師匠・長南亮とともにPANCRASE285に出場の若松佑弥と三浦彩佳が公開練習!期待の新星二人が今後の展望と思いを語る

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 2月23日午後、都内練馬区のTRIBE TOKYO M.M.Aで、若松佑弥と三浦彩佳が公開練習をおこなった。
 若松と三浦は、「PANCRASE 285」(3月12日、ディファ有明)で、それぞれ上嶋佑紀(BRAVE)、マグダレナ・ソルモバ(PENTA GYM PRAGUE)と対戦する。

 公開練習では、師匠である長南亮がスパーリングパートナーを務め、両選手はやや緊張しながらも好調をアピールした。
 昨年のネオ・ブラッド・トーナメントで優勝し、MVPも獲得した若松は、打撃で攻めまくるスタイルが身上で、師匠のニックネーム「ピラニア」にならい「リトル・ピラニア」と呼ばれている。
 パンクラスでは負けなしだが、前回は2-1の判定勝ちだったところから、師匠から「鮒」に格下げされてしまった。再びピラニアに戻るべく、勝利を誓う。

 三浦は総合格闘技のキャリアはまだ4戦だが、早くも「DEEP JEWELSストロー級のエース」と呼ばれる期待の若手。また、その可愛らしいルックスから「格闘技界の西内まりや」とも呼ばれている。
 しかし、練習で、やられてもやられてもゾンビのように立ち上がる根性の持ち主でもある。今回は、5kgの重りをつけ、ゴムチューブを腰に巻いてかなりの負荷をつけながらのスパーリングを見せた。
 さらに、整体師としての腕を、パンクラス・坂本靖本部長に披露する一幕も。パンクラス参戦で、朱里の首を獲る日が来るか。

 今後の成長が楽しみな2人の逸材に話を聞いた。

若松佑弥
「デビュー戦で負けたので、2016年は絶対に全試合勝たないといけない、負けは許されないという気持ちでしっかりやった。KOで終われなかったが、なんとか全勝できた。前回(2016年12月、荻窪祐輔戦)の判定は妥当だと思う。むしろ自分の中では負け。1R、2Rと取られて、3Rに救われた。
 いま、重点を置いて練習しているのは寝技。寝技をもっと伸ばしたい。打撃は1R3分、寝技1Rは4分とか5分やっている。また、いまはスタミナがあまりないので、将来(5分3R)を考えて、スタミナをつけるために走り込みをしている。今後、相手も強い選手ばかりになっていくので、もっともっと練習しなくてはいけないと自覚している。
 今回の相手は、タックルを警戒している。しつこく来ると思うので、しっかり切ることを心がけて闘う。それさえ出来れば大丈夫だと思う。長南代表からは特に何も…。でも「いつも通り、相手の寝技に付き合わず、殴っていけ」とアドバイスされている。とりあえず、いま「鮒」にランク下がってしまい、いやだなぁという気持ちがあって。次の試合は豪快に勝って、「リトル・ピラニア」に戻してほしい。
 格闘技を始めたのは、強さに憧れたから。中でも総合格闘後は何でもあり。何でもありが一番強いと思い、総合格闘技を選んだ。始めたのは、3年前にこのジムに入会してから。その前は、地元の鹿児島でちょこっと柔術みたいなのをやったりしたが、バックボーンと言えるほどのものではない。
 今回のセミファイナル(神酒龍一VSマモルのフライ級タイトルマッチ)は楽しみ。あのベルトは、先輩の清水(清隆)さんも巻いたベルト。かっこいいなと思ってみていた。将来は、パンクラスのベルトを獲って海外で活躍したい。パンクラスにはレベルの高い選手が集まっている。そこでベルトを獲れば価値があると思う。世界に羽ばたきたい」

三浦彩佳
「今回、パンクラスさんに参戦することになってビックリした。DEEPで次戦がなかなか決まらなくて、どうなるのかなと思っていたら、パンクラスさんから声をかけていただいた。パンクラスは、UFCに近い感じでやっていて、国内トップレベルの団体だと思っている。
 ケージで闘うのは今回が初めて。私は寝技が得意なので、リングよりやりやすいかなと思っている。打撃が苦手なので、RENA選手や、浜崎朱加選手とも練習させていただいて、総合的に練習している。SBは、去年の夏ぐらいから浅草に行かせていただいていて、AACCは昨日から行き始めた。
 今回の相手は打撃も寝技も強いので、なんとか組み付けたらと思っている。自分はできることが限られているので、とにかく組み付きたい。それで、こういう(負荷をかけた)練習をしている。あとは、寝技がワンパターンになりがとなので、バリエーションを増やすための練習もしている。試合では、打撃になるべく付き合わないで、寝技で勝負できるよう組み付いていくことを心がけたい。
 「DEEP JEWERLSのエース」と言われたことは、SNSで見てビックリした。JEWELSでは、同じ階級の選手があまりいなくて、そういうところもあるのかなと思う。でも、まだ4戦め。エースというより新人としてガツガツやっていきたい。パンクラスで活躍している朱里選手とは、何回か練習したことがある。もし闘えるのであれば、やってみたい。きっと噛み合うと思う。
 「闘う西内まりや」と言われて、皆さんの印象に残るのなら嬉しいけど、自分としては、「ゾンビ」と言われる方がしっくり来る。練習の中で、やられてもやられても「スパーリングお願いします!」と言っていたところがゾンビみたいと言われて。その方が自分っぽい。やられても、心は折れていないつもり。
 将来は、やはり海外で試合をしたい。特にUFCで闘いたい。今日、長南代表のTシャツを着たのは、ここ(左胸に手をあてて)長南さんがいる感じがするから。気合いを入れていきます!」

 まだ初々しい表情の両選手だったが、その目は世界へ向けて希望をたたえ輝いていた。1年後、2年後には、どんな逞しい表情に変わっているだろうか。今後の成長が楽しみな2人である。

(写真・文/佐佐木 澪)

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