“衰え知らずのFカップ”大畠美咲が引退を前に同期と5人掛け!本当はEカップであることを暴露され「言っていいことと悪いことがある!」
- 2018-12-6
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- プロレスリングWAVE
5日、東京都・新木場1stRINGにてプロレスリングWAVE『weekday WAVE vol.120』が行われ、年内での引退を発表している大畠美咲が5人掛けを行った。
大畠は、2006年にJDスター女子プロレスでデビューし、エスオベーションを経てWAVEへ移籍。その後はWAVEに所属しRegina di WAVE(WAVE認定シングル王座)、WAVE認定タッグ王座を各2回獲得するなどエースとして活躍。自身のTwitterプロフィールに『#Fカップ』と入っており、“衰え知らずのFカップ”をキャッチコピーにセミヌードDVDを出すなどスタイルを売りにもしていたが、今年5月にはDDT所属のプロレスラー・大石真翔との結婚を発表し12月29日の後楽園ホール大会での引退を発表。以降はWAVE内外で大畠の引退ロードを彩るメモリアルマッチが行われてきたが、この日は大畠と同じく2006年デビューの同期5人との5人掛けを行った。
試合は、大畠の希望により一人10分ずつの合計50分を大畠一人で闘いぬくアイアンマン形式で行われた。
1番手は、かつて「ラブドライト」「ブラック・ダリア」としてユニットを組んできた仲間でもあるPURE−J認定無差別級王者・中森華子。それぞれ悔いを残さぬよう全力でぶつかり合い0-0で時間切れ。
2番手は、我闘雲舞のスーパーアジア王者・里歩。同期ながら当時里歩は小学生だったこともありあまり試合で絡んでこなかったという2人だが、我闘雲舞のエースに成長した里歩を相手に大畠も本気で対峙し、1-1のドローでタイムアップ。
3番手は、互いに若手時代にしのぎを削った仙女のDASH・チサコ。チサコがイス攻撃からホルモンスプラッシュで一本先取。大畠もスカイブルーSHを放っていくが腕攻めの影響でフォールまで行けず1-0でチサコが勝利。
4番手は、巡り巡ってWAVEの仲間として切磋琢磨してきた野崎渚。試合前から感極まって涙する野崎だったが、ドラゴンスリーパー、ドルミルと容赦ない攻撃で2本先取し、2-0で勝利し大畠を送り出す。
最後は、エスオベーション時代に3Sというタッグチームとして活躍し、息吹時代には後楽園のメインでJWP認定ジュニア&POP王座を争ったこともある松本浩代。松本も涙を浮かべながら入場するが、大畠は逆に「やれるのか!」と喝。「大畠、やめるなよ!」とチョップをお見舞い。大畠が「やめるよ!」とエルボー弾で返すも、松本は「やめないでほしかったよ!」と気持ちを伝える。
しかし、松本は湿っぽいのはらしくないと思ったか、大畠が新木場1stRINGに住んでいたことや、本当はFカップではなくEカップであることを暴露。大畠は営業妨害だと激怒し「言っていいことと悪いことがある!」と反撃にかかる。最後は松本が5本、大畠が1本奪取し、5-1で時間切れ。
試合後は6人揃ってコメント会場に登場し、5試合50分を戦い抜いた大畠は「意外と闘えますね。引退を意識したときに50分丸々やりたいというのは考えて、その丸々出来る体力があるうちに引退したいと思ったのでやっぱり今は一番いいタイミングだったんだなと思います」とコメント。
そして、「今日やったら実感が湧くのかなって思ったんですけど、なんか湧かないですね。試合楽しかったし、辛いし、苦しかったけど、やっぱり楽しいことのほうが勝るし、今日までにいろいろ溜まることがあったんですけど、試合すると楽しい。清々しく終われるので、まだまだ実感湧かないです。今日の調子のまま最後まで突っ走りたいと思います」と引退を迎える29日に向けて笑顔で意気込みを語った。