10.4パンクラスに初参戦する神酒龍一が林太陽と公開練習!「修斗ではある程度やりきった。パンクラスに闘いの場を求めるのは自然な流れ」

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9月30日午後、都内墨田区のCAVEで、神酒龍一が公開練習をおこなった。神酒は『PANCRASE 270』(10月4日、ディファ有明)で古賀靖隆(Lotus世田谷)と対戦する。神酒はパンクラス初参戦。
近年、修斗の大物選手のパンクラス参戦が相次いでいる。神酒も修斗でプロデビュー、2006年バンタム級新人王、第4代バンタム級王者という輝かしい実績をひっさげてパンクラスに乗り込む。公開練習では、同大会にてパンクラスデビューを果たす林太陽(CAVE)をパートナーに2分1ラウンドのマススパーを披露した。試合直前とあって動きは緩やかではあったが、鋭い視線に、この試合にかける意気込みが表れていた。

公開練習を終えた神酒は、現在の心境を「けっこう負けが込んでの参戦なので勝ちたい、勝たなきゃという気持ちが強い」と心情を吐露。パンクラスへ闘いの場を移したことについては「修斗ではいろいろな選手とひとまわり闘った。もともと金網でやりたかったこともあるし、パンクラスで新しい選手と闘いたいと思った」と参戦の理由を明かす。もちろん修斗で闘ってきた歴史は神酒の誇りであり、特にベルトを巻いたことは、自分はこれをやってきたと言える証だ。しかし「修斗ではある程度やりきったと思う。そこでパンクラスとかDEEPとか新たな選択肢が出て来て、格闘技というものが広がった。そういう中でパンクラスに闘いの場を求めるのは自然な流れだった。これが自分の新しい物語」。
また、神酒にとって金網での闘いは、リングに比べてストップがかかることが少なく、より実戦に近いものだという。「前回の大会で、あいさつの時デカゴンに入らせていただいたが、中は明るくて外は暗い。お客さんの顔も見えなくて、まるで密室にいるような感じだった。闘いに集中できる試合場だと思う」と印象は良かったようだ。

神酒龍一パンクラスという団体そのものについての印象を訊ねると「気がつかないうちに、僕が知っていたパンクラスとは違うものになっていた。特にここ2年ほどは宣伝にも力を入れていて、世の中に格闘技を知らしめようという姿勢が感じられ、選手としても嬉しい」と好意的。
初戦の相手は2位の古賀だ。「試合を見たこともあるし、かなり以前だが、練習も一緒にしたことがある」と言う。「組み技が強くて、でも、パンチでのKOもある、侮れない相手」と認識している。古賀が上位ランカーであることは「意識しないと言ったら嘘になる。この1戦に今後がかかってくるので、ここに集中している」とさらに表情を引き締めた。理想のフィニッシュは「さっさとKOすること」。とはいえ、意識し過ぎるのは禁物。当日は「あまり難しいことは考えずに闘いたい。でも、相手があることだし、なかなか難しい。深く官和え込んでしまっても動けなくなる。いい意味で適当にやりたい」と話す。

この大会から、正式にファイトパスで映像が流れる。これまで以上に選手も海外を意識することになるが、神酒は「顔が思い切りアジアなのに、仕草が外国人みたいになるのはおかしい。せっかく日本人に生まれたんだから、日本人としての立ち居振る舞いを見せたい。それもファイターの務め。そういうものは、見せようとしなくても、にじみ出てくると思う」と冷静だ。
日本人としての振る舞いと言えば、神酒の甲冑姿だ。前大会で参戦あいさつをおこなった際も、甲冑をまとい刀を携えてデカゴンに入った。神酒は「自分の入場曲は『零』。お坊さんの一休さんの曲。一休さんはお坊さんなのに刀を差して歩いたりして、ある意味ロックな人だった。自分も、自分のことをサムライだとは思っていないし、この衣装は俺はサムライだという意味で着ているのではない。ちょっと皮肉も込めての衣装」と話した。
試合まで残すところ3日。神酒は「パンクラスは僕にとって新天地。パンクラスのファンの皆さんにも、僕のことを覚えてもらいたい」と表情を引き締めた。

パンクラス270_公開練習を行った神酒龍一と林太陽②続いて、同大会でパンクラスデビューする林太陽にも話を聞いた。2012年からアマチュアの大会に出場しはじめ、2013年には、パンクラスのスーパーフライ級プロ昇格トーナメントにエントリーしたが、準決勝で牛久絢太郎に惜しくも敗れている。同年10月にはVTJ 3rdオープニングファイトで倉金祐二にTKO勝ち。現在、注目の若手選手だ。
温和な印象の林。「コンディションはバッチリです」と控えめに笑う。
相手は渡慶次幸平(P’sLAB吉祥寺)だ。「けっこう前の試合映像があったので見ました。でも、参考までという感じですね」。vs.渡慶次対策として特別にやってきたことはなく「いつもの練習を普段通りに」やってきたという。
得意なのは絞め技。ぜひグラウンドで1本取りたいところだ。「お客さんにはフレッシュなところを見てほしい。頑張ります」と意気込みを語った。試合順は大会のトリ。ファンに大いに印象づけたいところだ。
【写真・文/佐佐木 澪】

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