤がヘッドロック。ショルダータックルで吹っ飛ばしたが、長浜もドロップキックでやり返す。続く稔が「このジャガイモがっ!」と後藤にニードロップ。スリーパーに捕らえていく。ブレイクされるとミサイル弾を発射させる。
 防戦一方の後藤だったが、エルボーを皮切りにセントーンで反撃。朱崇花が串刺しエルボー、フロントキックで続く。
 稔もカウンターのドロップキックでやり返すと、長浜もドロップキックで追撃。串刺しドロップキックでカウント2。焼豚からブレーンバスターを放つと、稔とのクローズラインを狙うも、朱崇花がブーメランアタックで迎撃してみせる。
 ローンバトルを強いられる長浜だったが、稔が助っ人に入り、朱崇花にトラースキック、顔面ドロップキックをお見舞い。すかさず長浜は反撃のサクラ落としを放つが、朱崇花もキックアウト。朱崇花は後藤のバックフリップを呼び込むと、ランニング式シューティングスタープレスを投下。最後はムーンサルトプレスで仕留めてみせた。手応えを感じたのか、稔は朱崇花に1vs1のジェスチャーをしてリングを降りた。

 試合後、二上社長が後藤を呼び止め「後藤の大田区のカード、タッグか6人タッグになる予定です。2人大物が決まりました。ディック東郷。2人目、ケンドー・カシン」と発表。後藤は土下座で感謝の気持ちを表した。

第4試合


 WAVE5・14蕨大会で行われたタッグマッチで、対戦経験がある大畠美咲とMarvelousの桃野美桜。今回、初シングルマッチを行うことに。
 スタートからエンジン全開の桃野。ヘッドシザースホイップから押さえ込みを連発していく。クロスボディーで飛び込むも、大畠がキャッチし、攻守逆転。顔からバン、変形キャメルクラッチで捕獲する。
 なんとか耐えきった桃野は小刻みエルボーでやり返すと、ドロップキック4連発。キックアウトした大畠は桃野の足を踏みつけようとするが、桃野がかわして逆に踏みつける。勢いに乗る桃野はダイビング・クロスボディーでカウント2。
 大畠もカウンターのエルボーを放つと、低空ボディーアタック→ミサイル弾でカウント2。さらに旋回式ダイビング・ボディープレスを放つも、寸前でかわした桃野が丸め込みを連発。すべて返した大畠は、カウンターの裏拳からぶっこ抜きジャーマンで貫録勝ち。試合後、大畠から握手を求めると、張り返す桃野。大畠もフロントキックでやり返してリングを降りた。

第5試合


 昨年のWAVE12・29後楽園を最後に、メキシコAAAに行っていた浜田文子。当初は、4月に帰国予定だったが、AAA最高峰のベルトREINA DE REINASを戴冠したことにより帰国が延期。今回、同ベルトを持参しての凱旋とはならなかったが、メキシコのハードコアインディー団体が保持するAKE王座を獲得しての帰国となった。対戦するのは、Marvelousの門倉凛。文子のいない間に開催されたCATCH THE WAVE 2017に初出場、決勝トーナメント初進出を果たした門倉は、世界の文子を相手にどんな闘いを見せるのか? 興味深い一戦となった。
 序盤はお互い慎重モード。突破口を開いたのは門倉だった。ドロップキックでチャンスを作るも、文子は冷静に張り手。ボディースラムで叩き付けていく。しかし門倉もやり返すと押さえ込みを連発。エルボーで向かっていくが、文子は強烈な一発でやり返す。
 だが、門倉もドロップキックの連発からミサイル発射。ウラカンラナを狙ったが、文子がパワーボムに切り返す。さらに文子がワキ固め。後頭部へのキックをお見舞い。そしてライガーボムの体勢に入ったが、今度は門倉がウラカンラナで切り返す。すぐさま丸め込みを連発していったが、いずれもカウント2止まり。ならばと走る門倉だったが、文子がカウンターのスクリューキック。すかさずライガーボムで葬った。

<試合後コメント>
浜田文子
——腰に巻いていたのは?
「AKEっていうベルトです」

——AAAのベルトはどのくらい持っていた?
「1カ月ちょいくらいですね。いやー、疲れてはいないですよ。緊張感っていうね。日本のマットで試合、実際、曲が鳴ってリングに近づいて、リングに上がった時の緊張感がたまらないですね」

——ベルトを持って帰ったということはまたメキシコへ?
「そうですね。でもいつかはまだ決まってないです」

——門倉はどうでしたか?
「なんだろ、自分がいなかった間、キャッチか何かに出たみたいで、そこそこいい結果を残せたというのは聞いたからやっぱりワクワクしましたよね。デビュー戦の相手だし、でもなんかいい物を持ってるから、でも逆にわからんでもないんですけど、緊張に負けちゃったのかな」

——今日は緊張した者同士の対戦になってしまった?
「そうですね。こういうのがあるからまたプロレス頑張ろうっていう思いが強くなる。まあ頑張ります」

——日本で防衛戦をやる予定は?
「できるなら。ハードコアのベルトなんで、ハードコアのインディーの団体で全試合ハードコアでその中に女子がいる」

——メキシコはよかった?
「よかったです」

——しばらくは日本にいる?
「はい」

——今後はメキシコの方が多くなる?
「いやー、今回メキシコにこんだけ行かせてもらって、なんかいいことばかりじゃない。ヤなこともありつつ、『コンチキショー!やってやろうじゃないか!!』っていう気持ちが生まれたから。20年近く日本でやってきて、名前もそこそこ知られて、でも、あっちではやっぱりお姉ちゃんとか父の名前が強いから、(自分の名前も)残したいなっていう気持ちになった。こっちで頑張って残したいなっていう気持ちになりました」

第6試合


 米山香織&チェリーの“ゴキゲンBBA”が用意した若手チームが、桜花由美&宮崎有妃の“OVER SUN”と引き分け勝利を収めたことで(6・22新宿大会)、実現に至った今回のタイトルマッチ。恥ずかし固めをかけられることに異様なまでの執念をみせるBBAの念願は叶うのか? 勝敗もさることながら、恥ずかし固めを巡る攻防に注目が集まる。

 握手のかわりに己の身を差し出すBBA。早くもやる気満々だ。その気合をOVER SUNが連係攻撃で打ち砕く。宮崎がハンマー式ボディープレスで桜花をチェリーに投下!
 桜花vs米山となり、米山がモンゴリアンチョップで挽回。ランニング・ニーで飛び込むも、桜花もアンクルホールドへ。これをエスケープした米山はチェリーと交代する。
 すると今度はチェリーvs桜花で「ババア!」のラリー。桜花が打ち負かし、チェリーが場外へ。助けに入った米山にはブラ下がりブラディーEXを決める桜花。リングにチェリーを戻すと合体DDTを決める。
 続いて宮崎vsチェリーへ。するとチェリーは自作自演の恥ずかし固めへ。強引にかかってみせると、「恥ずかし固め、かかったぞ!」と大喜び! ならばと宮崎は米山にリップロック。チェリーにも狙うが、これは桜花に誤爆。なんとかチェリーに成功させるも、チェリーは堂々と口元をぬぐうと、かんぬきからのリップロック返し! 精神的ダメージを追った宮崎に春夜恋を狙うが、これは桜花がカットする。
 もう一度、春夜恋を狙うチェリーだったがハリケーンドライバーに切り返す宮崎。合体ライガーボムを挟んだ宮崎は、ムーンサルトプレスを投下。これはカウント2。
 今度はチェリーが熟女でドーン!の連発から、米山のダイビング千豚♪→チェリトーンボムを投下。ゴキゲンバスターの体勢に入るも、回避した宮崎が外道クラッチへ。これは米山がカット。ここを勝機とみたチェリーは、フェイントを入れてのファンタジーイリュージョンで3カウント! 念願の恥ずかし固め、そして王座奪取に成功した。

チェリー「みなさん、恥ずかし固めかかりましたー! この夢を、応援してくれた皆さんのおかげですぅ」
米山「ありがとうございましたーー! 恥ずかし固めもかけられたし、ベルトも取れたし、ゴキゲンすぎるよね。挑戦者は誰でもいいよね。誰でもかかってこーい!」

 そこに長浜浩江が現れる。

長浜「オバサンでも、ババアでもどっちが勝っても今日挑戦しようと思っていました。パートナーはも決めてきました。社長の許可も得ています。だから挑戦させてくださいいいですよね、米山さん、チェリーさん!」
チェリー「いやいやいやいや、ちょっと待ってよ。誰でもいいって言ったけどさ、私たちよりさ、若くておっぱいの大きい子に来られちゃったら、私たち応援してもらえなくなっちゃうから、アナタの挑戦は受けないわ。お出口はアチラでございまーす。バイバーイ」
長浜「私の大田区のパートナーはこの人!です。(小林香萌の写真が映し出される)小林香萌さんです! なので8月12日、大田区でタイトルマッチ、ヨロシクお願いしまーす! いいですよね、GAMIさん!」
二上社長「いいよー」
長浜「いいって言っています」
チェリー「いま感動のベルト戴冠なのに、ちょっとどうしてくれるのよ、アンタ! まあ、でもいいよ。別に大田区でも私たち防衛すればいいよね。大田区でもみなさん応援よろしくお願いしまーす」

 BBAが退場すると、入れ替わるように野崎渚がリングに上がる。

野崎「ちょっといいですか? 宮崎さん、試合、お疲れさまです。宮崎さんは8月12日、タッグのチャンピオンとして迎えると思っていたので、諦めていたんですけど、私の復帰戦の相手、宮崎さん、よろしくお願いします。ただシングルは正直、不安があるので、タッグでお願いしたいんですけど、私のパートナー、デビューしたころ一緒によく組んで、青春をともにしていた、あおいちゃん! 私とまた組んでくれますか?」
希月「もちろんOK!」
野崎「ありがとう!」
宮崎「ご覧の通り、タッグチャンピオンじゃなくなったから……やりましょう」
野崎「ありがとうございます」
宮崎「じゃあ、私のタッグパートナーは……飯田、上がってこい」
フラれた格好となった桜花が体育座りで落ち込むなか、マイクが続けられる。
宮崎「……なんかホラ、NEOっぽい感じで、アナタJDスターだったから……。そう、こんな感じでどうでしょう。8月12日の野崎復帰戦。野崎渚&希月あおいvs宮崎有妃&飯田美花でよろしくお願いします」

<試合後コメント>
ゴキゲンBBA
米山「はずかし固めもベルトも手に入れて、今日は我々の完勝だと思います!」
チェリー「ねー! 欲しいものなんでも手に入っちゃったね!」

——自らはずかし固めを食らうという秘密兵器が出たが?
米山「アレで精神的ダメージ大だよね」
チェリー「はずかし固めとキスで勝負あったね!」
米山「私はリング上のキスとかまだ動揺してしまうんですけど…」
チェリー「はずかし固めもキスもそんなものに私は動じないですよ。ドンと来いですよ、まだまだ修行がたりないよ!」
米山「カッコいいー! チェリたんを見習わないとー」

——長浜&小林組が挑戦表明したが?
チェリー「やっぱ若くてかわいい子が来たらお客さんはそっちを応援しちゃうから、どうしょう? またなんか作戦を練らないと」
米山「ねえ…」
チェリー「私たちが応援されるための作戦を募集しようかな」
米山「そうだね。一般公募で」
チェリー「よねたんとはずっとタッグを組んでいきたいので、このベルトはやっぱりずっと防衛して。ゴキゲンBBAで暴れまくりたいと思います!」

OVER SUN
——ベルトが無くなったと同時に急展開が訪れたが?
桜花「なんか私、凄く悲しくなりました。私、防衛したら野崎でもいいかなって思ったんです。まだ若いし、需要あるしと思って」
宮崎「いいじゃん、野崎とあおいちゃん。見たらNEOっぽいかなって」
桜花「野崎が出てきてあおいちゃんが呼ばれて、あっ、NEOっていう雰囲気はね。これ、私アピールしないとヤバイかもって思ったら本当に視界に入ってなくて」
宮崎「飯田が髪色変えてきたら目立っちゃって(苦笑)」

——復帰後はじめて野崎とは当たるが。
宮崎「最後にNEOの解散試合で6人タッグやった以来だと思います。それもあまり記憶にないし、野崎とはそんなに当たってない。試合も覚えてないし。WNCやってたときも私、その試合、見てないし」
桜花「ヘタしたら7~8年?」
宮崎「そうそう、なる。緊張しますけど」

——試合を振り返ってはいかがですか? チェリーさんにやられましたが。
宮崎「私ね、人に精神的なダメージを与える方なんですけど、ちょっと今回はね……」

——向こうの方が年上ですもんね。
桜花「そうです、そうです! でも、恥ずかし固めを逆にかけさせられたときに宮崎さんがギブアップしちゃうんじゃないかと思った。もう無理みたいな。そこからちょっと戦意喪失していて」

——相手がうまかった?
桜花「やっぱり年の功っていうヤツですかね」
宮崎「ずっと拒んでたじゃん? 拒んでいた分、考えてたんだなって凄く思った。私がどこかで恥ずかし固めをしてやればよかった。そうしたらそんなに……。なんていうの? 今日じゃなくてもっと前にかけておけば、恥ずかし固めをかけさせようって練ることはしなかったかも……」
桜花「拒みすぎましたね」
宮崎「でも、嫌なもんは嫌なんです」
桜花「何人か救急車で運ばれていますよ、お客さん(笑)」

——宮崎さんは大田区のカード決まりましたが、桜花さんはどうする?
桜花「本当ですね。次はレジーナかな。今日の勝ったほうとか。今日次第です」

第7試合


 今年のCATCH THE WAVEを制し、9代目波女となった山下りなが2016年3月以来の、2度目のレジーナ挑戦。波女を取った今だからこそ、初戴冠への期待が高まる。これを待ち受けるレジーナ・水波はこれが6度目の防衛戦。初防戦となった大畠美咲戦以降、ほぼ毎月タイトルマッチを行うというハードスケジュールをこなし、風格も備わってきた水波。今回、防衛に成功すると、WAVE10周年記念興行は、チャンピオンとしての出場がほぼ確定する。

 静かな立ち上がりから、ショルダータックル、エルボーのラリーへ。パワーでは水波が押したが、すぐに山下が後頭部へのランニング・ニー、サソリ固めでやり返す。ブレイクされるとニュートラルコーナーから突進する山下だったが、水波がカウンターのフロントスープレックス!
 裏投げで追撃した水波はコーナーに登るも、追いついた山下が雪崩式ブレーンバスターに切り返す。これで両者ダウン。ほぼ同時に立ち上がると、エルボーの打ち合いに発展する。これは水波に軍配が上がるも、すぐに山下がバックドロップ、引き込み式ラリアットでやり返し、胴締めスリーパーで捕獲する。ブレイクされると、山下はホットリミットの体勢!?
 なんとか回避した水波がイチジクへ。山下のスタミナを奪ったあとスピア→裏投げで追い打ちをかける。そして、ホットリミットの体勢に入る。
 これを山下も切り返し、掟破りのホットリミット! ところが、カバーに行けず両者ダウン。ラリアットの相打ちから水波が一発お見舞い。すかさず走る水波だったが、山下がカウンターのヒザ蹴り、そしてトラースキックを放つ。
 今度は山下が走るも、水波がラリアットで迎撃。そしてホットリミットを狙うが、かわした山下が頭突き! 水波も頭突きでやり返すと、山下の額から鮮血が流れ落ちる。だが、山下は怯むことなく、ラリアット→スライディング・ラリアット→ラリアットを猛攻。ダメ押しのラリアットで熱戦に終止符。山下がレジーナを初戴冠した。

エンディング


二上社長「山下、気持ち悪いくらい強かった。好きなこと言っていいよ」
山下「今日、応援しにきてくれたみなさんありがとうございます。私は、誰よりも、一番最初にお礼が言いたい人がいて、それは水波さん! 今日のアナタも最高にカッコよかったです。私が9代目波女になったとき、リング上で水波さんは誰にも聞こえない小さな声でありがとうって、あっ違った。『おめでとう』って言ってくれたの、忘れません。強くてカッコいいだけじゃなくて、アナタのように自分と向き合ってみんなに優しく、そして強く。カッコいい人に私もなりたい。だから、これからもよろしくお願いします。GAMIさん、私は大田区体育館で世志琥とシングルマッチできるんでしょうか?」

 二上社長が○のマークを出すと、スクリーンには山下vs世志琥決定の文字。さらに二上社長は「勝った時用に……」ともう1パターンのスクリーン表示を指示。そこには“Regina di WAVE選手権試合”と記されている。

山下「試合順は知らんけど、これだけは間違いないです。世志琥vs山下りな、シングルマッチ絶対に見る価値アリです! レジーナとして、WAVEのチャンピオンとして、世志琥とシングルマッチ挑みたいと思います。みなさん応援よろしくお願いします」

 最後は全選手がリングに上がり、記念撮影。WAVE10周年興行まで41日であることがスクリーンに映し出されると、山下は「みなさん、休みを取って下さい。俄然燃えてきました」とマイク。そして、恒例の「これが、WAVEだー!」で締めくくった。

<試合後コメント>

山下りな
「ありがとうございました。本当に水波さんと試合できてよかったというか。水波さんがいてくれてよかったなって、心の底から思いました」

——レジーナのベルトがありますが感触は?
「凄く重いです。いままでレジーナの人たちの思いとか、そして今日の水波さんのベルトへの思いと、私への気持ちを背負っていきたいと思います。でもそれは私にとっては重みじゃなく、後ろ盾というか追い風になるんじゃないかなって。ぶっちゃけベルトは、昔はベルトなんて重荷やって思ってたけど、いまはぜんぜんそんな思わないし、このベルトを持つことによって、私のプロレスがもっと輝けばいいなって、ベルト持ったらこんなにおもろいぞって、プロレスおもろいぞってもっと広められたらなって思います。絶対に水波さんもそれを望んでいるし、あー楽しかった。ははは。もう真っ赤ですよ。水波さん色ですね。はじめて流血しました」

——はじめてですか?
「初流血です。痛い(苦笑)。OZにあんなに上がっているのに」

——水波選手への気持ちが表れたのが逆ホットリミットだったが?
「そうですね。ぶっちゃけ掟破りというか、それも絶対他の人じゃできなかったし、水波さんを信じてます。これからまだまだ教えてもらいたいことがあるし、波女の決勝で闘った大畠さんともまだまだやっていきたし、敵は増える一方ですが、それは私の追い風でしかないですね。いまは。誰でも来いですね。ベルト取って、WAVEの10周年、大田区大会、世志琥とのシングルマッチ、このベルトをかけて突っ切ってやりますよ。どうなるかはわからないけど、やっぱり世志琥と試合したその向こう側にまた行きたいです」

水波綾
「結果は出たとおりなので。私より山下が強かったっていうことなので、この結果を見た人にどう映ったのかなって。もちろんメッチャ悔しいんですよ。大田区を目標にやって来て、タイトルマッチをして取られてあと一歩でそれが遠のいて。でも、レジーナとしてやって来たことに後悔はないから胸を張りますし、ここからが新たなスタートだと思います。レジーナは私を引き上げてくれたから、それがなくなったところからのスタート、楽しみにですよ。悔しいけどこんなに嬉しい負けもないですし、後悔もない。またイチから立ち上がりますよ」

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