”木村響子の娘”HANAがPANCRASEでラウンドガールデビュー!プロレスデビューも目前に迫り「母の引退までに試合をしてみたい」

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 31日、ディファ有明にて開催された『PANCRASE 275』。この日は、パンクラス2016年ラウンドガールが初お目見え。全国274名の中から勝ち抜いた大塚歩美(おおつか・あゆみ)、三上夏奈(みかみ・なつな)、HANA(はな)の3名が初めてケージを歩いた。3人はやや緊張した面持ちだったが、大きな失敗もなくラウンドガールをこなした。

2016-01-31PANCRASE_HANA新ラウンドガールの1人、HANAはプロレスラー・木村響子の一人娘で、現在プロレスデビューを目指して武藤敬司が率いる“WRESTLE-1”が設立した都内初となるプロレス専門学校「プロレス総合学院」に通っている。大会前日は、母の木村響子と、パンクラス元フェザー級王者・ISAOが結婚式を挙げたが、HANAはパーティーを途中で抜けて学校の授業を受けるほど熱心に取り組んでいる。

ラウンドガールデビューの感想を訊くと、HANAは「めっちゃ緊張しました。でも、反省点もありますけど、楽しかったです。ここに上がるために、いろんな人がサポートしてくれてスムーズに進んだおかげで楽しめたと思います。もちろん試合を見に来たことはありますが、ケージの外からと中からでは、また違った感じでした。ケージの中から客席を見ると、目が合ったお客さんがニコッと笑ってくれたりして、とても温かかったです」と微笑む。小学生の頃ダンスをやっていただけあり、リズム感も身のこなしも様になっていた。

3人のメンバーの中では最年少の18歳。「ムードメーカーと言われますけど、それは、歩美ちゃんと夏奈ちゃんが年上でしっかりしてくれているからだと思います。2人とも大人なので、いろいろ教えてくれますし、安心していられるんです」と謙虚だ。しかし、HANAの人なつこい笑顔とハツラツとした雰囲気は、それだけで十分、人を惹き付ける魅力があふれている。

2016-01-31PANCRASE_HANA2ラウンドガール発表会見の時より髪が短くなっていたので理由を訊くと「さっぱりしました!(笑)この髪型(黒髪ボブ)は、アジアがテーマなんです。パンクラスは、アジア170カ国で放送されますし、もちろんUFCファイトパスでも放送されます。なので、アジアをアピールしたいと思って変えたんです。前はもう少し長くて茶色っぽかったんですけど、日本人と言えばやっぱり黒髪かなと思って。たくさんの人に見ていただいて、アジアをアピールできたらいいなと思います」と話した。

今後は元気でパワフルなラウンドガールになりたいと言う。「何となく見て流れていってしまうのではなく、インパクトのあるラウンドガールになりたいです。あれ、この子はちょっといいなと人の心にひっかかる、そういう存在になりたいですね」と笑った。

プロレスに関しては、あと2ヵ月でプロレス学校の卒業テストがあり、それに受かればデビューの運びとなる。「母の引退まであと1年なので、それまでには試合をしてみたいですね」と言うHANA。鈴木みのるに親子対決をやれと言われたという。「シングルではまだまだ母とはできないですけど、タッグで鈴木さんと組んでもらえたら、強気でいけそうです」と笑う。「“木村響子の娘”と言われるのは仕方がないです。でも、いつか“木村響子の娘”でなく、HANAとして認めてもらえるよう頑張ります」と力強く語った。

2016-01-31PANCRASE_HANA3
最近になってHANAはツイッター(@hanadayo0903)を始めた。「たくさんの人がフォローしてくれたり、コメントをくださったりして、すごく嬉しいです。これからも、よろしくお願いします」

(写真・文/佐佐木 澪)

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