クレイジー美女たちの決戦は金網マッチへ!アーティスト王座を奪取したジュリア&テクラ&桜井まいへ、岩谷麻優&コグマ&葉月が挑戦決定!
27日、東京都・大田区総合体育館にて、スターダム『STARDOM Flashing champions 2023』が開催され、【バリバリボンバーズ】ジュリア&テクラ&桜井まいがアーティスト・オブ・スターダム王座戴冠を果たした。
4月23日の横浜アリーナ大会にて、【REstart】KAIRI&安納サオリ&なつぽいがアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)を戴冠。かつてアクトレスガールズBeginningとスターダムの共同企画として美邑弘海も加えた4人で【stArt】を結成していたKAIRIらはスターダムで新たなスタートを切った。
今回REstartの初防衛戦の相手として立ちはだかったのは、【バリバリボンバーズ】ジュリア&テクラ&桜井まい。
ジュリアは、かつて王座をかけて争ったこともある安納に対しては「スターダムに来てなにするかと思ったら中野たむを支える?貴女は女子プロレス一の便利屋ですか?」と挑発。KAIRIに対しては「日本に帰ってきてスターダムに上がってる彼女は、“ゴールしちゃいました”感が出すぎなんだよ。やり切っちゃったのかな?私とやる前にそんなやり切った感じ出されたら、おもしろくもなんともないんだよね。そんなKAIRIはつまんない」と激しく批判し、両組のバチバチは加速。
そんな中、2019年7月に行われた安納サオリvsジュリアのAWGシングル王座戦を見て憧れてプロレスを始めたという桜井はこのカードにひとしおの想いを持って臨んでいた。
試合は安納と桜井の対面で始まり、桜井のド根性貴婦人ぶりにDDMも呼応して連携ドロップキック。しかし、桜井がKAIRI&なつぽいが加わったREstartの連携攻撃を被弾したことで一転窮地に。
中盤からはなつぽいとテクラが感情剥き出しでバチバチの打ち合いを展開し、ジュリアとKAIRIの対面では互いに相手のビンタを受け合う打撃戦で真っ向勝負。ジュリアが顔面に右ストレートを叩き込むとKAIRIは場外へと転がり出るが、ジュリアは即座にリングに引っ張り込みながら「逃げんじゃねーよ!そんなもんか!」とグロリアス・ドライバーの体勢へ。KAIRIはこれを振り払ってカットラスをヒットさせる。
安納とジュリアの対面となると、安納がミサイルキック、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス、ジャーマン・スープレックス・ホールドと連撃。DDMの連携で安納を3vs1で袋叩きにし、ジュリア&テクラの合体グロリアス・ドライバー。さらにジュリアが安納にノーザンライト・ボムを狙うが、なつぽいがトラースキックでカットし、安納のジャーマン・スープレックス・ホールド+KAIRIのダイビング・フォアアームの合体攻撃。
全員がコーナーから飛び技を見舞う入り乱れた攻防から安納がジュリアにウラカン・ラナからジャーマン・スープレックス、さらにポテリングと連撃。ジュリアが右ストレートからゼロ距離ニーを叩き込みノーザンライト・ボムを狙うが、ここでなつぽいがカットのために放ったトラースキックが安納に誤爆。そのままジュリアが雁之助クラッチで安納から3カウントを奪った。
試合後、【STARS】岩谷麻優&コグマ&葉月がリングへ上がり、コグマが金網マッチでのアーティスト王座挑戦を表明。
岩谷は「金網やだよまた!?見たくないでしょもう1回なんか!」と大慌てするが、ジュリアは「コグマと、人、金網で網焼きにして食ってやるからな。挑戦、受けてやるよ」と不敵に笑いながら挑戦を受諾した。
バックステージに戻ったジュリアは、「こんな勝ち方では私も納得はしてないんだけど、勝ちは勝ちなんでね。チケットを手に入れましたよ。KAIRIと、もちろん安納とも、まだまだ試合したいと思ってる。それから、他にもベルトがあるからこそやれる相手、例えば高橋奈七永とかさあ、いっぱいいるんだよね。このアーティストの防衛戦、こっからはウチらユニットのため、そして桜井がさらに成長していく、そのためにウチらがバックアップしなきゃいけない。そのために私とテクラで道を示していかなきゃいけないと思ってる。これからのDDMの防衛ロード、必ず注目してくれよ」とユニットを牽引するリーダーとしての貫禄を見せる。
そして、STARSとの金網マッチについては「金網マッチ?ビビってるやつが1人いるみたいだけど、こっちはなんも怖くねーぞ。まとめて網焼きにしてやる!」と闘志を剥き出しにした。