HEAT-UP2.7王子大会 [パワフルタッグトーナメント開幕]田村&峰雄vs稔&岩本 アラケン&ISHIDAvs那須&川村

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【灼熱!パワフルタッグトーナメント2016開幕戦】
日時:2016年2月6日(土) 開場18:00/開始19:00
会場:東京・王子BASEMENT MON☆STAR
観衆:115名

▼第1試合 ”パワフルタッグトーナメント2016~1回戦①~”タッグマッチ 20分1本勝負
PSYCHO/○CHANGO
13分12秒 画竜点睛→片エビ固め
アミーゴ鈴木/●近藤”ド根性”洋史
※PSYCHO&CHANGO組が準決勝進出

▼第2試合 ”パワフルタッグトーナメント2016~1回戦②”タッグマッチ 20分1本勝負
○佐々木貴(FREEDOMS)/渡辺宏志(夢闘派プロレスリング)
16分33秒 チキンウィング・アームロック
山田太郎(666)/●タケシマケンヂ(スポルティーバ)
※IWA格闘志塾コンビが準決勝に進出

▼第3試合 ”パワフルラッキーセブン~狙え!一発逆転満塁ホームラン~”シングルマッチ 30分1本勝負
○マサ高梨(DDT)
10分41秒 タカタニック→エビ固め
●阿部史典(スポルティーバ)

▼第4試合 ”パワフルタッグトーナメント2016~1回戦③~”タッグマッチ 20分1本勝負
○那須晃太郎/川村亮(パンクラスISM)
17分44秒 クロスヒールホールド
新井健一郎(DRAGON GATE)/●SHINYA ISHIDA
※那須&川村組が準決勝進出

▼第5試合 ”パワフルタッグトーナメント2016~1回戦④~”タッグマッチ 20分1本勝負
○田村和宏/藤田峰雄(ZERO1)
19分58秒 横入り式エビ固め
田中稔(WRESTLE-1)/●岩本煌史(スポルティーバ)
※田村&藤田組が準決勝進出

パワフルタッグトーナメント2016開幕!那須晃太郎&川村亮が新井健一郎組を1回戦で消す!田村和宏&藤田峰雄が「優勝候補」田中稔&岩本煌史組から薄氷の勝利!

オープニング

2016-02-07HEATUP_オープニング2
てっしー&やぶちんのインフォメーションコーナーでは、まず1月25日に誕生した栗平HEAT-UP道場での各種フィットネスコースの入会金半額キャンペーンを告知。終了までは追って発表されるが、今なら入会金が税込5400円とお手頃になる。
続いて4月16日・新百合トゥエンティワンホール大会の協賛を募集。毎回ビッグマッチでは暖かい協賛のおかげで障がいを持つ方々への支援を続けている。上記二点についての詳細はリニューアルされた公式サイト( http://heat-up.biz/ )まで。
各試合の見所を話した後、てっしーが弥武に話しかける。
「あのね僕、1月大会で悔しい思いをしてるんですよ。僕ずっと前説の後にやってたじゃないですか、一発芸。1月の時に(館内から)『一発芸!』って来るのかなと思って…半信半疑でグニャって終わっちゃったんですよ。だから是非今日は一発芸をやらせてください!」
直訴までして放たれたてっしー自信の一発芸「ボウリングからの西川さん」、館内からは「ああ、なるほど」と納得の意味で感嘆がもれる。館内の反応を見て弥武は「てっしーの勝ち」を告げるが、当のてっしーは「第1試合裁くんですけど」と言いがっくりと腰を落とす…判定は観客のみぞ知る。
選手入場式、トーナメントに参戦する各チーム毎に入場する。
近藤「これはパワフルタッグトーナメントじゃない、ド根性トーナメントじゃ!ド根性ー!!」
アミーゴ「新しいタッグパートナーの近藤と、優勝するぞ!20万取るぞ!」
PSYCHOとCHANGOは無言のままエプロンに立つ。
山田「…(マイクのスイッチを入れ直して)タケシマケンヂ引退前最後の大一番だ!必ず優勝だ!!」
タケシマ「え~、レスリングやってた時からトーナメントで準優勝までしかないんですよ。だから最後に優勝して、引退したいです!応援よろしくお願いします!!」
貴「(Jボーイズを邪魔だと突き飛ばしながら)俺とナベさんのIWA格闘志塾コンビで優勝して、賞金20万円は鶴見さんのお小遣いだー!!(館内歓声)」
渡辺「90年代インディーズの底力を見せて、必ず優勝してみせます!」
ISHIDA「シングルのベルトができた今となっては、タッグトーナメントは…やる気?やる気ってものはあまり無いんですけど、まあやるからには新井さん、やってやりましょう。」
アラケン「まあ当然優勝して、無宿のふたチーム出て俺らが優勝して、賞金20万?ああ、20万で…お前ら全員のほっぺた札束でひっぱたいてやる。」
那須「兼平が欠場しちゃったんで、優勝はどうでもいいです。1回戦から無宿、新井健一郎。そして2回戦、もしかしたら田村和宏と試合ができます。この二人ぶっ潰して、そうしたら必然的に優勝できる!川村さん、一緒に優勝しましょう!」
川村「無宿ではなく、原宿のパイルドライバーから来た川村です。どのリングでもパンクラスの名にかけて今日もぶっ倒したいと思います。よろしくお願いします!」
岩本「稔さんとのタッグ長く続けたいので、まずは1回戦全力で行きます!」
稔「今大会優勝候補、田中稔と岩本煌史組です。えっと~、今日この手書きのタスキを見てテンション下がったんですけど(館内笑い)、気合を入れ直してまずは!1回戦突破します。よろしくお願いします!」
田村「おっしゃー、HEAT-UPユニバーサル王者としてこのタッグトーナメント制覇して、20万はとどろきアリーナの資金にしてやる!」
峰雄「まあ正直、20万はいらないんで、優勝して田村さんのおち○ち○を触りたいと思います。」
トーナメント追加ルールとして、引き分けは両チーム失格となってしまう事が弥武リングアナより告げられる。選手宣誓は近藤”ド根性”洋史。
近藤「宣誓!我々はプロレスラー精神にのっとり、最後まで諦めずにプロレスを全力で戦う事を誓います!そしてこのトーナメントは、熱い、熱い、激アツな試合にします!応援よろしくお願いします!!」
選手退場の際には、恒例となっている田村とJボーイズによる一幕。タケシマの「優勝するぞ!」の掛け声に「おおー!」と声を上げる田村。何かが通じ合ったのか、去り際の田村に思わずハグするタケシマ。かくしてタッグトーナメントの幕が上がった。

第1試合

2016-02-07HEATUP_第1試合
昨年優勝した田村とのタッグを解消し、新たな可能性として近藤とのタッグを結成したアミーゴ。その抜擢に近藤は気合が入りまくる。しかし百戦錬磨のPSYCHOとCHANGOの前に付け込まれてしまう近藤。タックルに行った所CHANGOの蹴りを真正面から食らってしまう。
試合序盤から捕まってしまう近藤、無宿連携の前に防戦一方となる。場外でいたぶられ、CHANGOのネックロックに苦しめられる。近藤も反撃しようとするが、涼しい表情で自軍コーナーに追い込んでいく無宿の二人。カットしようとするアミーゴは巧みに妨害。
なすすべなく無宿に捕まる近藤。CHANGOのキャメルクラッチやPSYCHOのグラウンド卍の前にギブアップ寸前。だが持ち前のド根性でPSYCHOへのドロップキックを放ちピンチを脱する。
ブレーンバスターでPSYCHOを投げ切ったアミーゴ、倒れているPSYCHOの上にCHANGOをブレーンバスターで叩きつける。アミーゴの気迫が乗り移ったのか、近藤は立て続けにド根性ホームランでカッ飛ばす。
チョップ合戦で優位に立った近藤、走り込んだCHANGOにバックフリップ。ド根性デスロックを丸め込んで切り返したCHANGOは近藤の髪の毛を掴んで後頭部をマットに叩きつける荒技。PSYCHOのハイフライバムを呼び込むがアミーゴがカット。
計算が狂ったのか、CHANGOのセントーンは近藤が両膝を立ててモロに腰を打ち付けてしまう。続けてアミーゴが風車式バックブリーカー。今度こそド根性デスロックを決めた近藤、PSYCHOのカットにも動じず。
なんとか近藤をCHANGOから引き離したPSYCHO、持ち込んできたパイプ椅子をCHANGOが持ち込もうとするがレフェリーてっしーが渾身のカット。しかし隙を付いたCHANGOが近藤に急所攻撃。アミーゴを場外に叩き出すと一気に画竜点睛で近藤を叩きつけて3カウント。
勝負が決してもてっしーや近藤に攻撃を加える無宿コンビ。まだ暴れ足りないぞという無言のアピールなのか。厄介なチームが準決勝に進出した。

第2試合

2016-02-07HEATUP_第2試合
ニューコスチュームを身にまとって登場した山田、佐々木貴への牽制なのか何故か蛍光灯を一本持ち込んで入場したタケシマ。早速蛍光灯に反応する貴、「一本だけか?」と来るなら来いの構え。しかしタケシマは「おいセコンド、片付けておけ」と蛍光灯は一切使わず。初っ端から肩透かしを食ってしまう貴。
先発は渡辺とタケシマ、場内が固唾を飲んで見守る中グラウンドでの攻防。かと思えば「タケシマ」コールを煽っておきながら一目散にロープを掴んでみたりと硬柔を使い分けるタケシマ。
貴と山田、リストの取り合いだけで館内の視線を集める技術は両者ならでは。渡辺が交代すると、山田のフットスタンプからタケシマのヘッドバット、山田のアトミコと波状攻撃。更に山田の串刺しゼロ戦キックからアラビアンプレス。そしてタケシマがリバースインディアンデスロックを決めると…
「○○さん(山田太郎の本名)、俺を殴ってくれ!」と胸を突き出すタケシマ。「腹に力を入れろ!」と山田が叫ぶとエルボー一閃!倒れたタケシマの下で両足を極められた渡辺がもがき苦しむ。友情のJボーイズ連携、タケシマは弓矢固めに移行。
「ナベさーん!」コーナーで叫ぶ貴に「うるせー!」と突進してエルボーを放つ山田。ツープラトンのキチンシンクを渡辺に叩き込み、背後を狙う山田。ハーフネルソンの体勢に入るが、あえなく貴との交代を許してしまう。
カットに入るタケシマにニー、坊主頭をペチンと叩いて「ジャスコ行っちまえー!!」と場外に放り出す貴。山田の串刺し攻撃をかわして後頭部にキック、ブレーンバスターで叩きつける。右腕も抱え込んだ逆片エビに苦しむ山田、コーナーから「○○さん!○○さん!」と叫ぶタケシマ、「うるせー!」と坊主頭をペチンと叩く貴。
再び「ジャスコ~!」と叫んで山田を場外に叩き出す貴。弥武リングアナの「ここは王子青果市場か!?」は名言かな。しかし現在イオンになっていると知ると「ジャスコないんだってよ」と渋々リング内に山田を戻す貴。
貴と渡辺はツープラトンのバックブローを山田に叩き込み、渡辺は「行くぞゴロースープレックス!」と鮮やかに放り投げる。鶴見五郎の魂が注ぎ込まれたIWA格闘志塾コンビの前にたじたじとなる山田。続けてショルダースルーからコブラツイストと渡辺の黄金パターンへ。
スキンヘッドをペチペチ叩いてカットしたタケシマ、突っ込んでくる渡辺に飛びつきフランケンを見舞う山田。両者の初対決を思い出させる一撃から山田がフォーアーム。両軍交代、タケシマが「痛いな!」と叫びながら打撃合戦。貴のソバットで前のめりになったタケシマだが、突っ込んでくる貴にスピアをぶち込んでいく。
タケシマは投げ捨てジャーマンからアームロックへ。体勢が崩れると腕十字。貴は逆に丸め込んで脱出、立ち上がった一瞬顔面へのトラースキック。右腕をかわしたタケシマはスタンディングのスリーパー、切り返した貴はチキンウイング・フェースロックへ。胴絞めを加えるが山田カット。
スリーパーで絡みつく貴、振りほどいたタケシマが腹固めへ。逃れた貴はフェースロックから右脚を叩き込み、リング中央でチキンウイング・アームロックへ。耐えたタケシマだったが、首も極めた貴の執念にギブアップ。
2016-02-07HEATUP_第2試合2
試合終了後、
貴「1回戦、勝ったぞー!!おい、タケシマ。悪いがな、お前をてんでふざけた、舐めた野郎だとずっと思ってたよ。おいタケシマ、引退を目前に言うけど、ずっと舐めた目で見ててごめんなさい。
タケシマ、実はな、一昨日師匠・鶴見五郎さんと水道橋でトークショーをしてきたんだよ。その時に…まさに『原・点・回・帰』この言葉を思い出した。それがなければ、もしかしたら今日お前に取られてたかも知れない。それくらい、タケシマ、お前の実力認めてやるよ、凄かったよ(館内拍手)。
ただ、何で引退するのか、そんなのぶっちゃけ知らねえし、知ったこっちゃねえ。ただお前は、お前の人生選んでしっかり生きていけ。それを俺は心底応援する。俺は、俺が選んだ『鶴見五郎の弟子』っていうのを誇りに思って、このトーナメント優勝してみせるからな!ねえナベさん!おい、この言葉忘れるなよ。お互いに将来のため頑張ろうよ。」
貴のほうから歩み寄り、ガッチリ手を握り合う…と思ったら貴の左頬に張り手をぶち込み脱兎のごとく逃げ出すタケシマ。いつものJボーイズで締めくくられたが、タケシマケンヂがリングを去る前本気のスーパーJボーイズが再び見られたのは確か。Jボーイズの思いを背負って、IWA格闘志塾コンビが本気で優勝を狙ってきた。

第3試合

2016-02-07HEATUP_第3試合
スポルティーバの若手阿部史典が、混沌の酒呑童子マサ高梨に挑む大きなチャンスとなったこの試合。阿部の気持ちを見透かすかのように淡々と受け流す高梨。決める所では大きな声を出してアピールする、阿部に教え込んでいるような高梨である。阿部はただ受けるだけでなく、高梨の頭部を叩くなどして抵抗。
片足タックルから足を刈ってテークダウン、レッグロックからいつの間にか弓矢固めへ。流れるようなグラウンドに翻弄される阿部。レッグロックを切り返してヘッドロックにいく阿部だが、またもやいつの間にか切り返されて膝十字からフォールの体勢へ。
「どうしたオラァ!」高梨の叫びから阿部が意地を見せる。思い切りボディスラムで叩きつけ、高速ブレーンバスターから脇固めへ。さすがの高梨もこれには全身を動かしてロープに足を伸ばす。掌打からのコンビネーションを叩き込む阿部だが、キックをかわした高梨が膝砕きへ。
足横須賀からリング中央での足四の字へ。反撃しようとする阿部の足を執拗に攻める高梨。カウンターのドロップキックで一矢報いた阿部、フォールにいくが逆に丸め込む高梨。足を取らせて後頭部へのキック、阿部も負けじとランニングエルボー。トラースキックをバク宙キック、お互いの蹴りを見切っていく。しかし隙を突いて阿部が右ハイを叩き込んでいく。両者ダウン。
カウント8で立ち上がる両者、胸板へのミドルをかわした高梨がスクールボーイからジャックナイフ、立ち上がって足横須賀を狙うが着地した阿部が鋭いミドルを一発。ガッチリ片エビで押さえ込むがカウント2。G2Sを狙う阿部だが着地した高梨がトラースキック。一気にタカタニックを炸裂させてカウント3を奪った。

第4試合

2016-02-07HEATUP_第4試合
先に入場したアラケンが赤コーナー入場口を睨みつける。セコンドにはPSYCHOとCHANGO。一方的に脱退した那須に対し、完全包囲網を張る無宿の面々。入場テーマを「Over the future」に戻した那須、そして急遽タッグパートナーとなったパンクラスISMの川村亮。まさかHEAT-UPのリングでパンクラス対DRAGON GATEの対決が見られるとは…
コール時に無宿が襲いかかって試合開始。ISHIDAが場外で川村を引き付け、リング内では那須とアラケンの攻防。那須の打撃に対しアラケンは顔面をかきむしって対抗。ロープに走ったアラケンに那須がミドル、フライングメイヤーからサッカーボールキック。川村に交代すると異次元対決が開戦する。
川村の高速グラウンドを凌ぐアラケン、太腿へのサイキックからアキレス腱固めを決めにかかる。渾身で絞っていくが川村は涼しい顔、逆にグイッと捻り上げると一目散にロープに逃げるアラケン。怖いもの知らずのISHIDAは自分の顎を叩いて「ここを蹴ってごらん」と挑発、川村はISHIDAに対し重いローをぶち込んでいく。
川村のローで痛めたISHIDAの左足を攻める那須、ラフで対抗したISHIDAはアラケンに交代。アラケンのコブラクローがガッチリと入り、リング上で大の字になる那須。場外に引きずり出すと「これが正しい大人だ」と言いながら那須の背中にイス攻撃。セコンドのCHANGOは「目が覚めましたか?」と小馬鹿にする。
独特のフォームで絞めていくISHIDAのスリーパー、エルボーの連打で腰を落とした那須。左膝に低空ドロップキックを放ち窮地を脱した那須、川村に交代するとISHIDAとアラケン二人をミドルでなぎ倒す。ISHIDAとアラケン、二人の蹴り足をキャッチした川村はスタンディングでのアキレス腱固めを同時に決めていく。ロープに逃れようとするISHIDA、反対側では引きずられてロープに手が届かないアラケン。
川村はISHIDAに串刺しエルボーからギロチンドロップ。フォールを返されると三角絞めにスイッチ。アラケンがカットに入ると、ISHIDAはランニングエルボーを連発。ミドルで反撃されたが、右ハイをかわしてトラースキックをぶち込んでいくISHIDA。
アラケンはブレーンバスターから狙いすましてコブラクロー。川村が大の字になると「パンクラスを落としたぞ!」とアピールしてダイビングニー。難なくかわした川村は「落ちるわけがない」。キックのコンビネーションから素早く膝十字へ、リング中央で極まるが何とかロープに逃げたアラケン。
那須が入ってくるとミドルから稲妻レッグラリアット。更に串刺しエルボーからPKを叩き込む。「待った」のポーズで距離を取るアラケン、ブラインドタッチでISHIDAに交代し回転エビ固めへ。川村を排除しダブルのフラップジャックで那須を叩きつけ、ISHIDAが首を掻っ切るポーズから△(デルタ)ドライブへ。片エビ固めで押さえ込むが川村が渾身のカット。
ピンチに陥っている那須だが、川村がカウンターの右ミドルをISHIDAにぶち込み「那須いけー!」の激で我を取り戻す。「いくぞー!」と叫んだ那須がクロスヒールへ。アラケンはパイプ椅子を持ち込んでカット、川村はその椅子ごと左ハイでアラケンをぶち抜いた。立ち上がるアラケンにダメ押しの左ハイ、完全にダウンするアラケン。
サンドイッチのサッカーボールキックを叩き込みフォールにいくが、ミスター村杉レフェリーをCHANGOがカットし無効に。ならばと川村がフルネルソンバスターで叩きつけ、とどめは川村が無宿セコンドをカットする中那須のクロスヒール。昨年のファイナリストでもあった新井健一郎がまさかの1回戦敗退という結果に。
2016-02-07HEATUP_第4試合2
試合終了後、
那須「オイ!新井さん…いや、アラケン!新井健一郎よお!間接的だったけど無宿に勝たせてもらったよ!結果を出したぞ今日!!勝ったということは、メインで勝った1チームが上がってくる。メインで田村和宏入ってるな。必ず勝ち上がって来い田村和宏!そして、新井健一郎と田村和宏、このトーナメントで両方超えて、俺がHEAT-UPの天下獲ってやる!!!」
新井「オイ…オイ、晃太郎ちゃんよお、お前なかなか腕上げたじゃねえか。オイ、だけどお前、お前が腕上げたのはなんでだかわかるか?それはな…無宿にいたからだよ。せいぜいよ、無宿にいた貴重な日々を無駄にすることなく頑張ってくれ…と言いたい所だけどなあ!
いきなり兼平が怪我して、お前らいきなりつまづいたなあ。おまえらもチームとしていずれ名前ができることだろう。オイ、なんだったら俺がお前ら新チームに素敵な名前プレゼントしてやるよ。お前ら新軍団の名前は…『前途多難』だよ。
オイ、いいかこの野郎!お前ら、無宿にゃな、このCHANGOとPSYCHOちゃんが残ってるんだ。それ忘れるんじゃねえぞ。まあいい、勝ったのはお前らだ。最後、カッコいいマイクで締めてくれよ。」
ダメージのため寝たままアピールしたアラケン。去り際も「立てねえ…」と身体を引きずってリングを降りた。
那須「チーム名、ちょうど決まってなかったんで。『前途多難』いいじゃないですか!それをそのままチーム名にしてやるよ!名前は名前だ、内容が伴っていればどうだっていいんだよ!そうですよね、川村さん!」
川村「…入ってるの?(館内笑い)」
那須「入ってますよ!前途多難だけど初戦勝ちましたでしょ?(無言で見つめ合う両者)OKですか?(握手を交わす両者)
何回も言ってしつこいようだけど、俺はHEAT-UPメインの風景を変えようと思って行動した。田村和宏、新井健一郎、この二人を引きずり下ろして、俺がこれからHEAT-UPのメインイベンターだー!!!」
兼平のアクシデントにより一時は危ぶまれた那須の行動だが、川村亮というとんでもないパートナーを引き入れ一気に大注目のチームとなった。実績は残しているがまだメインイベンターの座に就いていない那須、実力でのし上がっていこうとする男の瞳は爛々と輝いていた。

第5試合

2016-02-07HEATUP_第5試合
紆余曲折あったが、遂にHEAT-UPの「聖地」とも言える王子のリングに田中稔が参戦する事になったメインイベント。田村は先月の下北沢大会で獲得したHEAT-UP認定ユニバーサル王座ベルトを肩にかけて入場。王者となって初めて憧れであった田中稔との対戦に気合十分。
思えば一昨年9月の新宿FACE大会以来の顔合わせとなる田村と稔の対戦。互いの一年半を確かめ合うかのようにじっくりとしたグラウンド、リストの取り合いからドロップキック相討ちでコンタクトは終わる。何故なら赤コーナーで峰雄がタッチを要求しているから。
峰雄と岩本、禁断の闘い。最初から峰雄を警戒している岩本、怪しい手の動きを見ててっしーに注意を促す。「何もしないよ」とばかりに握手を求める峰雄、差し出された手を握った岩本。思わず腰が引けてしまう岩本。
時は来た。タックル合戦と見せかけて峰雄がマンハッタンドロップから急所へのクロー攻撃。一旦は離れた峰雄だが、今度は岩本の股間に吸い寄せられるような噛み付き。必死に峰雄を制するてっしー、がっくりうなだれる峰雄。
田村と岩本、昨年末の借りを返さんとスイッチを入れ替えた岩本。田村のボディスラム狙いを踏ん張り逆に強烈な一発。マットを叩いて悔しがる田村、チョップ合戦を挑むが岩本はニーからカウンターのエルボー、ボディスラム。
稔&岩本の合体エルボーから、稔が田村の腰に照準を絞る。岩本も同様に田村の腰に攻撃。高速ブレーンバスターからコーナーに田村を振った稔、カウンターのウルトラタイガードロップでお返しする田村。峰雄と交代。
岩本を排除すると、コーナーに稔を釘付けにする峰雄。散々稔の急所を弄び、急所ウォッシュから急所へのドロップキック。岩本が入ってくるが、上手く稔の急所に岩本の頭を当てていく。かと思えば場外へのトペ・コンヒーロでまとめてダメージを与えていく。
峰雄は稔にマンハッタンドロップを狙う。着地した稔、蹴りを見舞うがこれをキャッチした峰雄はてっしーの股間にクリーンヒットさせる。岩本が入ってくると今度は稔の急所へ。バックを取った岩本に後ろ蹴り急所攻撃、倒れこむ稔の足が峰雄の股間を直撃、峰雄の後頭部が岩本の股間にヒット。
上記の流れをぽかんと見つめていた田村だが、気を取り直すとコーナー最上段へ。しかし岩本がロープを揺らし、哀れ田村の股間がトップロープに直撃。リング内にの全員が股間を押さえて苦しんでいるという、HEAT-UP史上初となる場面が王子でお披露目となった。
試合の権利は峰雄と稔。てっしーも含めて腰に力が入らない状態。しかし踏ん張った稔がミサイルキックを放って両者ダウン。何とか両軍が交代すると、突っ込んできた田村をかわした岩本がアストロブラスター。続いてトップロープに固定した田村の背中目掛けてニーを叩き込み、そのまま持ち上げてブレーンバスターへ。
岩本のハリケーンドライバー、ジャーマンを回避した田村は斧爆弾を叩き込む。ここで峰雄が入って岩本のボディにダブルのトーキック、峰雄の延髄斬りから田村のスリングブレイドに繋ぐ連携技。田村が押さえる岩本に峰雄の急所ドロップキック…はあえなく誤爆。
股間を押さえて苦しむ田村、稔は峰雄を分断し田村に右ハイ、顔面への低空ドロップキック、直下式ブレーンバスター。そして久々となる岩本のジャーマンが田村に炸裂するがカウント2。稔が峰雄をプランチャで牽制する中、岩本のSTOボンバーが豪快に決まるがカウント2。
負けじと田村はカウンターのジャンピングハイから、稔の目の前でミノルスペシャルへ。岩本のクラッチが切れ、大ピンチに陥るが稔が必死のカット。攻撃の手を緩めない田村、岩本の腕を狙ってダブルフットスタンプからダイビングニードロップ、アンドレへ。ギブアップしないと見るや再びニーを腕に落として再度アンドレへ。必死にロープへ足を伸ばした岩本、ブレークへ。
勝利を確信した田村、PKを狙うが蹴り足をキャッチした岩本が担ぎ上げてハリケーンドライバー。稔の雪崩式ブレーンバスターから脅威の肩固めに繋ぐ岩本。これは田村が必死にロープへ。
立ち上がった田村と岩本、チョップ合戦で打ち勝つ田村。走り込んだ田村を孤高の芸術が捕らえる。この時点で残り時間は僅か、時間切れ引き分けでは両チームが失格となってしまう。一撃必殺を狙うしかない岩本、ドクターボム式シットダウンラストライドを繰り出すが、空中で体勢を切り返した田村が必死のスクールボーイで丸め込むとカウント3。残り時間2秒という薄氷の勝利を掴んだのは田村和宏であった。

エンディング

2016-02-07HEATUP_エンディング
「肩を上げた!」とてっしーに詰め寄る岩本だが、判定は覆らない。憮然とした表情の稔&岩本の眼前では田村&峰雄が腕を挙げている。てっしーが田村&峰雄にウィナーコール、背後に突然那須と川村が現れる。
準決勝で対戦する田村組へのアピールなのか、少し言葉を交わすとすぐに戻った那須&川村。稔がマイクを握る。
稔「おい田村君、そして珍々(館内笑い)、今の結果残り時間何秒?2秒?2秒で決着、1回戦敗退、それは俺ら認めるよ。3カウント取られて1回戦負け、それは認めるけどよ、いいよこのトーナメント終わって、また俺ら二人とお前ら二人で再戦しようぜ。どうですかお客さん!(館内拍手)その時はよお、20分1本とか30分1本勝負じゃなくて、時間無制限でやろうぜ、このスットコドッコイ!」
岩本は何も言わずに田村にマイクを投げ渡す。田村は稔、岩本の順でガッチリと握手。特に岩本は田村に連敗していることもあり悔しげに手を離した。
田村「おっしゃ勝ったぞー!まだまだ負ける訳にゃいかないからね、ねえみねぴょんさん!稔さんも岩本も、またシングルで戦いたいと思います。もちろんタッグでも、優勝して20万円でマッチメークすればいいんじゃないですか?HEAT-UPにお金も入ってくるし(館内笑い)。
とどろきアリーナまで、絶対負けないからな!え?那須?いいじゃないか、どんどんアピールしろよ!俺は絶対負けない!ねえみねぴょんさん!」
峰雄「OK!このトーナメントね、優勝したら田村さんがおち○ち○を触らせてくれるって言うんで…(渋い顔をする田村)その事だけを考えて今日試合に臨みました。田村さん、あなたよく『ちっちゃい田村』って言われてますよね。大丈夫ですよ、自分が優勝してそのおち○ち○触って、その田村さんの『タムラ』を大きくしてみせます!(館内笑い)
(立ち上がり)田村さんの『タムラ』を大きくして、『大きい田村』って言われるようにして、このHEAT-UPももっともっと大きくしたいと思います!ヒートアップ!ヒートアップ!!(傍らでがっくりうなだれている田村)」
田村「…ふう…まあ、HEAT-UPが盛り上がるならば、僕の身を削って(館内笑い)優勝します!(両腕を突き上げてガッツポーズの峰雄、目を抑えて天を仰ぐ田村)次は横浜ですよ。横浜もよろしくお願いします。」
峰雄「よし!」
田村&峰雄、那須&川村、貴&渡辺、PSYCHO&CHANGOと4強が準決勝に駒を進めたパワフルタッグトーナメント。HEAT-UP代表として負けられない田村は峰雄とのタッグで優勝を飾るのか。ご褒美の番外戦時間無制限1本勝負は『大きい田村』と名称を変えさせる要因になるのか。それとも…

(記事・写真提供:HEAT-UP)

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