20代最後の年に王者に返り咲いた大畠美咲が若手の奮起に期待!「私はババアがベルトを持つことに反対」

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 20日、新木場1stRingにてプロレスリングWAVE『Saturday Night Fever ’18 Jan.』が開催。メインイベントでは、桜花由美(38)の持つWAVE認定シングル王座に大畠美咲(29)が挑戦した。

 昨年大畠は王者として「後輩しか指名しない」と宣言し世代交代の波を加速させようとしていたが、大畠よりキャリアが上の選手による時期挑戦者決定戦が昨年末に開催。これを制した桜花が、12月の後楽園ホール大会にてベルトを奪取しベテランの意地を見せた。しかし、1月13日の大阪大会で15人参加による時期挑戦者決定バトルロイヤルを大畠が制し、一ヶ月かからずリマッチが行われることとなった。

 試合開始早々大畠が丸め込みを連発していき、すべて返されるとDDT、投げっぱなしジャーマンから低空ボディーアタックと猛攻。桜花も投げっぱなしジャーマンで脱出すると、クロスフェースやブラディーEXで捕獲する。これが切り返されると激しい場外戦となり、リングに戻ると桜花がビッグブーツから垂直落下ブレーンバスター。だが諦めない大畠は、桜花のキックをかわしてクラッチ式スカイブルースープレックスを叩き込み3カウントを奪った。

 わずか一ヶ月弱で王者に返り咲いた大畠は「桜花!クソババアー!ババアが意外とやるっていうのは認めているよ!!でも、私はいまだにババアがベルトを持つことに反対してる。活性化するのはより若い子が持ったほうがいいと思うから。7代目のレジーナだったときも後輩しか指名しないって言った。でも、ババアにもチャンスを与えろと言ってトーナメントが組まれて、結果WAVEの活性化に繋がったと思うから1ミリだけ感謝しています」と桜花の健闘を称える。
 さらに若手に対して「こうやってトーナメントやりたいとか、私とシングルやりたいとか逆指名があってもいいと思うんですよ。いまリングのまわりにいる人たち!もっともっとこうやってオバサンみたいに図々しくわがまま言っていいと思います。だから私もわがまま言います。こないだSEAdLINNNGで中島安里紗(28)とのシングルマッチを勝手に決めてきたんですけど、2月12日後楽園ホール大会のシングルはタイトルマッチで」と、オバサンらしい図々しさのお手本を若手に見せつけ、初防衛戦が2月12日後楽園ホール大会に決定した。

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