新日本8.12後楽園大会 G1 CLIMAX 25/Bブロック公式戦 本間vs.石井、オカダvs.永田、中邑vs.小島、後藤vs.エルガン、アンダーソンvs.裕二郎

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バディファイトPresents G1 CLIMAX 25
日時:2015年8月12日(水)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,736人(超満員札止め)

▼第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
獣神サンダー・ライガー/デビッド・フィンレー/●ジェイ・ホワイト
5分51秒 どどん→片エビ固め
○田口隆祐/小松洋平/田中翔

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○矢野通/YOSHI-HASHI
5分43秒 裏霞
バッドラック・ファレ/●タマ・トンガ

▼第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
天山広吉/真壁刀義/○KUSHIDA
9分40秒 エビ固め
内藤哲也/飯伏幸太/●マスカラ・ドラダ

▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/柴田勝頼/●キャプテン・ニュージャパン
8分31秒 ハングマンズヌース→片エビ固め
AJスタイルズ/○ドク・ギャローズ/コーディ・ホール

▼第5試合 G1 CLIMAX 25 Bブロック公式戦 30分1本勝負
○“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン【6勝2敗=12点】
11分41秒 ガンスタン→片エビ固め
●高橋裕二郎【2勝6敗=4点】

▼第6試合 G1 CLIMAX 25 Bブロック公式戦 30分1本勝負
○後藤洋央紀【6勝2敗=12点】
11分41秒 後藤式
●マイケル・エルガン【4勝4敗=8点】

▼第7試合 G1 CLIMAX 25 Bブロック公式戦 30分1本勝負
●小島聡【2勝6敗=4点】
11分24秒 ボマイェ→片エビ固め
○中邑真輔【6勝2敗=12点】

▼第8試合 G1 CLIMAX 25 Bブロック公式戦 30分1本勝負
●永田裕志【2勝6敗=4点】
18分14秒 レインメーカー→片エビ固め
○オカダ・カズチカ【7勝1敗=14点】

▼第9試合 G1 CLIMAX 25 Bブロック公式戦 30分1本勝負
○本間朋晃【1勝7敗=2点】
16分13秒 こけし→片エビ固め
●石井智宏【4勝4敗=8点】

本間が激闘の末に石井を下して悲願のG1初勝利!後楽園がこけしでハッピーに!
初対決の永田を退けオカダがBブロック首位!中邑、後藤、アンダーソンが追走

第1試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第1試合田口は持参したサングラスを小松と田中にも渡し、3人でオーマイ&ガーファンクルポーズ。田中が気合い十分の様子でライガーを指名。ライガーも受けて立つと、ロックアップからロープに押し込んだ田中は離れ際にチョップを叩き込む。
さらにエルボーからショルダータックルでなぎ倒すと、気合いの咆哮。串刺しジャンピングエルボーからロープに飛んだ田中だが、ライガーはカウンターの掌底で吹っ飛ばすと、自軍のコーナーに叩き付けて怒濤のストンピング。続いてフィンレーがエルボースマッシュからキャメルクラッチ式スリーパー。

肩口に田中を担ぎ上げたフィンレーだが、背後に逃れた田中はドロップキック。タッチを受けた小松はフライング・フォアアームを叩き込むとエルボーとチョップでフィンレーをコーナーに追い詰めてから串刺し攻撃を狙う。しかし蹴りで迎撃したフィンレーはミサイルキックを発射。田口とジェイがリングイン。
串刺しエルボーからオーマイ&ガーファンクルポーズをしてからミサイルキックを発射したジェイは串刺し攻撃を狙うが、田口はロープを掴んでのヒップアタックで迎撃。しかしフィンレーが飛び込んできてジャンピングエルボーを見舞うと、ジェイとのダブルヒップバットを叩き込んでからギタってみせる。

しかし田口も合体攻撃を狙った2人をヒップアタックで吹っ飛ばすと、「こうやるんだよ!」と叫びながらギタってみせる。するとジェイとフィンレーはドロップキックの同時発射で小松と田中を場外に追いやり、そこにライガーが襲いかかる。その間にジェイが田口に向かっていくが、バックに回った田口はどどんで叩き付けて3カウント。
試合後、ライガーがオーマイ&ガーファンクルポーズをしてみせると、田口もライガーがよく見せるポーズを披露。さらにWWE・NXTへの出場が正式発表されたライガーにはひと際大きな声援が飛んだ。

<試合後コメント>
獣神サンダー・ライガー
ライガー「若いっていいねぇ(笑)。That’s Good!」

第2試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第2試合ペットボトルの水をBULLET CLUBにかけて不敵な笑みを浮かべる矢野。すると「シェイハンド、シェイクハンド」とファレに握手を求めていく。当然握手するわけもはなく、憮然とするファレに張り手を見舞うと、背後から後頭部をパチンと叩いてすぐにロープエスケープ。
怒りの形相で殴りかかろうとするファレを見て、すぐにYOSHI-HASHIにタッチした矢野は「怖い、怖い」と苦笑しながら場外へ。その間にリング上ではファレがYOSHI-HASHIをショルダータックルで吹っ飛ばす。さらにファレは控えの矢野にもタックル。

場外に転落した矢野を鉄柵に投げつけると、その間にトンガがYOSHI-HASHIにチョーク攻撃。リングに戻されたYOSHI-HASHIをファレが真上にトスしてそのままマットに落とす。ボディブローを連打したトンガはグッタリとするYOSHI-HASHIを引き起こすとサミング。
素早いハイハイで背後に回り込んだトンガはYOSHI-HASHIが振り返ったところにドロップキック。だが、ブレーンバスターを狙ったトンガにバンカーバスター(=変型ショルダーネックブリーカー)を決めたYOSHI-HASHIは矢野にタッチ。

光の速さでコーナーカバーを外して突進してくるトンガを激突させた矢野は「ヤノ・トウ……」とやるが、背後からトンガが邪魔しようとする。しかし矢野は闘牛士のようにヒラリとかわしてみせる。だが、ファレが入ってきて矢野を金具剥き出しのコーナーに投げつけると、トンガとトレイン攻撃。
さらにトンガが矢野を羽交い締めにするが、矢野はファレのエルボーをかわして背後のトンガに誤爆させると、さらにファレを突き飛ばしてトンガに叩き付けてから、ファレの背後から急所攻撃。矢野はすかさずトンガを裏霞(=がぶりの体勢から丸め込む変形首固め)で丸め込んで3カウント。

怒り狂うファレとトンガからハイハイで逃げた矢野は、花道で「ヤノ・トウ・ルー!」と決めていった。

<試合後コメント>
バッドラック・ファレ
ファレ「矢野はとんでもないクソ野郎だ! 両国では叩き潰してやる!」

第3試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第3試合①この日の内藤はロス・インゴベルナブレスのTシャツとキャップ姿で登場すると、飯伏、ドラダと微妙な距離を取った上、太々しい態度。Tシャツを着たままコーナーに下がった内藤。しかし飯伏とドラダもコーナーに下がると、渋々リングインした内藤はすぐに飯伏の胸を叩いてタッチ。
仕方なく飯伏が真壁をヘッドロックに捉えると、そこからショルダータックル。ニヤリと笑った受け止めた真壁がショルダータックルを狙って走ると飯伏はカウンターのドロップキック。だが、真壁はショルダータックルでなぎ倒す。

ここで真壁が天山にタッチすると、G1公式戦での対戦が残っている内藤に向かって「出てこいや」と挑発。焦るな、焦るな、トランキーロとばかりにゆっくりリングインした内藤にヘッドバットを連打していった天山はモンゴリアンチョップ。さらに片足を取らせておいての延髄斬りからヒザへの低空ドロップキックで天山を場外に出した内藤。
自らも場外に出て鉄柵に投げつけた内藤は、リングに戻るとハーフダウンの天山の後頭部に低空ドロップキック。天山の頭部を踏みつけた内藤は注意するレフェリーの胸ぐらを掴むとドラダにタッチ。

串刺しラリアットを叩き込んだドラダは飯伏にタッチ。エルボー合戦からモンゴリアンチョップを見せた飯伏はスピンキック。しかし天山もマウンテンボムを返すと真壁にタッチ。ショルダータックルで飯伏を吹っ飛ばした真壁は串刺しラリアット2連発から馬乗りナックル。ダブルリストアームサルトで投げた真壁はバックを取る。
エルボーで振り払った飯伏だが、真壁はカウンターのラリアットで吹っ飛ばすとナックルパート。飯伏はローとソバットのコンビネーションからジャンピングミドルを叩き込むと、その場飛びツイスタープレス。真壁も振り向き様のショートレンジラリアットを叩き込むが、飯伏は返す刀でハイキック。

両者タッチし、ドラダがKUSHIDAにスワンダイブ式クロスボディーからアームドラッグで場外に追いやるとトペコンを発射。その間に飯伏がミサイルキックで真壁を場外に追いやると、三角跳びケブラーダ。しかし真壁がかわす。リング上ではKUSHIDAがドラダにホバーボードロック(=アームロックの体勢から後転して改めてアームロック)を決めるが内藤がカット。
しかしエプロンに出たKUSHIDAはショルダーアームブリーカーからジャンピングキック。そこからコーナーに登るが、追いかけていったドラダが雪崩式フランケンで投げ飛ばす。ドラダはハルカゼ(=トップロープを掴みながらジャンプし、飛び付いてのカサドーラから回転エビ固め)を出すが、KUSHIDAは後転してエビ固めで押さえ込んで3カウント。

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第3試合②場外では天山と内藤が大乱闘。内藤はリングに戻るとTシャツを脱いで天山に向かって闘牛士の赤いマント代わりにヒラヒラさせて挑発。セコンドたちが間に入って止めに入ると、内藤はロス・インゴベルナブレスキャップを被って退場。すると飯伏と真壁も睨み合い。飯伏がかなりエキサイトした様子で前蹴りを叩き込むと、真壁も鬼の形相でストレートパンチで飯伏をダウンさせると何発も殴り飛ばしていく。何とも険悪なムードの中、両者とも憮然とした表情で引き上げていった。

<試合後コメント>
内藤哲也&飯伏幸太&マスカラ・ドラダ
内藤「おいおいおいおい、試合壊してるの、どっちだよ(苦笑)。焦るのは分かるよ、天山。俺が『終わった』って言ったから悪いんだろう? じゃあこの中で、今年の優勝が天山だって思ったヤツ、どんだけいるんだよ。言ってみろよ! 誰も思ってないだろう? 俺が代表して言ってやったんだよ。熱くなんなよ天山。まだ時間はあるんだ。トランキーロ、焦んなよ。
それより! 俺、まだ優勝決定戦の可能性、あるんでしょう。あの終わった天山に勝って、優勝決定戦……いや、棚橋vs.AJがどうなったらいいの?」

ーー2人とも出られないとか、無効試合とかだと……
内藤「無効試合になったら……俺、1位通過でしょう(ニヤリ)。いいこと聞いたぜ。どうしたら無効試合になるか考えつつ、終わった天山、さっさと(笑)」

ーー試合後にも真壁選手とは激しくやり合っていましたが?
飯伏「真壁さんとはシングルマッチ初めてで。更に公式戦としては最後の試合になります。どうなるか分からないですけど、今シリーズ学んだこと全部ぶつけて勝ちたいと思います」

ーーG1前から真壁選手は飯伏選手の試合後のバック宙にご立腹だったことがありましたが……
飯伏「……そうですね。正直、僕は大好きな先輩で。真壁さんはどう思ってるかわからないですけど、ぼくはものすごいリスペクトしてるし、大好きな先輩なので。全力で逆に行けますね。楽しみですよ」

ーー今日は天山選手にモンゴリアンチョップを決めていましたが、あれは試合前から狙っていたのですか?
飯伏「いや! あれは前回(の対戦で)学んだもので。別に狙ったわけではないです」

第4試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第4試合AJが棚橋を指名し、両者の先発で試合開始。バックの取り合いからお互いにヘッドロックでグラウンドに持ち込むが、ヘッドシザースで切り返す。すると棚橋は股の間にAJの頭を挟んで両腕を広げるスタイルズクラッシュ予告のポーズ。
当然AJはすぐに振り払ってギャローズにタッチ。柴田はいきなりギャローズの足に絡みつくと足4の字固め。反転したギャローズだが、元の体勢に戻した柴田。しかしギャローズは何とかロープに転がって脱出。

柴田はストンピングでギャローズをコーナーに追い詰めると顔面ウォッシュ。しかしギャローズは地獄突きで迎撃したコーディにタッチ。エルボースマッシュを連発した柴田はキャプテンにタッチ。コーディが自軍のコーナーにキャプテンを押し込むと、AJが飛び出してきて控えの棚橋にタックル。
その間にコーディがキャプテンにコーナースプラッシュ。ギャローズも柴田を場外に突き落とす。AJはキャプテンをスリーパーで追い込むと、ギャローズがボディブローから地獄突き。コーディがチョークスラムを狙ったところをヒラボトムで叩き付けたキャプテンは柴田にタッチ。

フロントキックでAJとギャローズを場外に叩き落とした柴田は、コーディにエルボーを連打してコーナーに釘付けにしてから串刺し低空ドロップキック。さらにハーフハッチで投げてからスリーパーに捉える。しかしPKを狙ったところで場外のギャローズが足をすくって倒す。BULLET CLUBはトレイン攻撃を狙うが、柴田は蹴りで迎撃するとキャプテンにタッチ。
地獄突きを連打するキャプテンにギャローズがトラースキック。柴田が飛び込んできてコーディを吹っ飛ばすと、棚橋がギャローズにスリングブレイド。しかしAJがオーバーヘッドキックを棚橋に叩き込むと、スタイルズクラッシュの体勢に。

これをキャプテンが地獄突きでカット。するとキャプテンはAJに対して「待ちたまえ!」と手を出し、続いてギャローズにも「待ちたまえ!」。だが、背後からAJが延髄斬りを叩き込むと、ギャローズがハングマンスヌース(=ネックハンギングボム)で叩き付けて3カウント。
試合後、AJと棚橋、ギャローズと柴田が睨み合い。G1公式戦の最終戦に向けて激しく火花を散らした。

<試合後コメント>
棚橋弘至
棚橋「ダメだ……。もっと回転数上げていかないと。スゲー、はえーし。今の俺のままじゃ2月の大阪の二の舞になる。ただあの時の悔しさは忘れていないから。……そして、Aブロック代表もかかってる。今の俺じゃダメだ……」

第5試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第5試合5勝2敗で10点のアンダーソンと2勝5敗で4点の裕二郎のBULLET CLUB対決。セクシーな黒ビキニの上から全員網タイツ姿のダンサーMAOを帯同して入場した裕二郎。BULLET CLUBの面々も思わずMAOのセクシーダンスに釘付けとなると、アンダーソンが思わずMAOに抱きつく。これに裕二郎が怒った試合開始。
激しいエルボー合戦から裕二郎が痛めている首にエルボーを叩き込んだアンダーソンだが、ゆっじろうは手の指に噛みついていく。これでお相子だとToo Sweetポーズをする裕二郎だが、アンダーソンはその手に噛みついていく。

お互いにアームドラッグで投げていくと、今度こそ和解のToo Sweetポーズかと思いきや、アンダーソンは目潰し。さらにエプロンに出たアンダーソンは場外にブレーンバスターで投げようとするが、裕二郎はどうにかエプロンに着地。しかしアンダーソンはジャンピング・フロントキックで裕二郎を場外に蹴落とす。
ここからアンダーソンが場外ダイブを狙うアンダーソンだが、AJがエプロンに出て「ストップ!」と止める。怒ったアンダーソンと口論となり、AJが突き飛ばしたところを丸め込んだ裕二郎だが、カウントは2。なおもアンダーソンとAJが口論するが、ギャローズが仲裁に入ると、アンダーソンはAJに足して「ドントウォーリー(気にするな)」。

アンダーソンは裕二郎をスリーパーに捉えるが、バックドロップで切り返した裕二郎は目潰しからラリアット。フィッシャーマンバスターから串刺しラリアットを狙った裕二郎だが、かわしたアンダーソンはジャンピング・フロントキック。さらに爆弾を抱える変形牛殺しを決めたアンダーソンはコーナーからダイブして飛び付き式ガン・スタン。
辛くもカウント2で返した裕二郎は、ガン・スタン狙いのアンダーソンを突き飛ばすとジャーマンで投げる。エルボー合戦からロープに飛んだアンダーソンを追走してフロントキックを叩き込んだ裕二郎はハーフダウンのアンダーソンにスライディングキック。

しかし首のダメージが大きい裕二郎。何とかガン・スタンを踏ん張ると、レフェリーに向かってアンダーソンを突き飛ばし、さらに背後から急所攻撃をお見舞いした裕二郎は首固め。だが、アンダーソンがカウント2で返すと、裕二郎はマイアミ・シャイン(=肩口に抱え上げた相手を捻りを加えながら落とす変型デスバレーボム)を狙うが、アンダーソンはここをドンピシャのタイミングでガン・スタンに切り返して3カウント。
この結果、アンダーソンが6勝2敗の12点となり、決勝進出圏内。試合後、裕二郎が握手を求めるとアンダーソンはハグで応じて和解。その横でAJがちゃっかりMAOをハグしていたいると、アンダーソンがそれを見付けてMAOを引き寄せて引き上げていった。

<試合後コメント>
BULLET CLUB
裕二郎「マシンガン!」
アンダーソン「マイ・ブラザー! アイム・ソーリー。(自分の手を噛んでみせて)アイム・ソーリー。バレットクラブシスターにも。マイ・シスター(笑)? セクシーシスター! まぁ妹みたいなもんだ。ソーリー! ちょっとクレイジーになってしまったよ(笑)。(MAOを)マリアのように愛してる!」
ギャローズ「ヘイ! マリアはダメだ! MAOもダメだ!」
アンダーソン「わかったわかった(苦笑)。さぁここからが重要なことだ。もう一試合両国では公式戦が残っている。コジマ! お前はラリアットを食らわせたいだろうが、その前にガンスタンをお見舞いしてやる。そしてG1、ニセンジュウゴネンのチャンピオンになる! アリガトウ! MAOちゃん、サンキュー!」

第6試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第6試合5勝2敗で10点の後藤と4勝3敗で8点のエルガンの一戦。ロックアップからパワーで後藤を突き飛ばしたエルガンに対し、ショルダータックルでぶつかっていった後藤だが、逆にショルダーブロックで吹っ飛ばされてしまう。
ならばと力比べを要求した後藤だが、エルガンは身軽な動きでリストロックを切り返してヘッドロックに捉えると、ショルダータックルでなぎ倒す。バックに回った後藤にエルボーを叩き込んだエルガンだが、後藤もショルダータックルでなぎ倒す。首筋にエルボーを落としていった後藤はトップロープを下げてエルガンをエプロンに出すとショルダー。

しかし、かわしたエルガンはニールフトでカチあげると奈落式ジャーマンを狙う。必死にロープを掴んで堪えた後藤はエルボー合戦から逆に奈落式の技を狙おうとしたが、エルガンは後藤を肩口まで担ぎ上げると奈落式デスバレーボムで叩き付ける。
場外カウント17でどうにか戻った後藤だが、エルガンは右フックを叩き込むと滞空時間の長いブレーンバスター。カウント2で返した後藤だが、エルガンは串刺しラリアットを狙う。蹴りで迎撃してからかわした後藤はロープへ。するとエルガンはカウンターのドロップキック。

「エルガン」コールが起こる中、エルガンはエルボーを連打してからラリアットを狙う。ラリアットで迎撃した後藤だが、エルガンは倒れない。もう一度串刺し攻撃を狙ったエルガンだが、かわした後藤が串刺しラリアット。ロープに飛んだエルガンを時間差で追走した後藤はラリアットを狙うが、かわしたエルガンが時間差追走式ラリアット。
だが、後藤もラリアットを返すと、串刺し式村正(=ニールキック)からバックドロップ。パワーボムの体勢に後藤をリバースで切り返したエルガン。後藤は回転エビ固めを狙うが、エルガンは強引にパワーボムの体勢でぶっこ抜く。しかし後藤も串刺し攻撃。エルガンは後藤の両足をロープに乗せると、ジャーマンで投げてからそのままロコモーション式ジャーマン。

カウント2で返した後藤はラリアットを狙うエルガンの腕にラリアットを叩き込むと、ノーモーションヘッドバット。だが、エルガンも後藤の首をクラッチニーリフトを連打。さらに時間差追走ラリアットを狙った後藤を逆にラリアットで吹っ飛ばしたエルガンは、エプロンに出た後藤をコーナー二段目からぶっこ抜いてのファルコンアロー。
カウント2で返した後藤をターンバックルパワーボムで叩き付けたエルガンだが、儀藤もジャックナイフ式エビ固め。カウント2で返したエルガンはラリアットを狙うが、後藤も相打ちに持ち込むと、意表を突いたカニ挟みでエルガンを倒しからあれよあれよと後藤式(=足極めエビ固め)で丸め込んで3カウント!

試合後、大「エルガン」コールが起こると、敗れたエルガンは潔く勝った後藤の腕を掲げてみせる。これで一気に観客のハートを掴んだエルガン。これには勝った後藤も引き上げていくエルガンの背中に拍手を送った。

<試合後コメント>
マイケル・エルガン
エルガン「このG1での目標を変えなければならないようだ。もちろん優勝を目指していたが、どうやらそれは難しくなったようだ。いい試合はできていると思うが。今日のゴトウ戦では負けた、最後にカウント3を許してしまったのは自分の方だ。しかし最後の最後の瞬間だけの話だ。ゴトウはわたしを恐れていることだろう。次に闘うことがあれば、もちろん勝つのはわたしの方だ」

第7試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第7試合2勝5敗で4点の小島と5勝2敗で10点の中邑の一戦。ロックアップからロープに押し込んだ小島だが、体勢を入れ替えた中邑は両手ブラリブレイク。しかし小島も逆水平チョップを返すとマシンガンチョップから「よーし」。中邑は対角線にホイップされるところをニーリフトで切り返すとカカト落とし。
さらに小島の上半身をエプロンから外に出すとニーリフトでカチあげてから、エプロンからのニードロップを投下。リングに戻った中邑はニードロップ、ニーリフトから小島をコーナー下に座らせて踏みつけバイブレーション。

だが、距離を取ったところを小島が追走して串刺しラリアット。さらに串刺しジャンピングエルボーから行っちゃうぞエルボーを投下。ブレーンバスターを狙う小島の足を踏んづけた中邑はエルボーを打っていく小島に対し、スーパーマンエルボー。だが、小島もコジコジカッターを返す。
中邑はロープに飛ばされそうになったところでニーリフトからジャンピングスピンキック。さらに延髄斬りから小島をコーナーの上に寝かせると串刺しニーで突き上げる。うつ伏せの小島にニースタンプを叩き込んだ中邑はフロントブレーンバスターで叩き付けてからフロントネックロック。

そこからリバースパワースラムで投げた中邑はボマイェを狙う。クロスガードでブロックした小島は、続く串刺し式ボマイェをかわして自爆させたが、中邑はコーナー二段目からジャンピング・ボマイェを発射すると、続けてスライディング・ボマイェ。だが、小島も走り込んできた中邑の腕にラリアットを叩き込むと、ショートレンジラリアットで吹っ飛ばす。
右腕のサポーターを外した小島はラリアットを狙うが、中邑は崩れ落ちる。これではラリアットを出せない小島は「立てよ!」と叫ぶと垂直落下式ブレーンバスター。そこからラリアットを狙って走り込むが、中邑は飛び付き腕十字で切り返す。小島はそのまま立ち上がるが、クラッチを切った中邑。それでも顔を踏みつけて脱出した小島は走り込んできた中邑をラリアットで迎撃。

カウント2で返した中邑をロープにホイップした小島だが、中邑はジャンプすると、スタンディング状態でボマイェをカウンターで叩き込んで3カウント。6勝2敗の12点でアンダーソン、後藤と並んだ中邑は渾身の「イヤァオ!」をシャウトした。一方、ベテランの意地は十分見せながらもあと一歩及ばなかった小島も「コジマ」コールが飛んだ。

<試合後コメント>
中邑真輔
中邑「ハァー! ……これも紙一重。小島選手、想像以上。200点やるよ、200点。勝ち点2はもらうけどな」

第8試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第8試合2勝5敗で4点の永田が6勝1敗の12点でBブロック単独首位のオカダと対戦。気合い十分の表情で登場した永田は「ナガタ」コールを送る場内をぐるっと見渡してからリングイン。一方、IWGPヘビー級のベルトを腰に巻き、外道を帯同したオカダはいつも通りクールな表情で登場。
試合開始のゴングが鳴ると手招きして挑発する永田。バックの取り合いからフロントスープレックスで投げた永田はヘッドロック。ロープに飛ばしたオカダはドロップキックを狙うが、自爆させた永田はローキック。かわしたオカダはショートレンジラリアットを狙うが、永田はリンボーダンス特訓で身に付けた上体反らしでかわしてみせるとニヤリ。

払い腰で投げた永田は腕十字の体勢に。しかし防御したオカダは挑発するように永田の顔を蹴って行く。「来い来い」と挑発したナガ亜はオカダのエルボーを受け止めた上で強烈なエルボーを返す。そこからニーリフトからのミドルキックで蹴り倒した永田はナガタロックII。ロープに逃れたオカダは場外にエスケープ。
追いかけていった永田はエルボーを叩き込むが、オカダもエルボースマッシュから鉄柵に投げつける。鉄柵の外に出た永田の首を抱え込み、引っ張り込んだオカダはDDT。場外カウント19で戻った永田にセントーンを落としたオカダはシットダウン式コブラツイスト。さらにスリングショット式アトミコを投下し、永田が痛めている脇腹を集中攻撃。

お互いに「来いよ」と挑発しながらエルボー合戦にいくと思わせておいて、オカダは永田の脇腹を蹴り飛ばす。これにはさすがにブーイング。すると永田はカウンターのキチンシンクをお見舞い。剃刀エルボーを叩き込んでいった永田は串刺しフロントキックからエクスプロイダーを狙うが、オカダがエルボーで防御。
すると永田はマジックスクリュー(=首へのドラスク)にスイッチ。さらにミドルキックからフェイントを挟んでの張り手をお見舞いした永田はブレーンバスターを狙ったが、これはオカダがスイング式ネックブリーカーで切り返す。串刺しジャンピングエルボーからDDTで叩き付けたオカダは、立ち上がろうとする永田にジャンピングバックエルボーで飛び込む。

もの凄い飛距離でダイビング・エルボードロップを投下したオカダはレインメーカーポーズ。だが、永田はオカダのレインメーカーを正面からキャッチしてフロントスープレックスで投げると、再びエルボー合戦に。そこからエルボースマッシュでカチあげたオカダはツームストン・パイルドライバーを狙うが、永田はワキ固めで切り返そうとする。
ならばとクイックのレインメーカーを狙ったオカダだが、永田は腕固めで切り返す。白目の上にオカダをリング中央まで引き戻した永田だったが、オカダの足がロープに届く。すかさずオカダの右腕を蹴っていった永田。15分が経過し、ショルダーアームブリーカーを狙う永田に対し、レインメーカーで切り返そうとしたオカダ。しかし腕へのフロントキックで迎撃した永田は大☆中西ジャーマンで投げてからバックドロップ。

カウント2で返したオカダ。地鳴りがする後楽園ホール。永田はもう一度バックドロップの体勢。踏ん張ったオカダは永田の蹴り脚をキャッチして逆に蹴り上げるとツームストンパイルドライバーの体勢。だが、踏ん張った永田はサイドスープレックスで切り返す。オカダは立ち上がってフロントキック。だが、永田は延髄斬りを返すとロープに飛ぶが、カウンターのドロップキックで迎撃したオカダは今度こそツームストン・パイルドライバー。そして痛み右腕で渾身のレインメーカー(=相手の腕を掴んで引き込むように決めるアックスボンバー)を叩き込んで3カウント!
これで7勝1敗の14点で単独首位になったオカダは、勝ち名乗りを受けながら永田を見下ろす。しかし永田が攻め続けて右腕の痛みで顔を歪めたオカダ。それでもコーナーの上でレインメーカーポーズをするオカダを尻目に永田が引き上げていくと、超満員の観客からは大「ナガタ」コールが飛んだ。

<試合後コメント>
オカダ・カズチカ
オカダ「右腕をこんなに攻められるとは。永田さんが凄いんじゃない。俺が情けねぇ。ただもう残り、公式戦1試合。まだ……(Bブロックの1位通過は)決まってないですかね?」
外道「……中邑、後藤が勝ったからなぁ。まぁまぁ決まったようなもんだろう」
オカダ「次は中邑さん。まぁイーブンじゃないですか? 僕の右腕、中邑さんの左腕(お互いにダメージがあって)。これでもうお互い何も……」
外道「まぁ確かにな。リーグ戦最大の難関ではある」
オカダ「そこをしっかりいただいて、そのまま。あと(決勝を入れて)2勝ですからね」

第9試合

2015-8-12新日本プロレス後楽園_第9試合メインはオカダや後藤、中邑らの首位争いではなく、4勝3敗で8点の石井vs.0勝7敗で0点の本間の一戦。本間のショルダータックルを受け止めた石井は、ショルダータックルでなぎ倒す。しかし本間はエルボーで向かって行くと、「こいよ!」と挑発した石井をショルダータックルでなぎ倒し、ボディスラムからの小こけし。
あっさりかわした石井は本間のチョップを受け止めると、逆水平チョップ一発でダウンさせる。サミングを見舞った石井は本間のエルボーを何発も受け止めた上で、エルボー一発でダウンさせる。

「来いよ」と挑発した石井ブレーンバスターを狙うが、踏ん張った本間は低く腰を落とすと、そこから1回持ち上げてからなおも抵抗する石井をブレーンバスターで投げ飛ばす。さらにボディスラムから逆水平チョップ。串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーから小こけしを投下した本間は前方回転ネックブリーカー。
しかし「来いや!」本間のチョップを受け止めると、またもチョップ一発でダウンさせてから串刺しラリアット。さらにブレーンバスターで投げるが、本間もすぐに立ち上がって突進。だが、石井はバックドロップで投げるとロープへ。

追走してエルボーを叩き込んだ本間はロープ。石井も追走してエルボーを叩き込むが、本間はラリアット。すかさず石井もラリアットを返すと、ラリアットの相打ちからダブルダウン。立ち上がった両者は逆水平チョップ合戦。もはや勝敗とりも意地の張り合いなだけに、お互いに一歩も引かない、倒れない。
だが、石井が喉元にチョップを叩き込み、本間は悶絶。「ホンマ」コールが起こる中、なおも喉元にチョップを叩き込んだ石井は本間をコーナーの上に座らせると、雪崩式ブレーンバスターでブン投げる。10分が経過し、スライディング・ラリアットを狙った石井だが、かわした本間は小こけし。かわした石井だが、本間は石井をDDTでマットに突き刺す。

本間のラリアットに対し、相打ちに持ち込んだ石井だが、3発目のラリアットで吹っ飛ばした本間はバックを取って石井を突き飛ばすと背後からこけしロケット。さらにこけし落とし(=ドリラー)で叩き付けるがカウントは2。ならばとこけし(=頭を斜めにして前のめりに落下するダイビング・ヘッドバット)を投下したが、ギリギリでかわした石井。
本間の串刺し攻撃を蹴りで迎撃し、こけしロケットをかわしてコーナーに激突させる。なおも本間はこけしロケットを発射するが、石井はラリアットで撃ち落とすと、渾身のラリアット。これをカウント1で返した本間だが、石井はスライディング・ラリアット。これもカウント2で返した本間は、ブレーンバスターを狙った石井を逆に垂直落下式ブレーンバスターで落としていく。

首を痛めた様子の石井にラリアットを叩き込んだ本間だが、二発目を腕へのラリアットで迎撃した石井はラリアット。しかし倒れない本間も左右の張り手を返すと、アッパー気味のこけしロケット。さらに石井がロープに振ったところにカウンターのこけしロケットで突き飛ばすと、ハーフダウンの石井に低空こけしロケットを叩き込む。
だが、カウント2で返した石井は延髄斬り。本間も串刺し攻撃を迎撃すると、コーナー二段目からダイビング・こけしロケット。さらに小こけしからボディスラムで叩き付けた本間は万感の思いを込めてこけしを投下。これがズバリと決まり3カウント!

2015-8-12新日本プロレス後楽園_待望のG1初勝利をあげた本間思わずセコンドについていたヤングライオンたちもガッツポーズ! 場内大盛り上がりの大「ホンマ」コール。こけしが決まると幸せになるという言葉通り、ハッピー空間の中、マイクを持った本間は「勝ちましたー! 俺の力だけじゃなくて、みんなの力で勝つことが出来ましたー! 俺は今日の勝ち星、1勝だけで終わすつもりはサラサラねえ! 次は両国だ。裕二郎をぶっ潰して、今年胸を張って2勝で終わりたいと思います。2勝じゃ大したことねぇかもしれないけど、俺にとっては最高の2勝狙いです! これからはもっともっと、勝ちに勝ちまくって、来年のG1クライマックス必ず獲りたいと思います! なんて新日本プロレスのリングっていうのは素晴らしいのかなって思いました。やっぱり俺は、やっぱり俺はプロレスが大好きです! もちろん、みんなのことも大好きです! こけしが決まればみんなが幸せになれるので……」とお馴染みのガラガラ声で言った本間は、最後に観客と共に「いくぞー! こけしで幸せになろうぜー!」と叫んで締めくくった。

<試合後コメント>
本間朋晃
ーーG1クライマックスでの初勝利、おめでとうございます!
本間「最高にうれしいです。でもリング上でも言った通り、俺はこの1試合で満足するつもりも立ち止まるつもりもさらさらありません! なんでかって言ったら、G1クライマックスは強い者が出る舞台で、弱い者が出る大会ではない。だから! だから! 俺は今日から着実に一歩ずつ積み上げていって、来年のG1クライマックス、出場してみせます! いや! 今の俺は今日の力では勝てなかったから。今日の力は、お客さんの力があったから勝てましたけど、こういう(プラスアルファの要素)のをなくしてからこそ本物だと思うんで。まだまだ、俺の力不足だと思いました。でもやっぱり、思ったのは新日本プロレスのリングは最高で、俺はプロレスが大好きなんだってことをやりながら、しみじみと思っちゃいました。今日までの道のりで一回、もう二度と復帰は無理と言われた新日本プロレス。そこにみんなの力で上げてもらってここまで来ました。自分ひとりの力でここまで来たなんて、まったく思っていません!それはお客さんも含め、選手・フロントみんな温かく迎えてくれた結果だと思います。今の俺があるのは、みなさんのおかげです。俺の力なんてこれっぽちのものですよ。これっぽっちの力を次はどんどんレベルアップしていきたいなと思います。とりあえず今日はお客さんの力で、後押しを受けて勝つことができました。ありがとうございました!」

ーー今日はオカダ選手と永田選手の初対決を差し置いてメインイベントで……
本間「いやぁ……ぶっちゃけすごくやりづらかったですよね(苦笑)。なんで、なんで俺と石井がメインになるの?って。でも俺が石井を潰したいっていう気持ちはどの選手よりも強いと思うんで、負ける気はしなかったんですけど。正直『なんでだ?』と思いましたね。でも負ける気はしなかったです。勝負にも負ける気はしなかったです。でもオカダ対永田戦素晴らしかったんで、それを上回るっていう気持ちで戦いました」

ーー今日はいつもおっしゃっている通り「こけしでハッピー」と、後楽園のお客さんを幸せにしたんじゃないかと思いましたが?
本間「いやぁ。今日は本当に生涯忘れることのない、最高の一日です。今日は飲めない酒でも飲んで、明日はオフなんでゆっくりしみじみと今日の思い出にひたりたいと思います。今日はもう最高です。今日こそが『こけしでハッピー』、ありがとうございました!」

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