【試合結果】4・6 WAVE新木場大会 桜花由美&桃野美桜vs安納サオリ&本間多恵 水波綾vs高瀬みゆき 浜田文子&旧姓・広田さくらvs宮崎有妃&野崎渚 大畠美咲&チェリーvs長浜浩江&朱崇花 飯田美花vs小波

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『HAPPY BIRTHDAY WAVE〜SAKURASAKU3.9〜』
日時:2018年4月6日(金)
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:152人

▼メモリアルWAVE〜飯田美花引退ロード 15分1本勝負
○飯田美花
6分16秒 ヒザ十字固め
●小波(GPS)

▼波戦隊WAVEレンジャー 30分1本勝負
大畠美咲/○チェリー(DDT)
15分26秒 春夜恋
長浜浩江/●朱崇花

▼アブノーマルWAVE 20分1本勝負
浜田文子/▲旧姓・広田さくら(フリー)
11分34秒 両者ノックアウト
▲宮崎有妃(フリー)/野崎渚(フリー)

▼CATCH THE WAVE 2018 Crazyブロック公式リーグ戦 15分1本勝負
○水波綾【2勝2敗=4点】
6分58秒 ホットリミット→片エビ固め
●高瀬みゆき【4敗=0点】

▼HAPPY BIRTHDAY WAVE【39】 30分1本勝負
[BOSS to Mammy]○桜花由美/桃野美桜(Marvelous)
19分25秒 ビッグブーツ→片エビ固め
安納サオリ(Beginning)/●本間多恵(Beginning)

39歳になった桜花がビッグブーツで本間の歯を折り貫禄勝利も“女優レスラー”の後輩二人をリスペクト!桜花が故郷で市議会議員を目指すと宣言?!

オープニング


 まずは4月4日に誕生日を迎えた桜花由美がリングに上がり、「みなさん、こんばんはっ!(一部のファンの大きな声を聞いて)デカイですね、声が(笑)。みなさん、あの方に負けないようにもうちょっと大きな声をお願いします。みなさん、こんばんはーーー!(ファンが応える)ありがとうございまーす×2。本日は平日にもかかわらず、たくさんのご来場、誠にありがとうございます。2日前に39ちゃいになりました。ありがとうございます。21でプロレス界に入って、17年以上もこの業界にいるとは思ってなかったんですが、まだまだ私、オバサンと言われようがこの業界でトップを張っていきたいと思います! 三十代最後の1年間、もっともっと暴れて、若い子には負けないようにガンガンとトップを走っていきたいと思います。本日はキャッチ1本あるんですが、その他は面白いルールがあったりとかするので、ぜひ今日は肩の力を抜いて、騒いでいってください。わーって応援してくれたら選手も凄く盛り上がるので、お客さんが楽しめるように選手も楽しんでいきますので、ぜひぜひ熱い応援よろしくお願い致します!!」と挨拶。自身の誕生日興行をスタートさせた。

第1試合


 2・12後楽園にて、タッグマッチで対戦した飯田美花と小波。試合後、敗れた小波が「こんなんじゃ、飯田さんを引退させるわけにはいかないんで、今度はシングルマッチでお願いします」と再戦を直訴し、最後のシングルマッチが実現した。
 序盤からグランドの展開。静かな攻防が続くなか、小波がPKを放って試合を動かす。飯田も小波の蹴りを警戒しているようで、ヒザへのドロップキックを放っていく。さらにはアンクルホールドを狙うが、小波も切り返して腕固め。二転三転と攻守が入れ替わりながらスタンドに戻ると、小波は蹴り技で試合を組み立てる。飯田がドラゴンスクリューで切り返すと、小波も延髄斬りへ。しかし、飯田がヒザ十字で捕獲し、ギブアップを奪った。
 試合後、小波は「飯田さん×2、今日、私は飯田さんと最後のシングルマッチ、どうやったら勝てるか×2、凄く考えました。でも自分には関節技しかないなと思って、関節技で攻めたんですけど、まさか飯田さんに自分が一番得意としていた足関節技で負けるなんて思ってもみなかったです。これが最後なんて…これが、最後じゃないですよね!? (Growthの)4月25日、まだ私の相手、Xなんですよ。今日、自分はここで勝つつもりで来たので、そこに飯田さんが入るとは思ってなかったですけど、4月25日あけておいてください。シングルマッチしましょう」と、再々戦をアピール。
 この熱意に飯田も……「小波ちゃん、そこまで言うなら4月25日あいてるので、もう1回。今日負けたからもう1回って、小波ちゃんのこと大事な後輩だから、もう1回も絶対、勝ってやる。よろしく!」と快諾。これによりGrowth4・25新木場大会にて、本当に最後のシングルマッチが組まれることとなった。

第2試合


 2016年8・8新木場、2017年4・8新木場でおこなわれ、好評を博した波戦隊WAVEレンジャーが帰ってきた! 波戦隊WAVEレンジーとは、技をかけるときに技名をコールしてから、技を仕掛けるという試合形式。技名が間違っていたり、コールしたりしない場合は、フォール、ギブアップが認められない。
 試合がはじまるないなや、長浜が「ちょっと待って。やっぱり波戦隊は、自己紹介からはじめるべきなんで。だから、いつもスルーされている石黒さんが今日は先に」と促す。石黒レフェリーがその気になったところで、朱崇花と大畠が無視して試合がスタートとなった。
 最初こそ技名のコールを忘れてしまい、ノーフォールとなってしまった大畠、朱崇花だったが、コツを掴むと試合も白熱! 続いて長浜vsチェリーとなり、エルボーのラリーへ。長浜が年の差を突いた口撃でチェリーを精神的に追い込んで行く。
 しかし、ここからチェリーが石黒レフェリーを巻き込み挽回。チェリーの「ヤングスリーパー」は認められなかったものの、続く大畠の「空前絶後の逆エビ!」で勢いに乗る。
 チェリーvs朱崇花となり、馬乗りエルボーの打ち合いから朱崇花がムーンサルトを狙うが、これは自滅。チャンスと見たチェリーがダブルリストアームサルトから「熟女でドーン!」で畳みかけるが、石黒レフェリーは「チェリーさん、認めちゃダメっす!」と、チェリーの自虐とも思える「熟女でドーン!」を認めない。チェリーがホロリと来たところに、朱崇花が背後からスクールボーイ。キックアウトされると、掌底、トラースキック、ビッグブーツで攻守逆転。
 劣勢となったチェリーは腹をくくると「私は熟女だよ!」と宣言。熟女でドーン、ドーン、ドーン!を炸裂させる。さらに躊躇する大畠を説得すると、「熟女が、熟女に、熟女でドーン!」を2人で成功させ、最後はチェリーが「春夜恋!」で朱崇花から3カウントを奪った。

第3試合


 1・7新宿大会で勃発した宮崎有妃と旧姓・広田さくらの因縁対決。そこからWAVEの日常として、目が合えば乱闘に発展してきた宮崎と広田。前回の対戦(3・23新木場)が両者リングアウトによるドローだったため、今回、決着をつけるための舞台が用意された。
 文子と組んだ広田は、文子のガウンを着て入場。すっかり文子になりきっている。そしてマイクを握ると、「スローモーションの時間なんですけど、4月12日に40歳の誕生日を迎えます。それを記念して、4分12秒でお願いします」とアピール。しかし二上美紀子社長はあっさりと却下。その結果、末広がりで縁起のいい8分でスローモーションタイム(1分間)が設けられることとなった。
 試合は文子vs野崎ではじまるが、場外でも早速、広田vs宮崎が繰り広げられる。タッチしようとする文子と野崎だったが、広田、宮崎は場外で白熱中。チェンジできなかった野崎が宮崎を捕まえ、お説教する。
 試合が軌道修正されると、広田が野崎に「40回するぞ!」と高速ボ・ラギノールを狙うが、これは未遂に。
 逆にダブルの攻撃で主導権を握ったKUSO ONNA NIGHT。野崎が文子にドルミルを狙うが、文子も回避。野崎のビッグブーツ、文子のニールキックが交互にヒット。両者同時にチェンジとなる。
 宮崎vs広田となり、再び場外に繰りだそうとする2人。それを野崎と文子がそれぞれ引き戻す。すぐさま宮崎が恥ずかし固めを仕掛けるも、文子が「子供の前はダメ!」と広田を救出。
 ここでスローモーションタイムとなり、広田が「みーやーざーきー、とーきーはーきーたー!」とコーナーに登る。追いかける宮崎がパワーボムの体勢。これをウラカンラナに切り返す広田。ときめきメモリアルは宮崎がかわす。ここでスローモーションタイムが終了。
 すかさず宮崎は目突きからの首固め。カウント2。バックを取り合う文子と野崎のお尻にボ・ラギノールを打ち合う、広田と宮崎。再び場外戦となるも、カウント19で生還。

 リング上は宮崎vs広田。ハーフダウン状態のなか、必死に立ち上がろうとする両者だったが、広田のときめきメモリアル、宮崎のリップロックが相打ちに。両者再びダウンとなり、口から血を噴きだし、そのままノックアウトのドローとなった。
 広田の吐血を顔に浴びてしまった文子は、イラ立ちを隠せず。味方の広田にAPクロスを放って、引き揚げていった……。

第4試合


 3・25名古屋大会で桜花由美を下し、ようやく貴重な勝ち星をゲットした水波綾だったが、すでに山下りな、野崎渚が6点を獲得しており、ブロック優勝の夢は潰えた。一方の高瀬みゆきも、毎試合、善戦しているものの、ここまで3連敗。消化試合となってしまった2人の2度目のシングルマッチの結果は?
 水波が入場するなり、高瀬がドロップキックで奇襲。逆水平チョップのラリーで向かい合う。さらにエルボーで挑んでいく高瀬。受けきった水波が串刺しエルボーからのラリアットでカウント2。コーナーに登るも、高瀬が追いつきヘッドバット。水波を投げ落としてスリーパーへ。さらにはセカンドロープからのドロップキック、エルボーアタックを投下。カミカゼからのギロチンドロップ! 
 これをキックアウトした水波はイチジクへ。耐えきった高瀬がエルボーで向かっていくが、水波もラリアット。もう一発、狙うも、今度は高瀬がカウンターのラリアット。すぐさま走る高瀬に水波がラリアット。ホットリミットを狙うが、これを切り返す高瀬。
 最後まで勝負を諦めない高瀬だったが、水波がラリアット→ホットリミットと畳みかけて勝利。水波は4・7大阪での山下戦、高瀬は4・21新木場での朱崇花戦で公式戦ラストを迎える。

<試合後コメント>
水波綾
「山下と野崎の直接対決がまだ残っているので、次、私が勝っても6点勝っても止まり。山下、野崎はすでに6点あります。そこが引き分けようがどっちが勝とうが野崎と山下、どっちかが優勝するのは決まっているので、でも、だから何だってんだ! だから何なんだって!! 最初は波女、レジーナ目標だったけど、もういまそんな言ってられるところじゃなくて、目の前をこなすことでいっぱいいっぱい。でも、自分はこのキャッチに出ている意義、今回の10回目のキャッチに出ている意義っていうものは、絶対に意味があるし、意義をみんなに知らしめたい。ただ負けて終わるんじゃなくて、絶対に残してやるんだっていう気持ちで今、います」

——今日の高瀬はどうだった?
「高瀬も連敗で来てて、でも自分の気持ちと似たような部分があると思うんです。アクトレスを代表して出てきているわけですし、ただ負けて帰れないってところも高瀬は絶対あると思うし、そういった強い気持ちってものは試合で対戦して伝わってきました。(このリーグ戦は)必死になりすぎて……自分がWAVEに来た大きな理由っていうか、なんでWAVEに来たかっていうことは、GAMIさんに試合を楽しむことだって言われた部分があって、その言葉がきっかけで自分は来たわけで。ついつい余裕がなくて一生懸命になりすぎちゃって、そういった(試合を楽しむ)ところがこのキャッチの前半には消えていたんじゃないかと思う。それは成績として出てたし、歯がゆいですけど、でも気付くか、気付かないかってところが大事だと思うんで、どんな成績でも、どんな結果でもこの10回目のキャッチというものは自分にとって大きな意義があると思う。あと1戦残っているけど、絶対勝つことを諦めないし。何でいるんだっていうものをラスト1試合伝えたいです」

高瀬みゆき
——初シングル?
「実は以前、三本勝負のときに、水波さんが野崎さんにドルミルで落とされて…。不甲斐なかった。あのときは本当に何もできなかったんです。自分の得意なドロップキックも、自分でやってる途中にわかるくらいヘナチョコで、試合中ずっとテンパっていたというか。WAVEさんにレギュラーとして呼ばれるようになって、一発目か二発目くらいの、準レギュラーっていう状態のヤツだったですけど」

——今日は公式戦として当たったが。
「たぶんリーグ戦じゃなかったら、楽しかったなで終われるんですけど、リーグ戦ということで表向きは1勝できたら凄いねって自分では言いつつも、絶対に1勝、2勝、3勝してやるって本当は思っていたので。いやーもう悔しくて。前回闘ったときより自分が冷静にまっすぐに向き合えたぶん、水波さんの力強さとか、壁の厚さをもの凄く感じて。自分、WAVEさんに出させてもらえるようになって、まわりにも言ってもらえる通り、成長したと思うんです。WAVEさんの大きい選手に負けないようにトレーニングも誰よりも積んでやってきたけれども、そんなもの比じゃないくらいの壁を感じた。ただ私のラリアットで水波さんを今日、倒せたので、それは一個の成長かな、と」

——残り1戦。朱崇花戦。
「次、勝てなかったら本当に全敗になっちゃうので、アクトレスガールズとして、アクトレスガールズの選手って、やっぱりWAVEさんと比べたらぜんぜんダメなんだねって、私のせいで言われてしまうのは絶対イヤなので、なんとしても、どんな手を使ってでも勝利をもぎとりにいきたいなと思っています。水波さんは、私、ラリアットをいくつか参考にしている選手がいたんですけど、その一人が水波選手だったので、キャッチという場で、真剣勝負という場で当たれたことは、本当に悔しいですけど、凄くいい一戦。私にとって意味のある一戦だと思っています。今日、水波さんの必殺技も出させましたので、そこだけはよかったなと」

第5試合


 39歳を迎える桜花由美のバースデーマッチは、桃野美桜との“BOSS to Mammy”で登場。対峙するのは、女優とプロレスラーという二足の草鞋を履く、アクトレスガールズの安納サオリ&本間多恵だ。アクション女優を育成していく企画、アストレス(アスリート+プロレスラーの造語)としてデビューした桜花が、アクトレスガールズたちをバースデーマッチの相手に選んだ理由とは!?
 序盤からBOSS to Mammyは誤爆続き。最初に主導権を握ったのはアクトレスガールズだった。調子に乗る本間は桜花をオバサン呼ばわりしていくが、桜花も「オバサンがオバサンにキーック」と本間を黙らせる。
 ダブルの攻撃で巻き返しにかかるBOSS to Mammyは、桃野がダイヤル固めへ。
 桜花vs安納ではビッグブーツのラリー。安納が安納式4の字固めで絞り上げるもポテリングは、桃野がカット。すぐさま桜花がキャメルクラッチに捕らえると、桃野がロープワークからの顔面ドロップキック。桜花も続く。
 桃野vs本間の場面。本間の串刺しバックエルボーが決まりドロップキックでカウント2。本間のアームブリーカーに、桃野もアームロックで反撃開始。桜花のダイビング・サンマドロップを呼び込むも、運悪く桃野に誤爆してしまう。
 15分経過。アクトレスガールズは桃野と桜花の分断に成功すると、ツープラトンのブレーンバスター。そして、桜花の足と首に4の字固めを同時に極める。堪えられると本間がアンクルホールドへ。そしてDDTでカウント2。
 このピンチを凌いだ桜花は桃野との合体チンクラッシャーからビッグブーツ。本間も120%スクールボーイを繰り出しカウント2。ツープラトンのブレーンバスターを狙うも、桜花が一人で回避。すぐさま桃野がアクトレスガールズをまとめてホイップ。ツープラトンのブレーンバスターも放つと、桜花が至近距離からのビッグブーツ。本間がキックアウトすると、走り込んでの一発をブチ込み、快勝を収めた。しかし、今回も桃野は桜花のハグを拒否。桜花がボスに認められる日は……!?

桜花「勝ちました…。勝って凄く嬉しかったんですけど、ボスがハグしてくれない…。悲しいよーーー」
桃野「いい大人が何、言ってるんだよ!」
桜花「いい大人だから、今日、誕生日だし。1回だけ×2、一度だけ」
桃野「やーだー!」
桜花「一度だけお願いします!」
桃野「(ファンからも手拍子が起こるが)絶対やらない×2。じゃあ何かプレゼントあげる(セコンドの練習生が売店に走る)」
桜花「ボスはちょっと照れてるから、裏で」
桃野「美桜の入場曲」
桜花「うわー、ありがとう×2(とハグしようとするが、失敗)」
二上社長「桜花さん、もういいですか? 1回だけ×2って、キャバクラのオジサンと一緒ですよ」
桜花「ちょっとアクトレスガールズの安納サオリ、本間多恵。上がってください。今日、2人と対戦したのは、安納さんとはOZで当たったことがあったんですけど、本間さんとは本当に今日、初対戦で、17年もやってると対戦したい相手もそんなにいなくなって、はじめて当たってみたいと思って。アクトレスガールズ…私、17年前にアストレスっていう、アクション女優とプロレスラーを掛け合わせた融合的なヤツで、騙されて入ってきたのね(苦笑)。君たちも一応、女優さんでしょ。ゴメンね、歯が飛んじゃったよね。これは本当の歯?」
本間「本当の歯です」
桜花「ゴメンね!! 本当に申し訳ないです。本当に申し訳ありません。申し訳ない、すみません! 商品に傷をつけてしまいました。本当に申し訳ございません。本当に×2、本当にごめんなさい(と土下座)」
本間「あとでお金を請求させていただきます」
桜花「本当に女優さんって顔が命って言われていて、アクトレスガールズもみんな女優で腰掛けなんでしょって思われているかなと思って。私も言われてたから。でも、君たちは逃げずに(ビッグブーツのとき)顔出してくれた。ありがとうございます。女優としての後輩? 本当にそんな気持ちが私は嬉しくて、本当に今日は参戦してくれてありがとうございました」
二上社長「じゃあ本間さんはあとで弁償するとして、サオリ姫、また出てくださいね。歯が抜けたらコミカルレスラーっていう枠があるので、もしよかったらどうぞ」
本間「社長と相談します」
二上社長「社長と相談しましょう。お願いします」

エンディング


 アストレスガールズが帰ろうとすると、桜花が「最後に記念撮影あるから、ちょっとその顔で待っててくれるかな」と引き止め、ケーキタイムへ! 桜花がローソクの火を消すと、そこに宮崎と広田が乱闘しながらリングに乱入。
 すると4月12日に誕生日を迎える広田にもケーキが運ばれてくる。ひとまず休戦となった広田は、ローソクの火を消し顔面ケーキ!
 40歳の抱負を聞かれた広田は「母子ともに頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」とコメント。桜花は「30代最後の1年、もっと頑張りたいと思うし、今日の私はチェリーさんの生き様を見て、感動して泣きました(笑)。私はチェリーさんみたいな美魔女を目指して頑張ります! 全員、上がってください。私はあんなコミカルな試合を泣きながら見てました。本当にチェリーさん素敵です。今日は笑いあり、キャッチのバチバチな試合ありで、楽しんでいただけたでしょうか!? 今年度のWAVEも力を込めてみなきゃいけない試合があったり、歯が飛んじゃったりする試合もあると思いますが、これからもWAVEを見に来てください。よろしくお願いします」と話し、最後はお決まりの「これがー、WAVEだーーーー!」で39歳のバースデー興行を締めくくった。

<試合後コメント>

桜花由美
——39歳の大会となったが。
「今日は1本目から3本目まで(リングサイドに)付いていたんですけど、本当に2試合目、3試合目、バカだなと思って、腹かかえて笑って。チェリーさんの生き様に泣いて、感動しちゃって。これは年を取ったから泣けたのかなと思ったけど、これはチェリーさんの生き様がカッコいいなと思って。あれぐらいの美魔女になりたいです」

——初対決のアクトレスガールズはどうだった?
「初対決でアクトレスガールズも女優さんでプロレスラーということで。プロレスファンの中の、プロレスしか許さないっていう人にとっては、腰掛けなんじゃないのって思われるような子たちですけど、私も最初そうだったんで。でも、彼女たちはビビりもせず顔で受けてくれたというか、歯も飛ばしてしまって本当に申し訳ございません。本当にね、本気でプロレスに取り組んでいるんだなと思って、ちょっと感動しました」

——来年は40歳になるが。
「本当ですね。人生楽しすぎて、もう40かっていうぐらいです。私、本当にプロレスラーになるために生まれてきたと思うくらい、いまの人生最高に幸せです」

——30歳最後の年でやってみたいことは?
「やってみたいこと、とりあえず今の目標は古河の凱旋興行を成功させること。古河で知名度をあげて、40歳、越えたら市議会議員になろうかな、と。地固めの年かなと、古河で。そして、市議会議員をやりながら女子プロレスラーでいたいと思います」


安納サオリ&本間多恵
本間「(抜けた歯を見せながら)アホみたい。へへへへへ」
安納「アハハハは! いいじゃない、歯をね。そんだけ受けれたってことでしょ。歯も一緒に受けたんでしょ」
本間「歯も一緒にボーンと。プレゼントですね」
安納「桜花選手に歯をプレゼントできたんですよ。違う?」
本間「ちゃうな、それは」
安納「ちゃうのか」
本間「もっと違うものをプレゼントしたかった」

——WAVEのメインの試合はいかがでしたか。
安納「なんか私はじめて参戦させていただいたんですけど、思っていたものとぜんぜん違ったです。なんか一つひとつが色濃いなって。陰で見てたんですけど、一つひとつ面白くて、全部がメインイベントでもいいんじゃないくらいの大会だったなって。まあはじめてだったんですけど、凄くそれを感じました」
本間「2回くらい参戦させていただいたんですけども、桜花さんがずっと当たりたかったと最後おっしゃってくれたことが凄くうれしくて、ビッグブーツ凄いよっていろんな人に言われて、でも絶対に逃げたくないと思ったし、リングの上で闘わせていただけることが凄く嬉しかったので、誕生日ということで。アクトレスガールズ2人を呼んでいただけたことが凄く嬉しかったです。ただピンクにはムカつきましたけど」
安納「あのチビでしょ」
本間「チビにはムカつきましたね」
安納「本当だよ、マジで」
本間「でも凄くいろんな意味で充実したメインをさせていただいて、本当にありがたいなと思っております」

——コミカルに誘われているが。
本間「速攻で歯医者に行って、速効で入れようと思っているので」
安納「治すの?」
本間「治すよ! 8日には次の試合も控えているので、これで出てもいいのかなって思うんですけど。入れようとかなと思っております」

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